緊張した表情の日本人青年が静かに登場すると何の期待もなかった数千人の英国観客..しばらくしてみんなが席を立った理由
この動画、アンコールで「ラ・カンパネラ」弾いている途中で「東急リバブル」のCMが入っていた。非常識で、考えられない編集。まあ、元々東急リバブルという不動産会社はやり方が汚くて大嫌いだけどね。それと、演奏途中にCMが入ることは東急リバブルは知らなかったとは思うけど、それでも不愉快 <`〜´>
辻井伸行さん[ベートーヴェン 皇帝]in ニューヨーク2016 Beethoven Piano Concerto Emperor performed by Nobuyuki Tsujii
辻井伸行 in ルーマニア [ラフマニノフ第2番] Nobuyuki Tsujii in Romania [Rachmaninov No. 2]
辻井伸行*指揮:佐渡裕『ピアノ協奏曲第1番』(チャイコフスキー)*師弟共演
辻井伸行*トルコ行進曲(モーツァルト)*魂のアンコール*瑞々しい響き
演奏者(ピアノ)は、どれも視覚障害を持つ辻井伸行氏。グリーグのピアノ協奏曲の第一楽章を探したけど見つけられなくて残念。辻井氏は2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したのをはじめ、数々の賞を受賞している。もちろん、盲目だから、という同情からではなく実力で勝ち得ている。
ピアニストにとって「目が見えない」つまり「鍵盤が見えない」「譜面が読めない」ことがどれだけのハンデになるか、想像に難くない。人並外れた才能と努力があったればこそ、だと思う。ご両親も立派だと思う。
そんなご苦労に思いを馳せれば、健常者でも演奏するのに困難な曲を弾きこなす姿に涙を禁じ得ない。
やっぱ音楽家は耳が重要なんでしょう。
なるほど・・・、たしかに、レイ・チャールズやスティービー・ワンダーも盲目でしたね。逆に、目が見えていたら、大成してなかったかも、などと考えてしまいます。
私の愛読書「人を動かす」にもスティービー・ワンダーの子供時代の素晴らしいエピソードが載ってますね。それにしても管楽器やバイオリンなんかならともかく、ピアノは、ね、視覚障害はキツイですよね。
作曲者ラフマニノフは身長2mあり、手のひらも大きく、コンチェルトの2番や3番は通常の人では指が届かないと言われています(アルペジオになります)。実際に、私が知っている音大の教授も苦労していました。それを、難なく弾きこなす辻井氏は素晴らしいと思います。彼の演奏や音色、その特徴は指揮や鍵盤を見ることができないことから生じていると思います。なので、オーケストラとの微妙なずれが、私は気になります。指揮者やファーストバイオリンは辻井氏の音を頼りにし演奏していて、彼もオーケストラの音に反応する。申し訳ないけど、私はそれが好きじゃないです。でも、逆にそれが素晴らしいと思う人も理解できます。
2022年のショパンコンクルールでは、反田恭平さんと小林愛実さん(後に結婚)が2位と4位になりました。反田氏は奈良県でスポンサーを得て、ジャパン・ナショナル・オーケストラを作り活動をしています。今年の箱根駅伝で、サッポロビールの大人エレベーターのCMにも出ましたが、彼らの活動はまだまだ知られていません。
高嶋ちさ子、好き嫌いはあると思いますが、表に出てバイオリンをアピールすることは素晴らしい。嫌いだけど、応援します。キムタクの娘も同じです。
そして、昨年末に配信された坂本龍一のピアノ。その弱々しい音に感動しました。クラシックって、本当は体力と筋肉が必要なんです。それは伝わりにくいですね。
あまり自信はありませんが、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番の出だしで「あれ、音を外してないかな」と思ったりしました。辻井氏は指揮者が見られないので、オーケストラと同時に弾き始める曲は難しいでしょうね。聴衆も、そういうハンデがある、ということをよく理解しているので細かなことで辛口の批評をしなかったり温かい目で見てくれているように思います。
もし、健常者が全く同じ演奏をしていたなら酷評されているかも知れませんね。
<<彼の演奏や音色、その特徴は指揮や鍵盤を見ることができないことから生じていると思います。なので、オーケストラとの微妙なずれが、私は気になります。
そういうのは、目を閉じて聴いていると分かりやすいかも知れませんね。失礼で、尚且つ上から目線の言い方になりますが、バラキさん、いい耳をしていらっしゃいますね。
ショパンコンクール、私の時代では内田光子さんが2位、中村紘子さんが4位に入賞していたかと思いますが、日本人の優勝者はいなくて寂しいですね。プロフィールが「優勝」と「入賞」ではエライ違いですもんね。入賞なら、かえって辻井氏のように順位と関係ない「批評家賞」のほうがいいかも。
ところで、高嶋ちさ子氏、ほんと、好き嫌いが分かれる人ですね。演奏家としても、そんなに優れた技量があるとは思えませんが。昔は嫌いでしたけど、今は「お笑いタレント」として好きですね(おい
クラシック音楽は本当に奥が深いですね。廃れないワケだ・・・。