今週かな、来週だったかな??、と思っていたのだが、今週(昨日)だった。
宅建試験、である。例年10月の第三日曜日に開催、と決まっているが、今年は10月の最初の日曜日が1日だから、15日が第三日曜日。いつもより少し早い。第三〇曜日、と言えば、ボジョレヌーボーの解禁(発売日)が世界のどこでも11月の第三木曜日、日付変更線の関係で日本が一番早く飲めるとのこと。私は元々が下戸だし、熟成の浅い新酒(その年にできたばかりのワイン)は好きではないから興味ない。
で、宅建試験、今年の問題と解答は次号の住宅新報で詳しく紹介されるだろうからそれを待ちたい。私が資格を取った(宅建試験に受かった)のは平成元年。そこまでは普通の試験内容だったけど、翌年、出題者が入れ替わって難易度がめちゃくちゃアップして、従来の合格ライン(35/50)が(26/50)になった。
資格試験で「ほぼ半分正解したら合格」なんて話は聞いたことが無い。医師の国家試験で「半分正解したら合格」だったなら、怖くて病院になんか行けない。診察を受けながら「この先生、ギリギリ半分の正解で合格したのかな」と観察してしまう。宅建試験に受かった数年後に某大手住宅メーカーの宅建講座の講師をしていたことがあって、受講生には「満点を取らなくていいんですよ、35点を取りに行きましょう」と言っていたが、去年だったかなあ、問題が易しくて、合格ラインが36点になったと聞く。自分で速報を見て採点して「うわっ、35点、ギリギリで合格だあ」と安堵して祝杯を挙げて喜んでいたら不合格、とかね。
宅建試験の監督官はだいたい支部の役員が務める。私も全宅に加盟した年に広報委員を務めた関係で一度だけ監督官をやったことがある。この歳まで生きてきて、と言うか、社会人になって半世紀以上、試験の監督官ほど面白い仕事は無い。最近は「やり手」(やりたい人)が減少しているみたいだけど、なんでかなあ。報酬もそこそこいいし気分転換にもなる。声が掛かれば喜んで引き受けるんだけどなあ・・・。
私の知り合いの不動産会社の営業マンも、今年何人か受けているから、合格したらメシでも奢ろう (^^♪
2023年10月16日
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何を根拠に問題の”易しさ”を決めているんだか…ナンセンスですね。
毎年受験者も違うというのに、馬鹿なのかな?
だいたい資格試験の法規なんか記憶しなくても必要に応じて文章を読めばいいだけなのに、「Q.〇〇日までに××に許可申請を…→さあこれは正しいかな?」なんてアホらしいとしか。(宅建に関しては全く知りませんけど(;^_^A
問題が易しかったかどうか、は、各得点に何人いるか、のグラフを基にしているみたいです。当然にボーダーラインに一番多く集中していますが、例年、合格者を何人とするか、で、「何点で切るか」を決めているとか。「今のところ宅建士が〇万〇千人いるから、今年は合格者は3万人でいい。だとすると36点にするか」とか「33点にするか」とかで決められるようですね。
あとは、出題された問題を見ていると、「ああ、今年は難しかったな」「今年は(ひねった問題が無くて)わりと簡単だったな」とか、ま、そのあたりは(難易度の判断は)テキトーかも。
>>今日は何の日?
ついに日にちもわからなくなったんか!
と思ってしまいました。
何を言ってやがる!、今年の宅建試験は昨日だよ。だから、合ってるでしょうが( `ー´)ノ
今日ね、同業者の営業さんが来て、「昨日、宅建を受けました。合格しました」と言うので、「未だ分からないでしょう?」と言ったら、「昨日、いろんなサイトで調べて、43点だったし、ボーダーラインの予想が38点くらい、ということなので、合格しているでしょう」とリラックスしてました。優秀ですね。