2022年04月03日

これ、暴力??・・・、など、気になったニュース

アカデミー賞の授賞式で、妻の脱毛症を揶揄した司会者のクリス・ロックを、夫である俳優のウィル・スミスが壇上に上がって平手打ちしたことに、世論では「いかなる理由であっても暴力はダメ」という意見が大勢を占めているが、私はそうは思わない。広義の意味で正当防衛みたいなものではないか。

自分の妻を公衆の面前で侮辱されたなら夫が怒るのは当たり前。冷静に「そんなことは冗談でも言うものではないよ」などと優しく諭すのでなく一発ぶん殴った・・・、それのどこが悪いの??。クリス・ロックのジョーク(?)に奥さんは傷ついたと思う。笑って放っておいたらエスカレートしたかも知れないし。

うちのに、「もしもあなたがこんなふうに侮辱されたとして、私が相手をぶん殴ったら嬉しいでしょ?」と訊いたら、「嬉しいと思う」だと。さらに、「何も反応してくれなければ離婚するかも」だと。

まあ、例えばの話、大勢の前で、うちのが「デブだ」「ブスだ」「チビだ」「性格ブスだ」(他に何か無かったかなあ・・・)などと侮辱されたなら、事実であるかどうかは別にして、私は相手の胸ぐらを掴んで締め上げる。もっとも、私より弱そうだったら、の話だけどね (おい

私は、ウィル・スミスは立派だと思う。後からバッシングされるのも解かっていたと思うし。損得抜きで反射して動ける男は素晴らしいよね。

今、学校では子供が悪さをしても体罰を加えられない。馬鹿な親が「暴力だあ」と騒ぐから。体罰と暴力の区別がつかない親が多すぎる。教師が親や世論に遠慮して委縮してしまえば思い通りの教育は出来ないし子供を増長させるだけ。それでは碌な大人にはならんだろう。昨今の日本は民度が下がっている。

話変わって、昨日、ワイドショーで加藤茶と奥さんの45歳の「歳の差婚」のことを取り上げていて、結婚当初は「財産目当て」などといっぱいネットに書き込まれて辛かったとか。それを言ったら、17歳差のうちら夫婦だって、「私の莫大な財産」目当てだったと言えなくもない。残念ながら、私の莫大な財産は・・・、カネや不動産でなく友人知人だから、相続(私が生きている時のような付き合い)は難しいと思うけど。


そして、これ、

新潟女児殺害、上告断念 検察、死刑可能性なくなる
産経新聞  2022/3/31

求刑が死刑で判決が無期懲役なら、「適法な上告理由が見いだせなかった」というのはおかしい。車で轢いて、強姦して、首を絞めて殺害し、その後で死姦して、遺体を電車に轢かせた・・・、書くのもおぞましいほど。それなら、「どんなことをすれば死刑になるのか」という話。

これほど残忍な犯行を私は知らない。被害者が一人でも死刑になった前例はあったのではないか。ご遺族のお気持ちはいかばかりか。国が極刑にして(言うなれば)敵を取ってくれるから、被害者の遺族は復讐したい気持ちを堪えているだろうに・・・。裁判所なんて信用できないや。

私なら、移動する際の僅かなスキを狙って犯人を刺し殺そうとするかも。

posted by poohpapa at 08:58| Comment(4) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、こんにちは。
ウィル・スミスの件、日本人的感覚ではおっしゃる通りかも。

ナインティナインの岡村隆史が日本アカデミー賞(馴れ合いですが)で、話題賞を取ったことがあります。コメディアンである岡村は壇上で緊張し、司会者から「どんな俳優になりたいですか?」という質問に、ボケたつもりで「高倉健さんのような俳優になりたい」と答えました。あまりにもかけ離れた答えだったので、会場は静まり返ってしまいました。すると、会場にいた健さんが立ち上がり、拍手をしました。これで岡村は救われ、健さんの遺作で出演したり、落ち込んでいた時手紙を受け取ったりし交流が続きました。

私はウィル・スミスの暴力を否定します。相手はギリギリのところを攻めることで人気をとるスタンダップコメディアンです。立ち上がって抗議すればよかったと思います。この騒動でその後の受賞者が霞んでしまったのはウィルのせいです。アカデミー賞の受賞は一生に一度あるかないか。その場を混乱させたのは取り返しがつかない行為です。

ただ、ウィル・スミスのアカデミー賞への功績は大きいのです。今から5年前、俳優賞にノミネートされた人が2年連続で白人のみだったことに抗議し、ウィルはボイコットしました。この影響で、アカデミー協会は白人以外の会員を増やし、結果、多様性が増し、日本人、韓国人が受賞できるようになったのです。で、ついに今年、彼は主演男優賞を取ったのですが、それも今回の騒動で無に近い状態に。受賞は彼だけのものではなく、その映画に関わった俳優やスタッフにも栄誉が反映されます。残念が行動だと私は思います。
Posted by バラキ at 2022年04月03日 14:24
バラキさん、こんにちは

なるほど・・・、いつもながらに理路整然としたご意見ですね、嫌味でなく本当に。

岡村隆史と健さんのその話は知りませんでしたが、健さんらしい、というか素敵なエピソードですね。また更に尊敬してしまいました。それに比べて、たしかに、ウィル・スミスの一件は救いが無いですね。

<<相手はギリギリのところを攻めることで人気をとるスタンダップコメディアンです。立ち上がって抗議すればよかったと思います。

そっか・・・、それもそうですね。アカデミー協会の(司会者の)人選ミスとも言えますが。クリス・ロックは日本で言ったら誰なんだろう・・・、ビートたけしとか、引退したけど島田紳助あたりかなあ・・・。

アカデミー賞は年に一度の祭典、俳優にとっては(獲れたなら)ほぼ一生に一度の栄光で、自分一人のものではない、ということで言ったら浅慮だったかも。それでも、奥さんの立場からすると、本気で怒ってくれたことで嬉しかったと思いますね。

それにしても、この後で主演男優賞ですもんね、よく取り消しにならなかったもので、アメリカは懐が深いや。もうしっかり準備してしまっていて今更変更できない、ということだったかもですが。

これで来年の授賞式が楽しみになりました。来年の今頃まで生きていられれば、の話ですが、ほんと。
Posted by poohpapa at 2022年04月03日 16:56
クリス・ロックとしては、アフリカ系ギャングの仲間内で"nigger"と呼び合うような感覚で言ったジョークのつもりだったんでしょうかね。
ウィル・スミスは見た目通りの融通が利かないというかKYというかそういったタイプだったってことなんでしょう。
クリス・ロックとしては、相手はラッパーなので巧く返してくれると期待したんでしょうね。
個人的には、もともとウィル・スミスは好きなタイプの俳優ではないので、クリス・ロックに同情寄りです。(…話の中身を詳しく知らないのでなんですけど(´・ω・`)

後半の話題に関しては、キ〇ガイにも人権を認めるのであれば、キチ〇イじゃない人と同じ量刑を課さないといけませんよね。
差別反対!
Posted by ハリケーン at 2022年04月04日 10:06
ハリケーンさん、おはようございます

なるほど・・・、クリス・ロックからすれば、上手い突っ込みとか返しを期待していたのにビンタが飛んできた、ということですね。ただ、世界が注目するアカデミー賞の授賞式でのことなので、もう少し考えて、誰もが思わず「クスッ」と笑えるようなジョークをかませば良かったのにね。

<<後半の話題に関しては、キ〇ガイにも人権を認めるのであれば、キチ〇イじゃない人と同じ量刑を課さないといけませんよね。

全く仰るとおりだと思います。精神異常者だから責任を問えない→無罪(不起訴)というのは不公平。健常者と同じように裁かれて、罪への服し方が変わる、でなければならないと思います。

この男が精神異常であることは間違いありませんが、それは、求刑「死刑」から判決「無期懲役」に減刑される理由にはなりませんよね。偏見でなく、もし娑婆に出てきたならまたやりますよ。
Posted by poohpapa at 2022年04月06日 09:18
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