再三、ニュースやワイドショーで取り上げられている「国立市で解体されることになった(セキスイハウスが施工した)新築マンション」を見に行ってきた。どうしてか、と言うと・・・、
地図を見たら、その現場は、私が平成元年に宅地建物取引主任者の試験に合格して直ぐ、3年半ほど勤めていた不動産会社(廃業)が存在した場所だったから、である。行ってみたら、2軒隣だったんだけど。
現場にはTBSと日テレがカメラを持ってきて取材していて、私はこの件で「是非とも言いたいこと」があったので、(誰も取材を受けていない)取材班の前をゆっくり何度か歩いたが声が掛からず、う〜ん、残念。
で、道路の向かい側でマンションを見上げていたら、テレビ朝日の記者(女性)から声を掛けられた。そこにたまたま二人の高齢婦人(たぶん地元の住人)がやってきて私の発言を聞いていたが、いちいち笑顔で頷いていたから私と同じ考えなんだろな、と思った。私の意見が全て正しい、とは言えないかもだけど。
私が「何が気になったか、伝えたかったか」は住宅新報のコラムで書くか、このブログで書くか、ちょっと悩んでいる。ま、もし住宅新報のコラムで書くならニュースの鮮度が落ちないうちに原稿を送らないとね。
それにしても、斬新な、と言っても奇をてらったワケでなく素晴らしいデザインのマンションで、勿体ない。
テレビ朝日の記者と話し終えたところに自転車で通りかかった高齢婦人と話をしたら、2年前に国立市に引っ越してきたそうで、古くからの国立市の住民ではないからほぼ私と同じ価値観だった。それは安堵。
まあね、TBSや日テレがカメラを回していたから道路の向かい側にいた私が映り込んでいるかも (^◇^)
国立市民には国立市民の価値観やマイルールみたいなものもあるだろうけど、常識は欠如していそう。高すぎるプライドゆえに自分たちの街を住みにくくしているのに気付いてないのは「哀れ」とさえ思える。
2024年06月11日
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>>国立市で解体・・・・新築マンション
えええ!、なんで解体なの?って言いたくなりますね。
建築基準法などに違反しているのなら仕方がないでしょうけど、
そうでもなさそうだし。
ある地点での富士山が見えにくくなったというだけでしょう。
富士山の全景などは、その建物の周囲のごちゃごちゃした建物
で見えないのではないでしょうかね。
これで、この地区の開発は完全に無視されて地価も下がっていくでしょう。
京都市内とおなじ。高層建築が建てられないため、住民も増えない、事務所
も増設できず、人口がドンドン減っていってしまいますね。住民のエゴ丸出しといえそう。
行かれたのですね。通りの先に見える富士山の景観を重視するなら、まずは商店街の電柱を地下化しろと、ネットで指摘されています。ストリートビューで確認できますが、電線が通りを横切っていて汚い、仮に富士山が遠くに見えたとしても手前に障害物があれば台無しです。それと、国立駅からのメインストリートと比べて、片道1車線のローカルな商店街。もしこれが反対運動の結果ならば、町の発展は絶望的だし、田園調布のような過疎化は確実です。
積水ハウスは上場会社なので、株主総会で指摘され、その内容は公開されます。排他的な市であると認識されれば、新規の建設や流入が激減するでしょう。自らの首を絞めてしまいましたね。
東京工業大学は今でこそ大学ですが、元々は”府下”に創られた職能専門者育成のための教育機関ですから。
住民は辞書で“府下”を調べていればいいのにね。
まぁそれをいっちゃあ“新宿”だって…“渋谷”だって…って屁理屈の泥仕合ですけど(*^ヮ^*)
まぁ隅田川の東岸が本籍の私が言うのもなんですが、“江戸”ではないですよね。
<<えええ!、なんで解体なの?って言いたくなりますね。
そうなんです。建築確認は下りていて、違反建築でないなら、あるいは建築確認の後で設計変更して違反建築になった、というなら解体も致し方なし、当たり前かと思いますが。「なんで??」ですね。
富士山の景観に拘るなら山梨か静岡に引っ越せよ、と言いたくなります。
例えば、何かの景観が気に入って家を建てたとしても、数年後とか10年後にそれが見えなくなってしまうこと、世の中にはザラにあると思います。富士山でなくても、「この夜景が見えるのが気に入って家を購入したのに前にマンションが建って見えなくなった」、なんてね。それが、もう完成して来月から入居が始まる新築マンションを解体しなければならないほどのものかよ、と思ってしまいます。
再度言いますが、違法な建築物なら話は別です。私はねえ、古くからの国立市の住人、大嫌いです。今から30年あまり前、そのプライドの高さと冷たさに悩まされましたもん。
<<通りの先に見える富士山の景観を重視するなら、まずは商店街の電柱を地下化しろと、ネットで指摘されています。
そうですね、ネット民の意見は正しいと思います。実は、東京電力は電気代をジワジワ値上げしていますが空前の利益を上げているとか。首都圏の電柱地下化、(資金的に)できないことは無いでしょうね。
だいいち、ふだんはそんなに富士山の遠景を見ながら生活しているワケでなく、布団や洗濯物をバルコニーに干す時にチラッと見るくらいだと思いますよ。昔、埼玉のマンションで暮らしていた私がそうでしたから。今は、もう富士山が見られなくなった富士見町、なんていっぱいありそう。
<<もしこれが反対運動の結果ならば、町の発展は絶望的だし、田園調布のような過疎化は確実。
それも仰るとおりかと思います。それにしても、2002年に桜通りに建築中の明和地所のマンションに対して住民が景観訴訟を起こして原告が勝利していますが、私でも記憶に新しいのに、セキスイハウスはなぜ教訓にしなかったんでしょう。予測できたハズです。
建物解体費用だけでなく、来月引っ越してくる予定の人たちに支払う違約金や慰謝料など、これから莫大な費用が掛かります。ある程度の世帯を入居させてからセキスイが景観訴訟に対して受けて立てばいい、と思いますね。法律に違反していないのですから、例え慰謝料を払うことになっても、解体するよりいいでしょう。
賃貸の仲介をしている私からすれば、国立市の凋落(人気薄)はかなり前から始まっています。自分たちで自分たちの首を絞めていますし、それはこの先も続くことでしょう。
<<元々、国立なんてたいした土地でもないのに、住んでる住民が棘のある優越感を発散していてキモい記憶しかありません。
うわあ、言っちゃったよ、夜道に気を付けてくださいよ、たまには後ろを振り返ったりして(^◇^)
一橋大学があるだけで「学園都市」「文教地区」を売りにしていますが、生活便の悪さから考えたら、今は、かなり遅れていますね。1年のうち、桜が咲く1週間だけは美しいとは思いますが。
立川で店をやっているから、でなく、今は立川のほうが遥かに暮らしやすいかと思います。
追加情報です。
1/3が売れ残っていたようです。周辺の家々に反対するポスターが貼ってあって、購入を考えていた人は躊躇したのかも。そのポスターは取り壊し決定後、あっという間に剥がしたようです。
追加情報を有り難うございます。
<<1/3が売れ残っていたようです。
まあ、完成した時点で完売、なんてことはなく、現実はそんなところでしょうね。
立川の南口の新築マンションも、完成して少しずつ入居が始まっていますが、まだ2割くらいは売れ残っているみたいで、綺麗なお嬢さんたちがチラシを配っています。ビラ配り、完売するまで続けるそうです。
<<周辺の家々に反対するポスターが貼ってあって、購入を考えていた人は躊躇したのかも。
それはあるでしょうね。入居して直ぐにそんなトラブルが待っているんじゃ悩みますよね。
<<そのポスターは取り壊し決定後、あっという間に剥がしたようです。
「私しゃ、意地悪してないよ、反対なんかしてなかったよ」と、無かったことにしたいんでしょうね。指示する奴がいるんでしょう。でも、いくら繕っても皆が知るところになっているのですから、国立市のブランド価値は下がり続けることでしょう。自ら墓穴を掘ってますね。