2025年11月29日

ご高齢婦人(92歳)の家探し

昨朝、店に出る途中、いつもの高齢婦人(入居者)に呼び止められて、「今、私も店に行くから、先に行ってて」とのこと。店で待つことしばし、「役所からこんな書類を送って来たんだけど見てくれる?」とのこと。見たら、マイナンバーカードの5年毎の(暗証番号の)更新のお知らせだった。これを高齢者がやるのは大変だろう。それで、代理人でも手続きができる、とのことなので私が手続きすることにしたのだが・・・、

いつものように既にカートの中にはシャインマスカットと金柑とさつま芋が入っていて私に渡す。ご本人はこれから久しぶりに荻窪のサウナに行く、とのことで、私は頂いた品物を店に置いておくワケにもいかず、とりあえず徒歩3分の自宅に持ち帰り、駅前の市役所の支所に行くべく家を出たのだが、途中のアパート新築現場の前に大きなトラックがあって道を塞いでいる。歩行者は通れるんだろうけど裏道で向かった。

10分ほど歩いてバイパスまで出たところで高齢のご婦人から声を掛けられた。「曙小学校ってどこでしょう?」と訊く。「ああ、ここは高松町ですから曙小学校だとこの辺りではなくてだいぶ離れてますね」と言ったところにクロネコヤマトの車が停まった。顔見知りの配達員だったので「ねえねえ、曙小学校って分かりますか?」と言うと、「私は高松町の担当だから分からないですねえ」とのこと。実はスマホで検索したけど出てこない。だが「第2小学校が曙小学校に名称変更になった」との記事が出てきた。てことは、当社で管理させて頂いているアパートの目の前の小学校かも。ということで、一緒に歩き始めた。何でも、10年前に一度だけ姉の家を訪ねたことがあって、姉のご主人が亡くなったので府中から香典を届けに来たとか。ところが立川は10年ですっかり変貌を遂げ、完全に浦島太郎状態、昔の記憶では辿り着けない。

途中、お姉さん(95歳)の電話番号を訊いたら小さく畳んだメモを出して、「たぶん、これ・・・」とのこと。携帯は持っておらず私のスマホで電話すると「お客様がお掛けになった番号の電話には出ることができません」とのアナウンスが流れた。高齢だから、知らない番号からの電話は出ないんだね。それは賢明。

その小学校は、思ったとおり、当社管理のアパートの前の小学校だった。そのアパートには15時に引っ越しの立会いに行く。もうアート引越センターの車が停まっていたから、その部屋の住人の引越しのトラックなんだろうな。後で分かったことだが、ガスの閉栓で東京ガスのスタッフが来るのが15時から17時、ということで、引っ越しの立会いの時間が15時になったのだが、それまで待たされるのは辛いことだろう。

で、高齢婦人の「小学校の裏だったような・・・」という記憶を頼りに探し始めたが、何本も裏通りを歩いて表札を確認しながら探したが見つからない。「お忙しいでしょうから、もう後は私が探しますからどうぞお帰りください」と言うが、高齢者をこのまま放ってはおけない。「それなら、駅前の交番まで一緒に行きましょう。たぶん、住宅地図があって、それを見せてもらえば分かるかも知れません」と言って駅前に。うちの店にも住宅地図はあるし駅前に戻るより少し近いのだが、「こんなに親切にしてもらって、何かお礼をしないと・・・」と何度も言うし、「言ってみただけ」ではなさそうだから、うちの店には連れて行きたくなかった。

で、駅前の交番で住宅地図を見せてもらったら・・・、一発で分かった。何と、うちの管理アパートのすぐ隣の一軒家だった。そんなによくある苗字ではないし、下の名前も一致。目の前を二度も通っていたのに。高齢婦人が「小学校の裏」と言っていたのだが、姉の家は小学校の正面。それでは見つからない (^◇^)

チャイムを押したが不在で、私がメモを書いて玄関ドアに挟んで、帰ることに。15時に引っ越しの立会いをしに行った時にはメモが無かったので、きっともう電話で話をしているだろう。それはそれで安堵した。

だが、家を探し始めること2時間、途中で休むことなく、ほぼ歩きっぱなし。私も「大丈夫かな・・・」と様子を見ながら歩いていたが、ぜんぜん平気みたい。訊けば「若い頃からスポーツをしていたから丈夫なんですよ」とのこと。していたのは・・・、ビーチバレー。50歳ころから始めたとかで、まあ、わりと新しいスポーツだし、若い頃からではないとは思うんだけど、それにしても辛そうな表情は全くしてなかったのが凄い。

92歳にして頭脳も(私より)明晰。息子さんは検察庁の検事をしているとか。それで、「この先、私が何か悪いことして捕まったら、息子さんに罪を軽くしてくれるよう話しておいてください」とお願いしておいた。不動産屋だもんね、被害者ではなく加害者になる可能性のほうが高いもんね。ま、解決して良かった (^^♪

posted by poohpapa at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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