店の中にいて、ウインドーに貼ってある賃貸不動産広告を見ている男性に気付かず、店を一歩出て気付いたので「どんな物件をお探しですか?」と声を掛けると「2DKくらいの部屋なんですが・・・」とのこと。
いつもはそういう場合、気付いても出てはいかない。外から帰社した時に広告を見ている人がいたら「宜しければ資料を差し上げますよ」と声を掛けるけど、昨日は直接的に「どんな物件を・・・」と言ってみた。ま、離れた場所から広告を見ている人の雰囲気を見て、その人がいなくなるまで近寄らない時もあるが。
「直ぐに戻りますので、少々お待ち頂けますか?」と伝えて、裏の家主さんのお宅に、隣の珈琲ショップの家賃を届けに行った。実はその直前に珈琲ショップの店長から「大家さんに家賃を届けようとしてインターホンを押したのですが留守だったみたいで、渡しておいて頂けますか?」と頼まれ、電話をしたら在宅で「これから直ぐに伺いますね」と伝えてあったので、直ぐに伺わないと「どうしちゃったの」と心配かけそう。
家賃を渡して店に戻ると、男性はまだいてくれた。中に入ってもらい、冷たい(缶の)お茶を出して、ゆっくりお話をすることに。隣町で店を出しているとのことで、私は「60歳くらいかな」と思っていたが、顧客カードに記入しているのを見たら「昭和26年生まれ」・・・、てことは72歳。「ああ、私と同じ歳ですね、干支は兎ですよね。学生運動で東大の入試が中止になった翌年の高校卒業で・・・」と言うと、「ああ、そうですね」と笑う。だが、年齢が私と一致するくらいはたまにあることで、さほど珍しいことではないんだけどね。
「私は、家内と歳が離れていて、家内は55歳だったんですよ」と言う。17歳の差・・・、うちと一緒だ。その奥様は最近亡くなられたようで、それで引越しを考えているようだ。男の子が一人いて高校3年生。その話を先に聞いていたので「60歳くらいかな」と思った。54歳の時の子か・・・。白髪交じりだけど若い。
他にも「引っ越しを考える」理由があって、家主から「建て替えたいので明け渡してほしい」と言われているようだ。それで「立退料とかの話は具体的に出ていますか?、それは家主都合による立退きなんですから、世間の相場に見合った立退料は頂いていいと思いますね。今、もう部屋探しで動いていて自分から出て行きそう、と家主や管理会社が知ったら立退料をケチられたりします。行く当てがない、くらいに匂わせておいたほうがいいですよ。もちろん、立退料をぼったくれ、ということではありませんよ」、と伝えた。
夕方帰宅して、その話をうちのにしたら、「え?、私はもうじき死ぬの?」だと。そんなことは言ってない。
話の中で、「私は岩手の奥州市の出身です」とも言う。「ああ、私は愛知の出身ですが、うちのは岩手の一関市出身です。隣町ですよね」と話し、プチ盛り上がり。それにしても、年齢が私と同じで奥様と17才差、である人とは初めて会った。神様が引き会わせてくださったのかなあ、このご縁は大切にしよう(^^♪
2024年04月28日
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17歳差はほとんどいないでしょう。有名芸能人やお金持ちの実業家ならいるでしょうけど。
奥様が先になくなるとは、今度は更に若い女性と再婚するかもしれませんね。
popさんはどうするの? 更に若い子を探し回ってる様ですが。
<<popさんはどうするの? 更に若い子を探し回ってる様ですが。
私は、おカネが無くても生きていけますが、もしも、うちのがいなくなったら生きていけませんから、直ぐに後添えを探すと思います。たぶん、贅沢を言わなければ直ぐに見つかると思いますよ。菓子のバラ蒔きは「その時の布石」であります (^^♪
そうそう、17歳差どころか30歳差って人いましたね、芸能人だったかなあ・・・。いや、加藤茶のことではなくて・・・、誰だったっけかなあ。そういうのがパッと思い出せなくて・・・、辛いなあ。