2021年08月21日

目から鱗のバナナの保存方法

うちの食卓にはバナナは欠かせない。最近、家での私の朝食や夕食は「バナナ1本」であることが多くて、「俺はチンパンジーかよ!?」という食生活を送っている。朝と夜はあまり食べなくて、昼だけしっかり食べる。朝を抜くことは無いが夕食は何も食べないこともある。睡眠の14時間くらい前に食べるバナナ1本が快適な睡眠に導いてくれる、と、モーニングショーでやっていたが、その実感までは無い。

もちろん、うちのが食事を作ってくれないのでなく自分の意志でしていること。ダイエットしよう、とまでは思っていなかったのだが、お陰で5kgも体重が落ちた。以前よりお腹がへっこんでいるのも実感できる。

で、3日に一度くらい行く東急ストアで、一房4本か5本のものを買ってきて、表面に茶色い斑点が出始めた頃が食べ時、と思って消費しているのだが、最後の1本を食べるころには中が柔らかくなっている。

2週間ほど前、うちのがたまたまネットで「バナナのお勧めの保存方法」を見て、教えてくれた。

その方法は・・・、

買ってきたバナナを房の根元でバラバラにして、1本ずつ根元(他のバナナと連結していた部分)だけをラップして、冷蔵庫に保管する、というもの。え?、南方の暖かい地域で栽培されている果物って、常温で保管したほうがいいんじゃないの?、と思ったが、とにかく、教えられたとおりにやってみた。

すると、表面に斑点が出るどころか3日もすれば全体がダークグレーになって、見るからに不味そう。本来なら廃棄処分にするレベル。ラップをしていた部分だけは黄緑色になっているが、「だから、冷蔵庫で保管なんて間違っているんだよ」と思いつつ皮を剥いてみた。皮は黒いが中はキレイなまま・・・。

驚いたのは味と食感。全く柔らかくなっておらず、常温で置いておいて最後のほうで食べるバナナみたいに残念な味でなく、バナナ本来の味と食感がそのまま保たれている。ここから更に4〜5日はもちそう。

目から鱗、であった。マンゴーなんかも、食べる半日前から冷蔵庫に移していたけど、最初から冷蔵庫でもいいのかな、と思った。いや、これは、バナナだけに通用する保存方法かも知れないな。

そんなことで、何かにつけて先入観というものは怖い、と思わされた。

これからは、いつ買ったバナナかをあまり気にせず毎日美味しいバナナが食べられる。幸せ (^^♪

そう言えば・・・、子供の頃は貧乏で、年に1本もバナナが食べられなかったなあ・・・(しみじみ)

posted by poohpapa at 06:27| Comment(6) | グルメ・クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同じ世代には、バナナにはかなりの思い出がありますね。当時は台湾産で、1本50円ぐらいしましたので、遠足、運動会、病気の時ぐらいにしか食べれませんでしたが、その後、南米から輸入されるようになって1本20円以下になったことを覚えています。

1989年にベルリンの壁が開いた時、東ドイツ市民が西側に出た時に、争うように買い求めたのがバナナでした。小生は、東ドイツに4年半住んでいたことがあり、その間、バナナが買えたのが1回だけで、それもまだ緑のバナナで、食えるようになるまで2週間ほど放置しなければなりませんでした。

東ドイツは慢性的な外貨不足だったんで、特に南国からのバナナ、オレンジなどの果物、そして新鮮な野菜も、輸出用に回したので、極端に不足しており、夏でもトマト、きゅうり、いちごなども並んで買わねばなりませんんでした。
Posted by ドイツのガイド at 2021年08月21日 09:26
$1=360円時代の舶来物は、贅沢品ですから。
バナナや卵は、物価のインフレに左右差されずに半世紀以上同じ価格な感じですね。
チョコレートなんかも、電車の初乗り料金が10円の頃50円だったのが、今でも100円程度ですからね。
Posted by ハリケーン at 2021年08月21日 21:57
ドイツのガイドさん、おはようございます

我々の世代だと、バナナには強い思い入れがありますね。子供の頃、ほんと、食べられなかったですから。ショートケーキなんか、もっとでした。バナナは年に1本くらい食べられましたが、ショートケーキなんて3年に一度くらいでしたね。

あと、私が生まれて初めてカツ丼を食べたのは高校一年の時でした。それも、自分の家とか食堂ではなく、お父さんが会社経営していた先輩の家で、お母さんが出前を取ってくれて、世の中にはこんな美味しいものがあるのか、と驚きました。まあ、そういう時代でしたね。

ドイツのガイドさんは「遠足、運動会、病気の時」にバナナを食べられたのですから裕福なご家庭のほうだったと思いますね。いえ、僻んでるワケではありませんよ、ほんと。

ところで、東ドイツに4年半も住んでいらっしゃったのですね。物資や食料の調達は配給ではありませんでしたか?。なんか、社会主義国にはそんなイメージしか湧きません。大変だったでしょうね。

ベルリンの壁が壊されて開いてもそんなでしたか・・・。今、一日一本のバナナを食べる度に昔のことを思い出しています。日本が豊かになったのは先人の努力や苦労のお陰ですね、感謝しています。

Posted by poohpapa at 2021年08月22日 07:18
ハリケーンさん、おはようございます

あ、そっか・・・、バナナなんかが食べられなかったのは、為替が「$1=360円」だったということも遠因になっていたんですね。

よく「卵は物価の優等生」と言われていて、今も昔と値段がほとんど変わらず1パック10個入りで98円だったりしますもんね。貨幣価値の違いが有ってもバナナもさほど変わっていないような・・・。

電車の初乗り・・・、私が上京した当時(51年前)は山手線なんかは30円でしたね。たしかに、チョコレートもあまり価格が変わっていませんね。そういうの、他にも何かあるかなあ・・・。
Posted by poohpapa at 2021年08月22日 07:26
バナナの件、半信半疑でやってみました。
いやいや、本当にこんなことで、傷まなくなりますね。
この部分から傷みが始まっていたということでしょうか?
(空気や腐敗菌が入っている?)
このブログで初めて有益な情報を得た気がします(笑)
Posted by yoshi2 at 2021年08月25日 14:10
yoshi2 さん、再び、おはようございます

お試しになりましたか?、ほんと、皮は黒っぽくなりますが果実はしっかりしていて、常温で保管するより3倍以上は長持ちしそうですね。目から鱗でした。

<<このブログで初めて有益な情報を得た気がします(笑)

そうなんですよ、ふだんは碌な記事を書いていませんが、たまには、って、うるせえんだよ!、たかさんの真似しなくていいんだから。たかさんみたいなのが二人になったらブログを閉鎖するようだよ <`〜´>
Posted by poohpapa at 2021年08月26日 08:40
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