2005年10月15日

几帳面というか細かいというか神経質というか

他社で募集と管理を依頼している家主から「もう1年も2部屋空いていて、今度もう一部屋空いてしまうんで、オタクでも募集をして頂けませんか?」との電話があった。

当社でも3度広告を打ったが問い合わせが少なく、一昨日、ようやく1件の申し込みが入った。それで、家主に連絡すると・・・、

「どういう内容の人ですか?」
「(アナタが客と)直接お会いになっていますか?」
「2ヶ月間会社を休んでいたとのことですが、どんな病気ですか?」
「私が勤務先に電話して在籍してるか確認してもいいですか?」
「薬剤師の資格証明書のコピーとか頂けるんですか?」
「前の住まいはどういう理由で退去することになったのですか?」
「もし、何かあったらオタクで責任を取ってくれますか?」

本音では「いい加減にしてくれ!」と怒鳴りたい気分だった。そんなに心配なら自分で不動産屋の資格を取って一切合切全部自分ですれば良い。日割り計算にしても、「契約してその時に鍵を渡すならその日から日割り計算すべきですよね」とも言う。一見尤もな要求だが時勢には合わない。私は、「入居が先の話でも契約は1週間以内に済ませてくれ」とお願いしていて、それはキャンセルを防ぎたいから、つまり「こちらの都合」である。だから、例えば家主が2週間後からの日割り発生で納得しているなら、契約が5日目であっても日割り発生は2週間後にすべきなのである。当然、鍵は契約時に渡すことになるが、それすらも「日割り発生前日にでも改めて取りに来てもらう、というのではダメなんですか?」と聞く。細かいにも程がある!

「以前頼んでいたS不動産では、ちょっと荷物を入れる為に一度鍵を渡しても、また回収して日割り発生前日に渡してくれていた」、と言うが私は地元の業者ではない。部分的に「ここは前の業者の方が良かった。ここはオタクの方が良い」などと都合よく比較されても困る。

たしかに、私が「前の業者の方が良かった」と指摘された部分をそのように改めればその家主にとってはパーフェクトかも知れないが、それは身勝手というものだ。私はバツイチだが、今の女房に対して「そういうところは元妻のほうが良かった」などとは決して言わない(笑)

私が、「今、他の業者で頼んでいるが、これからオタクに」と頼まれても直ぐに引き受けないのは、そういうことを言われるのが不愉快だから、ということもある。業者を換えた家主は必ず言うもの、なのだ。

「何かあったらオタクで責任を取ってくれるか」と言うが、そんなの取れるものではない。「管理料を頂いていない場合は、電話や文書での督促まではしますが(片道1時間の)物件まで出向いて貼紙したり、ということまでは出来ません」と、断った。広告代も当社で負担して、細かい指摘と質問をされて、判断は家主がして、家賃収入も得ておきながら「責任はオタクで」、と言うのは理不尽であろう。

こういう家主の物件は受けたくないが、長くお付き合いしている別の家主さんの弟さんの奥さんだから仕方なく受けている。しかも当社がメインでなく一般媒介である。困った時しか声が掛からない。私は普段「専任で当社に依頼してくださったなら何度広告を打っても広告代は当社で負担」しているが、他の業者にも依頼する一般媒介だから広告代を負担してくれるようお願いした。だが渋ったので仕方なく「では、当社で決まったら広告代は結構ですから」ということにした。別の家主さんの紹介でなければ断っていた。広告代は業者が負担して当然、ではないのである。広告代は「業者が収入を得るための必要経費」だが、目的は「空室を埋めるため」なのだから、本来は「客付けを依頼している家主が負担すべきもの」と考えるのが妥当であろう。決まっても手数料から広告代を引けば幾らも残らない。

結局、そのお客さんからは断りが入った。「私が細かいことを言いすぎたからでしょうか?」と聞かれたが、「はい、その通りです」とは言わなかった。その家主が傷付かないように、ではない。うちと紹介者であるお兄さんとの関係が拗れたりすると困るから、である。

お兄さんは全て私に任せてくださる方で、実に仕事がしやすい。弟さんも同じような方でいらっしゃるが、奥様は正反対なのだ。仰ってることは間違いではないし、どの項目も家主としては気になることではあるだろう。だが、全部聞いてしまえば判断は自分ですることになる、と気付いていない。そうすると当然、責任も家主自身が取ることになる。まあそれでも責任転嫁してくる家主もいるが、人徳があって賢い家主さんなら「あなたに全てお任せしますから」と言うものだ。
そのほうが怖いが仕事はやりやすい。家主も結局「得」である。

もう少し大らかに生きられた方が幸せであろうに、と思う。
posted by poohpapa at 07:09| Comment(0) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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