先日、元妻の母親が亡くなったが、その7ヶ月前には父親が亡くなっている。当然に相続問題が起きる。
今となっては私には全く関係ない話だが、元妻がこの記事を読むであろうことを前提に書いておきたいことがある。何度か書いているから、以前の記事とダブる内容が含まれることをご容赦頂けたら、と思う。
私と元妻は自分たちで買った埼玉の3LDKの新築マンションで暮らしていたが、義父から「ここも老朽化してきたから建て替えようと思っている」と言われたのを機に、義父母との同居を提案した。元妻が三姉妹の長女で、下の二組の妹夫婦はハッキリ言って全く気が利かないから、三姉妹の誰かが義父母の老後のお世話をするなら我々が一番適任で自然だろうな、と思ったし、その機会を逃したら同居は不可能。
元妻から提案させると、「2世帯住宅ならいい。そちらの建物の名義は〇枝(元妻)にしてもらいたい」と言われた。つまり、私との共同名義ではダメ、ということ。それでいて、11年後に私が家を出る時に義父は「私は今まで坂口さんのことを自分の息子だと思って接してきたつもりだ」と怒ったりして。なワケない(怒
同居する際、私から女房(元妻;以降女房とも書く)に二つの条件を出した。一つは「相続を受けるな。できれば、両親が亡くなるまでに使い切ってもらって、『ああ、楽しい人生だった』と思いながら逝ってほしい。不動産は妹たちに渡して我々はここを出て行けばいい。これから両親に旅行に行ってもらったり美味しいものを食べに連れて行ったりするから、それを妹夫婦が見たら『財産目当』だと勘繰るだろうから、そうすると俺はやりにくい。だから(今は相続放棄できないけど)最初にそう宣言しておいてくれ」ということ。
もう一つは、「どんなに人柄の良い両親とであっても、一緒に暮らしている人間にしか分からない苦労や辛さというものは必ずあるものだから、それを、あなたやあなたの妹たちがちゃんと解かってくれているな、と思えれば、俺はどんな辛いことがあっても我慢するから」というもの。妹たちは隣の義父母にお中元やお歳暮を届けていたから、まるで分かっていなくて、本音が透けて見える。苦労が足りないんだろうな。
すぐ下の妹は、我々が引っ越してきた際に、下の妹を気遣ってのことだろうけど、「私はかまわないけど、お姉ちゃんとこで全部持ってったら承知しないからね」と女房にクギを刺している。そこは、こう言わなければならないところ。「お姉ちゃんとこで全部背負わなくていいんだよ。何かあったら私たちも協力するから遠慮なく声を掛けてね」、と。その妹、一部上場企業の副社長の息子と結婚していて、カネには困っていない。結婚した時から旦那名義のアパートがあるし。だが、何かと言えば「イエス様」「イエス様」で、プロテスタントのペンテコステ派の信者。私からすれば「イエス様に向き合うより先ず人と向き合え」という話。
で、相続の話。3人姉妹で下の妹たちは自分の家を持っている。相続が発生したなら今の生活のままカネが入ることになる。元妻は揉め事が嫌い、と言うか、長女として「いい恰好」をしたいから3等分しようとするだろう。そうすると、今の家を処分しなければならなくなる。現金や証券も遺しているだろうけどキレイに3等分するには全て現金化する必要がある。それは、「平等ではあるけど公平ではない」、と私は思う。
私は部外者だから、もう言ってもいいだろな。元妻は、介護こそしていないが、およそ35年も隣で暮らして、何かとお世話をしていたことと思う。妹たちは元妻が隣にいてくれたから、自分たちのことだけ考えて生活できていたのではないか。だとするなら、それを受けるかどうかは別にして、「お姉ちゃんが相続すればいいよ。今まで有り難う」くらい言えないものかねえ。あるいは、「お姉ちゃん、家まで売ることないよ。現金や証券の中からお姉ちゃんの相続税を払って、残りがあれば私たちが貰うってことでいいよね」、と。
世の中、こういう話は往々にしてあるみたいで、全く以って本末転倒だと思う。妹たち、気付かないだろうな。最初からそういうことに気が回るくらいなら、私はまだ元妻と夫婦を続けていられたかも、と思う。今、私にとって(ずっと一緒にいたい)最高の女房を得られたからそんなこと(復縁)は全く望んでいないけど。
それと、それまで3LDKのマンションで暮らしていたのが二世帯住宅では1LDKになって、中学生の長男次男と小学生の末娘と5人が暮らしていて、2階の一部屋に長男次男が、1階のLDKに夫婦と末娘が寝るのだから、「夫婦生活」も儘ならない。私が女房に「俺たち夫婦なんだから、誰かに目撃されてもかまわないんだし、(家ではできないから)ラブホでも行こうよ」と言ったんだけど、「いいよお、そんなの」と非協力的で、私は35歳から9年間セックスレス。自己弁護でなく、それで「浮気するな」と言うほうが無理。
それでいて、食事の支度以外の家事一切が私の役割。いくら共稼ぎだと言っても、食後の洗い物、掃除、洗濯、アイロンかけ等々が私に押し付けられて、食後の洗い物は長男に引き継いだけど、爆発寸前。2階に一間増築して家族5人が2階で寝るようになったけど、ある日の早朝、飼っていた犬が1階で亡くなっているのを発見して、「おーい、大変だよ、ラブが亡くなって冷たくなってるよ」と2階に声を掛けたら、女房が「かわいそ」と言う・・・、私を責めるように。私の所為??、それが離婚に至る引鉄になった。
女房の妹たちも義父母も、「私が女を作って出て行った」くらいにしか思っていないだろうけど、ただそれだけなら、今の女房ともとっくに別れているだろう。「自分たち親子には何の責任も無く、悪いのは、女癖が悪いあの男(私)」だと何ら反省することなく、ずっと思っていることだろう・・・。だから相続では揉める。
すぐ下の妹、子だくさんで、資産家の息子と結婚したけど家計が苦しいようで、にも拘わらず、3等分で相続を受けたら教会に寄付するんだろな。旦那が相続した分も寄付しちゃってるかも。統一教会と一緒で。
元妻は、私が家を出る時に「全財産を持って行った」と、私の兄弟(実家)や友人や、ご近所、管理物件の大家さん、同業者さんにまで話していたみたいだけど、私は全部置いてきているから事実無根な話。それでも、それについては私も怒っていない。そうでも言わないと面子が保てないだろうから。そこまで酷い噂を立てられていても、今回の相続では元妻に加勢したい。「住んでる家を売ってまで3等分する必要は無いよ」と言いたい。両親の世話を全くしていない妹たち夫婦には家があって「相続を受けるだけ」だけど、いろいろと他所からは見えないところで両親の世話をしていたであろう元妻(長女)が家を売って出て行かなければならないんじゃ「本末転倒」な話。だけどまあ、私には関係ないから好きにすればいいさ。
年齢的にもアパートを借りるのは困難だから、古くて安いマンションでも購入するか、施設に入ることを検討すればいい。間違っても、「3人の子(の誰か)に自分の老後の世話をさせよう」などと考えないこと。親と子供とは全く別の人格、親が子供の幸せの足枷になってはならない。その為に産んだんじゃないしね。
3姉妹で知恵を絞って妥当な落としどころを探ればいい。その際に、旦那の意見は聞かないほうがいいだろな。聞くな、といっても無理だけど、今までが今までだからマトモな知恵(提案)が出るとは思えないし。
相続・・・、中途半端に遺されるのが一番「揉める素」だと思う。何十億と遺してくれるなら生前に税理士なんかが付いて対策しているだろうけど、中途半端に遺されるなら遺産なんて無いほうがマシ。それなら兄弟姉妹がずっと仲良くしていられるから、そのほうが遥かに幸せではなかろうか。元妻、頑張れ(おい
【 追記 】 我々が両親と同居する際に「相続は受けない」と宣言していて、両親が亡くなったら不動産(住んでいた家)を妹たちに渡せばよい、というのは、両親が不動産以外の資産を使い切ってくれているのと、日ごろ妹たち夫婦が我々の苦労を解かってくれているのが大前提。私が(20年ほど前に)家を出た後も元妻が両親のお世話をしていたのだから、全てを3等分するために元妻が家を売却して出なければならなくなるのは「違う」と思う。有り得ないけど、例え妹たちが「要らない」と申し出たとしても3等分するだろうけどね。妹たち夫婦がこれまで何の気遣いもなく、それでいて当然の権利として3等分したものを受け取る、その為に元妻が「今住んでる家を売却して出て行く」、というのは理不尽で寂しい話だと思う。
客観的に見れば「不動産は元妻が相続して金融資産を3姉妹で3等分するのが最も公平では」、と思う。
2022年09月16日
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失礼ながら、よくある相続問題ですよね。私は妹がいるのですが、彼女(東京在住)が福岡の独居の母親の世話をこまめにしているので、私は相続を放棄しています。相続と言っても、5つの小学校を統廃合しようとしている田舎なので、実家にはほとんど価値がありませんが。
元妻さんがその家に住めるように姉妹で配慮するのがベストでしょうが、poohpapaさんは無理だろうなと思っている。生前に何らかの合意ができていればよかったのですが、それがないということは妹さんたちは三等分しか頭にないのでしょう。せめて、お子さんたちの近くに転居できれば良いのですが。
【業務連絡】
当たっても立川の教祖に寄付しなければならない饅頭、応募しました。
おや、霧の森大福、もう応募を受けてましたか、メールは届いていましたがスルーしてました。一箱は期待してますからね。ま、私とバラキさんが二人とも当たるのがベストですね。
バラキさんちの相続の話、失礼ながら、それが当たり前の判断ですね。ところが、そうならない人のほうが圧倒的に多いものです。兄弟姉妹本人だけでなく、連れ合いが加わるとややこしくなりますね。
実際に、両親が健在なうち(相続が発生していないうち)は相続放棄は出来ないのですが、そう宣言するだけで助かる(気が楽になる)人はいるものですよね。ま、うちが相続を受けないと言っても、妹たちは信用しなかっただろな、とは思いますが。
元妻、子供たちとは折り合いが悪いのです。次男は奥さんの実家の傍に引っ越しているし、娘は母親とは合わないし、そうなると長男だけしか残りませんが、それは長男が可哀想です。元妻は「私の言うことを聞きなさいよ」と自分の考えを押し付けるタイプなので、一緒に暮らしてなくても近所に引っ越して来られるだけでもストレスだと思いますね。
相続で、それまで仲が良かった兄弟姉妹が離散する、てことは多いですね。
税制面の各種制度を正しく利用した場合を除いて、「名義」はお金を出した人にしないと、後で税務署から追徴でがっぽり持っていかれます。
ところで「遺言」はなかったのですか?
ま、所詮は他人事なんで、ほっといていいんじゃないですか?
人間誰でも、「人生最後のバランスシートの辻褄は合っている」、と思っているんで、そうなるのは、ある意味で自業自得ということで。
小生の母親が実家で姉と一緒に暮らしていますが、弟とは、「おふくろが死んだら遺産は姉貴に全部やる」ということで話が付いています。
もっとも、幸いなるかな、争うほどの遺産はありませんがね。
それと、自称、敬虔なクリスチャンほど、胡散臭い人間はいない、とも思っています。
「私はクリスチャンで、神様の言うとおりに行動しているから、何でも正しい」、と思っていて、自分が間違ったら、「神様の言うとおりにしなかったから」、あるいは、「神様の言うことを誤解した」と言い訳。
「でも、神様は許してくれた。あなたは許してくれない。だから許してくれないあなたが悪い」、と言う理論です。
付いて行けません。
遺言書のことは聞いておりませんね、情報は入っていないのです。義父の性格からして、そういうのは抜かりない、と思うのですが。義母は晩年の数年は認知が入っていたので整えていないと思います。
<<税制面の各種制度を正しく利用した場合を除いて、「名義」はお金を出した人にしないと、後で税務署から追徴でがっぽり持っていかれます。
義父母とも、税金に関しては明るくなかったと思います。そんなことより、名義に私の名前が入っていて、私が事業に失敗したら面倒、という思いのほうが強かったと思いますね。なので、会社を起こす時に発起人になってほしい、とお願いした際も、「それは辞退させてもらいたい。事務所を借りる際の連帯保証人なら受けてもいい」と言ってましたから。
会社を興す際の発起人、会社が潰れても何ら責任を負わされることは無く、事務所の賃貸借契約のほうは、へたしたら100万くらい請求されることもありますが、それをイチイチ説明する気にもなれず、どちらもお願いしないことにしました。
それでいて、「私は今まで坂口さんのことを自分の息子だと思って接してきたつもりだ」ですもんね。
2世帯住宅で一緒に暮らすのは「両親の老後のお世話をすること」が目的なので、それで向こうが納得するなら気の済むようにしてあげれば良いかな、と思って、いろいろ、一切反論しませんでした。
あと、2年半くらい前に孫たちに生前贈与で110万ずつ配りましたが、非課税枠いっぱい、というのは拙くて、本当は120万くらいずつ配って、超過した10万について税金を払ったほうが良いんだとか。それは私も知りませんでしたが、ま、税金に関して詳しくないからでしょうね。
血は水よりも濃い・・・、濃すぎてドロドロになってますね。脳梗塞、心筋梗塞の一歩手前くらいに。
基本は他人事、しかも、もう私はその家を出ている(関係ない)ので、口を挟む立場にはありませんが。強いて言うなら、私の子供たちに、何某かの影響が出ることになるので、子供たちが心配なだけです。
<<人間誰でも、「人生最後のバランスシートの辻褄は合っている」、と思っているんで、そうなるのは、ある意味で自業自得ということで。
それは全く同感です。金持ちも貧乏人も、要は「何をもって幸せと思うか」の違いであって、バランスシートはしっかり合ってる、と思いますね。でなけりゃ、やってられませんて (^◇^)
<<小生の母親が実家で姉と一緒に暮らしていますが、弟とは、「おふくろが死んだら遺産は姉貴に全部やる」ということで話が付いています。
いずこも同じですね。遺産が少ないから揉めないんですもんね。うちのは弟さんがいて都内にマンションを買って住んでいますが、何かの際には弟さんに全部譲る気でいますが、譲られた弟さんは迷惑な話かも。なんせ、えらい田舎ですから。売却するなら地元の不動産会社を紹介します。
お母さんには「一人暮らしが辛くなったら、いつでも来てください。一緒に暮らしましょう」と声を掛けています。私なんかに大事な娘をくださったのですから、恩義がありますもん。
岩手を離れられるかなあ・・・、そこが心配です。「そう言ってもらえるだけで有り難い」と仰ってますが。
1つ目は、「子供側の思い込み」です。
「こんなに親のために尽くしたのだから」
「今まで親から援助が全くもらえなかったのだから」
今までの損得勘定の帳尻をあわせるために、「これだけ貰って当然」と皮算用を始めてしまうことです。
取り分が少ないと不満を覚える原因は、ほぼこれです。
2つ目は、「親の優柔不断」です。
血縁関係という理由だけでもらえる分は、遺留分と決まっていますので、それ以上をどう配分するかは親に絶対的な決定権があります。
ところが、親はこの判断をすることを嫌がります。
親側の判断が、子供側の皮算用と違っていれば、やはり恨まれますからね。
そのため、できるだけ判断を曖昧にして、少なくとも生きている間は子供に良い顔をしていたい。
死後のことより生前のことが大事だと思う人がとても多い。
まとめると、相続配分に関しては、親に絶対的な決定権があるため子供を公平・平等に扱う必要はなく、遺留分を除いては好き嫌いで決めることができます。
もし、親が相続配分の判断を嫌がった時は、決定権者の意思が不明瞭になってしまうため、等分が原則になるのかと思いますね。
色々な考え方があるかと思いますが、感情論からすれば
「親の面倒をたくさんみた人が、相続配分を多くされるべき」
という考え方もあると思います。
論理的にかなりシビアに見ていくと
「孝行は金で報われるべき」
という考え方とも同義でもあります。
また記事の中には
「持ち家がない子供がいれば、親の持ち家を相続させてあげるべき」
という考え方が示されています。
こちらのほうは、
「子供間の生活水準は平均化されるべき」
ということが前提にあるものでして、「結果としての平等主義」を目指す考え方になります。
どちらの考え方もあり得るのですが、日本の法律上では「親が独断で決めるべき」という考え方をとっていますので、子供や第三者が「こう考えるべき!」と言い出すと揉め事が深刻化します。
関係者全員が最初から
「親が独断で決めるもので、親が判断しなかった時は等分だ」
と思っておくことが、一番揉め事が少なくなる方法ではあるのですが・・・。
恐縮ですが、頂いたコメントの返信、少々お時間をください。これから、いつもの Jonathan'sのモーニングに出掛けますので、あいすみません。
3件のコメントを読ませて頂いて、ますます「 AK さんは何をしていらっしゃる方なんだろ・・・」という興味が高まってきています。法律だけ詳しい専門家とか経済の専門知識をお持ちの方、自然科学に精通している方、等々、いろんな方がいらっしゃいますが、どんな分野にも明るくて、なおかつ公正な観点からご指摘いただける方、そうはいらっしゃいません。私なんか、怖くなるほどです。
もしもの話ですが、私がお医者様から「あと3ヶ月」とか命の期限を切られて、うちのが「今のうちに会いたい人がいるなら呼んで会わせてやって」と言われたなら、このブログから AK さんに必ず声を掛けさせて頂きます。その時は、失礼ながら、正体を明かしてくださいね。知らないままでは死ねません、ほんと。というより、死ぬ前にぜひ直接お会いしたいと願っています。
では、とりあえず、失礼いたします。
<<相続で揉める原因は、比較的はっきりしています。
そりゃあそうですね、数字が全て、「他の姉妹と比較して立場は同じハズなのに私のほうが少ない」とか、分かりやすいので。ただし、例えば3姉妹であっても3等分するとしたら、果たしてそれが必ずしも公平とは言えないと思います。そこに、老後の世話をしていたり、親の仕事を手伝っていたり、という要素が加われば、どの程度「貢献」を認めるか、は難しいですね。
何もしていなかった兄弟姉妹に限って「あとくされなく3等分で」とか言い出しそうですね。元妻は、そう言われたなら受け入れてしまうでしょう。そんなことで揉めたくないし、「いい姉」だと言われたいタイプですから。幸い、うちの子供たちは、ゆくゆくは自分たちに(少しは)回ってくることになるであろう祖父母の遺産、「要らない」と言っています。父親としてそこは嬉しいです。
元妻から「これだけ貢献した」という話は「し辛い」でしょうから、他の姉妹が気遣ってくれたら良さそうなものですが、そんな妹たちではありません。
真ん中の妹は、統一教会の信者と同じで、相続を受けても教会に寄付してしまうでしょうし、下の妹は公正な判断基準を持ってなくて性格がキツイです。真ん中の妹、どうせ教会に寄付するなら姉を気遣えば良さそうなものですが、信仰度が段々エスカレートしているようで、夫婦そろってアホです。
平等に(同じ額で)分けるのは簡単ですが、公平に分けるとなると難しいものですね。
<<2つ目は、「親の優柔不断」です。
これも、実に良く解かります。義父母は「少なくとも生きている間は子供に良い顔をしていたい」タイプでした。遺言書なんて、書いてないだろうな、と思います。「あんな男(私)と結婚して可哀想だったから〇〇ちゃん(元妻)に多めに」という遺言書でも残っていれば良いのですが。義父母がもし遺言書を残しているとしたら「3等分で」とは言わないでしょう、坂口憎し、で。
<<もし、親が相続配分の判断を嫌がった時は、決定権者の意思が不明瞭になってしまうため、等分が原則になるのかと思いますね。
そうなるのは仕方ないかと思います。妹たちは「考慮すべき事情」があろうがなかろうが3等分を主張するでしょうし、そう言われたら、元妻ではひっくり返せないと思います。個人的には、弁護士を立てて「調停の場」で決めればいい、と思います。
元妻は、持ち家が無い、のでなく、2世帯住宅の(自分が住んでいるほうの建物だけ)所有していて、持ち分を処分してまで家を出て行かなければならないことに対して、妹や旦那たちが「そこまでさせなくても」と思い至らないのが不思議です。元妻は、親の家を相続するワケではありません。と言っても、親の土地を借りていたワケで、そこをどう評価するか、計算は複雑ですね。
再度申し上げますが、元妻が家を出て、一度全部現金化して3等分する、それが解かりやすく平等ですが、それは公平ではなく、「それで良し」と妹たちが判断するなら、私からすれば「馬鹿野郎!」です。相続が片付いた後、妹たちは以前に増して仲良くなるでしょうけど、元妻は妹たちとは疎遠になるでしょう。そんなこと、向こうは全く気にしないと思いますが。
昔々は「三つ子なの?」と言われるほど姉妹仲が良かったそうですが、僅かな遺産で疎遠になります。