現空なので、鍵は現地対応になっているのだが・・・、
業者が言うには、「当社は明日から連休させて頂くのですが、御社はどうでしょう?」とのこと。
ピーン!ときた。
客付け業者の担当者は、「困ったなあ」「どうしようかなあ」と言うだけで、具体的な提案やお願いはしてこない。微妙な「間」があるのだ。
暗に「休まず営業しているならそちらで案内してもらえないか」という雰囲気が漂っている。
まさかに現地に隠してある鍵の在り処を教えてお客さんだけで行かせて見させるワケにはいかない。「どうします?、お客さんを逃すことになるかも知れないよ」てな感じで、「じゃあ当方でご案内しましょうか?」と言い出すのを待っているんだろう。
こういうことは日常生活でもよくある。暗に「そっちでやってくれ」と押し付けていながらイザとなったら「私が頼んだワケじゃない」と逃げるタイプの人間は5万といる。会社の中間管理職に多いタイプだ。
そういうのは不快なので、「もしも御社が休みで同行できないようでしたら、連休後に日を改めて頂くか、もし家主さんがいらっしゃれば鍵を開けておいて頂きますが」と言うと、「じゃあ、お客さんと相談してみます」と言って電話を切ったが、その後の連絡はなかった。
手数料は客付業者に100%出すことになっているが、それはあくまで「客付け業者が案内して申し込みを入れるところまでした場合の話」であって、案内を当社でするなら50%しか出せない。
「こういうワケなので、御社で案内して頂けるなら、決まった際の当社の手数料は半分で結構ですから」と言うなら解かる。そう言ってくれたなら逆に「いえいえ構いませんよ、その場合でもちゃんと100%お支払いします」になるものだ。互いにそのほうが気持ちいい。
確実に申込みをするのが決まっているなら、家主さんの為にも私が案内してもいいが、決めるのはお客様だからそんな保証は無いし。
物件の隣り駅にある業者だったが、都内の業者でさえ案内は自分でする。もっとも、その代わり礼金を上乗せしたりもするが^_^;
手間を惜しんでカネだけ欲しがる・・・・・、
「他所の会社の社員をタダで使おうとするなよ!」と言いたい


ここのところ不景気になってきたせいか、隙を見せると誤魔化そうとする人が多くなった気がします。
私のところは建築関係なので、もともと支払い条件が悪い業界というのもあるので、油断できません。
気がつくと何かケチをつけて支払いをごねる人もいるし・・・。┐(´д`)┌
まあ、生き馬の目を抜く業界ですから^_^;
というか、敵は悪質滞納者だけじゃないんですね、同業者も「油断も隙もあったものじゃない」ですから。
末端の営業は先輩や上司のやってることを見て手本にしてる訳ですから、出入りの営業を見ていれば会社がどんなモンか判りますね。
でもねえ、いつも言ってることですが、同業者とか取引先から評判の悪い会社は長続きしないものだと思うのです。
あ〜あ、やだやだ、って日に何回愚痴をこぼしてることやら(*^^)v
『認知的不協和の緩和』や行き過ぎた『セルフ・ハンディキャッピング』は、知能の発達した霊長類としての人間の精神的安全弁として、基本的に備わったものだろうと思うので。
係り合いになると、ムカっとしますけどね。(だって、にんげんだもの。)
そうですね、悪質滞納者は悪質同業者に比べれば、同情の余地は・・・、
あるワケないっしょ!!(*^^)v
悪質同業者はこっちが断れば(切れば)実害が発生しませんが、悪質滞納者は利益を損なわれますから。これ、大きいんですよ、毎月のことだし、一人や二人じゃないし・・・。
ゴールが見えないんですよ、一向に。一人退去させても新たな滞納者は生まれるし。単に滞納、というより営業妨害です(ハア〜;溜息^_^;)
評判の悪い会社は長続きしないものですね。
先日、少し愚痴を書いた「昔騙された悪徳不動産屋」ですが、
この前届いた宅建協会の会報の新規・脱退会員の案内の
ページに、「廃業」した会社として載ってました。
嬉しいやら、悲しいやらです・・・
だしょ!?(*^^)v
私は、同業者からの評判、というのを「自分の不動産屋としての存在価値」の一つの基準として位置づけてまして、現段階では私のことを悪く言う業者は1社だけ、と思っています(あるのかよ!?^_^;)
けろけろさんを悩ませた業者、廃業ということで、それは当然の帰結だったのでしょう。喜ぶべきことでしょうね。
私もそうならないように頑張らないと・・・(*^^)v