外出先から所用でうちのに電話したら、「あ、そうそう、Kさんから今年もサンマが届いてるよ」とのこと。
実は、毎年、気仙沼のKさんから(水揚げされたばかりの新鮮な)サンマが届く。ただ、ニュースで「今年はサンマが大不漁で高値」と聞いていて、初値は一尾6000円、キロ62000円で取引されたとか。もう「庶民の魚」ではない。伊勢丹の地下の魚売場を覗くと一尾400円くらいで、その価格じゃ手が出ない。
毎年、Kさんがドーン!と送ってくださるので、このシーズンは冷凍庫を空けておくけど、今年は無理だろな、と思っていた。それが届いた・・・。こちらから先手を打って「今年はサンマの価格が高騰しているのは知っていますから、送ってくださらなくていいですよ」と言ったなら逆に催促しているみたいだから黙っていたのだが・・・。お礼の電話をしたら、どうやら馴染みの魚屋さんに「サンマが入ったら毎年(こちらに)送っておいて」と頼んであるらしい。まあ、さすがに今年は尾数はいつもの年より減っているが、それは当然。
ずっと大衆魚だったサンマが、なんで「自分で買えないくらい」に高級魚になってしまったことやら (ハア
でも、Kさんのお陰で今年もサンマが食べられる。たまたま、今週は伊勢丹で京都展が開催されているので、美味しいお菓子を送らせて頂いた。それも、私がいつも言っている「幸せのキャッチボール」である。
幸せは、独り占めしようとすると掌から零れたりするが、誰かと分かち合えば何倍にもなって返ってくる。
Kさん、電話で「こっちで新米が出たらまた送りますからね」と仰ってたけど・・・、数年前、飛び込みでKさんが店にやってきて「〇〇荘ってアパートご存じないですか?」と訊かれて、近くではあるけど口で説明しても分かりにくい場所なので案内しただけ。たったそれだけで恩義を感じて毎年サンマや新米、である。
とくに今年のサンマは、超不漁から「海のダイヤモンド」と言われている。大切に頂きたいと思う。
2022年10月09日
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>>今年はサンマが大不漁で高値
昨年も同じ事を言ってませんでした?
さすがに、現在では一尾6000円って事はないですが、それでも、一尾300円位はしますね。もう、100円って時代はこないでしょう。
世界中がインフレになって日本も最近物価高になってきてますからね。
poohpapaさんが大好きな100円ショップの経営が成り立たなくなって値上げしだしましたしね。
<<昨年も同じ事を言ってませんでした?
そうなんです、昨年も高かったのですが、今年は更に、ですね、桁違いです。
たしかに、サンマに限らず、市場での初値は「ご祝儀相場」で高くなるものですが、それにしても、ですね。伊勢丹で400円、てことは、普通のスーパーだと300円くらいでしょうね。
300円、という金額は日常の消費の中では「買えない金額」ではありませんが、サンマに幾ら払えるか、ということで考えたら、「サンマは一尾98円で買うもの」という概念でして、手が出ません。
世界中がインフレ・・・、プーチン大統領一人で「これだけ世界に迷惑が掛かる」とはねえ <`〜´>