2022年03月26日

どんな資格試験にも合格するためのコツがある

うちの店に飛び込みでいろんな業種の営業がやってくる。男性と女性、7:3 くらいの割合かな。

基本的に、何かの用事をしている時以外、つまり暇な時は門前払いはしない主義なので、座ってもらって缶コーヒーなど出すし、営業成績には貢献できなくても「うちは商談にはならないけど、外回りをしていて落ち込んだりしたならいつでも寄ってもらっていいよ。缶コーヒーくらいしか出ないけど」と伝えている。

世間話の中で、「宅建、受けてみない?」と勧めることもしばしば。以前は、ほとんどが「ああ、考えたこと無かったですね」との返事だったが、最近は「以前に一度受けたことがあります」とか「興味があって、受けようかな、と思ったこともあるのですが、難しそうですよね」との答えが多くなった。

宅建士の資格は、以前は不動産屋を開業するための資格だったけど、今は様々な業種で宅建士の資格者が求められているから、持っていれば就活や転活に有利。なにも、不動産屋に就職しなくてもいい。

それで、「どんな資格試験にも合格するためのコツがあるんだよ。そのツボを心得ていれば効率的な勉強ができるし合格はグッと近づくもの。もし、挑戦してみようかと思ったなら、テキストや問題集の選び方、勉強の進め方は教えるよ。以前は某住宅メーカーで宅建講座の講師をしていたから。GW明けから一日2時間くらい勉強すれば十分間に合うよ。その気になったら、書店に行くのも付き合うよ」と話している。

まあ、今の時期にやってきた営業マンはちょうど良いけど、試験は10月、申し込みは7月(末)締め切りだから、6月以降にやってきた営業マンには「受けるとしても来年。私の知人で1ヶ月の勉強期間で合格した奴がいるけど、そんなのは特殊。受ける気になったら来春また来てください」と伝える。宅建講座に通うことと自宅で自習することのメリット、デメリットも伝えて。まあ、費用の問題が大きいけど。

で、「どんな資格試験にも合格するためのコツがある」、と常々思っていたし言っていたら、私と同じように考えている人の記事があって、解かりやすい。これはいろんな資格試験に挑む人にとって参考になる。

試験に「出る問題」「出ない問題」超単純な見分け方 資格試験の勉強で最も重要なのは過去問だ
東洋経済  鬼頭 政人  2022/03/18

宅建試験も年々難しくなってきて、5点免除の制度を使える対象者もいるが、それでも合格率は15%ほど。試験会場になる大学の教室に受験者が100人は入れるとしたなら、その中の85人は落ちる計算。自分は合格したとするなら、自分の前後左右(それ以上)の受験者が落ちている確率。

だけど、落ちる人の大半は勉強の仕方を誤っていた人じゃないかな、と思う。

私も、高校時代には同級生から「あのバカ」くらいに陰口を叩かれていたけど、今の年齢じゃなくても、もっと若い頃であったとしても、宅建に合格できない同級生は多いんじゃないかな。向き不向きもあるしね。

再度言う、「どんな資格試験にも合格するためのコツがある」、と。

posted by poohpapa at 06:51| Comment(2) | プロとしての見解、アドバイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、おはようございます

「どんな資格試験にも合格するためのコツがある」はそうだと思いますが、受けるなら若い方が良いと思います。私の友人に、一級建築士を受け続けている40歳になる男がいます。建築系の大学院を出ているので、実務経験なしで受けられますが、いまだに一次(学科)試験を突破できていません。合格点に少し足りない状態が続いています。仮に一次を突破しても、次は製図の試験。これは課題が与えられ、制限時間内に図面を完成させる内容。知力体力勝負です。もちろん、予備校で試験対策をしています。

ご存知でしょうが、建築業界はブラックなので、資格が重要となります。現在の彼の就職先は、一級建築士になるという期待で雇ってもらっています(前の会社もそうでした)。私は年齢的に一級建築士になるのは難しいと思っていますが、受け続ける姿勢は変えていません。結婚し、子供が生まれ、将来を考える必要があると思うのですが。

資格は取れるものならとったほうが良いと思いますが、若いうちにチャレンジした方が吉ですね。
Posted by バラキ at 2022年03月26日 10:44
バラキさん、再び、こんにちは

資格試験、受けるなら若い時のほうがいいですよね。私が宅建を取った時は35歳でしたが、それでも、さっきテキストで読んだところが右から左に抜けていって、大変でした。これで落ちたら来年は無いな(諦めるか・・・)と真剣に考えましたもん。

合格発表後に、「合格者のうち最少年齢は〇〇歳、最高齢は〇〇歳」と公開されますが、今は学歴制限が無いので、若いほうは中学生が合格してたりしますね。最高齢は毎年80歳前後ですが、尊敬します。普通は「右から左」どころか一度も記憶されないことでしょう。

こないだ記事にした中卒の元キャバクラ嬢、教室に通わないで一発合格していて、毎年いろんなドラマがありますね。今は傍観者でいられて幸せです。私なんか今なら絶対に合格できませんもん。

バラキさんのご友人、眞子さまと結婚した小室氏と似たような立場なんですね。試験に合格しないと、今の職場にはいられなくなるかも知れませんね。

ところで、この業界に入った頃、ある同業者さんから聞いた話で、管理物件に50歳の独身男性と高齢の母親が暮らしていて、毎年司法試験を受けているけど合格せず、そのうち母親が亡くなったとか。合格した姿を見せられたら親孝行ですが、自分で(何歳まで、と)区切りをつけることも大切ですね。

Posted by poohpapa at 2022年03月26日 17:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]