「そんなこと、オマエに言われなくても解かってるよ」と仰る方も多いだろうけど、ご参考までに。
昨日、伊勢丹B1の「あるショップ」で、そこそこ大量にお菓子を購入した。いろんな店を梯子したりはせず1店舗だけで用事を済ませたのだが、その時にお相手をしてくださったAさん、とても感じが良かった。ただ愛想が良い、というのでなく、面倒くさがらずに、こちらの要望に笑顔で快く寄り添って対応してくれた。
それで、Aさんが喜んでくださるような賛辞をいろいろ考え、お世辞でなくこう話した。「Aさんはとても感じの良い方ですね。Aさんが担当してくださって、とても楽しく買い物ができました。有り難うございます」と。
もちろん、素敵な笑顔が返ってきたよ。いちいちそんなふうに褒める客など滅多にいないだろうし、ふだん言われていそうなこと、例えば「有り難う、助かったよ」だの「感じいいね」なんて言葉はいろんな客から言われていたりするだろうから、たぶん、「また言われたか」くらいで、言われても喜ばないと思う。で、私はお世辞は言わない。私が褒めた時は本当にそう思っていて、それは私の愛読書「人を動かす」にもある。
「お世辞は口から出るが賛辞は心から出る」
こちらが本当にそう思っていても相手に「お世辞」と思われるようなら、かえって何も言わないほうがいいんじゃないかな。なので、相手が「この爺さん、調子いいこと言って」などと不快にならず、喜んでくださる言葉を後に続けるようにしている。ただし、それは相手によってマチマチ。私の言葉で元気やヤル気が出てくれたりしたなら嬉しいが、褒めることが逆効果になることもあるだろう。それは気にして言葉を選ぶ。
私の体験だと、褒めるのは叱るのと同様に難しい。褒めれば良い、なんてもんじゃなく、何かで叱る際も、「私はいつも期待していますよ」と、相手に希望を持たせて、間違っても潰さないように気を遣っている。
近日中に店舗まで品物を受け取りに行くので、その時もAさんが売り場にいるといいな、と願っている ♪
2024年07月11日
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何も言わずに買ってあげるのが一番だと思うけど。褒めるなんて下心丸出しでウザイだけですよ。
<<何も言わずに買ってあげるのが一番だと思うけど。褒めるなんて下心丸出しでウザイだけですよ。
そうかも知れませんね。でも、下心までは・・・、疑われてはいないと思いますが。相手の表情、とくに目で、本当に喜んでくれたかどうかは分かりますね。私の賛辞なんて、チップ代わりですよ。
それに、私は「彼氏いるの?」なんて訊いていませんしね。
ショップ店員さん、「お世話様」だの「有り難う」だけ言って帰る客ばかりなら、毎日が何も変わらず退屈な一日で終わる、と思うのです。一人くらい私みたいな客がいてもいいかな、と思いますね。