来たるべき最期(臨終)を迎える準備をするために少しずつ身辺整理をしていて、昨日は株を片付けた。
と言っても、持っていたのは「ビックカメラ」の株200株のみ。いろいろ持っていたけど、10数年前に今の家を買う頭金にするために手放した。正確に言うと、長男から借金をして、その担保として長男に譲渡していて、事情は憶えていないが「ビックカメラ」の株だけ手元に。時価で換算していたんだろう。今は、それらの株、当時の2倍以上になっている。下がってなくて安堵。もし下がっていたなら補填しなきゃあね。
で、みずほ証券の窓口に行って「成り行き」で売ってくれるよう依頼すると、5分も経たないうちに(私が窓口にいる間に)買い手がついた。希望価格を設定せず成り行きだからね、そりゃあそうだと思う。諸経費を引いて23万くらいになりそう。うん、これでしばらくは「お菓子をバラ撒くための軍資金」ができた (^◇^)
実はそろそろお菓子のバラ撒きも止めようかな、とは思っているんだけどね。ヘソクリ・・・、義援金なんかにも使っているし。正直、右から左へ飛んでいく。飛んではいくけど人間関係の潤滑油にはなっている。
長男には「そろそろ売ってしまえば?」と言っている。証券会社の営業マンは「日経平均株価、この先10万くらいまで行くと思いますよ」と景気のいい話をしているが、株の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」というのがある。誰しも「安く買って高く売りたい」ものだけど、いくらが最安値か、いくらが最高値かは分からない。それが分かったら苦労はしない。もっと安く買った人、もっと高く売った人がいたとしても仕方ない。欲はかかずに一番美味しいところは他の投資家に譲ってやればいい。その格言はそういう意味で、深い。
長男にも、「当時より値下がりしていたり倒産している会社は無くて個々の株を合計して倍以上になっているなら成り行きで売って外壁塗装の資金にして残った分は通帳に入れておけばいい」と言っておいた。
ま、長男は、残ったカネで投資なんかを始めたりはしないだろう。この10数年の間に「株の一部を売却しようと思うんだけど・・・」なんて相談は無かったしね。最近は「資金0(とか少額)で始める」投資話がネット広告によく出ている。投資話で「全員が儲かる」なんて話は有り得ない。だいいち、本当の儲け話は誰にも話さず自分だけで投資するハズ。会ったことも、何の義理も無い不特定多数に教えるワケが無い。
さて、と、次は何を片付けようかな・・・。あれこれ煩悩が多くて考えが纏まらないや、困ったモンだ (^^♪
2024年03月22日
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