2021年12月04日

✕2になっちゃうのかなあ・・・

ここんとこ、うちのとの夫婦関係がギクシャクしている。

原因は、私の浮気がバレた・・・・・んじゃないよ。うちのはそんなことでは驚かないから。

うちら夫婦は何でも本音で話せるし、そのことで尾を引くことは無い。相性は抜群だと思う。

では、何が問題なのか・・・、

うちでお世話させて頂いている野良のみーちゃんの飼育方針が合わないのだ。ここんとこ、この5日間は(一日を除いて)みーちゃんは夜の餌を食べた後で家の中に入ってきて朝まで、つまり「お泊り」している。

私は、「これから冬に向かうし、早く家猫になってもらおう、そのためには、夜、みーちゃんが外に出たがっても出さないほうが良い。我々が寝てしまったら、みーちゃんが帰ってきても入れてやれないのだし、昼間は自由に外に出させるけど、夜は外に出させないで4〜5日閉じ込めれば家の中の快適さ、安全さが解かってもらえるのではないか、餌も水もトイレも用意してあって、危害など加えないのだから」、という考え方。

うちのは、「みーちゃんの自由を認めてあげて、夜でも出て行きたがったら出してあげる、つまり、出たいと思った時に出させてくれるからこそ家に戻ってくる、閉じ込めたら戻ってこなくなる。元々が野良で、もう10年くらい真冬でも台風の時でも生き延びてきたんだから心配は要らない。これからも、みーちゃんが出たがったらいつでも出してあげる」、と言っていて、一昨日の夜、私が風呂に入っている間に外に出していた・・・。その日は朝まで戻ってこなかった。いや、戻ってきたのかも知れないがしっかり施錠して住民(我々)は寝ている。

それで「なんでだよ、クソ寒いのに、なんで外に出しちゃったんだよ」と言う私と衝突した。静かに意見がぶつかるから、それが怖い。こういう場合、取っ組み合いで殴り合ったほうが後に残らない。

窓ガラスなんかに、猫が自由に出入りできる出入口を設けることも可能だが、それだとシャッターは下ろせないし防犯上の不安がある。何より、この先何年使えるか分からないから、そこまでの工事費は掛けたくないのが本音。で・・・、解決策が見つかった。折衷案、とも言うが、

いつも晩ご飯の後で、家の中に入ってきても、縄張りの見回りでもしたいと思っているのか外に出たがるので、出してやって、ウッドデッキのシャッターを完全に下ろさず、下から30cmくらいのところで止めておいて、中の窓は施錠して、うちのが寝る前までの間に戻ってきたら入れてあげる、というもの。もし戻らなければ締め出しを喰らうことになるけど、それは学習してもらうしかない。今のところは上手く行っている。私が寝るのは9時くらいで、うちのは12時近くなので、2時間半くらいの猶予しかないけど。

今朝も、トイレに行きたくて目が覚めて、うちのの布団を見たら、足元に丸まって乗っていた。みーちゃんの夜の指定席である。私が体を起こすと布団から下りてリビングや勝手口のほうに行って「出してよ」となるから、そおっと起きて目を合わせないようにしている。

昨晩は、いつもなら(早い時は)4時半、だいたい5時半までには晩ご飯を食べに来るのに7時過ぎても来ないから物凄く心配していたのだが、シャッターの下を開けておいたら7時15分に戻ってきた。うちのが窓を見て「みーちゃん、帰ってきた」と言うんで入れてあげた。事故にでも遭っていないかなあ、と二人で心配していたので涙が出た。

映画「海街diary」のセリフではないが、「ここはオマエの家なんだよ、好きなだけ、ずっとずっといていいんだからね」とみーちゃんに心の中で声を掛けている。

うちは、餌と水とトイレと、快適な塒(ねぐら;うちのの布団の上)を提供して、(とくに昼間は)自由にさせてあげることが、みーちゃんの幸せなのかも。人間(私)の価値観を押し付けるのは間違いか。

どちらの言い分にも一理あるとは思うけど、うちのの考えが正しいんだろな。世の中で、野良猫の飼育方針を巡って離婚した、なんて夫婦、いるものだろうか。と、ちょっと気になった。

それにしても、危ない危ない 💧、私が引かなかったら「✕2」になるとこだったよ(滝汗

posted by poohpapa at 07:23| Comment(4) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、こんばんは。

この件、私は奥様を支持します。
poohpapaさんも「コロナ禍で高齢なんだから、不要不急の伊勢丹やファミレスに行かないで」と言われたらストレス溜まると思うのです。
猫も同じで、ご飯や寝るところを準備してやるから外にでちゃだめと言われると、今まで野良をやってきたので辛いでしょう。

外に出すと怪我をしたり、病気になったりして長生きはできなくなります。生まれた時から家猫ならば別ですが、一度外の世界を知ってしまったのならば、閉じ込めてしまうのはかわいそうです。野良になったのはその猫の意思ではないけれども、一度知ってしまった自由を奪うのは人間のエゴだと思うのです。どう生きるかは猫に決めてもらいましょう。
Posted by バラキ at 2021年12月04日 19:58
バラキさん、こんばんは

いやあ、バラキさんの仰ってることは、まさしく、今の私の考えと全く同じであります。昨日の私の意見は今日の私の意見と同じとは限りません。今宵は互いの意見の一致を祝して乾杯いたしましょう(おい

と言うのは、私の愛読書「人を動かす」に書かれていた手法で、そう言われたら文句を言えなくなるもの、とありましたが・・・、そんなことはありませんよね。普通は呆れると思いますね。

実は、今さっき、みーちゃんが外に出て行きました。どういうワケか、室内の猫トイレをトイレとは認識していなくて、たぶん、外のトイレ(庭の花壇の一角)に行って、ついでに縄張りの見回りがてら散歩して、帰ってくるのでしょうけど、うちのが、「私が外に出してもおとうちゃんに文句を言われなくなったんでストレスから解放された」と喜んでいます。

以前に、うちが餌のお世話をしていた野良のμちゃんが交通事故に遭って片足を切断して、その後に敗血症で亡くなっているので、そういうのも心配しているのですが、行動を制約されるのと安全ではあるけど自由でないのを天秤に架けたら、自由なほうが幸せでしょうね。

何もそんな寒いのに外に出て行かなくても、というのは人間の考えることで、今までに何度も台風や極寒を経験して耐えてきたのですから、野良は人間が考えるよりずっと逞しいんでしょうね。それら諸々解かっていても心配なんです。

こんなことを言ってはナンですが、もしも保護センターにみーちゃんを含めて10匹の猫がいて、「どの子でも好きな子を一匹連れ帰っていい」と言われたなら、みーちゃんは選ばないと思います。なんせ、たかさんが言うように、「堅気になろうとしてもがいているヤクザの目」のような目つきですので。でも、壮絶な体験をしている話を聞いているので、どうしても肩入れしてしまって過保護になってしまいます。

と、あれこれ言い訳していますが、今は、夜、外に出て行っても気にならなくなりました。うちのが寝る前にウッドデッキに帰ってきてくれれば暖かい部屋で眠れるのですから。

それにしても、うちのの膝の上や布団の上に乗っている姿を見れば、もはや野良ではないですね。うちのが猫の気持ちを理解しているのを猫のほうでも解かっているからでしょうけど。ま、私の布団に乗ってくれる日が来るよう頑張ります。たぶん、その日は来ないでしょうけど。
Posted by poohpapa at 2021年12月04日 21:05
こんばんは。
私の申したいことは、すでにバラキさんがおっしゃってますけど、
ネコにはまだまだ分からない習性があるそうです。

以前「ネコ会議」(ネコ集会とも)の画像を見たこともあります。
(検索すると出てきます。)
なぜ「会議」をやるのか、よく分かっていないようですし、夕方が多いそうですが、
縄張りだけでなくて、猫仲間との顔合わせが楽しみなのかもしれません。

また、体調を崩したネコが、あえて外で地面の上に腹ばいになり、
体を冷やすのが、実は本能としての治療行為だ、
という話を聞いたこともあります。(真偽の程は不明)

まあ、そんなこんなで、外に出ることが、楽しみだったり必要だったり、
そしてそれを止められると、ストレスを感じるのでは、と思うわけです。

それから、話は変わりますが、×2迄は行かなくても、
大体夫婦は男が年長のことが多いし、それでなくても女の方が長生きで、
元気なことが多いですから、男が寝たきりになって、女が介護する、
というパターンになることが多いわけです。

そして、ここからが怖〜い話ですが…………。

その時に、寝たきりとなった夫を見て、
介護のことを考えた時に、妻の脳裏をまずよぎることは、
長年の夫婦生活で蓄積された、積年の夫への恨みだそうです。。。。。。ヒッヒッヒ

ということで、「老いては子と妻に従え」で、
自分のためにもせいぜい奥様に孝行して、ゴマすって、寝たきりに備えて下さい。

特にpoohpapaさんは、奥さんの恨みを買ってしまった出来事が
バレてしまったことが、随分多いのではありませんか??
Posted by yoshi2 at 2021年12月04日 22:55
yoshi2 さん、おはようございます

そうですね、浮気も何度かしていて、ことごとく女房にバレてますから、老後の介護は・・・、って、うっせえんだよ、見てきたかのように言うんじゃねえよ!<`〜´>

うちのは、ずっと前から「おとうちゃんが寝たきりになったら介護はしないからね」と宣言しています。もっとも、私は今この瞬間に一文無しのホームレスになっても生きていける、との自信がありますが。

ところで、みーちゃん、私は「日の出から日の入りまでは外にいて自由に暮らしてくれればいい」と思っていますので、閉じ込めたほうがいい、と思っているのは寒い夜だけです。ま、その考えも変わりましたが。

そういう思いが伝わったのかどうか、ここ数日は、夜に出て行って帰ってくる際には前足をガラス窓につけて「入れてくれーー」と熱烈に訴えます。その姿には笑ってしまいます。

野良が、温かく朝を迎えられる家がある、ということは幸せで稀有なことだと思いますね。多くの野良は外で凍えているのですから。そして、たしかに、猫には人間が計り知れない習性というものがあるんでしょうね。そのことで自身も生き延びて子孫を残せたワケで・・・。

昨日あたりから、うちのが夜に外に出してあげても受け入れられるようになりました。というのも、1時間も経たずに「入れてくれー」ですから。

みーちゃんは賢いんですよ、家の中では(用意はしてありますが)柱や壁で爪とぎをしませんし、トイレも使いません。それらは外で済ませるんです。うちのの膝に乗る時も全体重を掛けるような座り方はしませんし、適当に先に布団のほうに行って、うちのが寝るのを待っています。

とにかく、最期くらいは幸せであって欲しいですね。その思いが迷走しないよう気を付けます。

Posted by poohpapa at 2021年12月05日 08:52
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