長く空いていた店舗の前に、小洒落た、その・・・、テントでもない、暖簾でもない、看板でもない、こういうの、なんて言うのか知らないけど、とにかく、新しい店がオープンすることだけは判った。
でも、「三代目田中商店」というだけのアピールだと何の店かは分からない。ネットで検索したら、「いいね!立川」で詳しく紹介されていた。
【開店】毎日フラッと立ち寄りたい!高松町・立川通りぞいに角打ちできるシャレオツ酒屋『三代目田中商店』がオープンしてる
そっかあ・・・、飲み屋さんだったか・・・。それだと下戸の私には縁がないなあ、残念。
ずっと閉まったままの店舗があると防犯上も良くないし、商店街が沈んでしまうから業種に関係なく大歓迎だけど。ただ、すぐ近所にワインバーもあるし、立川市民の特性上、飲食業が長く続けるのは難しい。過去には半年で店仕舞いした飲食店もある。最初は飛びつくけど続かないんだよね、不思議なことに。
ところで、「角打ち」という言葉を初めて聞いた。「いいね!立川」の記事にもあるけど、昔からある言葉、あるいは業界用語なんだろうか・・・、と思って、自分でも調べてみた。
「角打ち」→→→→→
角打ち とは、 酒屋の店内において、その店で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと。上記の意味から派生して、安く飲むことができる立ち飲み屋を「角打ち」と表現することもある。 枡で酒を飲むこと。
「なぜ角打ちというのか?」→→→→→
角打ちの語源 「角打ち」の読みは「かくうち」が正解。 その語源には諸説ありますが、「酒屋の店頭で量り売りされた酒を升の“角”に口をつけて飲むこと」や「酒屋の“一角(片隅)”で酒を飲んでいたこと」に由来しているという説が有力です。2022/10/27
そして、
「角打ちの魅力は?」→→→→→
角打ちの魅力は、「手軽に安く飲める」「店主や客との距離が近く親しみやすい」「酒屋ごとの歴史や文化、雰囲気や地域性など深い味わいがある」「おかえり!と言ってもらえる家庭的な温かさがある」「一生涯の友人や伴侶など思いがけない出会いが生まれる」「落ち着く」「とにかく楽しい!」などなど挙げればきりがない。
へえ、そうなんだ。下戸でなく酒が飲めたら楽しいだろうな。人生の半分は損しているかも、と、我ながら思う。コロナが終息したら「底なし」のうちのを連れて行ってみようかな。それまで存続してるかなあ(失礼
角打ち、懐かしいです。諸説ありますが、発祥は私が生まれ育った福岡県の北九州市だと言われています。北九州市は工業地帯で、工場は24時間稼働していて、工員は3交代で働いていました。居酒屋が開いてない時間に仕事が終わる人は、酒屋に寄って一杯ひっかけて帰る人が多くいました。普通の酒屋にカウンターがあって、簡単なおつまみで立ち飲みするのです。労働者が多い地区の酒屋のほとんどにあったと思います。子供の頃通った銭湯の横に酒屋があって、風呂上がりに父はビールを、私はジュースを飲んで帰った思い出があります。東京では見かけなかったのですよね。杉並区久我山の駅前の酒屋の奥に立ち飲みコーナーを発見しましたが、もうやってないだろうな。
酒屋で買った酒をその場で立ち飲みするのは、昔から流行ってましたね。
昔は居酒屋なんてあまりなかったし、家に持って帰って飲むには待ち遠しくて
飲んでしまったのでしょう。
店内にはお酒以外に、ガラス瓶に入ったスルメなんかも売っていたりで、酒屋は営業許可をとらずに販売してたようです。
poohpapaさんってお酒ダメでした?いつも伊勢丹のワイン売り場で試飲の「角打ち」してご迷惑をおかけしてなかったっけ?
もしくは育ちの良さをアピールですか。
酒屋ではどこでもあるんだと思ってましたよ。
下町の酒屋だけなのかな?
桝の中にコップを置いて、コップから溢れるようになみなみ注ぐのがポイントですね。
冷酒をコップで飲むんですよ。
枡から飲むなんて上品なことはしません、溢れたお酒もコップに移すんです。
もぉ知ってる癖に…┐('〜`;)┌
へえ、バラキさん、「角打ち」なんて言葉をご存じなんですね。あ、バラキさんは「いけるクチ」かあ。
福岡は屋台だけでなく、酒屋も、なんか魅力的ですね。私は下戸ですが、立ち飲みの店には憧れます。もう35年くらい前、新橋の会社に勤めていて、帰りにサラリーマンが立ち飲みの店で一杯ひっかけてるのを見て、自分も加わりたいな、と思っていました。懐かしいですね。
でも、店で購入した酒をその場で飲むのを、何で「角打ち」と表現するのか、諸説を拝見しても、イマイチ解かりません。「角」はまだしも、「打ち」のほうが。
私は、死ぬまでに一度、福岡の屋台に行ってみたい、と思っています。福岡には親父の本家がありますしね。楽しいだろうな(^^♪
<<酒屋で買った酒をその場で立ち飲みするのは、昔から流行ってましたね。
そうなんだ・・・、私は下戸だから、そういうのが流行っていたのかどうか知りませんでした。
<<昔は居酒屋なんてあまりなかったし、家に持って帰って飲むには待ち遠しくて
飲んでしまったのでしょう。
それは解かるような気がします。まあ、半分くらい開けてしまえば持ち帰るのに軽くなりますしね。
<<店内にはお酒以外に、ガラス瓶に入ったスルメなんかも売っていたりで、酒屋は営業許可をとらずに販売してたようです。
そんなのは、誰に迷惑を掛けるワケでなし、許容誤差の範囲ですね(^◇^)
<<poohpapaさんってお酒ダメでした?いつも伊勢丹のワイン売り場で試飲の「角打ち」してご迷惑をおかけしてなかったっけ?
迷惑なんか掛けてねえよ<`〜´>
私は試飲や試食をしたなら必ず購入します。購入しないなら試飲も試食もしません、そういう主義です。
<<角打ちを知らないとは、さては若者ぶるつもりですね。
もしくは育ちの良さをアピールですか。
いやいや、「角打ち」なんて、この歳になって初めて知った単語です。まあ、育ちの良さは隠しようもありませんが、ってのは嘘ですが。日雇いの土方の息子ですから。子供の頃は食べるのがやっと、でした。
立川あたりの酒屋には「角打ち」コーナーなんて見かけないような・・・。たぶん、関わりたくないんでしょうね。代金を払ったらそのまま持ち帰ってほしいのと、地代や家賃が高いから、そんなスペースは作れないのかも知れません。
日本酒のグラスを枡の中に置いて、グラスから溢れるよう注ぐのを見るのは楽しいですね。凄く得した気分になれますし。先にグラスの酒を飲んで、枡の中の分をグラスに戻して、なんてことはしませんね。そのまま枡から飲みます。
実は、「角打ち」と言う言葉は知りませんでしたが、日本酒をそんなふうに飲んだことはあります。