2008年03月31日

10年ぶりに聴いた声

オチも何もないお話を手短に(*^^)v

店番をしていたら大手業者さんから物件確認の電話が入った。

相手の女性は会社名しか名乗らなかったが、その声と喋り方を聴いて誰だか直ぐ判った。

問い合わせの件に答えた後、私が「○野さんですよね?」と訊くと、とても驚いていらっしゃった。こちらの会社名が変わっていたので、お気づきにならなかったようだ。

私が今の場所で賃貸仲介業を始めた頃、親しくさせて頂いていて、お世話になった方でもある。数年して、物件の問い合わせの電話に出ることがなくなったので「○野さんはお辞めになったのですか?」と訊くと、「今は高円寺店の応援に出向してます」とのことだった。

実は、○野さんがいなくなってからというもの、その営業所とは付き合いが無くなってしまっていた。残った若い女子社員は、自分のほうは大企業である優越感からか他社の管理物件を横取りしても開き直るような人たちで、とても付き合う気にはなれなかったのだ。

こいつらは男たちにブランド物をねだったり豪勢な食事を奢らせたり便利にコキ使っても、他の男に平気で乗り換えられる・・・、いや二股でも三股でもかけられる女なんだろう、と思えて不快だった。

以来10年以上の歳月が流れていたが、私が○野さんの声を忘れなかったのは記憶力の問題ではなく、「こんな時、○野さんがいてくれたなら・・・」と、折に触れ常に思い続けていたから、である。

同業者さんとして、そして業界の大先輩として信頼できる○野さんが帰ってきた。その会社と改めて付き合いを始められるのが嬉しい。
posted by poohpapa at 06:20| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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