2025年02月08日

私がバラ撒くのはお菓子だけじゃないよ

先日、伊勢丹のB1のサービスカウンターに行って、いつものチョコレートの包装をお願いした時に、スタッフから「うちで保護猫のお世話をしているんですよ」という話が出た。うちもそうだけど、保護猫の世話は大変だと思う。餌なんか、相対的に「私よりいいモン」を食べていながら「もう飽きた、何か他のを出してよ」と要求する。言葉は話せないからハンガーストライキで訴えてくる。高級な餌を出しても「プイ!」である。

「おまえ、元々は野良じゃねえか、贅沢言ってんじゃねえよ。おまえの餌代で家計は圧迫されてるし、そんななら家に入れないぞ!」と言いたくなる。テレビでCMを流している「ちゅ〜る」なんか、どの猫も大好きな餌(おやつ)と思われるが、それでも3回くらい食べたら飽きてしまう。全く、冗談じゃない!<`〜´>

それで、ふと考えた。うちの保護猫「みーちゃん」と、2階の住人の飼猫「あずき」の両方が食べなくなった餌を届けてあげよう、と・・・。今は「食べなくなっている餌」の在庫は少ないが、多く溜まる時もある。先方の保護猫が食べるかどうかは不明だが、試してもらう価値はあるのでは、と思い、届けてきた。ま、特定の人に届けるのだから「バラ撒き」ではないけどね。近所の「餌やり婆さん」も一昨年に亡くなっているし。

そのスタッフ、届けた日と翌日はお休みしていて、他のスタッフに預けてきたのだが、昨日、顔を合わすことができた。「Oさんのお宅も生活が苦しいだろうから、あの餌は卵かけご飯みたいに、ご飯の上に掛けて食べるといいよ。形が違う海鮮丼みたいなものだろうから」、と言ったら大爆笑。冗談が通じて嬉しい。

猫の餌だけではナンだから、さっき Queens 伊勢丹で買ったばかりのチョコレートと、昨日の朝、駅ビルグランデュオに並んで買った鎌倉紅谷のクルミッ子もサービスカウンターのスタッフでお茶菓子の足しにしてもらうべく置いてきた。チーフが丁寧に辞退していたけど、「いつも無理をお願いしているから」、と受けて頂いた。私の無理・・・、購入した大量のチョコレートを預かってもらったり二重包装してもらったり・・・。

ビニール袋に入っているチョコレートを伊勢丹の紙袋に入れてリボンを付けてもらっているんだけど。だいいち、その日の閉店時間までに受け取りに来るならともかく、こちらが必要になったら少しずつ取りに行くのだから、一月以上預かってもらってたりして、片付いた頃にまたお願いして、普通は断られるだろうね。

商売と同じで、世間話の中で「この人は何を求めているのかな、こんなことをしたら喜んでくれるかな」と探って、見当を付けて、それが当たっていた時は嬉しいし幸せなもの。またいろいろ届けて差し上げよう。

posted by poohpapa at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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