先日届いたJRのカレンダーの返礼をすべく、伊勢丹B1の食料品フロアを物色していて、某売り場に。
顔馴染みのスタッフに相談して品物を決めて、お渡しする当日まで預かっていてもらおうと、そのスタッフと一緒にカウンターに行って支払いや包装、取り置きなど諸々の手続きをしようとしたら、係りの胸に「研修中」の名札が。初々しい娘さんが相手をしてくれたのだけど、伊勢丹のアプリの(ポイントを付ける)バーコードがなかなか読み取れなかったり、他の手続きもスムーズに運ばずに手こずって時間が掛かる。
私は定休日で時間を持て余していたから時間が掛かるのはかまわない。むしろ、これが私で良かったかも、と思えるほど。全然イライラしてないしね。ずっと私の傍についていてくれたスタッフがいろいろ指示をしていたけど、慣れていないんだろな、新人だから仕方ないよな、と思って、彼女が委縮しないよう、こう声を掛けた。「気にしなくていいですよ、誰でも『最初から上手くいく』なんてことは無いのですから」、と。
すると、そう言い終えるか終えないうちに、その新人さんがカウンターの伝票を強くはたいた。飛びはしなかったけど驚いた。さらに、私に向かって、「私がブスだからいけないんでしょう!?」と叫んで奥(バックヤード)に引っ込んでしまった。それには、一緒にいたスタッフも「え?、今の何!?」と驚いていた。もちろん、私は「お嬢さん、ブスだし仕事がとろいね、使えないねえ」などとは言っていない。言うワケが無い。
傍にずっと他のスタッフがいてくれて良かった。もしも誰もいなければ、私が何か酷いことを言って彼女を追い詰めたのでは、と思われかねない。直ぐに売り場の責任者を呼んでくれて、お詫びを言われたけど、これヤバイ。もし誤解されたならもう伊勢丹に行けなくなるよね。ではあるけど、責任者の方に「彼女は若いし前途があるのですから、こんなことで潰れないよう、後でフォローしてやってください」、とお願いした。
彼女、少なくとも接客には向いていないんだろうな、とは思う。別の客にも同じことをするかも知れないし。失礼ながら、精神の病気を持っていたり、何か、例えば発達障害とか、そういうことかも、と気になった。
昨日、「ちゃんと出勤しているのかな」と気になって売り場を覗いたら、来てはいるけど、昨日の今日のことなのでバックヤードで事務仕事をさせている、とのことだった。ほう、メンタル強いなあ。こっちが思うほど気にしてないかもね。そういうタイプの人だと、反射的に爆発しても、後を引いたりせずに忘れられるのかも。いや、むしろ私のほうがトラウマになりそう。こう見えて私は繊細な神経の持ち主だから、ほんと。
サービスカウンターのスタッフのOさんからは、「これ、坂口様で良かったです。他のお客様だったなら大問題になってたかも知れませんから」と言われたけど、私もそう思うな。そんな話をしていたところに、たまたまB1の食品フロア全体を統括するマネージャーのBさん(妙齢の女性で凄くカッコいい人)が通りかかり、名前を呼ばれて挨拶された。私は知らない人・・・、それも怖い話だね。サービスカウンターのOさんは「坂口様はお得意様ですから」と言うけど、お菓子しか買わない「デパートのお得意様」なんかいるかよ。
これ、たかさんだったら「伊勢丹立川店はもう潰れるね」と言ってただろな。人格者の私で良かったよ(爆
そうそう、その人格者の私は今日73歳。おめでとうコメントは不要、祝う気あるならカネをくれ、です(^^♪
2024年12月13日
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こちらが良かれと思って声をかけても相手にとっては違う解釈で取らえたりすることって、結構あると思います。
いやあ、まあ「Z世代はみんなそう」とは思いませんが、ほんと、驚きました。スタッフがずっと傍にいてくれて良かったです。でなければ、皆が皆「あの人(私)はそんなこと言う人じゃないよ」と思ってはくれないでしょうから。そういう噂は尾鰭がついて広まるでしょうし。怖いですよね。
実は、私は「Z世代」なる言葉が好きではありません。その世代の全てを一括りにして、悪い意味で「みんな同じ傾向」だと決めつけているワケで・・・。仮にそうだとするなら、先の世代の大人の責任です。まあ、「団塊の世代」なんて言葉も同じですが。
私はねえ、「有り難うございます、大丈夫ですよ、頑張ります」と笑顔が返ってくると思っていましたが。
私の想像ですが、その女性、最近お客から「早くしろよ、ブス」と言われたのではないでしょうか。接客に慣れてきたらそのような暴言も消化できますが、ビギナーには突き刺さります。
三波春夫のオフィシャルサイトに以下のような説明がありました。以下、引用。
『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』
最近カスハラという言葉が一般化されてきて、客は神様ではないということが認識されてきました。立川の大社長のように、ファミレスや百貨店やポップアップストア(芋)で最良な客と店員との関係を築ける人もいれば、神様だから暴言ワガママが許されると思っている馬鹿もいる。
急いでいるなら、その意を伝えれば良く、ビギナー店員は助けを求めれば良い。その時の言葉ですね。それを適切に選べないなら、客も店員も勉強しなければならないですよね。
<<私の想像ですが、その女性、最近お客から「早くしろよ、ブス」と言われたのではないでしょうか。
それは無いかな、とは思うのですが・・・。いくらなんでも、そんなことを言う奴がいるとは思えませんし、いたとしても、男はみんな同じ、とは思わないかと・・・。それに私はイライラしてなかったワケで。
三波春夫・・・、「お客様は神様です」という、いかにも客に媚を売るかのような発言が誤解されて独り歩きしていますが、奥が深いですね。晩年に、自分が癌であることを悟り、精密検査の後で家族に、「癌だったのか?」と訊いて、家族が「そうでした」と言ったら、何も取り乱すことなく「そうか、分かった」と言ったとか。大戦中のシベリア抑留の経験から一度は死を覚悟した経験があるからでしょう。
ところで、そのバイトさん、いずれにしても直近で何か嫌な体験をしていたのかも知れませんね。スタッフを育てるのも潰すのも、客なんですね。こんど顔を合わせたら、何か言ってくれるかなあ・・・。
おめでとうございます!!
そんな滅多に見れないスタッフの姿を見れてラッキーですね( ´艸`)
おめでとうございます笑
素敵な73歳の一年になりますように!!
私の孫たちは変わり無いですか?。血の繋がりは無くても、私にとっては大切な孫たちですから、病気や事故に気を付けて、次に会えるまで元気でいられるよう、しっかり見守っててくださいな。
あ、いっそ、春休みあたり、孫たちだけで東京(立川)に寄こしませんか?、あちこち観光に連れていきますよ。母親が一緒でないほうがイキイキしてたりしてね(^◇^)
例の(伊勢丹の)鎌倉紅谷の福袋、2日には入手できそうなので、遅くとも5日には届くことでしょう。毎日伊勢丹に行って、どんなお菓子を追加しようか、物色しています。まあ、まさかに現金でお年玉を贈ることはできないので、美味しいお菓子をいっぱい詰めて送りますね。それ、お年玉代わりね(^^♪
ところで、その伊勢丹のバイトスタッフ、もう会うことは無いでしょうから安心しています。でもねえ、なんとか「自分の間違い」とか「思い込み」に気付いてくれたら良いのですが。私と違って先が長いので。