先日の血液検査の結果を、昨日、災害医療センターに行って聞いてきた。
先生のお話では、「血液中に腫瘍マーカーは認められなかったものの、悪性腫瘍の疑いが晴れた、ということでもありません。年内と年明けでいろんな方法で検査してみましょう」とのことで、宿題が残った形。
まあ、即「癌の兆候が見られますね」と言われなかっただけの話。年明けまでモヤモヤが続くことになる。いろんな方法で、というのは、私は右の腎臓が機能していないので、造影剤を使っての検査ができない。もし造影剤によって左の腎臓に大きな負担が掛かると将来的に人工透析になる可能性もあるとのこと。
造影剤を使わずにどうやって検査をするのか、という話で、先生は頭を抱えていた。ま、お任せします。
昨日、Jonathan's のモーニングにお付き合い頂いた某住宅メーカーの受付嬢さん、私が「腰が痛くて」と話したら、災害医療センターまで一緒に歩いて付き添ってくれた。もちろん、入口でお帰り頂いたけど。
私の診察は9時に予約してあって、昨日は9時ピッタリに番号を呼ばれた。ソーラー電波の腕時計で秒針が真上に来たのと同時、1秒も狂わなかった。ただし、30分の予定の診察は40分ほど掛かったし、その後も何やかやで2時間ほど掛かったから、最後まで付き合わせず入口でお帰り頂いて正解だった。でも、(一人で病院に向かうより)心強かったなあ。苦労人で優しい人なんだよね。ご厚意には感謝しかない。
ところが、である。脳神経外科で私が「看護師からの説明」を待っている間、受付の待合室で女性の罵声が聞こえてきた。「どういうことなんですか!?、なんでこんなに待たされるのですか?、こっちは予約して来ていて、もう1時間以上も待たされているんですよ。7時50分に裏口から入って MRI 検査が8時半に終わってるのにそこから1時間以上ですよ。予約もしているのに、後から来た人がみんな先に呼ばれて。こっちは93歳ですよ」と猛烈に怒っていて、スタッフがなだめても全く聞かない。むしろ声が大きくなる。
女性は車椅子を押していて、どうやら93歳の父親の付き添いで来ているみたい。あの大声は診察室にも聞こえているだろう。こんなことはしょっちゅうありそう。病院はシステムを点検したほうがいいだろうな。
私も以前に街の泌尿器科クリニックで診察を受けずに怒って帰ってきたことがあるから気持ちは解かる。のだが・・・、脳神経外科の受付からエントランスの総合受付に場所を変えて「第2ラウンド」が始まった。そうなると、大勢いた他の患者もみんな注目することになる。みんな、いい暇つぶしになったことだろう。
さて、今日はいつもの整形外科でリハビリを予約しているから、腰の具合を診てもらおう。
2022年12月22日
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取り敢えず、今年いっぱいは大丈夫の様ですね。
しかし、いつポックリいくかわからないから断捨離は行っておいてください。
まあ、あんまり価値のありそうな物はなさそうだし。
さて、来年は精密検査で、あの病気を見てもらえそうですね。
あの病気ってお菓子配りのではありませんよ。
待たされる方の気持ちは分かりますが、急ぐあまり曖昧な診断をさせられるのはごめんですよ。
あの病気、あの病気、あの病気・・・、どんな病気でしたっけ??、心当たりありませんが。
あ、あったわ、アルツハイマーね(おい
まあ今年いっぱいは大丈夫でしょ、って、あと1週間じゃねえか <`〜´>
断捨離ね、憎まれ口を叩かなきゃ坂口家の至宝を譲ろうと思ったんだけど、やめとくよ。あたしゃ貧乏性なものだから、収集品の中には結構価値ある物もあるんですよ。己の「減らず口」を後悔しなさい。
<<予約をしていても、流れ作業での仕事ではないのだし、診察、検査、診断に時間がかかることもあるでしょう。
仰るとおりですね。私が同じような状況で怒って帰ってきた時は、声を荒げて抗議して、なんてことは無く、黙って帰りました。受付のスタッフが追いかけてきましたが、戻る気にはなりませんでした。
ただ、この女性と同じように待たされている人もたくさんいたんじゃないかな、とは思いますね。レストランで、オーダーした順番に料理が提供されないのとはワケが違いますもんね。スタッフが、予め「こういうワケで、お待たせしてしまうことになるかも知れません」と一声かけておけば良かったかな。
昨日は私も、30分の予定が40分も掛けて診察してくださいましたし、ま、相手のある事ですもんね。
車椅子のお父さん、どんな思いで娘の大声での抗議を聞いていたのかな、と思います。
次は精密検査かなと思っていました。血液検査だけで判明するようならば、嫌な結果なので。すっきりしないとは思いますが、時間はたっぷりあります。市川崑監督は煙草を吸いながら92歳まで生きました。宮崎駿監督はタバコを吸いながら、80歳を超えて創作し、新作を公開します。人それぞれなので、poohpapaさんは悪徳不動産屋らしくお願いします。
北欧は福祉天国と思われていますが、MRIなんて数ヶ月後、その後の診断も予約待ちが常識です。風邪をひいたら、家に帰ってコーラを飲めと言われます。それに比べれば、日本(都市部)の医療は充実していますね。中国だと金が全て、診断も金額次第で優先してもらえます。病院で長時間待たされる人の気持ちもわかりますが、待てば診てもらえるならばヨシと思いたいです。
体調を崩されておられていることを知りませんでした。
お見舞いの言葉を今まで言えなくて、申し訳ないです。
病院での待ち時間、本当にどうにかしてほしいと思っていましたが、
「待てば診てもらえるならばヨシと思いたい」これは肝に銘じておきたいです。ある国の医療費の高額には、びっくり仰天したことがありますが、日本では皆が公平に平等に医療を受けられる、これには感謝しないとと思います。
何のための予約時間なのか、そう言いたいことは何回もありましたが、遊んでいる人は誰もいないですよ。必然的に遅れていくのはこれは仕方のないことですね。
後から来た人が先に呼ばれて、これはどういうことかわかりませんが、予約の時間が先だったのかもしれないし。こういう抗議で仕事がストップしてしまいますよね。
このご時世の医療従事者や事務の方たちの大変さを思うと、頭が下がります。
来年の良いご報告を待っています。少し早いですが、良いお年を!
たしかに、血液検査で判るのは、結果が悪かった時だけですね。先生の言葉も何か歯切れが悪かったのはそういうことからでしょうね。でも、そういう段階を踏んでいくことで、覚悟もできてきたりしてね。
まあ、私は、キーボードが打てるうちはブログを続けていくことでしょう。住宅新報さんで連載させて頂いているコラムも、一度も休まず14年も続けていますし、そろそろ、どちらも、私の死後に載せてもらう最終話を用意しておこうかな、と思います。うちのに言い残して、ですね。それも終活ですね。
北欧の福祉、そういうことなんですね。一見すると凄く進んでいる福祉大国のようですが、言い換えれば、進んでいるのは「カネの心配をしないで済むシステム」だけのような・・・。
ふむふむ、風邪を引いたら家に帰ってコーラを飲め・・・、ねえ。そのコーラは、
「便器の落ちなくなった頑固な黄ばみはコーラで一発で落ちる」とも言われていて、万能なんですね。
日本の医療や健康保険の制度は世界一だと思います。入院する際の個室はともかく、国民の誰もが平等な医療を受けられるのですから、私も、そういうシステムを築き上げた先人に感謝しかありません。
とんでもありません、毎日ご訪問頂かなくても「固め読み」「まとめ読み」で全然OKで有り難いです。
もうね、歳が歳ですし、病気ということで言えば何が起きても不思議はありませんね。ブログが前触れなく更新しなくなって、皆さんから「もしかしてくたばったか」と思われるのもナンですから、最後の記事だけは、この正月休みに用意しておこう、と思っています。今までは考えたこともありませんが。
海外旅行に行く度に、その国で、例えば盲腸の手術を受けただけで、アメリカなんかだと600万円、平均して300万ほどだとか。私はまだ盲腸の手術は受けたことはありませんが、それ一つをとっても、日本は恵まれていますね。そういうことに慣れてしまって、当たり前だと思ってしまうと文句ばかりで感謝が無くなるものですね。はい、私も気を付けます。
予約は「その時間帯で診療が受けられる人数を管理するためのもの」とのことで、10時に予約していても11時過ぎまで待たされる、てことは往々にしてあるものらしいですね。もっとも、私も、恥ずかしながら、それを理解せず泌尿器科で診察を受けずに帰ってきてしまいましたが。
1時間、2時間待ったとしても、必ず診察が受けられるし薬も処方してもらえるのですから幸せですね。
<<来年の良いご報告を待っています。少し早いですが、良いお年を!
有り難うございます。私は根暗ではありませんが、「何か出てくるんだろうな」とは思っています。
桔梗さんも、どうぞ良い年をお迎えくださいね。私も、少し早いですが、来年も宜しくお願いします。