「あなたの価値は時計と同じ」
死期が近い父親が息子にこう言いました。「…この時計は200年以上も前のもので、お前のおじいちゃんが私にくれたものだ。この時計をお前にやる前に、通りにあるお店に持って行って、これをいくらで買ってくれるか聞いてきてくれないか?」…息子は、時計屋へと走りました。
店に行って戻ってきた息子が父親に「時計屋さんは古いからって理由で、5ドルと言ったよ」と言うと、父親は「では、コーヒーショップに行ってきてくれ」と言いました。
コーヒーショップに行って戻ってきた息子が「…父さん、やっぱり5ドルだったよ」と言うと、父親は「じゃあ、美術館に行って時計を見せてきてくれ」と言いました。
美術館に行って戻ってきた息子は「100万ドルを提示してきたよ!! 」と言いました。…すると父親は、静かに言いました。
「正しい場所に行けば、お前の価値は正しく評価されるということをお前に伝えたかったんだよ」「だからいつでも自分を正しい場所に置きなさい。そして、そうでないときでも、自分の価値を見失ってはいけないよ」
翻訳が下手、とは思うけど、「言いたいこと」は解かる。3番目、美術館でなく博物館のほうがいいだろう。
時計屋が5ドルと評価した古時計をなぜ「コーヒーショップに持って行って訊いてきなさい」と言ったのか。古女房を「おたからや」に連れていって「いくらで引き取ってくれるか」訊くようなもので、例えが良くない。
「正しい場所」というのは、自分の特性に合った仕事、正当に評価してくれる上司がいる職場、であると思うけど、世の中には「どこに置いても役に立たない人間」がいるのも事実だし。そもそも、自分にとっての「正しい場所」がしっかり分かっている人は少ないもの。だからこその「父親の教え」かもしれないが・・・。
それでも、「生き方の参考」にはなる。特に、自分が人の上に立つことになった際には、必要になる才覚。
2024年02月08日
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「俺はもっとやれる能力があるのに評価してくれないのはおかしい!」
「俺の周りにはどうしようもない能無しばかりだ!!」
的な偏執狂になって無差別殺人とかやらかしそうな教えですね。
「正しい場所」とやらを教えてあげないと…というか是非私にも教えてください。
親父は息子が愛おしいのだろうけど、その息子が狂気に走らないことを願うばかりです。
<<偏執狂になって無差別殺人とかやらかしそうな教えですね。
そうですね、この息子が、正しい場所に置けば能力を発揮する男であれば、ですもんね。どんな人間にも何かしら取り柄や才能がある、という前提に立っての話ですよね。「誰もオマエを正しく評価しなくても腐るんじゃないよ。何か使い道はあるだろうから」って、死んでも死にきれないんでしょうね。
<<親父は息子が愛おしいのだろうけど、その息子が狂気に走らないことを願うばかりです。
「これも、考えさせられる『イイ話』、ではある」、と、「ではある」としたのも、万人に当てはまる話ではない、と思ったからでして・・・。ハリケーンさんのご指摘は的確ですね。
<<「正しい場所」とやらを教えてあげないと…というか是非私にも教えてください。
レベルが低いほうの人間が、高いほうの人間に、そんなこと教えられるワケ無いでしょ!?
ビズリーチに登録すると判るかも知れませんよ(^◇^)