2022年04月08日

重い記事ではあるけど、読んで頂けたらと思う

昨日、何かに気を取られていて、帰宅する際にスマホを店に忘れてきた・・・。それで、気付いた、

スマホの無い生活がこんなにも平穏なものか、と。ここんとこ夜の7時半とか10時過ぎに「お風呂のお湯が出ない」とか「台所の排水が詰まって床が水浸しになっている」という電話が入ったりして、普段は寝ている時間に対応を迫られることもあったし、私自身も寝つく直前までメールや Facebook をチェックしたりしていたから、おそらくは心身に良い影響は無かったかと思う。うん、たまにはスマホを(故意に)忘れてこよう。手元にあれば「電源を切ってしまう」ということはできないから (^^♪


さて、本題、

「あさま山荘事件」唯一の逃亡犯、坂東容疑者が志していたのは幹部自衛官だった
母が語った「革命戦士」の知られざる素顔

全国新聞ネット  2022/04/05

今からもう50年も前の話になるのか・・・。テレビの生中継を固唾を飲んで視ていた記憶がある。たしか、警察官にも犠牲者が出て、大きな鉄球で山荘を壊し始めた様子は映画のようだった。↑ の記事にある「クアラルンプール事件での人質交換による超法規的措置」で釈放するために本人に意思確認をしたら、(私の親族ではないけど)坂口弘だけが拒否して。この坂東容疑者は今も行方不明か・・・、もう生きていないかも。生きていたとしても、もう二度と祖国(日本)の土は踏めないことだろう。私なら発狂するかも。

日清のカップヌードルを現場の警察官が食べていて、それで爆発的に認知度がアップしたんだっけ。ヘタなCМを打つより効果的だったことだろう。千万単位のCМ料が浮くし・・・。

ま、それはともかくとして、連合赤軍とオウム真理教は日本の犯罪史を変えた、と言えるだろう。あとで判ったことだけど、うちの入居者の中にオウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件の容疑が掛けられていた男性がいる。一見して普通の男性で、先に判っていたなら当然に部屋は貸せなかったのだが・・・。麻原彰晃に心酔していたが、その尊師が信者の女性とカーS〇Xしているのを目撃して脱会したようだ。元々は真面目で純粋な人なんだろう。だからこそ何の疑いもなく信じてしまったんだと思う。

話を戻して、歴史に残る犯罪を犯した者の家族は不幸だ。一家離散や自殺者が出ることもある。この坂東容疑者の実家も旅館を畳んでいる。世間からの冷たい視線も長く浴びたであろうし。いや、今もかな。

それにしても、色弱だと防衛大学に入れない・・・、初めて知った。そうなんだ・・・。そういう規定が無かったなら、坂東容疑者の人生は180度変わっていて、逆に、お国の為に役立っていたかも知れない。

人間、人生の節目節目での選択肢を一つ間違っただけでその後の人生は天と地ほどに違ってくるしね。その時その時で良い友人やご縁に恵まれるかどうかが大きいと思う。ただ、そういうのは本人の心掛け次第だと思う。何不自由なく立派な両親に育てられてもグレている奴はいるし。私の同級生にもいる。

エヘン!、私は今まで何かで行き詰まると必ずどこかから助け舟が現れてくれた。今までそのおかげで何度も窮地を乗り切ることができた。たぶん、私も損得抜きで接してきたからだと思う。などと言いつつ、私もどこかで一歩誤れば、今頃は塀の中にいたかも知れないし。人生「一寸先は闇」、だから怖い。

posted by poohpapa at 06:32| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、おはようございます。

和歌山毒物カレー事件の子供、秋葉原通り魔事件の兄弟、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の親は自殺しましたね。

和歌山の件では、長男が死刑囚である母親のサポートをしていて、その活動をSNSに発信しています。事件後の彼とその兄妹は保護施設に預けられ、壮絶な生活を強いられたそうです。施設を出た後はバラバラになり、出生を隠すため、お互いの住所や連絡先を知らない状態。昨年、長女がその子供を道連れに自殺しました。その原因は不明ですが、母親が犯した事件の影響は無ではないと思います。長男はその事実を週刊誌から知らされたそうです。

大学時代、聡明で美人な知人がいました。その人はいつの間にか学校に来なくなりました。後から知ったことですが、統一教会に入信したそうです。それがその人の幸せだったら良いのですが、第三者から見るともったいない。人生はどこに分かれ道があるかわかりませんね。
Posted by バラキ at 2022年04月08日 08:58
防衛大学校は色覚異常だと入学できませんが、重度でなければ試験官の判断と聞きました。
今どきカードゲームでも色覚バリアフリー(Color Blind Friendly)なので、やりようによっては対応可能な気がしますけど…信号旗とかでも区別できそうな…(´・ω・`)
Posted by ハリケーン at 2022年04月08日 11:03
バラキさん、おはようございます

<<和歌山毒物カレー事件の子供、秋葉原通り魔事件の兄弟、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の親は自殺しましたね。

はい、よく覚えています。東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人Мの妹は決まっていた婚約を自ら解消し、もう一人の妹は通っていた学校をやめて、父親は、印刷会社の土地建物を売却して被害者への賠償金に充てるべく、目途がついたところで自殺していますよね。

その父親、当社のある家主さんが(同じ地元で)よくご存じで、「立派なご主人だったんですよ」と仰っていました。その後のこと、振る舞いを思えば、その通りだったと思います。

世の中を震撼させるような猟奇事件の容疑者の家族、もしかすると自殺してしまうかも、という注意の目で見守ってあげる必要がありますね。ネットや手紙で(匿名で自分は身分を明かさず)家族を追い込む、なんてこと、絶対にしてはならないと思います。

和歌山の毒カレー事件の容疑者Hの長女が子供と心中したのも悲惨ですね。猟奇殺人をするような奴は、世間を騒がせることしか眼中になく、残された家族のことは考えませんもんね。もちろん、母親はまだ容疑を否認しているので決めつけるワケにはいきませんが。

猟奇事件がらみではありませんが、私が「自殺」で一番ショックだったのは、生活保護が受けられず生活に行き詰まって、京都の嵐山に最後の観光をしに来た母子が無理心中を図って、息子さんが母親を絞殺して自分は死にきれず、裁判で執行猶予が付いたものの、その後に息子さんが入水自殺した件です。行政の怠慢、お役所仕事が殺した、と思っています。

裁判長の「けっして自分を殺めることがないように、一生を掛けて母親の供養を」という言葉も届かず、自殺してしまいましたもんね。息子さんの、「私の手は、母親を殺めるためにあったのか・・・」という言葉が胸に沁みます。

バラキさんの大学時代の学友さん、その後の消息の情報は入ってきませんかね。客観的に見れば、オウムも統一教会も「怪しい」のがミエミエですが、ほんのわずかなキッカケや弱っていた気持ちが判断を誤らせることはよくありますね。

私は親父の遺言(みたいなもの)で、宗教は絶対にやりません。宗教を信じるなら人を信じます。たとえ、それで騙されたとしても、宗教で騙されるより納得がいきますから。
Posted by poohpapa at 2022年04月09日 07:58
ハリケーンさん、おはようございます

<<防衛大学校は色覚異常だと入学できませんが、重度でなければ試験官の判断と聞きました。

ああ、そうなんですね。もし坂東容疑者が防衛大学に入れていたなら、その後の人生は180度変わっていたとしか思えません。根は純粋で生真面目なんじゃないかな、と思ってしまうのです。甘いかな。

防衛大学を出る際に任官拒否する卒業生も多数いますから、もしかすると、その中に入っていたかも知れませんが。ま、防衛大学を出ていながら連合赤軍に入ったなら救いがありませんけど。
Posted by poohpapa at 2022年04月09日 08:06
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