以下は、その時の顛末です(登場人物は仮称、だと思ってください)
都下某市の市役所の生活福祉課、でのお話です。
午前中に家主さんのお宅に立ち寄り、その足で、と思っていましたが時計を見ると役所に着くのが12時ちょっと前、というタイミング。
午後から出直そうかと思いましたが、嫌がらせではなく「さあ昼飯」という頃合のほうがインパクトが有るもの、と考えて、行くことに。
受付で生活福祉課の場所を訊き行ってみると、何とまあ広い広い。
「生活福祉課の職員て、こんなに頭数そろえてるの!?」と驚くほどでした。しかも、昼飯までカウントダウンに入ってるから、誰もが仕事らしい仕事はしていないふう。さすが公務員ですね。
で、カウンターに行って、大声で叫びました。呼び捨てです。
「ここに斉藤という職員は居る
か!?」
すると、職員全員が一斉に私に注目し、割と近いデスクから、本人が飛んできました。
「私が斉藤ですが・・・」
ハッキリ言って、風采が上がらない、というか見るからに(先入観ではなく)ヤル気の無さそうな40歳くらいの男でした。この男が、7日の電話では「私は○○さんから相談を受けたから生活相談センターに連れて行っただけ。それが何か?(悪いのですか?)」と開き直った強気の男には見えませんでした。別人かと思ったのですが・・・、
真正面から睨み付けて「坂口です」と言ったら、「ああ、ああ、金曜日に電話を頂いた・・・」と惚けて答えたから本人でしたね。先日、劇場で観てきた映画「歓喜の歌」に出てくる(小林薫が演じた)飯塚主任みたいな男でした。まさに「THE地方公務員」てな感じで。
さすがに、まさか役所まで怒鳴り込んでくるとは思わなかったでしょうから内心では動揺しているのが瞬時に見て取れます。私が斉藤職員の言葉が全部終わらないうちに、再び大声で、
「お前が斉藤か!?お前の上司
を出せ!」
と言ったものですから、上司の小林さんて方が飛んできて、「ま、こちらへどうぞ」と相談室のようなところに通されました。時間が時間なので市民の来訪者はいませんでしたが、人には聞かれたくない話なんでしょう。その小林さん、斉藤職員とは少ししか歳が違わないようでしたが、実に有能な方でした。対応の仕方で直ぐ判りました。
一通りこちらの言い分を伝え、とくに「斉藤職員のようにマズイ対応をしたり言ったりしていると、不動産業者を敵に回したり家主さんの理解が得られなくなって、今後ますます生活保護者の方の部屋探しが困難になるから気を付けるよう」進言し、トラブっている生活保護者の件での今後の対応についても話し合いました。
私としては、お客さんが「その時は納得していても、後になって疑問に思うことがあって当然」だから、説明を求められたら再び説明するのは構いません。ただし、内容に関しては妥当なものと思っているので、こちらに事実誤認が無い限り、譲歩することはありません。
小林さんは「再度説明する機会がありましたら、担当の斉藤を立ち会わせます。精算書の個々の案件に関しましては我々は口を挿める立場にはありませんから口出しはしませんが」、と言うのですが、斉藤職員は最後には「自分で何とかしてくれ」と投げ出しています。
なので「斉藤職員の立ち会いは固くお断りします」と拒否しました。小林さんは「そんなこと言わないでください。私の立場としては部下を育てなければなりませんので」と言っていて、それは向こうの都合。だいいち斉藤職員は「育ててもらう」ような年齢ではありません。入庁したての新人じゃあるまいし、です。
私が拒否したのは、単に嫌いだから、ということだけでなく、斉藤職員では生活保護者の力にはなり得ない、という理由からです。
ここが重要なのですが、せめて私を論破する程度の能力があって、最後まで責任感を持って対応できる職員が付いてくれなければ、付き添う意味がありません。私が簡単に押さえ込めるような職員では公平公正な話し合いにはなりません。私は「自分の言い分が通ることだけ」を期待しているのではありません。
小林さんには、こんな話もしました。
「ご本人の○○さん、ご存知かとは思いますが、障害者とか生活保護者とかいうだけでなく、若干の知恵遅れがあります。その○○さんに『後は自分で何とかしろ』と言って斉藤職員は投げ出しています。『自分では解からないからと言って生活相談センターに連れて行きトラブれば最後は投げ出す』、そんな無責任な話ありますか?」
小林さん、ずっと私の話をメモしていらっしゃいました。でもって、「私から斉藤にはよく話しておきますので」とのことで、斉藤職員が理解できるとは思いませんが、その件に関しては小林さんに託すことにしました。
これね、私の素性も市役所には判っているワケで、本音ではトラブりたくはないのです。どっちが正しいかに関係なく、商売やっていて「あそこの不動産屋はヤクザみたいに市役所に怒鳴り込んでくるよ」などと評判が立ったなら辛いモンがあります。でも、私は一生懸命に生活保護者の方の相談に乗っているんですよ、いつも。こんなことで協力してくださる業者さんや理解してくださる家主さんを減らしてしまったら、「本当に困る」のは誰か、ということなんです。
一歩間違えば威力業務妨害で警察を呼ばれる可能性もありましたが、穏やかに話し合いに行ったなら何ら効果は望めませんし・・・。
疲れました。こんな「つまらない苦労」はしたくないものです。これじゃ、小林さんが部下を育てているのでなく、私が育ててるようなものです。嫌われるの承知で体を張って、しかも育つワケないし(爆)
ま、特定の相手からなら、私は嫌われても構いませんが
市がしっかりしてくれないと、これからは生活保護のお客さん、考えないといけなくなりますね・・・。
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何と言ってもぬるま湯に浸かっていた歴史が長すぎるので・・・
ま、でも、本当に怖いのは「初めに低姿勢」な人。
物腰柔らか、でもここぞというときドスが効く感じですかね。
ところで、公務員や役所の話題になると「ダメなやつがのさばっている」って話になりますが、そんなの、大企業でも同じだし、世の中ダメなやつはたくさんいますよね。大企業も役所も、我々が期待するほどの人材ばかりじゃなくて、ダメな人材でも飼っておく体力があるということ。そういうダメな人材を抱え込んで、世間に還流させないというのも大企業や役所の大切な機能の一つでしょう(笑)
もちろん、サービス受ける立場ではとても迷惑なんですけどね。
自分の経験上、役所は議員連れて行くのが一番効きますね。
連れて行かなくても、事前にその部門の長に一言職員名指しで連絡入れてもらうと効きます。
議員は利用できるときは利用しなきゃ損です。
選挙のときはお願いされてるんですから。
公務員にとって、市長は社長、議員は取締役ですから。
公務員の適格性試験が採用時に必要です。役所の90パーセントは人間としての適正に欠けます。本当は10パーセントが馬鹿と言いたいが実情は90パーセントのボンクラです。
誰が給料を払っていると思っているのか、常にその事を頭に置いて業務に献身的に精を出す人が公務員です、公僕の意味を知らず、只ただ試験が良かっただけの欠陥人間が多すぎる。
公務員が再就職するとき一番嫌われる職種であるのは周知の事実、だから自分たちで就職先の外郭団体を造るのです。
やはり一斉に50パーセントの職員を整理解雇するのが適当です、仕事の効率は50パーセントアップします。
仕事でも日常でも、怒りたくなんかないですね。
でも、いわなきゃならん時がある・・・と。
今回のような一見親身になっていうようで実は「丸投げ」な無責任市役所職員は、地域社会的には大いに問題な存在なわけで、悪徳さんとしては「言わずにはおれなかった」のかなあ・・・と感じました。
これがきっかけになって、もう少し親身な市役所職員が増えるといいですね。
お疲れさまでございました。
私としては「40歳にもなろうかという職員を、その先もまだ上司が育てる」という感覚が解からないのです。支えているのは我々の税金ですから、そんな悠長にやってられたら困るのですが。
それで「そんなの育てないで潰してしまえ!」と怒鳴ったのです。部屋の外にいる本人にも聞こえていたと思いますが。
役所は定期的な配置転換だけでなくリストラも敢行して欲しいものです。一度就職してしまえば余程の失態でもない限りクビにはならないのですから、ホント、ぬるま湯ですね。民間には羨ましい世界です。
そうそう、役所は議員を連れて行くか、議員に紹介してもらうのが一番効果的ですね。私も何度か経験しています。ま、ですが、そうちょいちょい使える手ではないので、イザという時の伝家の宝刀に取っておきますけど。
それと、親方が仰るように、本当に怖いのは「物腰が柔らかくて低姿勢な人」ですよね。大声で怒鳴る人、というのは小型犬と一緒です。キャンキャン吠えて威嚇するだけで、大型犬は滅多に吠えませんもんね。でも、どちらが強いかは明らかです。
なので、相手に合わせていちおう計算しております(*^^)v
公務員は、そんなこと関係なく「大声」で抗議されることに過敏で、資料等を示して冷静に意見する人を怖いとは思わないようです。
本気でぶつかったから生活福祉課とのパイプもできました。結果オーライ、ではなく、当然そうなります。公務員にもきちんと理解できる人はいるものなので(*^^)v
いつも有り難うございます。
お褒め頂きまして有り難うございます(*^^)v
市役所の職員からすれば「実に嫌な奴」だろうとは思うのですよ、私は。でもね〜、職員が自分の職責を理解していないことに本当に腹が立ちますね。
自分の対応が悪かったり誤ったりすれば、自分が護るべき生活保護の人たちの首を自分が絞めることになる、ということになぜ思い至らないのか、何とも不思議です。
不動産屋に直接問い合わせたりするとトラブルになるかも知れないので、公的な機関(?)である生活相談センターから「不当である」とのお墨付きを貰って、それを本人に私のところに持って行かせ、私が怒ってもっと大きなトラブルになったら「後は自分で何とかしてくれ」と放り出すのでは、生活福祉課なんて要らないことになります。
というか、そんな職員を税金で養う必要はありません。
私の親友(地方公務員)も言ってましたが、今の職員を1/3減らしても業務には支障が出ない、とのこと。親友の役所でも職員の削減が進んで、その話の当時から2割ほど減っている、とも聞きました。
体力云々の話はご尤もではありますが、人も資源(経費)も「無駄は省く」のが当然かと思いますね(*^^)v
「自分の職責」を理解せずに、目の前にある机上の仕事だけをこなして、それ以上のことをしない、という公務員根性が赦せません。
ま、それでも、足を引っ張らないでくれたら文句など言いませんが、「自分がすべきこと」と「してはならないこと」の区別が付かない職員がいる、なんてことが信じられません。
今も生活保護者の方の部屋探しで継続している案件が2件ありますので、「市役所に怒鳴り込んだ」経験と結果を上手く生かしていきたいと考えています。
その・・・、転んでもタダ起きないもので(*^^)v
なんだか読んでいるだけでうだつのあがらないイメージがありありと浮かんできました。
彼はおそらく仕事なんかどうでもいいって思っているのかよほど無能なのかどちらかだと思います。
そうですね、少なくとも「率先して仕事を探すタイプ」、ではないでしょう。そうではなくても、せめて目の前の問題について「どうするのが最善か」くらいは考えて欲しいのですが。
それと、自分の職責くらいはしっかり認識してなければなりません。生活福祉課の職員が補助を必要としている人の足を引っ張ってどうする、くらいの話です。意識も知恵も足りないのでは、税金を納めるのが嫌になります。
ただ、同じくらいの年代でも、上司は「よくできた」人でして、その上司をしても教育するのは難しそうです。
近々面白い展開が有りそうなので、また記事にさせて頂きます。ぜひお読みください(*^^)v
いくら腹が立っても、人間なのだから、怒鳴りつけたり、人様を呼び捨てにするなど、無能よりタチが悪いです。
男の癇癪は情けないですよ。まあ、その年でそのような人間性になってしまっているのだから、もう改善なんてできないわけで、俺は俺でいいと開き直るしかないのでしょうが、育ちのせいか人格形成の問題かはたまた遺伝なのか分かりませんがお悔やみ申し上げます。
古い記事へのコメント、有り難うございます。何かの検索ワードでご訪問頂いたかと思いますが、関連した前後の記事も読んで頂けたなら誤解なさることもなかったかな、と、ちょっと残念であります。
もしご近所でいらっしゃったなら、一度お店を訪ねてください。ぜひ率直に意見を交わしましょう。お待ちしております。もしかすると、それだけの度胸も無いかと思いますが、如何でしょう。
私の育ちや人格、年齢による頑固さ、果ては遺伝までご心配を頂き有り難うございました。
コメントの次の手段として会いましょうといっておきながら、会う理由、その必要性、メールや電話そのほか通信手段の確認をすっ飛ばして、あげく会う度胸があればという謎の議論にすり替えるあたり、そうとうやばい笑
癇癪おこしてキレてコメントbanしてくれていいよ笑笑
児童相談所から娘さん帰ってきたのかな?
ま、無理でしょうね笑笑