一昨日、伊勢丹で弁当を物色していた時、ある売り場に馴染みのUさんがいて話していたところに杖をついた高齢の婦人がやってきて、「エレベーターはどこでしょう?」と訊く。Uさんが売場から出て懇切丁寧に教えたのだが、伊勢丹のエレベーター乗り場は(階によっては)分かりにくいので、果たしてちゃんと飲み込めたか不安に思えた。それでUさんに、「私がそっと付いて行って、何となれば案内します」と言って後を追うことに。
エレベーターホールにはどうにか辿り着いたものの、そこでグッタリと椅子に座り込んでしまった。私が「何階に行かれますか?」と訊くと、「1階に」とのこと。さらに、「電車とかバスにお乗りですか?」と訊くと、「モノレールに」と言う。モノレールに乗るなら1階でなく2階のほうが便利、伊勢丹の出口が直接、モノレールの乗り場に繋がっているハズ、と思って一緒にエレベーターに乗り込んだら、3階のボタンの横に「モノレール改札口」とある。
3階で降りて、婦人服売り場のスタッフに、「モノレールに乗るにはどの出口から出るといいですか?」と訊くと、親切に出口まで案内してくれた。目の前は切符売り場で、すぐ横は改札口。「Suica カードとかはお持ちですか?」と訊くと、「はい、持っています」とのこと。「どちらまでお帰りですか?」とさらに訊くと、「多摩センターまで帰ります、終点です」と言う。こんな高齢のご婦人が多摩センターくんだりから一人で立川まで来ていることに驚いた。
高齢婦人が改札口を入って、エレベーターでホームに上がるところまで見届けて伊勢丹の地下に戻ったが・・・、足元も覚束ないし、ちゃんと帰れたか心配ではあった。伊勢丹の地下のUさんの店に戻ると、Uさんから丁寧にお礼を言われた。そして、「本来なら私たちがしなければいけないのですが、今日はこの売り場が私一人なので、すみませんでした」とお詫びの言葉も頂いた。べつに気にして頂くほどのことはしていないのだが。と言いつつ・・・、
いけねえ、高齢婦人に手間賃を請求するのを忘れてたわ。仕方ない、伊勢丹に請求しよ (こら 💧
ところで、今日はお昼頃まで雨の予報。いつもなら Jonathan's のモーニングに行くところだけど、今日は諦めた。昨日、いつもモーニングで会う高齢婦人と道でバッタリ。「明日は雨みたいですけど、いつもどおりモーニングに行かれますか?」と訊くと、「はい、私は雨でも行きますよ」とのこと。私より元気がある。まあ、うちと Jonathan's の中間くらいの場所にあるマンションにお住まいだしね。それにしても、立川は「年寄りが元気な街」だ。
この高齢のご婦人と伊勢丹でまた、ばったり。今度もネギも春菊も入った牛肉を
もらいそう。
>>立川は「年寄りが元気な街」だ。
もう70歳になろうかという不動産屋もモノレールの案内をして元気なもんだ。
<<この高齢のご婦人と伊勢丹でまた、ばったり。今度もネギも春菊も入った牛肉を
もらいそう。
そうですね、連絡先とか訊いておけば良かったですね。無事にご自宅まで辿り着いたか心配でしたから。もちろん、霜降り和牛を期待してではありませんよ、私の連絡先は伝えてないのですから・・・、伝えれば良かったかなあ、失敗したかも。帰宅した後で、ご家族に話して、「そんなに親切にして頂いたならすき焼きセットを贈らなければ・・・」って話になったかもしれませんしね (強欲
でもねえ、お一人で立川まで行かせられるレベルの足許ではありませんでしたね。正直、ご家族は何をしているのか、と思いました。歩く速度が物凄くゆっくりで、途中で倒れそうでしたもん。
私も、あと10年もしたら、あの高齢婦人と同じようになるでしょうね。生きていれば誰もが通る道ですね。