私は一部始終を見ていたが、男は何もしていない。ただ、すぐ傍にいた、というだけである。だが、周りには誰もいないから、男が倒したとの誤解を受けかねない。男が困惑しながら慌てて散乱した冊子を拾い集めていると、店の中から女性店員が出てきて声を掛けた。
「ああ、いいですよ。こちらでやりますから」
「いいですよ」ではない。それだと「男がやった」と決め付けていることになる。ハッキリ言って冤罪である。男は言い訳できないでいた。
「その人、何もしてませんよ」と店員に声を掛けようか、或いは一緒に拾い集めるべきか、と迷ったが、やめた。その店にはしばらく行ってなかったから(*^^)v
似たようなことは私も経験している。商店街や駅前で、不法駐輪している自転車の間を自分が通り過ぎた直後に自転車が倒れる、なんてことはよくある。私の袖や荷物が当たったワケでも何でもないのに・・・。どうかすると、他の通行人から睨まれることもある。
スーパーで、高く積まれた玉葱がドッと崩れ落ちてきたこともある。
直前に品定めをしていたオバサンが、手に取った玉葱を戻したのが原因と思われたが、直ぐには落ちないで次第にバランスが崩れて微妙な時間差があって落ちてくるから、「私が何かした」ように思われてしまう。そういう場合は拾わないに限る。拾えば誤解を受ける。
堂々と無視するのが無罪を証明する一番の方法であろうが、根が小心者だから、それも難しい。遠回りするのが一番かも知れない。
側にいただけで疑われるなら「痴漢の冤罪」と似ている

確かにありますね^_^;」
先日買い物に出かけ、駐車場に車を停めようと思ったのですが、満車状態でグルグル回っていると、ラッキーな事に空いている場所を発見!
しかし車を停めて降りてみると足元にはタバコの吸殻の山・・・・・・
なんてモラルのない奴(`口´#)/って思いひとまず店内に。
数時間経って車に乗り込もうとすると偶然隣に停めてあった車の持ち主と遭遇。
もちろん目線は足元です^_^;」
いやいや、ボクじゃないんですけど。。。
と心の声を大にして言いたかったのですが。。
これって掃除するのはボクなんでしょうか?見てみるふりするのも好きではないし・・・
結局その場はイソイソと立ち去りました(^^ゞ
「僕じゃないですよ」って仰れば良かったのに・・・。そんなんで誤解されたらつまらないでしょう(^^ゞ
もっとも、そういうのは、捨てられた灰の状況で、ついさっき捨てられたものかどうか、よく見れば判るものですが。
駐車場でも遭遇するでしょうけど、よく交差点で信号待ちしている車が窓を開けて灰皿をぶっちゃけるのを見ます。そういう奴とはお友達にはなりたくないものです。
お掃除は・・・、お店の人に任せておいてよいでしょう。えびけんさんはしなくてよいと思いますよ。自分で捨てておいて掃除する人はいないでしょうから、えびけんさんが掃除していても誤解されることはないでしょうけど。それにしても不愉快ですね(^^ゞ
悪魔の証明とも言われてますから。
やってない人が「やってない」ことを証明する必要はないですよね。「やった」と主張する人のほうに「相手がやった」と証明する義務があるでしょう。
「無い」ということを説明するのは実に困難ですから。
「万引きされた」と店側が主張するなら、疑われた人が無実を証明するのでなく、疑った人が「犯行の事実」を証明しなければなりません。
そういうのは「品物を確認する」ことで証明できますけど、痴漢みたいに「モノが無い」場合は難しいですよね。だから「悪魔の証明」と言われるワケですね(*^^)v