2005年08月18日

3年目のエアコン取り付け

今から3年前、古い2DKのアパートに住む或る入居者の更新契約の際に、「エアコンが無いと夏はキツイし、エアコンを自分で付けるなら他のアパートに引っ越そうかな、と思っています。家主さん、付けてくれませんかねえ」、という話が出た。

その時は、「そもそもエアコン無しという条件でお貸ししていますので、契約の途中での(家主負担による)エアコン設置には家主さんが同意しないと思います。こういうご時勢ですから退去されてしまうのも辛いので一応話してはみますが期待はしないでください」、と話し、家主さんに相談すると、やはり難色を示した。

その旨を入居者に伝えるとガッカリしていたし、次の更新は無いもの、と思っていたが2年後に更新通知を出すと「今回は更新します」とのこと。で、今が2年契約の真ん中、エアコンの相談があってから3年経ったところである。先日ちょうど家主さんのお宅を訪問する機会があったので、時期は中途半端だが再度その話をしてみた。

「以前お話した○○さんのエアコンの件ですが、さっきアパートの前を通りかかって様子を見たら、未だ自身でも付けてないようですね。1年後の更新の時に、『エアコン付けるから更新しませんか?』と言うより、今付けてあげたほうが効果的です。もし、エアコンを付けないで1年後に退去されたなら次の募集ではエアコンを付けて募集することになるかも知れませんので、ならば前倒しして今付けたほうが得策でしょう」、と話した。そして、「今が夏の盛りなので、付けることにするなら早い方が良いと思います」とも付け加えておいた。

今回は概ね理解してくれていたようだが、私が家主さんのお宅を訪問したのが7月中旬で、2週間経っても連絡が無いので、また見送るのかな、と諦めていた。先週、別の用件で電話をしたので、ついでにエアコンの話をすると、「じゃあ付けてやってください」とのこと。

もう盆休みも終わっている時期である。この先は「エアコン無しでは辛い日」は数日だろうから、せっかくの「エアコンの有り難味」は激減してしまう。決断が遅いのは何もしないに等しいこともある。

ところで、私がこの入居者からの「エアコンの相談」を忘れずにいたのには訳がある。この若者は入居以来7年、家賃の遅れはただの一度も無い。そのアパートは当社で賃料管理をしているので、「家賃が遅れる」ということは即ち「当社で立替払いする」ということになる。彼は入居以来一度もそのような迷惑を掛けたことはないから、そういう相談があったなら出来るだけ役に立ちたいと思うのが人情だろう。3年前はダメだったし、遅きに失した感もあるが、とにもかくにも今度の日曜日にエアコンが付くことになった。

彼にはこう言ってある。「エアコンと次回の更新とは何の関係も無いから、そのエアコンが引っ越すことの足枷にはならないんで、何も気にしないで自由に判断してくれればいいですよ」、と。
posted by poohpapa at 06:23| Comment(0) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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