昨日は、この歳まで生きてきて、経験したことがない奇跡が起きた。
午後、(当店まで更新の手続きに来られない)昭島市にお住いの高齢の入居者さんのお宅に私が契約書を持って伺った。たいていの入居者さんには当店まで来てもらうのだが、ご高齢で足が弱っていたりする場合は私から伺うこともある。昭島市、と言っても、駅は立川駅から4つめの昭島駅でなく、二つめの東中神駅。そこから徒歩10分ほど。予め電車の時間を見て行けば店から30分ちょっとの距離。家主さんの人柄も良いので苦にはならない。
電車に乗る際にはスマホを機内モードにしているのだが、たまたま青梅線に乗っている時に着信があったみたい。発信者はうちのお客さんで、最近昭島に引っ越した(超が付く)麗人のKさん。電車を降りて折り返したら、今度は先方が電話に出られず、留守電に「夕方改めてお電話します」と用件を録音して、先ずは更新の手続きに。
奇跡が起きたのはその帰りのこと。青梅線の上りの立川行の4両目の前から2番目のドアの列に並んでいて、電車が到着して乗り込んだら、目の前の一番端の座席に、さっき電話をくださったKさんが座っていて、私の顔を見て会釈をする。近寄って、「え??、Kさんですよね?」と言うと頷いて笑顔に。マスクをしていても美人オーラが溢れているので直ぐに分かる。
たまたま隣の席が空いていたので座って、電話の用件を伺ったが、私に相談したいことがあったようで、二駅乗っている間に解決できた。それにしても、私が更新契約に行ったお宅でちょっと私が話し込んでいたり、別のドアの列に並んでいたなら会えなかったワケで、それは私だけでなくKさんにも言えること。時間の縦軸と空間の横軸がピッタリ合わなければ会うことも無かったと思う。1時間ほど前の電話の件が無ければ、ただ知人同士が電車の中でバッタリ会っただけのことで、とくに珍しくも無いし、今までに何度か経験しているんだけど。
ま、後になって「えええ、私も同じ電車に乗ってたんですよ」くらいの話ならたまにあるし、街で誰かと偶然バッタリなんてことならザラにあるけど、それにしても、さっき互いに電話を掛けていた相手と電車内でバッタリ会えたのは奇跡で、私がもう少し(そう、30年くらい💧)若ければ「運命の人」だと勘違いして惚れていたことだろう(おい
退去した1ルームのマンションのクリーニング代の請求が5万5千円だったということで、そんなにするものでしょうか?、というご相談でした。私がどう回答したかはここでは書けませんが、とにかく解決です。