先月17日に内視鏡で採った肺の細胞の病理検査の結果がようやく判りました。ここまで長かったです。
極めて初期の肺癌、とのことです。こんな言い方をすれば「なワケないだろ!?」と疑われるかも知れませんが、安心しました。医学が進歩して「癌は今はもう怖くない病気だから」なんて理由ではありません。
先生から、「内視鏡で『ちゃんと目指したところの細胞が採れているかどうか』の確率は5割くらい」と聞いていて、だとすると、「癌でした」と言われれば間違いなく癌ですが、「(とりあえずは)癌ではありませんでした」と言われれば癌の可能性が残っていることになりまして、モヤモヤした気分が続きますもんね。
それと、高校時代の同級生S君が昨年の暮れから肺癌で地元の病院で治療を受けていて、何度か電話で話していますが、同じ立場になれたことで、「アンタは安全な場所にいるから気楽にそんなことが言えるだろうけど」と思われなくて済む、ということであります。もちろん、S君はそんなことを言う奴ではありません。450人近くいる同級生のうちでも人柄はトップクラスですし、ほんと。前向きで明るい性格ですから。
他にも、癌で闘病中の同級生が何人かいて、話の輪の中に遠慮せず入っていけるのは嬉しいですね。
それはともかく、昨日、災害医療センターで最初に呼吸器内科で診察を受け、先生が「私としては手術を勧めます。手術すれば100%治ります。手術以外に、入院して抗がん剤治療や通院での放射線治療もありますが、癌でない細胞にもダメージを与えますしね。もしお時間があれば外科の先生からもお話を聞いてみては如何でしょう。まあ、セカンドオピニオンみたいなものですね」と仰るのでお勧めに従うことに。
私が手術を躊躇っているので、外科の先生から詳しく説明してもらおう、という意図だったのでしょうね。
呼吸器内科から外科に連絡をしてくれて、外科に行ったら直ぐに名前を呼ばれました。しかも、私のMRIやPET−CTのデータも外科の先生のPCに転送されていました。外科の先生、スキンヘッドでガタイが良く、K1の選手みたいな感じで、「あ、間違えました」と言って診察室を出ようと思いました。説明は丁寧で、他の患者さんのデータなんかも示して詳しく説明してくださって、「実は男性の癌で一番多いのは肺癌です。女性は乳癌に次いで2位なんですけどね。20年くらい前は男性の喫煙率は80%くらいでしたが今は20%まで下がっています。それでも肺癌がトップなんですね。肺は片方の肺に4つの袋があって、癌細胞が見つかった袋を取ってしまうのが一番良い治療法。ざっくり切らずに全身麻酔で体に4つ穴を開け、そこから取り出します。入院期間は1週間より短いでしょうね」とのこと。それで手術を決断しました。
「私は手術がしたくてしたくて堪らないから言ってるのではありませんよ」と笑っていて、てことは、この先生が手術をしてくださるんでしょうね。ちょっと話して「信頼できる先生」だと思えましたから、全てお任せすることにしました。そのほうが、ずっとモヤモヤしないで済むでしょうから。決めたらサッパリしました。
手術日は5月1日。なるだけGWの連休を使いたかったので。先生の話では「年内に手術すれば大丈夫。来年だとマズいかな、というくらいの初期の癌で、ステージ1から4まであるけど、それぞれが細かく10くらいに分けられていて、坂口さんの場合はステージ1の3番目くらい、初期も初期です」とのこと。
何度も書いていますが、年末に家の中で転倒して腰椎を圧迫骨折していなければ発見されていなかったワケで、その場合は、もしかするとステージ3とか4になるまで気付かなくて手遅れになっていたかも。我ながら、もの凄く「悪運が強い」と思いますね。だったら、せっかく頂いた幸運を逃す手はありませんよね。
先生に、「手術の費用はどれくらいでしょうか?」と訊いたら、「30万くらいですね。高額医療でかなり戻ってきますよ」とのことで安心しましたが、面会や見舞いはダメとのこと。その間、うちのとみーちゃんに会えないのは辛いですね。スマホと充電器だけ持ち込ませてもらうようですね。Wi-Fi、入ってるのかなあ。
そうそう、お見舞い等は固く辞退させて頂きます。どうしても、という奇特な方は、半返し(全快祝い)無しで、現金のみ、一口10万円で最低5口以上、ということで受付けます。たかさ〜ん、待ってますよ (^^♪
良い決断だと思いますよ。精神的にスッキリされたはずです。やっぱり、医者の心のケアが本当に大切だと実感されたはずです。
僕は7日に退院です。いや、本当に良かった?です。安心しました。
>>極めて初期の肺癌
あら?。これだけ騒いだのに”初期”なんですか。
まあ、余命いくばくかではなかっただけOKかもですね。
>>肺に4つの袋があって、癌細胞が見つかった袋を・・・体に4つ穴を開け、そこから取り出します。
体を4つに切り刻まれてしまうのですね。痛そう!、ちゃんと穴を塞いでくれるんでしょうね。
>>手術日は5月1日
この日が。。。。
>>お見舞い等は固く辞退させて頂きます。
あ、そうなんだ。まあ、最近は”倍返し”が普通になってきてますからね。
ご自身も大変な時にお気遣い頂きまして本当に有り難うございます。
てつさんも7日に退院が決まったようで、良かったですね。この後もどうぞお大事になさってください。
今回、私の怪我や病気を通して、患者の気持ちに寄り添ってくれる良きお医者さんに巡り会いました。お互いに健康に気を付けながら前進していきましょうね。
<<あら?。これだけ騒いだのに”初期”なんですか。
だから、最初から「初期の癌」だって言ってんじゃん!、まあ、騒いでたのは否定しませんが。いえね、いろんな人に「あたしゃ癌だってよ」と話すことで気持ちが楽になるのですよ。たかさんも癌になれば解かりますって。
<<まあ、余命いくばくかではなかっただけOKかもですね。
これで「余命3ヶ月」とか言われたら、刃物を持ってたかさんちに向かうようです。刑務所に入れば治療費は国持ちでしょうしね。無期懲役でいいや。
<<体を4つに切り刻まれてしまうのですね。痛そう!、ちゃんと穴を塞いでくれるんでしょうね。
そういう手術法だから1週間弱で退院できるんでしょうね。切ったら3週間ですと。
>>手術日は5月1日
この日が。。。。
で、なに?、5月1日が私の命日だと言いたいワケね。
退院したら最初にしたいこと、それは、「刃物を持って大阪に行くこと」だったりしてね。はい、しっかり倍返し、いえ3倍返しをしますとも (^◇^)
有り難うございます。運がいい、なんてものじゃなく、ほんと強運ですね。宝くじの一等前後賞5億を当てたようなものです。盆と正月が一緒に来たような・・・、って、違うか(^◇^)
これで、病気の人の気持ちがより解かるようになれるかな、と思います(遅い!