さっきamazonをチェックしたら、もう「悪徳」の古本が出てるんだよね。書いた私が未だ書店で現物を見てないのに、なんで古本が出回ってんだろ・・・、と考えて、思い当たった。
先日出版社にご挨拶に伺った時、机の上に、封筒に入った「悪徳」本が積み上げられていて、社長から「テレビ局とかラジオ局、その他いろいろ力になってくれそうな方たちにお送りするんですよ」とのご説明を受けて、いたく感激したものだったが、おそらく、サンプルの送付を受けた誰かが、一度も読むことなく古本市場に流したものであろう。売主の評価履歴を見たら、ほとんど「新刊」ばかりであった。
もらったものをどうしようがその人の勝手ではあるが、これは一種の営業妨害である。知らない人が見たなら、「なんだ、そんなにつまらない本か」と思われかねない。まあ、事実そうかも知れないが^_^;
これって、「レストランに入ってオーダーして出てきた料理を、一口食べただけで残して出てくるようなもの」である。せめて、ある程度の期間は待つ、くらいの配慮は有って然りだと思う。いくらでも(勝手に)新刊本が送られてくる立場であって、いちいち構っていられないほど忙しい人かも知れないが、皮肉なことに私の本の中で痛烈に書いている対象は、まさにそういう「ハートの無い人たち」でもある(*^^)v
ところで、以前近所の古本屋さんに「売り出されて1週間やそこらでオタクで売られてたら嫌だよね〜」と言ったら、「とんでもない!それはいいことなんだよ。売れてなければ古本屋にも廻ってこないんだから」と言われてしまった。そんなモンかねえ〜。
だが、いくらなんでも、昨日の今日では早すぎるだろう!
どんな奴が売り出したんだろう・・・、よし!自分で買ってみるか(爆)