2025年12月04日

凄く驚き感動した(個人的な)話

昨日、北海道の小樽駅前の三角市場にある武田鮮魚店に毛蟹の発送を依頼した。

2016年3月26日の北海道新幹線の開通に合わせて道南を旅して、途中、三角市場に寄った時、「そうだ、日頃不義理してしまっている中学時代の恩師と高校時代の先輩で当時から今もお世話になっている福ちゃん(と言っても何でも買取店の社長じゃないよ)に毛蟹を送ってご無沙汰を赦して頂こう」と思った。

以来、毎年「毛蟹の旬の時期」になると武田鮮魚店から案内の資料が届く。今年はいつもの案内が届かなかったので、お菓子を取り揃えて送らせて頂いてはいたけど、後で分かったこと、「いい毛蟹が入らなかったから」らしい。武田鮮魚店は良心的で、9年前に私が毛蟹を物色して大きいのを選ぼうとしたら、お店のスタッフKさんが「毛蟹は大きさで選んじゃダメですよ。重さに応じて価格も高くなりますが、一番美味しいのは500gから600gで、それより大きいと食感も味も良くなくなります」とアドバイスしてくれた。

以来、毎年武田鮮魚店から恩師と福ちゃんに毛蟹を送らせて頂いていて、恩師は半年ほど前に亡くなられたが今も私の心の中に生き続けていらっしゃるので奥様に(どちらかが亡くなるまで)送らせて頂くつもりでいる。私としては、先生に食べてもらいたくて送らせて頂くのだ。きっと天国で喜んでくださるだろう。

で、私が驚いて感動したのは、昨日、武田鮮魚店に電話してKさんに電話を代わってもらい、名乗ったら直ぐに「はい、今までの控えはありますので、いつもどおり2件で毛蟹2尾ずつで宜しいですね」とのこと。で、その後で「お体はその後いかがですか?、転移とかしてませんか?」と訊かれたのだ。なんで??、である。昨年電話した時に世間話の中で「肺癌の手術をした」のは話していたんだろうけど、1年半も前のこと。しかも一年に一度、たった2件、毛蟹(2尾ずつ)しか頼んでいないし、その間は連絡など取っていないのだが、そんなこと覚えていてくださり体調を気遣ってくださる・・・。嬉しくてウルウルきてしまった。

あ、もしかすると、PCの取引記録の横に、「がん治療中、先は長くなさそう」とかメモされてたりしてね💦

そうやって人生の義理不義理の帳尻を合わせながら生きている。死ぬ時には全てチャラにしておきたい。


【注釈】 蟹の数え方、一般的には、死んでいる蟹は「杯」らしいんだけど、武田鮮魚店さんのパンフには「尾」と記されている。どうも地域によって違うみたい。なので、この記事の中でも「尾」にさせて頂いた。



posted by poohpapa at 05:54| Comment(0) | TrackBack(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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