2025年03月02日

2月28日の夕刻、救急車で緊急搬送された

4時近くまでは普通に事務仕事をしていたのだけど、急激に体調が悪くなり、もの凄い眩暈がして・・・。

眼が廻る、というのでなく頭がフラフラして立っていられなくて、急遽、店を閉めて帰宅することに。たかだか徒歩3〜4分の距離なのに、酔っ払いの千鳥足よろしく「あっちフラフラ、こっちフラフラ」という状態で。

どうにか家に辿り着き、当社管理物件の元入居者であるMさんに電話。Mさんは20代で国立病院の看護師長を務めた人。ヘタな医師よりずっと知識も経験も豊富だと思う。私にとって健康上困った時のMさん。

一通り状況を話すと、「それはもう救急車を呼んだほうがいいと思う」とのアドバイス。そっかあ、仕方ないか。でも、救急車、呼びたくはない。タクシーで行きたいくらいだけど、タクシーで行くと時間外診療が受けられないもんなあ。私が救急車を呼びたくない理由は二つ。一つは、救急車が到着すると、近所の人が出てきて「誰?、誰よ?、え?、あの今にも潰れそうな不動産屋やってるご主人?」と騒がれたりしてさ。

もう一つの理由は、私より緊急で救急車を呼ばなければいけない人が他にいるんじゃないかと思うから。と言うのも、この季節、駅前の銀行まで徒歩で往復する間に必ず救急車に遭遇していて多い時は三度。

まあ、最初の理由が一番ではあるけどね。いかなMさんのアドバイスでも呼びたくないなあ、と思って、先日も記事にした「#7119番」を思い出した。Mさんを信用しないワケではないが、「それくらいなら救急車を呼ばなくてもいいですよ」と言ってくれないかなあ、と期待していたのだが・・・、たまたま電話に出た看護師も「直ぐ救急車を呼んだほうがいいです。この電話を119に回すこともできますが、どうします?。あとは自分で119番するか、ですね」と言われて観念した。支度する時間も必要なので自分で電話することにしたのだが、119番に掛けて、しばらく呼んでいたが出ない。やはり救急出動が逼迫しているんだ。

それで再度「#7119番」に電話して119番に回してもらった。今度は直ぐに出た。入院することになるかも知れないから急いで支度を済ませると、ピーポーピーポーという音が近づいてくる。鳴らさずに来てよ、と言いたいが、そんな勝手なことは言えない。たまたま心配して家に来てくれていた同業者DホームのMさんが、私とうちのが救急車に乗るところまで見届けて送ってくれた。それは心強いことで嬉しい。

救急車の中で以前の病歴などを問われて、2年前に災害医療センターで肺癌の内視鏡手術を受けたことなど話すと、災害医療センターに搬送してもらえることになった。それで少し安堵。知ってる病院だから。

でも、もしかすると、このまま病院から出られず死んでしまうのかなあ・・・。だとすると、やり残したことがある。「店の後継のことか?」って?、違うよ。うちのに謝っておかなければならないこと、いっぱいある。由里子でしょ、理恵でしょ、亜希子に瞳、千春、あけみ、彩香・・・、あとは覚えてない!、知〜らない💦

時間外緊急治療室に運ばれ、いろいろ問診を受けて、脳のCT撮影、血液検査、心電図をとってもらい、結果は全て異常無し。脳の中の血管が切れていたりしたら怖いなあ、と不安だったが安心した。医師が「いちおう点滴しますね」とのことで、それやこれやで2時間ほど。私より、廊下で待たされていたうちののほうが不安だったことだろう。看護師に「今の状況を廊下にいるうちのに伝えて頂けませんか?」と依頼したのだが、「解かってらっしゃると思いますよ」と冷たい返事。まさか、私を放って家に帰ってないだろな。

たかだか500ml だが点滴のお陰で少し楽になった。先生は「この分なら半分で終わらせてもいいでしょう」と言っていたのだが、1時間以上も放置。ようやく戻ってきて「ああ、全部終わってますね」だと<`〜´>

だが、これはいいネ、と思えることもあった。全て終わったところで、私のかかり付けの病院の担当医への「今回の診療内容と結果」の書状を持たせてくれたのだ。そういう連携を取ってくれるのは有り難い。

眩暈の原因、脱水とか、或いは耳の病気かも知れない、とのこと。念のため近々耳鼻科で診てもらおう。

帰りはさすがにタクシーを呼んだ。タクシー代1200円と診察代10980円は安心のための必要経費か。

で、昨日は、うちのに店を開けてドアに「外出中」のマグネットを貼ってきてもらい、私は一日安静にしていた。まだフラフラするから今日も休ませてもらおうかなあ。休んでいても仕事の電話やメールは入るけど。

それにしても、こういう場面でも、うちのが慌てることなく的確に対応してくれるのは凄く嬉しい。今になって「棄てられないようゴマを擂る」ワケではないが、私は最高の女房を貰ったと思える。うちのに大感謝。


posted by poohpapa at 06:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康、ダイエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大丈夫ですか?! 私の従兄弟も同じ症状で入院しましたが、原因不明で退院させられました。今では普通に歩いていますので、「一体何だったんだろう?」と首をかしげています。
 いつも言われていますから今回は私から、あまり無理なさらずにご自愛ください!
Posted by てつ at 2025年03月03日 09:45
てつさん、こんにちは

お気遣い有り難うございます。原因・・・、脳の血管も心電図も血液検査も異常なし、ということですと、あとは、脱水症状だったのでは、と思われますね。それなら、今、水分が足りているなら、何事も無かったように歩けるものでしょう。

そして、他の可能性、睡眠時無呼吸症候群も考えられるようです。私の場合は、その両方かも知れません。自分のことだけ考えるなら、寝ているうちに苦しまずに死ねたらそんな幸せなことはありません。もちろん、家族や仕事のことを考えたら無責任ですが。

元気なうちに、いつ逝ってもいいように身辺整理をしておかないと、と思っています。それで初めて、「いつ死んでもいい」と言えるかな、と思います。

以前は死ぬことが凄く怖かったのですが、父母や、同級生や好きなアーチストが何人も逝き、可愛がっていた犬や猫も亡くなっているので、あまり怖くなくなりました、ほんと。

でも、残りの人生は楽しまないとね。まだまだしぶとく生きていきます。少し疲れてはいますが。
Posted by poohpapa at 2025年03月03日 16:38
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