私の循環先、どれみさんの21日の「友達がタバコを吸う場合・・・」を読んでハタと思った。そういえば数年前から、うちの店には灰皿を置いていなかった。もちろん、当初は応接テーブルの上に置いてあって、他の店同様お客さんには自由にタバコを吸って頂けるようにしていたのだが・・・、
うちのお店は面積が4.5坪で、実質的な商談スペースは3畳程度である。そこにヘビースモーカーのお客さんや業者が来てタバコを吸い始めると、帰った後も臭いが消えることはない。もちろん洋服にも染み付いてしまう。それは、タバコを吸わない人間には耐えられない理不尽な事態だ。テーブルの上に灰皿がある、ということは「断りなく吸っても良い」という暗黙の了解があると見なされるから、容赦ない副流煙攻撃を受けることになる。換気扇を回していても強烈な臭いは暫く残る。冬場は暖房効率が落ちるからとくに辛い。
商談と言ってもせいぜい1時間くらいのもので、それくらいの時間が「我慢できない」なら来てくれなくて良い、くらいに本音では思っている。それでも商売に結びつくお客さんが吸うならまだしも、「これとこれのコピーくれる?」という資料請求だけの客が、私がコピーをとる数分が我慢できなくて、ソファー(?)に座って当然のような顔をしてタバコを吸い始めると頭にくる。そいつが帰った後で、吸わない私が灰皿掃除をしなければならないワケで、そんなノは客ではない。
中にはタバコの火を点けてから灰皿をキョロキョロ探す奴もいる。
私は横目で見ながら「フン!慌てろ慌てろ!」と思っている(爆)
「タバコを吸いたいけど、資料請求だけなんで申し訳ないから我慢しよう」、と何故思えないのか!ちっとは遠慮しろ!という思いである。
たまに、「こちらには灰皿は無いのですか?」と聞かれたりもするが、そういう時は(本当はクリスタル製灰皿があるのだが)ジュースの空き缶を出すようにしている。タバコ飲みなどそれくらいの扱いで充分である。それでカチーンとくるならタバコを止めろ!
私は相手が「タバコを吸いたいんだけど(私に)申し訳ないから我慢しよう」と遠慮しているのが分かれば、逆に灰皿を出してタバコを勧める時がある。相手次第である。それでも、「ごめん、嫌味になるけど換気扇だけ付けさせてね」と空気の入れ替えだけはさせてもらう。
幸い、灰皿を置かないことでの不都合はとくに起きていない。
むしろ、タバコを吸わないお客様からは好評だ(・・・と、思う^_^;)
日本は税収の落ち込みに苦しんでいる。タバコの値段を今の5倍くらいにすれば、それで5人に4人が禁煙しても税収はほとんど変わらず嫌煙家も喜ぶ。これを「一石二鳥」と言わずして何と言うのか。
2005年09月25日
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