2008年04月11日

本音では、あまり有り難くはない問い合わせ

なんだか、「不動産屋たちのココだけのハナシ」さんの後追いで記事を書いているような感じだが・・・たらーっ(汗)


都内の業者さんから、当社の空室物件に問い合わせが入った。

「まだありますので宜しくお願いします」、と言うと・・・、

言いにくそうに、こう訊く。

「そちら、法人契約のお客さんなんですが・・・」
「ああ、法人契約でも、もちろんOKですから」

「あ、いえ、そういうことではなくて・・・」
「は?」

「入居される方は日本人ではないのですけど・・・」

察しはついたけど、いちおう国籍を訊いてみた。すると、

「中国の方で、しかも、まだ日本語がほとんど話せないんですが」

法人契約でなら、何かあっても会社が責任を取ってくれるから心配は要らないのだろうが、家主さんに相談して返事することに。

家主さんは「お任せしますので」と仰ってくださるが、私は気が進まない。基本的に、反日国家の人間に部屋など貸すものではない

「考えられないようなトラブル」に巻き込まれたり、最後には約束を守らずに裏切られたりすることも多々あった。本来は入居(退去)者が負担すべきものを私のほうで負担させられたこともある。下手をすると契約時に得た仲介料など軽く吹っ飛んでしまうこともあった。

関西では、在日の客が「入居申込みを断った家主」を相手に「不当な差別を受けた」として裁判を起こし高額な慰謝料を手にしている。

東京都の人権課からは「外国人だからといって入居を断らないように」との指導も受けている。ただ、それだと「外国人から申込みが入ったら無審査で貸しなさい」と言ってるのと同じで逆差別になる。

モノは正確に言わなければならない。それを言うなら「外国人だからと言って門前払いすることがないように」、であろう。「日本人に対してと同様、個別に内容を審査して判断しなさい」、と指導すべきだ。

ワケや実態も解からず「人権」だけを根拠に指導するのは、言っていることは間違いではないが、水玉模様の黒い部分を指して「これは黒い布である」、と言ってるようなものだ。立ち位置を引いて全体像を視野に入れたら誰もが「何か変」だと気付くものだが、お役人や「人権病の人」が気づくことはない。「気付いてないフリ」もする。

日本という国の中で主権者である日本国民以上に「人権が保障され手厚く保護されている」部分も多い。なのに「人権の重ね塗り」だ。

事実、日本中探しても「外国人だから」という理由で拒否する家主さんや不動産業者はほとんどいないであろう。過去の経験から「外国の中の、どの国の人には貸したくない」と思っているだけである。


その業者さんの店頭には通訳も一緒に来ているようだったから、本音では、こう訊きたかった。

「今のチベット問題について、あなたはどう考えているか」、と。

これは、意地悪で無関係な話を出すのではない。そう質問すれば、その回答如何で、今後賃貸契約上、何らかのトラブルを起こしそうな人物かどうか判るからで、政治思想を確認したいワケではない。

べつに本国の中国政府を批判してくれなくとも良いが、その人の基本的な考え方やスタンスを知ることは管理会社にとっては重要だ。

ま、いきなりそんな質問をされたら、その中国人が、でなく業者さんが「だったら結構です」と言うものだろうから止めたが、以前は来店した中国人に、こう訊いたことがある。

「本当は、日本や日本人のこと嫌いでしょう?」、と。

その中国人、最初から「私のことを見下すような目付き」であった。

輪をかけたような微妙な含み笑いが返ってきた。

「嫌なこと訊くなあ」という苦笑いではなく、図星だったに違いない。

部屋は紹介しなかった。それで正解だった、と確信している。


さて、その法人契約の中国人には、どう回答したものか・・・。
posted by poohpapa at 07:54| Comment(12) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一ヶ月前の下書きなのにまだ回答してないんですか?
Posted by 賃貸派 at 2008年04月11日 08:15
賃貸派さん、おはようございます

す、鋭い!、しかも早い(*^^)v

下書きしておいた内容と最近の出来事二つを絡めて昨日書き直していますので、そういう誤解も受けそうですね。なので、直ぐ冒頭部分を書き直しています。

厳密に言うと、最初の下書きの記事はほとんど上書きされてます。
この記事の、ほぼ中央部分が元々の下書きの記事(部分)でした。

それにしてもアップ後に修正する間もないくらい早いコメントで・・・^_^;

その法人契約の話、数日悩んでいるうちに「物件を見せてくれ」とは言わなくなりましたから消滅してるんでしょう。回答の必要もなくなっていると思われます。

いつも鋭いご指摘(粗探し、ともいいますが)を有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2008年04月11日 08:33
 外国人特に中国と韓国人は特別のようですね、不動産屋さんから見たこの2国の人々は、極めて劣悪な人達なのですね。この2国の人々は特別な日本人観を植え込まれているからなのか、特に教育関係で子供の時から論理が判らないうちに強制的に教えられる様子が伺えます。実際に日本に来てみての実感はどうなのでしょう?、その人方の感想を聞きたいものです。
 人種とか国でその人を選別する必要性はあまり感ずる事は有りませんが、一般的な傾向は正しく判断できる場合が多いですね。ビジネスの世界ではハッキリと言えます、この国の人々と取引する場合は絶対に信用はしない、必ず裏付けをとります。信用で事を判断する場合は、裏切られる事を前提に取引する。その様にしていた経験があります。...しかしそれは日本人の場合もそれ程変わりませんでしたか...。
Posted by goen at 2008年04月11日 09:01
goenさん、おはようございます

かつては、日本で暮らしている在日の人が、美容院の店舗の申込みをする際、昨年の年収欄を記入しないのでワケを訊くと、「税金を納めるのはバカらしいから払わない。だから申告もしてないから年収欄は記入できない。年収は有るけど証明できるものがない」、と言いまして、呆れました。

「税金は納めたくないけど保護はしてくれ」という考え方なんですね。他の業者さんで「それでも貸してくれる」店舗を見つけたようですが、数年して店仕舞いしてました。正直、ホッとしました。

思想や価値観もありますが、生活上の臭いの問題もあります。中国人の場合は、油ですね。流し台から直接廃油を捨てるので、すぐ詰まってしまって、それでいて管理会社や家主さんに文句を言うのです。

中国や韓国の人でも、義理堅い人はいて、全部ダメ、ということではないのですが、避けるのが賢明だと経験上思います。

仲良くしていても、僅かなカネで簡単に裏切られるのも事実です。ま、それは日本人でも同じですが、程度問題ですね。

中国人の場合は、今まで流暢な日本語を話していたのに、トラブると急に中国語しか話せなくなったりして・・・。

中国人や在日の人の前では、契約書で交わした約束も無意味になったりします。って、この問題でなら、いくつも記事が書けるほどエピソードには事欠きません。ま、それが全てですね(*^^)v
Posted by poohpapa at 2008年04月11日 09:22
私の勤め先で去年中国人を2名雇い入れました。
大変です。「ルーズなのに、自分は損はしない」という気質。これに懲りたか、以降、上司も応募があっても慎重になっています。中国人、韓国人の本音は、「本当はアメリカに行きたいけれど、働く場所がない。日本では英語と日本語が話せれば就職できる(重宝がられる)」まぁ、その心中は日本人嫌いでバカにしているのだと思いますが(苦笑)。日本という場所で働いてお金を貯めて、米国に行くのが目的ということらしいです。
Posted by わん at 2008年04月11日 10:15
かなりディープなお話しですが、おそらくみんなが言わない本音です。

私も過去に中国人だったか韓国人だったかに夜逃げされたことがあります。韓国などに友人もいるので悪くは言いたくないのですが、現実問題多くの問題を起こすのは彼らです。

今回四月からベトナムとスリランカ人の二名が入居することになりましたが、少し心配です。学校の保証人が保証人がついているとはいえどうなんでしょう?

ご経験がありましたら教えて下さいませ。
Posted by 星輝 at 2008年04月11日 10:21
いつも楽しく読ませてもらってます。

私のいとこが5年前、中国の男性(日本に来て10年経つそうです)と結婚しました。

婚約中に顔見せに大阪まで遊びに来てくれたことがあり、その時に思い切ってあなたから見て中国の人をどう思いますかと聞いてみました。

その時の答えがこうでした。「中国人は人間が悪いから絶対に信用してはいけません。中国人の私が言うのだから間違いない」と言うことでした。

全く予想していなかった答えでしたので、親戚一同固まってしまった事がありました。

余談ですが、大阪に蓬莱と言う中華料理店があるのですが、そこのぶたまん(肉まん)は大阪人なら子供のころから食べてる代物で、よく出張で大阪に来られた方なんかは、おみやげに買って帰られます。

そこのぶたまんをその中国人に食べさせた所、こんなおいしいぶたまんは、中国でも食べたことがないと6個も食べてしまいました。

恐るべし、蓬莱のぶたまんでしょ(^^)

ただ出張族の方、新幹線の中で食うのは止めてくれ!!車内が臭さすぎる?!
Posted by まねき at 2008年04月11日 16:52
そうですか中国人韓国人の一般はそのような対応が無難なのですね...確か昔勤めていた会社で以下の様な出来事の対処がありました。
 ある契約を個人に近い華僑経由で成立しました、実際に商品を納入する時点で性能が規格ギリギリセーフの品物が何点か出ました。その華僑の方は、規格内だが他の商品は規格の余裕があるがこの数点はギリギリだから交換せよ。ともめ事に成りました。結果は結局そのギリギリの規格品を交換する事で納得。所が日本ではその規格内なら全てOKとするのが正常な取引。この時の上司は次の様に言ってました、「中国人は義理堅い、信用できる人間は日本人以上だ、しかし一般の人は全く駄目、人間の顔をした「猿」以下だ」と、因みにこの華僑という取引の人間は上司が戦争中に親交のあった方だと言います。
 ですから、もし信頼できるこの国の方を知ったら一生付き合えるそうです。たたそう言う人は1000人に1人もいないと言います...。しかしそう言った人々が日本と付き合って上手く行くのでしょうか...やはりこの2国の方は敬遠されるのが妥当な評価なのかも知れませんね。
 それでも此から変わるのを期待するより方法が無いのでしょうな。残念です!!。
Posted by goen at 2008年04月11日 17:26
わんさん、おはようございます

なるほど・・・、

<<中国人、韓国人の本音は、「本当はアメリカに行きたいけれど、働く場所がない。日本では英語と日本語が話せれば就職できる(重宝がられる)」まぁ、その心中は日本人嫌いでバカにしているのだと思いますが

たしかに、その通りでしょうね。アメリカに渡るより安上がりだし差別を受けることもないでしょう。中国人なんか逆に「日本人を見下していられる」のですから、日本は天国ですね。

子供の頃クラスに何人かいた「自分勝手な奴」だけで国家が形成されているようなものですから、できれば付き合いたくないですね。

「日本で暮らさせて頂いている」「恩恵に預かっている」という意識が持てない国の人に部屋を貸せるものではありませんで、ただし例外的に立派な見識の人もいるので、まあ個別に考えるしかないですね。

わんさんの会社の上司の方の苦悩、よく解かります(*^^)v

Posted by poohpapa at 2008年04月12日 07:59
星輝さん、おはようございます

スリランカ人、私がお相手したのは一組だけでしたが、いろいろ交渉が入って、希望通りにして、それでも最後はドタキャンでした。

ですが、スリランカの人は聡明ですし、身勝手とは思えません。その人がたまたま日本のルールを理解していなかっだけ、とも思えます。

ベトナム人、少なくとも、日本に来ているようなベトナム人ならOKでしょう。私が仲良くさせて頂いているベトナム人は、どんな日本人より義理堅い人ですし、約束したことは「自分が損することになっても守り通す人」です。その方は例外かも知れませんが。

ベトナムには二度行きましたが、現地の人は「おおらか」で人が良く、元々は勤勉な国民性、だと感じました。うちのは逆の印象を持ってますので、私の感想は参考にはならないかも^_^;

基本的に、留学生なら心配は要らないかな、と思います。

こんなところで如何でしょう?(*^^)v
Posted by poohpapa at 2008年04月12日 08:13
まねきさん、おはようございます

その中国人の方、希少な方ですね。

先日、サンフランシスコで聖火リレーが行われた際、チベットを支援する人たちと同じくらいの数の現地で暮らす中国人たちが「ウソをつくな」と抗議していたくらいですから、長く本国を離れていても、幼少期から植え付けられた価値観は変わらないもの、と思われます。

日本で生まれて育っていて、いろんな情報が入ってくるものなのに、それでも北の人は「偉大なる領導主さま、マンセー!」ですもん。

私も、いつも貶していますが、中国人の友人はおりまして、とても立派で公正な見識の持ち主です。

そうそう、中華料理、本国より日本の中華料理のほうが美味しいですよね、不思議なことに。それは、日本人の舌に合うよう工夫しているから、だけではないそうです。日本人の器用さ勤勉さゆえ、なんだとか。

それにしても、蓬莱のぶたまん・・・、食べてみたくなりました。

あ、送ってくれ、と言っているのではありませんので念の為。ですが、どうしても、ということでしたら住所等を連絡します(冗談ですよ^_^;)
Posted by poohpapa at 2008年04月12日 09:03
goenさん、おはようございます

goenさんのコメント、実によく解かります。

中国人も韓国人も、ほとんどは「お話にならない」くらいに自分の事しか考えないのですが、本当に信用できる人に出会えれば「一生の親友」ですね。

小学校地代からの親友の会社で、ウーロン茶を輸入することになった時、「下はクズみたいな葉っぱから、上はグラム1万もするようなものがあって、高級品の輸入をする」とのことで、「信用できる相手なのか」訊いたら、実はgoenさんのお話と同じような答えが返ってきました。「昔、うちの社長に恩を受けてる人とかで、絶対に裏切らない人らしいよ」って。私は「そんな話」信じられませんでしたけど^_^;

話が飛躍しますが、国家間の良好な関係を築くには、国家レベルの援助や元首の相互訪問なんかより、民間レベルの信用の積み重ねのほうが、よほど大事で効果的、と思わずにいられません。

いい話をお聞かせ頂き、有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2008年04月12日 09:24
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