いつも「霧の森大福」の抽選販売開始をこのブログで案内しているけど、今回はお酒で、しかも日本酒。
「百光」という知る人ぞ知る銘酒。価格は、720mlで38,500円 (税込・送料別)もする。てことは・・・、一升瓶なら96,250円、ということになる。(ヘソクリで)うちのに飲ませてあげたい、と思って訊いたら、
「要らない。なら、安いワインを何本か、のほうがいい」だと・・・。ああ、さいでっか?、可愛くないなあ。
ほんとは、うちのが庶民的な嗜好で助かっているんだけどね。たまに、1万円くらいのワインを買ってあげると凄く喜んでくれて・・・。ま、私は、うちのが美味しそうに飲んでくれてる顔を見るのが何より幸せ(^^♪
子どものころの体験がトラウマになっていて・・・。何度か書いてるけど、家が貧乏で、美味しいお菓子なんてめったに食べられなくて、たま〜に、どこかから美味しいお菓子を(箱で、でなく)一個もらったりすると、6人兄弟の末っ子で、いつも8畳一間の家に引き籠っている私に「オマエ食べな」と食べさせてくれて、いちおう「おかあちゃんは要らないの?」と訊くと、「わしはお腹いっぱいだでいい」と辞退されて・・・。
なワケない。だいいち、半分くらいなら満腹であってもお腹に入るもの。だけど、「おかあちゃん、『要らない』って言ってくれないかなあ・・・」と期待しているから、子ども心に「ウソ」だと解かっていながら、一人で食べていた。それを横から見ながら、お袋のほうが嬉しそうな顔をしていて。3人の子供を育てた今なら私にも解かる。自分が大人になった今は、一個しかない美味しいお菓子は自分は食べられなくなっている。
お袋が亡くなった今になって、「なんであの時、『おかあちゃんと半分こしようよ』と言ってあげなかったのか。お袋も本当は食べたかっただろうな」、と、猛烈に後悔。美味しそうなお菓子を見る度に思い出すよ。
よくニュースで、「子供に食事を与えず餓死させた親を逮捕」なんてやってるけど、私には考えられない。
ついでに、これも以前に書いたけど、小学4年生の給食の時間に、上級生の女の子が配膳に来て、「(余った)パンの耳、ほしい人いますか?」と訊いて、私だけが手を挙げて、仕方なく、全部私のお皿に乗っけてくれて、号泣してしまって、がっついて食べているのをそのお姉さんが横に立って不思議そうな顔をして見ていた。パンの耳、薄かったけど10枚以上あって、全部食べたよ。今は逆の立場(?)になれて幸せ。
理解されないと思うんだけど、それが今の「お菓子のバラ撒き」に繋がっている。いろんな人に美味しいお菓子を「これ、美味しいよ、食べてみて」と言って届けて、次に会った時に「こないだのお菓子、美味しかったですねえ」、と笑顔が返ってきたら幸せ。女性も男性も、みんな「お袋の代わり」なんだろうね(しみじみ
だから、その様子を傍から見ている人から「バカだね、あいつ」と思われてもかまわないし、そんなふうに使うカネを「惜しい」とも思わない。求めている見返りはあくまで笑顔。だけど、伊勢丹の馴染みのスタッフから「いつも美味しいお菓子を頂いてばかりで申し訳ないんで、何かお返ししたいんですけど、何がいいですか?」と訊かれることがあって、「気にしなくていいよ、これは私の趣味、まあ病気みたいなものだから。でも、どうしても、というなら体でいいよ」と答えると大爆笑。「じゃあその時までに体をシェイプアップしときますね」と笑って言ってたけど、セクハラだし、そのうち出禁になるな。どっちが先になるかなあ・・・。
さて、長〜い前置きから話を戻して、通常の販売でも入手困難な「百光」、ご興味のある方は・・・、
<2024年冬>
百光|BYAKKO
第1回抽選販売について
◆ 応募期間
2024年12月3日(火)まで
◆ 抽選結果発表
2024年12月4日(水)17:00 ※予定
◆ 販売商品
・“雪女神”で製造する新たな『百光』\38,500 (税込・送料別)
・他、「飲み比べセット」や「限定商品の予約販売」をご案内予定
◆ ご購入方法
・当選されたお客様のみ『百光』をご購入いただけます。
・当選連絡メールにて『百光』特設販売ページをご案内いたします。そちらよりお買い求めください。
\ワンタップで応募完了/
なんか、「霧の森大福」と違って、応募期間が長いなあ。当選しても辞退する「冷やかし」も多いみたい。
以前に一度応募したことがあって、その時はハズレ。もし当たったら・・・、今回は買おうかな、悩むなあ。権利の譲渡や転売は不可、とのこと。当たった人が購入して私に送ってくれるのは問題なしですからね。
「あんなに飲みたがっていて、あの後すぐ死んじゃったから、送ってやれば良かった」と後悔しなさんな。
よし、これで自分は当たらなくても2本か3本は届くだろう、みんな義理堅いからね。うん、夢見て待とう。
2024年11月08日
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>>・・・という知る人ぞ知る銘酒。
知らない人は知らない迷酒
地酒が増えてましたね。最近はどこの産地でも作っています。
日本酒だけでなく地ビールも増えました。
本人がおいしければ銘酒でしょう。
poohpapaさんの配るお菓子は。。。。
なんかねえ、海外の品評会で何度も最高の賞を獲得しているみたいですね。私も最近まで知りませんでした。
地酒・・・、日本酒もビールも、ワインも、ですね。それぞれに地域の特性を生かした味に仕上げていて、どれも美味しいです。
私が配るお菓子は・・・、知る人ぞ知る銘菓ですよ。あまり知られてほしくない、というのが本音であります。あまり有名なると、「ああ、知ってます、美味しいですよね」と言われてしまって、持って帰りたくなりますから。