2022年04月15日

時代の流れで、アットホーム(マイソク)との契約内容を見直すことに

現実には、当社はずっと毎速(マイソク)と業配広告の契約を締結していたのだけど、以前は相当なボリュームがあった広告も、今は実質的な広告(B4版のチラシ)は賃貸、売買それぞれで5〜6枚程度。当社のエリアの広告など入っていないことがある。昨日届いた広告も、賃貸は6枚。しかも多摩の物件は皆無、それどころか「立川からそんなに離れた物件で探すお客さんなど来ないよ」と言いたくなる物件のみ。

内訳は、居住用が

練馬区春日町3丁目の1K

板橋区向原2丁目の1K

同じく板橋区向原2丁目の1ルーム

練馬区豊玉北2丁目の2K     の4件

事業用が

埼玉県入間郡三芳町の貸倉庫

台東区西浅草2丁目の貸店舗     の2件

で、合計6件のみ。

立川どころか、多摩地域の物件など無く、一番近くて練馬区豊玉北2丁目の2K。国分寺や国立、日野、東大和、昭島の物件さえ無いのだから、枚数も少ないし、そんな広告を届けられても意味が無い <`ヘ´>

で、ずっと業配をお願いしてきたけど、「もう紙広告の配達は要らないからATBB(ネット検索や登録)だけで契約できないのか」訊いてみた。すると、「できます」との返事。なんだ、もっと早く決断すれば良かった。と言うか、アットホームもマイソクも不親切の極み。「現状で、お客様の地域の業配広告が激減していますので、(月に8回の)業配はやめて ATBB だけの契約をお勧めします」と言うのが親切というもの。

もちろん、それはうちだけに対してでなく、この地域すべての業者に対して、ということになる。それ(配達)で食べている人もいるが、顧客(不動産屋)の利益も考えなければならないだろう。やってることが「客の希望は無視してAD付きの物件しか客に勧めない不動産屋」と同じではないか。

私がランチで利用しているファミレスなんか、「〇〇にサイドメニューの〇〇を付けて、あと〇〇も・・・」と注文しようとすると、スタッフのほうから「それでしたらランチセットにして〇〇を付けたほうが100円お得になりますよ」と、わざわざ教えてくれる。黙っていたほうが得なのに。

配達してくださっている方には何の罪も無いけど、私はアットホームという会社の経営方針を信用していない。5年ほど前、アットホームに電話して「ADを記入する欄があるけど、ADは不法性が高いのは知ってますよね。だったらADだの広告料だのの記入欄は無くすべきではありませんか?」と言ったら、アットホームの役員が2人、わざわざ当社にやってきて、「それは業者さんから要望があるから設けています。ご理解頂きたいのですが」とのこと。は??、言ってることが解からないのですが、責任転嫁かよ!?

多くの不動産屋が「ADがあると助かる、何ならパーセンテージを上げてもらいたいほど」と願っているであろうことは知っているが、宅建業協会の顧問弁護士でさえ「限りなくクロに近いグレー」だと認めている。ま、会社の顧問弁護士から「このまま続けたらヤバイ」でなく「たとえADがクロだと認定されても御社が処罰されることは無いでしょう」くらいに言われている(裏付けを取っている)からやめないんだろうな。

アットホームの社是は「科学、調和、倫理」だが、「そこに倫理はあるのか!?」という話。収益の為なら不法行為にも目を瞑る会社だと判る。ちなみに、マイソクは12年前にアットホームに吸収されている。

話を戻して、この地域の広告が入らなくなった、ということは、この地域のほとんどの不動産業者が紙の業配広告の有効性を認めなくなったからに他ならない。紙での業配広告を出す意味が無くなってきているなら、業配をしてもらう意味も無くなっている、ということ。もう ATBB(ネット)だけの契約にしよう。

posted by poohpapa at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産業界(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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