店に戻り次第、申込書を書いてもらってFAXで送信してくれる、とのことで待っていると、まだ戻っていないハズなのに、その会社から電話があった。さっきの担当者とは明らかに別の人間である。
「この物件、礼金が1になってますけど、2にしていいですか?」と訊く。つまり、「乗せた分は何かの名目でバックしてくれ」という話である。要するに、手数料は200%欲しい、というワケだ。
家主さんに相談すると、呆れてはいたが「しょうがないですかね」と渋々了解してくれた。大手業者は、そういうことを平気で問い合わせてくるケースがけっこうある。家主さんは「それでも早く決まって欲しい」からOKしたが、何度も広告を打っている管理会社としては非常に不愉快な話で、出来ることなら蹴飛ばしたい思いであった。
一連の流れから「担当者の判断」で礼金を上乗せしているのではないのは解かる。と言うのも、店にいる別の社員から(お客さんが案内から戻ってくる前に)問い合わせしてきたくらいだから、「会社ぐるみ」で上乗せを依頼している、と判る。見事な連携プレーだ

1時間ほどしてFAXで申込書が流れてきたが・・・、
よく見ると、礼金の欄に当社の広告どおり「1」と記入してあった。
「オイオイ、それじゃ200%にはならないだろが」、と思って電話すると、担当者が言うには・・・、
「うっかり、お客さんの前で1と記入しちゃったので・・・」
連携も交渉も上手くいき、家主さんの了解も取れたのに、最後の詰めでチョンボしているんだから笑ってしまう。ま、お客さんは「自分の知らないところで損をしそうになり、自分の知らないところで助かっていた」ことになる。だが、こんなのは喜んでなどいられない。
業者が余計な欲をかいて、ただ恥をかいただけ、の話だ

この話のまったく逆のケースに遭遇したことがあります
広告には敷金3となっていたのですが、契約書には敷金2となっていました
不動産屋からFAXで契約に事務所に来る前に、敷金と礼金を口座に振り込んでくださいと総額を指定されていたのでそのまま入金して契約書に判子を押して契約完了
翌月嫁さんから、「お金が余ったんだけど・・・」計算すると確かに多い!余るはずのないお金が・・・
???ちょうど家賃1月分余っている・・・
FAXの総額と契約書の金額は間違いない・・・が、敷金が3→2になっているではありませんか!!!
家主さんも不動産屋さんも何も言ってこないので、「出る時ちゃんと払うんだから同じかぁ?」って結局そのまま。退去時にはきちんと清算しましたが、これってまずかったですかねぇ???
たぶん、業者が勘違いをしたか間違って、今更言えなくなってそのままにしちゃってたんだと思います。敷金の3が2になることは、さして不都合はありませんので、家主さんも管理会社も、後で気づいても追加振込みを請求しなかったのでしょう。
出る時ちゃんと払ってくれる意思があって、事実そうしたなら、全く問題ありません・・・が、たいていの場合、その時が来ると払う意思がなくなってしまうものです(*^^)v
しんのすけさんは良心的な入居者さんです。マズイこと、ありませんでしたとも(爆)
結果オーライでしょうか???
振り込んだのが私だったら、金額が足りないのですぐ気が付いたのですが・・・
嫁さんにFAX来るからお昼までに振込みに言ってと頼んだんです。嫁さんからはメールで「振り込み完了!」って連絡が来たし、不動産屋さんも「振り込みを確認しましたありがとうございます」って言われちゃったらわかんないですよね?
もしかしたら・・・気づいているのは私だけ???
許容誤差の範囲内、だと思いますね。たぶん、管理会社と家主さんとで苦笑いして済んでしまっているでしょうね。
先日、私も、広告には礼金2と書いていた貸家があって、申込みが入って送った精算書には1と書いてしまい、後で2ということで納得してもらったことがあります。冷や汗モノでした。
実は、申込者は「知ってて惚けていた」のですが、電話したらガッカリしてました。なんと言っても20万ですから(*^^)v
こちらのミスでもあるし、相手の様子如何では家主さんと交渉することも可能でしたが、感じ悪かったので止めました。
ま、そんなこともあります(汗)