昨年はいろんな著名人が亡くなって、なんか、自分の人生の半分くらい消しゴムで消されたような気分。
もんたよしのり、谷村新司、坂本龍一、KAN・・・、そして、年が明けてから八代亜紀が12月30日に亡くなっていたことが分かった。まだ73歳だった。私の年齢(72歳)の ± 2歳の範囲で何人も。ショック!
20年以上前、昨年末に歴史を閉じたパレスホテルでディナーショーが行われ、八代亜紀の大ファンだった元義父母を招待して一緒に行ってきた。たまたま、パレスホテルの社長が我々と同じテーブルだった。
歌いながら全てのテーブルに丁寧に挨拶して回る姿を見て、「たいへんな苦労人なんだな」と分かった。下積みが長く、売れなかった時代に相当な苦労をしていて、読売テレビのオーディション番組「全日本歌謡選手権」に出場して10週連続勝ち抜いてグランドチャンピオンになったことでやっと運が開けてきた。
一方、同じ番組で10週連続勝ち抜いた五木ひろしも「よこはまたそがれ」で再デビューを果たしている。
八代亜紀と、石川さゆり、都はるみ、の三人が今の日本の女性演歌歌手の最高峰、と私は思っていた。
何曲か八代亜紀の歌声が聴ける YouTube を貼っておきたい。故人を偲んで懐かしんでくれたら嬉しい。
なみだ恋
おんな港町
舟唄
愛の終着駅
もう一度逢いたい
おんなの夢
雨の慕情
私は、この中では「もう一度逢いたい」が一番好きかな。「あんな男と言いながら 今日も来ました港町」ってね。「おんなの夢」も捨てがたいかな、「一度でいいから人並みに あなたの妻と呼ばれてみたい」もね。ヒット曲は歌詞がいい。もちろん、メロディラインも大切だけど、やはり、共感できる歌詞が重要 (^^♪
さて、敬称は省略させて頂きましたが、心からご冥福をお祈りします。
>>八代亜紀まで
ほんとに、びっくり!
1日に地震、2日に羽田、8日(実際は12月30日)に八代亜紀
と新年早々に大事件ばかり起きますね。
特に、八代亜紀が入院していたとは知りませんでした。
「膠原病」に知り合いの人がいましたが、発病してから十数年
も在命でしたから命に直接危険な病気ではなかったはずですが。
poohpapaさんと年齢が近い人達がどんどん亡くなっていきますね。
気をつけましょう。もう断捨離はおわりましたかね?
断捨離、ちっとも進んでおりません。生きている間に、苦労して集めたモノや大切にしているモノを処分するのは辛いのです。売るくらいなら、大切にしてくれる人にあげた方がいいかな、と思ったりして。
それにしても、八代亜紀さんの訃報は寂しいですね。我々、同じ世代ですしね。どうせなら、たかさんが先に逝ってくれれば、と思ってしまいます。
最期は痛くて辛かったでしょうね、私の周りにも膠原病の方、いますもん。
なんでもよくご存じですね、ハリケーンさんは通好みなんですね(^◇^)
うん、坂本冬美、丘みどりもいいですね。いいですけど・・・、八代亜紀、石川さゆり、都はるみ、の3人には敵わないかな。ヒット曲の数とか、ね。いや、「何か?」って、文句言ってる訳じゃありませんよ。
好みの問題、といったところでしょうか。
それが八代亜紀さんや五木ひろしさんが出場されていたことは、何故か全く覚えていません。本当に何故なんだろうか?
10週勝ち抜いてデビューされたものの、大変失礼ですが売れなかった方6.7人覚えています。お一人は宝塚音楽学校出身で審査員がべた褒めされていたんですが、曲に恵まれなかった? もうお一人は山口百恵さん(お若い方当然に知らないでしょうが)の歌を歌われて、審査員から百恵よりうまいよ、と言われていましたが、デビューしたものの芸能界に居場所はなかったようです。
10週勝ち抜くかなあと期待していた流しをしていた方、色に染まっていないと評価されていて相当回数進んでいたと思いますが、1週見なかった時に合格出来なかったようで・・・ どうしてだめだったのか1週見なかったのを今でも後悔しています。あともうお一人は男性コーラスグループ(何かは忘れました)の付き人をしていたという方、
ルックスもよかったんですが。
芸能人の方の誰かが話されていましたが、努力してどうなる世界ではないと。八代亜紀さん、運を持っておられたと思いますが、こんなに早くにお亡くなりになられるなんて・・・ まだまだ歌いたい曲もいっぱいあったと思うのに。 本当に残念です。長文申し訳ないです。
私も、闘病中で入院していたなんて知らずにいました。最近は歌番組も少ないし、あまり観ていませんし。
「全日本歌謡選手権」、海外のタレント発掘番組みたいに、素人とプロを同じ土俵で闘わせる、という画期的な番組でしたね。八代亜紀さんが何週目かを僅差で勝ち抜けたとき、審査員が「美人は得だね」と厭味ったらしく言っていて、八代さんが苦笑いしていたのを覚えています。
芸能界で当たるかどうか、は、やはり「運」によるところが大きいでしょうね。どんなに美人やイケメンで、歌も演技も上手くても、必ず当たるとは限りませんし。今、問題になっているセクハラだって、元ナベプロのタレントのマネージャーが親族にいる同僚が、「15歳で処女、なんてタレントや歌手なんか一人もいない、ってよ」と言ってましたから。芸能界は、努力してどうなる、という世界ではないでしょうね。
でも、才能がある方が運に恵まれないで消えていくのを見るのは辛いですね。他人事とは思えません。
八代亜紀さん、相当な苦労人だっただけに、もっともっと人生を楽しんでもらいたかったですね。世の中、すべからく「不公平」にできているものですね。ま、我々一般市民は人生を楽しみましょう。