2023年04月19日

中学時代の恩師から電話を頂いた

昨日、中学時代の恩師から電話を頂いた。明るい声で、「その後は大丈夫か、変わっとらんか?」と、私の病気のことを気に掛けてくださったのだ。先生ご自身も癌を患った経験もあり、奥様が今、地元の大学病院に心臓弁膜症で入院なさっていて、「もしかすると(病院から)生きて帰れんだろな」と寂しそうに仰る。恩師は84歳、奥様は85歳。「ワシにとっては最高の女房だがん」だと。無事に退院なさってほしい。

帰省するたびに先生のお宅を訪問していて、奥様ともお会いしているが、失礼ながら本当に「最高の奥様」だと私も思う。もしも奥様が先に逝かれるようなことがあれば、先生は「もう、生きとってもしょうがない」と思われるだろうな。私もそう。うちのが万一先に死んだら、気力も体力もいっぺんで失われるだろう。

「手術をすると体力を奪われるからなるだけなら手術せんほうがええんだけどな」とも。先生ご自身が癌だと診断された後で、浜松の癌センターに細胞を送って検査してもらったら「癌ではない」という結果が出たことがあって、「まだ本当に癌だかどうか判らんだらあ。急いで手術せんでもええがん」と心配してくださって・・・。でも、最後に「アンタの声を聞いて安心したわ」と仰ってくださって、思わず涙が出そうになった。

先生は、「癌だ」「違う、癌ではない」「いや、やっぱり癌だ」と翻弄されて、結局は手術を受けている・・・。

中学1年と2年時の担任なので、かれこれ60年ちかいお付き合い。11月に半田中学校の我々の学年の最後の同窓会が(郷里のお祭りに合わせて)開かれるとかで、そうであるなら是非参加したいので帰省するつもり。それまで元気でいてほしい。また、その翌日か前日に高校の生徒会執行部の同窓会を開くことに。こちらは全員揃っても9人、そのうち闘病中が(私も含めて)3人いるから、全員が揃うのは最後かも。

中学を卒業して37年も経ってから恩師と二人でトルコを旅させて頂いたのが私の人生で一番の思い出。

中学の同窓生は381人いたが、毎年開催していても参加するのは50名ほどで、顔ぶれも変わらない。2割くらいは鬼籍に入っているし。高校3年時のクラスの同窓会も5月7日に開かれる予定だが、そちらは参加するのは物理的に無理。5月1日に手術して5日に退院できたとしても、郷里までは移動できない。

まあね、久しぶりに顔を合わせても、当時の思い出話でなく、病気と薬の話ばかりになるだろな・・・(^^♪

posted by poohpapa at 06:14| Comment(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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