銀行に記帳しに行こう、と思って店を出たところで携帯が鳴る・・・。登録してある番号で、昨年「仲良し二人組(女性)」で不動産屋を開業した(社長ではないほうの)Nさんから。出たら、「今、事務所にいらっしゃいますか?、いらっしゃればご挨拶に伺いたいのですが」、だと。嫌な予感がした、そりゃそうだろう・・・。
夏休みも終わって、こんな半端な時期に「挨拶回りする」なんて普通は無いのだから。てことは、「辞めようかな」とのことで挨拶におみえになるのでは、と心配になって理由を訊くと、「いいえ、(社長の)Tも一緒にお伺いします」だと。ん?、それなら「店を畳みます」かも、と思って、それはそれで心配になってきた。
これから会社を出る、とのことだったので、「じゃあ15分くらいですね」と言って、クーラーの効いた店内でなく店の前で待っていたのだが、なかなか来ない。1時間ほどしてやってきた。どこに寄ってたんだよ!、である。暇な店だから良いようなものの、遅れるなら遅れるで電話くらいしてほしかったな、とは思った。
二人とも笑顔で、退職でも店仕舞いでもなさそう、それは安心した。挨拶・・・、一つには、私が貸していた本、カーネギーの「人を動かす」と「名言集」を返しに来たのだが、2冊のうちの「人を動かす」のほうは、「会社に置いておくと何かと参考になるから、あげるよ」と差し上げることにした。手土産も頂いたし (おい
それとは別に、いろいろアドバイスをさせて頂いた。役に立ってくれれば嬉しいんだけど・・・、どうかなあ。
何かの相談を受けても私では分からないこともあるだろうから、その場合は仲良くしている同業者に訊いたりして、的確なアドバイスをしたいもの。まあ、うちの店が大成功している(ゼロから始めて上場企業にした)ワケではないのだから、私がアドバイスできるのは「会社を潰さずに長く続けられる方法」くらい(爆
「二人でよく頑張ったね、凄いね」と言える時が来ることを心から願っている。この業界、ま、他の業界もそうだろうけど、どこかの店が潰れた、店仕舞いした、と聞けば心の中ではほくそ笑んでいることは多いと思う。だけど、みんなで協力し合い、支え合って、上手く棲み分けるとかしないようなら業界の将来は無い。
お二人とも終始「笑顔」ではあったけど、相当に疲れているな、と感じた。私と話すことで肩の力が抜けたり、気持ちが楽になってくれたら嬉しい。起業して1年弱・・・、今が一番しんどい時だろうな、と思うから。
そんな中で手土産持参で挨拶に来てくれたのだから、今度は私が美味しいお菓子を持って訪問しよう ♪
2024年08月22日
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あれ? 結局なにしに来たの?
poohpapaさんの不動産屋が暇でつぶれてないかを確認したかったのでしょうかね。
>>「仲良し二人組(女性)」
って書いてあるだけだから、〇〇ではなさそう。きっと、まちがいない。
本を貸していてそのお返しにお土産をもらった → 藁しべ長者
最近、儲かってますね。。。。
<<あれ? 結局なにしに来たの?
何ヶ月か前に売買の案件が出て、彼女たちの店のお客さんが購入を前向きに検討していたのですが、家主が「売るのやめた」と方針が変更になって、と言っても流動的だったので、その後に状況が変わったかどうか確認しに来たのかな、と思います。その件には触れずにお帰りになりましたけど。
猛暑が続いていますが、頂き物のお菓子や果物が食糧庫を占領してまして、幸せです。その幸せを皆に分けて差し上げたいものです。