2005年08月27日

いたく「感動した」言葉

糖尿病の家主さんに「岩倉の水」というものをお届けした。

2L入りペットボトルで売値はナンと5250円(税込)もするものだが、私はこれを6本もサンプルとして無料で頂いた。この「岩倉の水」を紹介してくださったのは、かつて大手住宅メーカーにお勤めのYさんで、私はこの方をとても信頼しているし尊敬している。

この手の「水」とか健康飲料、サプリメントの話といえば、私はいつも眉唾で聞いていたし、他の方から話があったのならスルーしていたと思う。だがYさんの場合は、実際に、命の期限を切られていた末期ガンのお母様が知人から勧められて飲用して、3ヶ月のハズの余命が既に1年半も永らえていて、お正月には(郷里の秋田で)雪下ろしも出来るほどに回復したという事実を、まさに身内で体験している。他にも重い糖尿だった叔父さんがインシュリンの注射の頻度を落とせるまでに劇的に回復したのも見ている、とのことだった。Yさんは、「誰にでも効果がある、とは言い切れないし、効果があるのは一部の人かも知れない。たまたま自分の母親には効いた、というだけのことかも知れないが、もし、誰かの症状が改善されたなら、これほど嬉しいことはない」、と言う。

Yさんは嘘をつかないし、山師的なところは全く無い方なので、私にとってはそういう話もスンナリ納得できる。

私が意地悪に、「こういうのを水商売、というのでしょうね」と言うと、「本当にそうですよね、私もそう思います」と率直に認める。

私もせっかく頂いたサンプルだから、心当たりのある方にお送りしたりして、今日、2本を先述の家主さんにお届けしたのだ。サンプルを頂いたのは半年ほど前だが、なかなかその家主さんのお宅に伺う機会が無く、以前からの約束をようやく果たすことが出来た。

前置きが長すぎるので、「悪徳は商売換えかよ!」、と言われそうだが、本題は別の話である。

で、私が「水」をお渡しすると、「代金を払う」と仰る。
「これは私もおカネを払っていませんから結構ですよ」と言うと・・・、

この水を○○さんがタダで手に入れたのには、それまでの付き合い、というものが有るからでしょう。いきなり手に入った、ということではないハズですよ」との言葉。

つまり、ここに至るまでのお付き合いにおカネも手間も掛かっているハズだから、この「水」だけで考えたならタダなのかも知れないが、実際にはタダではない、というお考えなのだ。

なるほど、と、いたく感動してしまった。

今迄「そういう見方の出来る方」にはほとんど出会うことはなかった。たいていは、ソレ自体に代金や経費が掛かっているかどうか、しか考えないものだと思う。即座にそういう言葉が出る、ということは日頃からそう心掛けて気配りしていらっしゃるんだろう。

その後しばらく「払う」「もらえない」の遣り取りがあり、結局「効果のほどを知らせてくださる」ことを条件に受け取って頂いた。

いい勉強をさせて頂いた、と感謝している。


posted by poohpapa at 06:10| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする