ギリシャには行ったことがあるが、アトス山には行っていなかった、いや、存在すら知らなかった。
似たような世界遺産であるメテオラの修道院には行ったことがあるけど、アトス山がツアーのコースには入らない(入れていない)のは、アトス山が女人禁制だから、行っても女性観光客は入れないからだろう。
不思議なのは、ふだんから「女性差別だあ」「女性蔑視だあ」とうるさい人たちが沈黙していること。そりゃあ、古い歴史があるのだから、そこまで否定はできないだろうけど。
私は音楽が好きだからクラシック音楽もよく聴くのだが・・・、ふと思い出した。
小学校や中学校の音楽室に有名な作曲家の肖像画がズラ〜っと貼ってあって、わりと最近まで気にしていなかったけど、全部が男性で、女性の作曲家は一人もいない。当時(今から200年ほど前)は女性には作曲をさせなかったのだろうか。そうではないと思う。
最近になってオーケストラの指揮者に女性も進出しているが、大成した人はいない。あらゆる分野に「女性が進出すればいい」、「男と同等の仕事をすればいい」「女を受け入れるべき」という話ではないと思う。まあ、門戸は開いておいて、あとは(成功するかどうかは)本人の資質の問題、ということでいいのかな。
私なんか、役所の「男女共同参画課」なんか要らない、国の男女共同参画予算(9兆円)は全て国防費に回せ、と思っている。男女で同じことをする、同じ権利が得られる、それが男女平等、とは思わないし。男女で体の作りが違っていれば、おのずと役割も違ってくるもの。男女の競技者を一緒に走らせたり泳がせたら金メダルは100%「男が獲る」だろう。ジェンダーフリー信奉者はダブルスタンダードもいいところ。
本題はここまでで、
昨日、ピアニストのラドゥ・ルプー氏の訃報が入ってきた。私はクラシックのレコード(CD以前)を買う際に、いろいろ聴き比べて、「これが一番の名演」と思えるものを買っていて、ルプー氏のレコードも持っていた。グリーグのピアノ協奏曲イ短調をアンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団と組んだ演奏が最高。今から50年ほど前の録音。ルプー氏のご冥福を心からお祈りしたい。
2022年04月21日
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男女のホルモンの違いで脳の働きが違うのかな?と思ってます。
しかし何故、男性に芸術的才能が多くなるのか、判らないですねー。
小生は、「公衆浴場のすっぽんぽんでの男女混浴」だったら大賛成です。
クラシックの作曲家は100%男で、世界的な建築家も女はいませんよね。だから何かにつけて男のほうが優れている、ということではなくて、当然に男では真似できない女の特性というものがあるワケですから、そういう分野で優れた功績を残して頂ければ良いワケで、例えば建築士業界、女が進出しにくい雰囲気が出来上がっているかも知れませんが、機会が平等に与えられているとしたら、結果(男女比)について文句を言うのは筋違いかと思ってしまいます。
子供の頃は、音楽室の肖像画が男ばかりでも、男子からも女子からも異論は出ませんでしたが。もっとも、遡って「男女平等にしろ!」と言ってもどうにもなりませんが。
社会制度の違いとかでなく、仰るように、ホルモンの違いとか、何か理由があるんでしょうね。
なんかねえ、小中学校で、プールなんかの更衣室とか、「男女で分けるな、一緒にしろ!」と押してくる母親がいるみたいですね。父親はそんなこと言いません。一緒にされたら男子のほうが困ります。
<<小生は、「公衆浴場のすっぽんぽんでの男女混浴」だったら大賛成です。
そういう発言は吉野家の常務みたいで不謹慎です。私はそんなこと、これっぽっちも考えたことは・・・、ま、有ったかも知れませんが・・・、たぶん、有ったかな・・・、でも少しだけですよ(滝汗
私はねえ、居酒屋やガソリンスタンドの「レディースデイ」なる割引サービスが凄く不愉快なんです。飲食代なんかはどうせこっちが奢るのですから、わざわざそんな割引サービスしなくても、どのみち男の飲食代に乗っけられているじゃん(ぶつぶつ
ジェンダーフリー信奉者は女にとって都合のいいことには目を瞑って何も言いませんもんね。だったら、「公衆浴場はすっぽんぽんで男女混浴にしろ!」と騒ぐべきです(あれ??