「厳選クラシックチャンネル」、というもの。音楽好きの naco さんが開設している動画チャンネルです。
クラシック音楽というものは難しくて、とっつきにくい、と思われがちですが、この動画は著名な作曲家が名曲を生み出した際のエピソードや葛藤、時代背景などが詳しく解説されていて、実に解かりやすいです。それを知っていて聴くのと知らないで聴くのとでは雲泥の差がありますね。動画に出てくる曲も「ああ、この曲、どこかで聴いたことがあるな・・・、CМだったっけ」と思い出される曲ばかりで懐かしいです。
欲を言えば、音源となる演奏者は選んで欲しかったかなあ、とは思います。私の場合は、音楽誌の評論や、行きつけのレコード店で聴き比べさせてもらって、「この曲のベストの録音は指揮が〇〇でオーケストラが〇〇、何年に収録されたものが最高」と、一枚だけ選んで持っているので、ちょっと気になりますね。
あとは・・・、「ここで入れてくるかなあ」というタイミングでコマーシャルが入るので、鬱陶しかったりして。
でも、naco さんの解説は解かりやすくて親しみが持てて、クラシック初心者でも入っていきやすいです。
ところで、先日、お店のPCでこの動画を観ていたら、(今は立川で暮らす)ドイツの現地ガイドさんが入ってみえて、画面を見て、「ああ、このチャンネル、いいよね」と仰ってました。ご存じなのは当たり前かも。ドイツの現地ガイドさん、地元放送局のオーケストラ(N響みたい?)のオーボエ奏者でもありますから。
ところで、クラシック音楽の中で「自分にとって最高の一曲を選べ」と言われたなら、何を選びますかね?
日本人にアンケートをとると・・・、たいてい、ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲(和声とインヴェンションへの試み)「四季」が一位になるとか。日本は四季があるから国民性からしても受け留めやすいんでしょう。
「四季」が一位にならなかったアンケートでは・・・、「新世界」になるみたい。小学校の下校時刻や、夕方の町内放送で流れることが多くて、日本人にとっては懐かしい曲ですもんね。まあ、そうなるでしょうね。
私は・・・、ベートーベンの「田園」か、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で悩みます。昔々の熱愛に関連した甘酸っぱい思い出もあるし。そういうことでもないと、決められないかも知れませんね。
2022年11月15日
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ガイドさん、オーボエなんですか!ダブルリードで、リードは自分で作って、演奏前に水につける必要があるあの木管楽器ですか!難易度高すぎです!ということは、苦労しすぎて白髪になってしまったのでしょうか(BOSSのCM)?
先日、リメメイクされたウエストサイドストリーの映画を見ていたら、そういえば学生の頃、バーンスタインの来日コンサート(ニューヨークフィル)のチケットを頑張って買ったけど、奥様の死去で代役となったことを思い出しました。演目は新世界でした。
そのチャンネルの音源ですが、著作権の関係があるので自由に使えないと思うのです。そういえば、最近コンサートホールに行っていません。映画館でトップガンを観るのと同じように、クラシックはホールが楽器の一部となる生が最高ですよね。私の家から歩いていける距離に桐朋学園があり、生の演奏に接する機会が多いはず。トライしてみようかと思います。
<<私の家から歩いていける距離に桐朋学園があり、生の演奏に接する機会が多いはず。トライしてみようかと思います。
そうですよね、バラキさんちは桐朋学園に近かったんですね。羨ましい環境です、ほんと。
ガイドさん、学生時代にドイツ語を猛勉強されて、ドイツに渡り、オーケストラにも所属しつつ現地ガイドをなさっていたようで、今の世の中、ちょっと見渡せば「英語が話せる日本人」の一人や二人いるものですが、ドイツ語やフランス語を話す人は憧れてしまいます。特殊技能ですね。相当なご苦労をなさっているのは間違いありませんが、白髪の原因がソレかどうかは不明です(おい
ところで、バーンスタインの代役は誰でしたか?、バーンスタインに匹敵するほどの指揮者でなければ客は納得しないものでしょうから、キャンセルにも応じたんでしょうかね。ま、日本人なら国民性でゴタゴタ言わずに受け入れるでしょうけど。でも、演目が「新世界」ならバーンスタインで聴きたいですよね。
<<そのチャンネルの音源ですが、著作権の関係があるので自由に使えないと思うのです。
それは、動画の中の字幕で naco さんも仰ってましたね。てことは、逆に、著作権の問題が無い演奏(録音)て、あまり「良い演奏」ではないのかも。あ・・・、私がリンク貼るのは問題ないのかなあ。
こんなことを言ってはナンですが、naco さんは美人過ぎず、親しみが持てる雰囲気で素敵ですね。
私の記憶を取り戻してくれてありがとうございます。バーンスタインの代役はエーリヒ・ラインスドルフだったのですが、なんと、マルタ・アルゲリッチのプロコフィエフピアノ協奏曲第三番が追加されたことを思い出しました!会場となった普門館は、立正佼成会の施設でコンサートホールとしては最悪。その頃近くに住んでいたので歩いて行きました。演奏の内容はほとんど覚えていません。
バーンスタインの代役はエーリヒ・ラインスドルフ・・・、急に請われて、よくスケジュールが空いてたものですね。でもって、「マルタ・アルゲリッチのプロコフィエフピアノ協奏曲第三番が追加された」のは凄いサービスですね。それなら誰からも文句は出ないものでしょうが、ならば、音響効果の良いホールで聴きたかったことでしょう。普門館、て、そんなに酷いホールなんですね。知りませんでした。
小生の好きな曲は、ブラームスの交響曲です。
ところで、小生は、ドイツ語もオーボエも、若い時に本当に一生懸命練習したのですが、基礎教育を受けていなかったのが災いして、結局はどちらも中途半端に終わってしまいました。
「オーボエが一番難しい楽器である」、とはよく言われますが、どの楽器もそれなりに難しいですよ。リードを削ったり、その日の天候によってリードを変えたり…と言う、難しい付帯事項はありましたが、小生の白髪はそのせいではありません。むしろオーボエの名手は、「禿げている」と言うのが定説らしく、名手ハインツ・ホリガー氏がいい例です。
小生もドイツでガイドをしていましたが、留学していた学生が、結局は芽が出ないままに現地ガイドになった、と言う例はたくさんあり、パリには画家崩れ、ウィーンには音楽家崩れのガイドだらけです。小生もその一人ですが、仕事を選ばず、ガイド、通訳、運転手として何でもやったし、どこにでも行ったんで、何とか食えていましたし、ガイド業の方がずっと自分の性に合っていました。ちょうどコロナが流行する前に引き上げて来たのはラッキーでした。
その後、立川に住み着いたのは、お客様でもあった悪徳さんがここに住んでいる、と言うのが最大の理由です。
結果的には、悪徳さんには、お店に顔を出すと缶コーヒーが振る舞われ、水曜の朝にJonathanに行くと朝食をご馳走になったりと、本当に正解でした。
今度は、回らない寿司か、高級焼き肉食べ放題をお願いしますね!!
どんな楽器も、極めようと思ったら大変ですよね。でも、オーケストラの一員になれるのですから凄いです。私なんか、クラシックギターを猛練習していましたが、ギターケースの蓋を開けなくなってン十年(汗
私は、苦学生や生活に困窮している入居者さんには、いつも、「食い詰めたり、親からの仕送りが途絶えて飯が食えなくなったらいつでも来てください、飯ぐらいなら奢りますから」と伝えています。缶コーヒーやモーニングでいいならいつでもどうぞ。あ、まだ食い詰めてなかったですね、失礼しました (^^♪
みんな、食べていく、生きる、というのは大変ですよね。私は、うちのが「食べていければそれでいいよ」といつも言っていて、多くや贅沢を求めないので凄く助かっています。
いろんな出会い、「ご縁」に感謝、であります。
いや、パガニーニのバイオリン協奏曲第2番かなぁ…悩みますね。
(いずれにしても素人の好みそうな曲しか思い浮かびませんが…まぁ素人なので(;^_^A)
poohpapaさんはパッヘルベルのカノンなのかと思ってました。
♪チャラリ〜鼻から牛乳〜(『トッカータとフーガ』より)
娘が小学校でトランペットやるとき、木管楽器も調べててオーボエの値段見て腰抜かしたのを思い出しました…('O'*)
そうなんです! 今でこそ中国製の安もんが出ていますが、使いものになるかどうか・・。
小生の学生時代には初任給が5万円で、フランス製のオーボエは33万円、ドイツ製の最高級品が50万円!
小生は、その最高級品の中古を30万円で手に入れましたが、そのために、学校をさぼってアルバイトばかりやっていました。
結局、大学時代にやっていたのは、オーボエの練習、アルバイト、ドイツ語の勉強だけでした。
そんなこと言ったら、水曜日の朝7時に立川のファミレスの前に待機して、poohpapaさんを見つけ次第、モーニングとビール(複数)とポテトを注文し、飲んだくれますよ!それも毎週!
ドイツのガイド様、私、高校と大学でビオラを弾いていました。なので、オーボエの重要性は理解しています。BOSSのCMと聞いて、直感で白髪の方と理解しました。楽器の持ち方で専門家かは簡単にわかります。なんでしょうね、弦楽器はボーイングですぐわかりますし、木管楽器は吹き方で判断できます。俳優も練習していると思うのですが、そう簡単には身につかない。勘の良い人は違和感なく演技できる、それが名優なんでしょうね。
ビオラですか…。一度だけビオラを練習したことがありましたが、すぐにあきらめてしまい、楽器はバイオリンの友達にプレゼントしました。
小生の顔がばれてしまいましたね。
これから下手なことはやれなくなってしまいました。
お三人様のコメントのやりとり、楽しませて頂きました。こういうのも凄く嬉しいですね。
それぞれに私から返信はいたしませんが、これからも、機会がありましたら、と言いますか、私の記事の中に「共通の興味ある話題」がありましたら、読み手さん同士でキャッチボールをお楽しみください。
いやあ、本当に、楽しいし嬉しいです。有り難うございます。
あ、お三人様なら、毎週 Jonathan's の前で待ち伏せされたとしても大歓迎ですよ (^^♪