2009年04月25日

悪徳、事故られる^_^;

NYにお住まいの家主さんが一時帰国なさっていて、昨日、用があって市役所にお店の車で向かう途中、接触事故に遭ってしまった。

こちらは片側2車線の道路を直進中、相手は右側の路地から反対車線を横切って右折しようとしていて、たまたま車の流れが途切れそうだったので左方向の安全確認をしないで飛び出してきた。

飛び出しに気付いたのは助手席の家主さんで、私は地元の人間なので相手運転者のように「その路地から右折しよう」とはしないから、正直、油断もあった。交通量の多い幹線道路で、交差点ではなくT字路だから何故「右折禁止」になっていないのか不思議なくらいだ。

そうは言っても双方共に動いていたのだから「過失相殺になるもの」とは覚悟していたのだが、相手の運転者は車から降りるなり私には挨拶も無く接触した箇所に近寄って、手で擦りながら「ああ、これくらいなら手で擦ればキレイになるよ」と言う。それでカチーン!と来た。

たしかに「事故を起こしたら簡単に謝らないほうがいい。それでは自分が悪いと認めたことになる」とはよく言うが、その言い様は無い。

「自分の不注意で人の車の側面にぶつけておきながらそういう言い草をするなら警察を呼びましょう」、と、直ぐ110番した。

幸い私も家主さんも怪我は全く無く、「急ぎませんので時間が掛かっても結構ですから気にしないでください」と快く仰って頂けた。

警察官の到着を待つ間、相手の運転者(同乗者はいない)はソワソワし始め、私にワケの解からないことを言う。

「わたしゃ、そこの先の銀行に行きたくて急いでるんだ。銀行には知り合いがいっぱいいるんだよ」(だから、もう行ってもいいかね)

用があって急いでいるのは自分だけじゃないし、だから(安全確認を怠って)事故を起こした、ということが解かってない。だいいち「銀行に知り合いがいっぱいいる」のは事故と関係ない。これが「警察には友人がいっぱいいる」と言うならまだ解かる。気持ちが動転するような事故でもない。この時点で「こいつ、頭がおかしいな」と思った。

ちなみに私も相手も軽自動車で、相手は八王子ナンバーで、後で判ったことだが福生に住んでいる80歳近い在日の人だった。

保険会社に連絡して後のことをお願いしたら、夕方保険会社から電話が掛かってきた。

「相手の方から電話はありましたか?」と訊くので「無いですよ」と言うと、「なんでも『今日は税務署に行ったりして電話できないから』と言っていたから明日あたり電話があるかも知れません。実は、相手の方は保険に入っていませんでした。最近切れたばかりで更新していない、とのことなので、(こちらの保険では)弁護士特約を付けているから弁護士に依頼しましょうか?」とのこと。もちろん依頼した。

「悪い」と思っているならどんなに忙しくても電話くらいできないハズはない。だから待っていても電話が掛かってくるとは思えない。保険も「たまたま切れて更新していない」のでなく、ずっと入っていなかったのだろう。話にウソが多そうだ。

怪我も無いし車の損害も大したことはない。べつに事を荒立てる気持ちもない。だが、この注意力散漫な運転者、80歳近い年齢で、自賠責だけしか掛けないで毎日車を運転しているのである。たまたま今回は小さな接触事故で済んだから良かったようなものの、もし人を撥ねて死なせてしまったならどう責任を取るつもりなのか。

おそらくは責任を取るつもりなど無いであろう。自賠責という最低限の保険以外の保険料は払いたくなくて任意保険には加入せず、事故が起きたら「自賠責での補償分しか払えない」「わたしゃカネは無い」と開き直って逃げるのはミエミエである。こういう無責任で悪質な人間が相手なら、徹底的に懲らしめてやろう、と思う。

任意とはいえ「枯葉」マークも着けてないし、老いに因る技量の衰えも自覚していない。このまま運転を続けさせるなら「存在そのものが凶器になりうる人間」であるのは間違いないのだし。

相手の出方によっては、「今日になって首が痛くなった」と、掛かりつけの主治医に診断書でも書いてもらおう。泌尿器科だけどわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 07:29| Comment(6) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月21日

自作のPCの代金を巡ってのお話(*^^)v

今、不動産に関するご相談を受けていて、家族的にお付き合いさせて頂いている方がPCを必要としていた。先日まで家にも有ったのだが、お子さんが独立するので持って行ってしまったからだ。

PCに関する知識は、私より「やや少ない」くらいの方で、できれば安く購入したいとのことだったので、うちの長男に相談すると「どこまでの性能を要求するか、なんだけど、DVDやCDも再生できるようにするなら、込み込みで5万で作るよ」、とのこと。

メーカー品ではなく部品を購入してきて組み立てるので、メーカーのサポートは受けられないが、イザという時には製作者に来てもらえばいいだけのこと。5万で合意して作ってもらうことになった。

性能的には私が会社で使っているものより4倍くらい良く、モニターも大きくキーボードも高級品で、「交換してよ」と言いそうになったたらーっ(汗)

先日それが届いたのでセッティングに行ってきて、昨日はPCと卓上オーディオを繋ぐ作業に行ってきた。それでDVDも楽しめる。

で、代金を受け取ったのだが、後で封を開けたら、思ったとおり、多めに入っていた。ま、そういう方である(*^^)v

「ご長男への感謝の気持ちなんだから渡しといてよ」とのことだが、約束は約束である。だいいち長男には受け取れない事情が有った。

そのPCの代金は、長男のアパートの更新料やJCBの支払いの立替え分に充当して相殺することになっていて、それでも足りない分があったのだが「不足分はお父さんが出しとくからいいよ」と言って免除していた。なので差額だけ長男に渡すのも変だし、私が受け取るのも筋違いだし、それだとなまじ話がややこしくなるだけである。

お気持ちは凄く嬉しいのだが、こちらの事情で頂けない。それで、直ぐに差額をお返しに伺った。固辞はされたが納めて頂いた。もちろん長男にはちゃんとご厚意のことは伝える。

そのお方、「PCを自分で作れるのって凄い!」と驚くが、長男に言わせれば「どれほどの手間でもないし簡単だよ」とのこと。私がたぶん唯一「長男に敵わない」ことでもある。

ま、そんなことでも、少しだけ我が子を誇りに思えて嬉しかったるんるん

posted by poohpapa at 07:25| Comment(6) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

家庭裁判所に出頭してきました

昨日は一日、ある事件に関連して霞ヶ関の家庭裁判所に行っていました。証人として出頭を求められたものです。詳細に関しては当サイトで書くことは出来ませんが、感想を書かせて頂きます。


家庭裁判所の審判には傍聴席は無く、証人は待合室で待たされます。審判の具合では長時間待たされることもあります。私の場合は審理が始まって1時間ちょっと待たされた後に呼ばれまして、出番はわずか3分ほどでした。トホホ、であります(*^^)v

待合室にはテレビも新聞も無く、スチール家具の本棚に雑誌が少々。漫画の「コロコロ」とか「ペットの育て方」とか・・・^_^;

8畳くらいのスペースの待合室にいると、そこには、別の審判で審理を受けている子の両親や家族と思しき人も出入りしていて、人目を憚らず号泣してました。肩を震わせて泣いていた家族も・・・。

あるご夫婦と弁護士さんが入ってきて、私の前で戦略を練っているのが聞こえてしまうのですが、中には弁護士さんのこんな話も・・・、

「何がイケナイって、タバコはいけませんよ、タバコは。何といっても彼はまだ16歳なんですから、タバコは止めさせないと・・・」

両親は「ああ、そうですね」と答えてましたが、オイオイ!、です。

とくに「親に問題アリ」という感じの人はいなくて、ごく普通の親なんですね。その普通の親の子が、何かのボタンの掛け違いで非行に走ってしまうのですね。いろんな人間模様を垣間見た気がします。


で、私が最も驚いたこと、それは・・・、

裁判所の調査官も裁判長も、それはそれは人間味豊かで、ある意味、実の親よりその子のことを考えている、と思えるくらい行き届いていたことです。私は、自分では「よく気が付くタイプ」と思っていますが、とてもとても「そんなレベル」ではありませんでした。

正直なところ、法に則って事務的に対応しているもの、とばかり思っていましたが、「どうすることが一番本人の為になるか」をいろんな角度から考え、そして本人や家族ともよく相談しながら進めるのですね。皆さん「ハート」があって親身で、とても感動しました。

裁判所のお世話にならないで済めばそれに越したことはありませんし、一般市民は滅多に接する機会がありませんので、稀に冤罪事件などが起こると、その部分だけで裁判所を批判したりしていますが、こういう方々の陰の努力で日本の裁判制度とか法治国家としてのシステムが支えられているんですね。裁判所を出る時は清清しい気分でした。


空室募集広告を打った初日でしたから、開店休業になるのは辛いものがありましたが、とてもいい経験をさせて頂きました。

と言うより、「全部ひっくるめて、これが私の仕事」なんですね。

私は、「人間、50歳を過ぎたら、そこから先は、自分の仕事を通じて社会に恩返しすべきもの」、と思っているので、こういうことで時間を割かれても全く苦にはなりません。

いつもは、家主さんに対して「不動産屋をタダで使おうとするな!」と心の中で怒っていますが、それとこれは別物です。

綺麗事でなく「困っている人の役に立って、心から喜んで頂ける」、ということだけで、「生きていて良かった」と思えます。

ま、私も常に正しいことだけして生きているワケではありませんので、ただ帳尻を合わせているだけの話、なんですけどね(*^^)v
posted by poohpapa at 07:42| Comment(6) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

それで分かるのかよ!?(*^^)v

週末、うちのとダイエーで買物をしていると館内放送が流れる。

聴いた瞬間、吹き出してしまった。


立川からお越しの鈴木さん、内線234番をお取りください

ダイエー立川店での話である。これが「仙台からお越しの鈴木さん」なら、呼ばれたほうも自分だと分かるだろう。或いは「立川からお越しの綾小路さん」でも分かるに違いない。

だが「立川からお越しの鈴木さん」では、店内に何人もいるだろう。

サービスカウンターの担当者も「呼び出してくれ」と頼まれて、それが「立川の鈴木さん」なら、せめて「柏町から」とか「一番町から」とか、もう少し限定して特定しやすくするのが当たり前で不親切だ。

うちのと、「さて何人が名乗り出るだろうね」と笑ってしまったわーい(嬉しい顔)



 この件でmmtさんからコメントで耳寄り情報を頂きました。
  コメント欄をご参照ください。
posted by poohpapa at 05:00| Comment(16) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

218万円滞納者との話し合い

昨日の午前中は、とても貴重な体験をさせて頂いたのですが、昨日の流れから行くと、それを記事には「し辛い」ものがありますので、それはまたの機会ということで^_^;

実は、朝から◎◎警察から電話がありまして、「なんだよ、もう東京湾かよ!?」と思っていましたが全く別件でした。内容の濃い話で、何かの参考になる内容ですが、ちょっと冷ましてからにしますね。

で、昨晩、218万も滞納している入居者と母親とに家主さんのお宅に来てもらい話し合いをしました。入居者の会社が倒産したり、事故に遭ったりで、いろんな事情があるようですが、それでも家賃を払わなくていい理由にはなりません。

家主さんのお宅に着くと、私はこうお願いしました。

「全て私に任せて頂けますか?」、と。家主さんの了解を取り付けたところで、直ぐ入居者が来ましたが、家主さんから聞いていた通り、気の弱そうな男でした。

先ず現状を訊き、無理なく払える金額を質しました。すると、「子供が保育園に入れることになったので、うちのもパートに出ますから、今までより上乗せ出来ます」とのこと。それでは具体的な回答にならないので、「全部返済に充てなさい、とは言わないから、3万でどう?」と訊くと、「何とか頑張ります」との答え。

奥さんがパートに出たとしても、週4日、一日4時間、時給800円なら1ヶ月に5万がいいとこでしょう。元々その為に働きに出るワケではないので全部を返済に充てさせようとしたら家庭は崩壊します。なので本人は家賃に3万上乗せするのが限界でしょうね。

それに母親からの2万を足して、家賃に毎月5万を上乗せしてもらうことに。それでも払えない時もあるでしょうから4年は掛かります。

入居者にはこうも言いました。「これね、本来なら年利14%の延滞金利が掛かるんだよ。正当な理由が無く約定を破ったら、遡って金利を請求することになるよ。まともに計算したら金利だけでも50万以上になるから、ちゃんと払わないと大変なことになるよ」、と。

後は、いろんな事例・・・、つまり、頑張って払い終えた人、ズルした人の末路等の世間話。

で、取立ての極意の整理を(*^^)v

ポイント1 本人が「可能」と言っても無理な計画は立てさせない。
ポイント2 約束を守ったほうが得(逆は損)だと気付かせる。
ポイント3 この人を裏切ったらうるさそう、と思わせる。


これで「いつもいつも上手くいく」とは限りませんが、過去にほとんど失敗していませんし、巨額滞納であってもこの入居者なら完済可能と見ました。話の内容や条件は相手を見てから考えています。

それと、今回は無償での取立てになります。管理会社のエ◎ブルが今まで更新契約をしないで放置していましたし、新たな連帯保証人を立てる必要があるので新規に契約し直しますが、既に入居中なので仲介料は頂けません。事務手数料5千円だけ頂くことにしました。

まあ、時間外手当とガソリン代程度です。これ、取立て専門会社に依頼したなら最低でも2割、退去後回収なら5割が相場です。私が得られる報酬は、家主さんからの信頼と、以降の更新料、ですね。

この家主さんは不動産会社の苦労をちゃんと解かっていてくださいます。なので滞納家賃の取立てに関しては無償でもかまいません。


家主さんが、「俺がやってたらこうはいかなかったなあ。不動産屋さんに頼むと違うなあ。もっと早く頼めば良かったよ」、と喜んでくださいましたが・・・、エ◎ブルだって不動産会社なんですけど(*^^)v

こういう場合、契約解除して追い出したなら回収は出来ません。このご時勢なので空室にせず入れておいて回収を図るのが最善です。

でね、うちの会社にも別のメリットがあります。それは・・・、

当社管理のA棟には空室が2室ありますが、正直なところ、なかなか決まりそうもありません。今回、ちょっぴり恩を売ったことで「まだ決まらないのかね」と、当分は言われずに済みますのでわーい(嬉しい顔)





posted by poohpapa at 05:00| Comment(2) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

一度、店の外に出ろ!

いえ、べつに、お客に喧嘩を売っての話ではない(*^^)v

ここんとこ立て続けに遭遇した場面の話。


先日、うちのと伊勢丹に買物をしに行った時、3階から2階に降りようとしてエスカレーターに乗っていると、どこからか子供の強烈な泣き声が聞こえてきた。店員も客も、皆「どこからなんだろ??」とキョロキョロ見回していて、私たちも泣き声の出所を探したのだが判らず、移動する私たちの行くところに着いてくるようにも思えた。

結局、地階の食品フロアに行ってもまだ聞こえていて、そこでも店員や客がキョロキョロしている。一度収まったのだが、しばらくして、

我々の真ん前でギャーーーーと始まった。

ナンと、地下フロアでの泣き声がエスカレーターの煙突状の空間を伝わって3階あたりまで聞こえていたのだ。

子供はベビーカーに乗っていて、ピンクのジーンズを穿いていた若い母親は、とくに慌てた様子はなく、時おり叱りつけているくらい。泣いている、というより「癇癪を起こしている」と言えるもので、その状態を続けさせれば子供の体と精神の両面に悪い影響を与えるだろう。

と思いながら見ていると、「いちごポップコーン」の試食品の前を通りかかった際、店員が2人も立っているのに、母親が試食品を鷲づかみにして子供に「ほら」と与えるではないか。

試食品はそんな時に役立てて頂く為に用意しているものではない。当然に、「どんな味なんだろ。美味しければ買っていこう」という客の為に提供しているものである。それを、自分の子を泣き止ませる為に、店員に断りなく、まるで「掴み取りセール」のようにガバッと取ったのだから、我々も呆れたが、2人の店員は顔を見合わせていた。

たしかに、試食品は「ご自由にお試しください」と置かれているものではあるが、この母親のように「違う目的で大量に取った」なら、それは不法行為と言えるだろう。もちろん、法律以前の問題だが。

子供の泣き声は尋常ではなかったし、急いで買物しなければならない事情もあったかも知れない。だが、デパートにはいろんなお客さんが来ている。健康状態が優れないまま無理をして買物に来ている人や、子供の泣き声が嫌いな人もいるだろう。なぜ、一度外に出て子供を落ち着かせるとか、一旦は帰宅するとかしないのだろう。

母親の様子を見ていて、「その子の将来は見えたな」と思った。

そのちょっと前にも、ランチをしに入ったレストランで、ず〜っと子供が泣いていて落ち着かなかったことがある。

私も子育て経験はあるが、公共の場で子供が泣き始めたら、先ずあやして、それでダメなら外に出たりしていた。

もしも、うちの店にこの母親が部屋探しに来たなら、少なくとも当社の管理物件に入居させることは無いな、と思った。




 伊勢丹立川店の地下、洋酒売り場の前の「富澤商店」で売っている「ストロベリーポップコーン」は本当に美味しいです。ただし期間限定販売とかで、今の在庫を売り切ったらお終いとか。

今まではカルディの「キャラメルポップコーン」が最高、と思ってましたが双璧です。うちは既に1s買っていて、先日1sも追加購入しました。こういうのを大好きな方が何人かいらっしゃるので、近いうちに小分けしてお届けしようと思っています(*^^)v


posted by poohpapa at 07:30| Comment(22) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

余計な知恵を付ける奴がいて困る

先日の「人の好い家主さん」の滞納家賃請求の話。

もっとも、エイ◎ルが管理していたB棟の218万のほうではなく、A棟の退去者の36万のほうの話。ま、どっちにしても凄いけどわーい(嬉しい顔)

私が精算書と請求書を移転先に送ると、「住所に尋ね当たりません」ということで還ってきてしまったので、仕方なく連帯保証人である母親の元に送ったのだが・・・、直ぐ母親から抗議の電話があった。

「息子がそんなに滞納していたなら、もっと前に言ってくれるのが当たり前じゃないですか。知り合いの誰に訊いても『そんなものは払わなくていいんだよ』と言っています。だいいち、時効でしょう?」

それだと「払いたくない」と言っていることになるのだが、この母親は元々そんなことを言うような人ではない。話せば解かる人である。

だが、こういう場合には例え正論を言っても理解はされない。

それで、一通り言い分を聞いた後で、こう話した。

「そうですよね、私も、いきなりそんな請求書を送ってこられて『さあ払ってくれ』と言われたら納得はしません。元々その請求書は息子さんに送ったもので、戻ってきてしまったので仕方なくご実家にお送りしています。なので、お母さんに払って頂くつもりはありません。本来は滞納していた息子さんが自分で払うべきものです。それに、家主さんはよく間違えます。もしかすると、請求内容に錯誤があるかも知れません。お母さんのほうに振込みの控えは揃ってますか?」

既に成人して結婚し子供も設けている息子の家賃を母親が時々振り込んでいたことも、この母親が振込みの控えを全部取ってあることも知っている。だが、知っていてあえて訊いたのにはワケがある。

照合してもらって家主さんに間違いがあったなら、間違いを修正してやれば「払わない」とは言えなくなる。「間違ってなかった」と言ってきたなら尚のこと。「滞納」を相手に確認をさせるのが目的なのだ。

つまり、自分で確認したなら「そんなの払わなくていい」との言い分は吹っ飛ぶことになるから、確認作業をする約束をした時点で、相手には自動的に「支払う」という選択肢しか残らない

ま、「分割にしてくれ」くらいは言うかも知れないが。

控えはちゃんと取ってあるのだから、近いうちに連絡をくれるだろう。そうすれば、一括が無理でも必ず払ってくれる人なのだ。

私は、こうも言っておいた。

「家主さんはお母さんのことをとても信用していますから、家賃の遅れがあっても督促などせずに気長に待っていたんだと思いますよ。他の入居者のケースでは直ちに私に督促の依頼がありましたから」

他の入居者には直ぐ請求してるのに自分には請求せずに待っていた、と言われれば優越感をもつだろう。ふつうの人間なら「信用している」と言われて「払わない」とは言えなくなるだろうし。

本来は息子がきっちり支払っていれば何の問題も起きなかったのも事実だし、以前、風呂釜を空焚きして浴室を燃やしてしまった時も、本来は入居者負担になる修理代を家主さんが出してくれている。

そんな話を遠回しにしたが、説得しようとはしなかった。すれば逆効果になる。理屈で説得しようとするのは一番拙い方法である。

まあ、母親も、言うだけ言ってスッキリしたことだろう。不甲斐ない我が子にぶつけたい憤懣を私に向けてしまう気持ちはよく解かる。


こんなケースでは、「解かったようなこと」を言って無責任に知恵をつける輩が必ず何人か現れる。それで更に話が拗れてしまっても、そういう奴が「ちゃんと責任を取った」などという話は聞いた例がない。

その母親も、「悪い知恵」を付けられたりしなければ、お詫びと共に直ぐ振り込んできたであろう。結局は払うことになるのに、つい乗ってしまって評価だけ下げられるのだからつまらない。

自分に都合の良い進言をしてくれる人は「その時は有り難い」ものだが、やがて災いをなすことにもなりかねない。

私は「滞納家賃を払わせよう」としているのでなく「滞納家賃を清算することが自分の為にもなる」ということを解かってもらえるように話しているだけである。それこそが三者の利益に繋がるのだから。
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2009年02月17日

考えられない屁理屈

先日、都宅建主催の講習会を受けてきた。

実は、一人で営業してるので講習会にはあまり参加しないのだが、今回は「家賃滞納 解決&未然防止策」ということで、私の業務にも密接な関係が有りそうだったので。

内容的には、私が以前からこのサイトで繰り返し書いていることと概ね同じで、どの話もスンナリ納得がいくものだった。その中で、ちょっと面白い話があったのでご紹介を。これ、実際にあった話。


入居者の家賃滞納に手を焼いていた或る大家さんが、「もう滞納している家賃は払ってくれなくていいから出ていってくれ」、と言ったんだとか・・・。結局、裁判にまで進んで入居者(男)が主張するには、

「家賃を払わなくてもいい、というのは、家主が家賃を受け取る権利を放棄しただけの話で、単なる債権放棄であって、私はその申し出は受けます。それに対し、出ていってくれ、というのはお願いでしかないから、それに対しては、私は『嫌です』とお断りします。だから、このまま家賃を払わず住み続けてよいことになるハズ」



なるほど、筋は通って・・・


ねーじゃねえか、バカヤロー!ちっ(怒った顔)パンチ爆弾
(「アントキの猪木」ふう)わーい(嬉しい顔)


それに対して裁判長は、

「もう滞納している家賃は払わなくていいから出ていってくれ」というのは「出ていってくれるなら滞納家賃は払わなくていい」という意味で言っている、と容易に推察できる。

との判断をして、裁判は、この悪質かつ非常識な住人の敗訴に。

こんな屁理屈を言っているのが「法律の専門家」ではなく、一般市民なんだというから驚きである。全く、嫌な時代になったものだ。

これ、裁判なんで、入居者が弁護士を立てなかったとも思えず、もし弁護士のアドバイスで「そう主張している」としたら最悪である。

だいたいが、「繋がっている一つの話を、前半と後半にチョン切って自分に都合よく別々に解釈しよう」などという了見が間違いである。

もしもの話、この男が思い焦がれている女性に高価な贈り物をして結婚を申し込んだとして、「贈り物は単なる贈与であるから私はお受けします。それに対し、結婚して欲しいというのは貴方の願望でしかないから私はお断りします」と言われたらどんな顔をするだろうか。

裁判長が常識的な判断の持ち主で良かった・・・、のではあるが、こういう入居者は私も経験している。その時は両親も息子も酷かった。

どういう育ち方をしたら「そんな屁理屈」を捏ね回す人間になることやら、親の顔が見たいものである。



posted by poohpapa at 06:17| Comment(12) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月27日

ゴミ出しのクレームが市役所から

国立市役所の職員から遠慮がちに電話があった。

「2〜3日前からルールを守らないゴミの出し方をする住民がいるようですが管理会社さんに心当たり有りませんでしょうか?」とのことで、同じアパートの入居者か近隣住民からクレームがあったようだ。

そのアパートは全部で6室で、一室を除いて5室は割りあい古くからの入居者で、一番最近でも4年入居している。

入居者は皆几帳面な人ばかりで、心当たりは特にないのだが、もしかすると、という人はいる。ピンポイントで問い合わせをしてきているのだから、おそらくはゴミ袋の中身をチェックして犯人の目星をつけた上で役所に通知している可能性があるから「うちの入居者に限って」とは言い切れない。世の中には「ゴミ袋の中身」をチェックしたがる人がいて、ルール以前の問題で、それを口実に「人様のプライバシー」を覗き見するのを日課にしている人も結構いたりする。

アパートに行ってみると、

入居して4年の人の部屋の前が散らかっている。ビニール傘は何本も置きっ放しになっているし、少しだがゴミも散乱している。

該当者がいるとしたなら「この人」だろう、と見極めをつけた。

それで、全世帯に向けて注意をしているような「お互いに注意しましょう」という文面で一人だけに手紙を出した。

すると、直ぐに効果が現れた。私の予測は当たっていたようだ。

これがもし「ゴミ出しのルールを守ってくれないと困ります」と名指しで注意をしていたなら臍を曲げていたかも知れないし、全世帯に手紙を送ればいたずらに不快にさせてしまうし経費の無駄にもなる。

褒めるのは簡単だが、注意したり叱ったりするのは難しい。
posted by poohpapa at 08:04| Comment(4) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

様変わりした法務局

もう何年も前のことになるが・・・、

「お役所関係で『一番感じの悪い所』は何所か」、というアンケートの結果で、不名誉なことではあるが第一位に輝いたのは、職業上、我々が時おり使っている「法務局」であった。

たしかに、普通に生活していると一般的には「あまり馴染みのない」役所であって、一生のうち一度も訪れることがない人も多いだろう。

だいいち謄本や公図を貰うにしても、どんな物を用意していくべきなのか、どう申請書を書いてどの窓口に提出したらいいのか、いくらの印紙を何処に貼ったらいいのか、等々、素人には見当もつかない。

窓口の係りに訊いても、いつもいつも同じことを訊かれてウンザリしているからか非常に無愛想だったりして、法務局が第一位、というのは私も納得だった。

以前は、質問をしたら返事の代わりに顎でしゃくられたこともある。年配の職員だったが「ぶん殴ったろか」とさえ思ったくらいだ。

ところが・・・、である。

せんだって、少額短期保険の新規代理店契約に必要な会社謄本を取るため久しぶりに法務局を訪れたら、こんな出来事があった。

それこそ、事前にネットででも調べてから行けば良さそうなものではあるが、「知らない役所じゃなし、行けば何とかなる」と、下調べもせずに出かけてしまった。これでは昨日の記事の「榎戸弁天への行き方を訊ねたオネエサン」のことをとやかく言えないものだろうたらーっ(汗)

出された謄本を受け取ったものの、A4用紙2枚だけのもので、一番上には「履歴事項全部証明書」とあり、どこにも「商業登記簿謄本」とは書いてない。以前と違ってあまりに簡素な書類だったので不安を感じて、フロアの隅っこで印紙を売っているオバサンに「今は、こんなんで謄本ですか?」と訊くと、「たぶんそれでいいんだと思いますが、窓口で訊いてみてください」と言い、私が「再度取り直そう」と購入して申請書に貼ってしまっていた印紙の代金を返してくれた。

オバサンは印紙を何とか剥そうとしていたが、なかなか剥がれない。それでも嫌な顔ひとつせず笑顔で対応してくれて、さらに、私が窓口で「この書類でいいか」質問して、係りの人が「今は電子化されてこんな書式になってますが、これが法人の謄本なんですよ」と話している様子を、離れた売り場から見ていてくれたようだ。

話し終えて、ふと印紙売り場のほうを見やると、オバサンは安心したように笑顔でOKサインを送ってくれた。もちろん私もOKサインを返したが、こういうことは昔の法務局では考えられなかったことだ。


というか、どういうワケか私は年寄り子供と犬には受けが良い^_^;
若い女性からの受けはイマイチで、ま、その理由は解かっている。

年寄り子供が相手なら愛嬌よく接してさえいればよく、元手は掛からないが、若い女性に好かれようと思ったなら元手が掛かる。どちらにもカネを掛けたくないから必然的に「そう分かれる」ことになるふらふら


話が脱線したが、全国の法務局の何所もあんなオバサンがいたなら、再び法務局が「一番感じの悪い役所」に戻ることはないだろう。
posted by poohpapa at 08:13| Comment(4) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

同時進行で起きていたこと (番外編)

私はとくべつ善人でもなければ優しくもない。だが、ここ数日は店で泣いていることが多い。勿論、ひなたちゃんのことで、であるが。

で、ふだんは滅多に飛び込みのお客さんなど来ないのに、私が「ひなたちゃんのことを思い出しては泣いている時」に限って誰か来る。

お客さんならまだいいのだが、中には「こんな人」も来た。


「あの〜・・・、すみませんけど、榎戸弁天に行くのにはどう行ったらいいんでしょう?」


そんなのは家を出る前に自分でちゃんと調べておけ!ちっ(怒った顔)
こっちは今それどこじゃないし泣いてるんだぞ、ボケ!パンチ爆弾

だいたいが、いちいち「今どうして泣いてるのか」なんて説明するワケにもいかないし、そんなの関係ない。不動産屋に訊くのが一番、と思ったとしても仕方ないが、私も人に会いたくない時だってある。

ま、それでも丁寧に航空地図を広げて説明はしてやったけど^_^;


一番バツが悪かったのは「このケース」だった。

たまたまうちのが店にいて私だけが泣いていた。そこにヤマト運輸の引越しの営業のオバサンが入ってきたのだが、「あ、取り込み中でしたか」と直ぐ出て行ってしまった。と、いうことは・・・、

どう見ても、オバサンからは、私が「別れ話のもつれで泣いている」としか思えなかったんだろう。だって私は泣いていて、うちのはサバサバした顔をしているのだから、うちのから別れ話を切り出されて、私が「考え直してくれ」と泣いているようにしか見えないものだろう。

よほど後を追いかけて「違うんですよ」と言いたくなったたらーっ(汗)


ま、今は違うけど、近い将来そういう時が来ないとも限らないがわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 05:00| Comment(2) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

閉口した臭い

昨日は、またまた臨時出張不動産相談所ということで、千葉まで出向いて知り合いの同業者さんの店先をお借りしての帰途でのこと。

総武線快速のグリーン車に乗り込んで、いつものように進行方向左側の窓側の席に座っていると、途中からモロ「やくざ屋さん」と思しき男が隣に座ってしまった。「うへっ!参ったなあ」、と思っていたが、錦糸町で降りてくれたので「やれやれ」とホッとした。

入れ替わりに隣に座ったのが若くてスタイル抜群のお姉さん。しかも、ローライズのジーンズを穿いていて、座るまでゴソゴソしていた時に、お尻の上部が見えたりして、ラッキー!と思ったのだが・・・、

なんと、滅茶苦茶「香水の臭い」がキツかった。鼻が曲がるくらいならまだしも、目に沁みて涙が出るくらい強烈だった。

鼻は直ぐ麻痺したものの、目は我慢できなかった。車内は混雑していてほぼ満席で、私は窓側だったから移動もならず、東京駅までが辛かったのナンのちっ(怒った顔)

香水も程度問題で、ほのかに香るくらいが上品で効果的、かつ経済的だと思うのだが、なんであんなに着けるんだろうか。

ひょっとすると、中世のヨーロッパの貴婦人のように、お風呂に入る習慣がなかったりして。

あれだと隣に座っている私の洋服に香りが移ることも有り得るから、下手すると「浮気してきた」と思われかねない。

東京駅で私が先に降りる時、初めて顔を見たが、目の周りも真っ黒だった。スッピンだとどんなだか見てみたい、と思ってしまった。

それにしても、丸一日出かけていたのに携帯も一度も鳴らず、帰社して着信記録をチェックしたら数本しか電話が無かった。広告を打った直後の土曜日なのに、である。うちの店はどうなるんだろ・・・ふらふら
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2008年11月27日

募集してないんですけど^_^;

そろそろ店仕舞いを、と思っているところにドアが開いた。

気配で振り返ると、50歳くらいのオヤジが立っていた。

「あの・・・、こちらで働くには宅建(取引主任者の資格)を持ってないとダメでしょうか?」
「はい、あったほうがいいですね」

「どうしても、持ってないとダメですか?」
「どうしても、ってことはないけど、まあ、そうですね」

「車の免許は要りますか?」
「免許がないと案内とかできませんからねえ」

「中で事務だけする、ってのはダメですか?」
「私一人で事務職も足りてますので・・・」

「どうしてもダメですか?」
「そうですね、やっぱりダメですね」

実は、このオヤジ、10年ほど前も同じことを訊きに来ている。

過去には、福生の旅館の若旦那が、私との世間話で意気投合し「給料は要らないから修行させてくれ」と言ってくれたが断っている。

って言うか、うちはそもそも求人なんかしてないよちっ(怒った顔)
posted by poohpapa at 03:15| Comment(10) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月20日

新たな決意!

昨夕、ミューの「怪我をした猫を預かっています」との貼紙を剥してきました。今まで貼っておいたのは、(今まで餌を与えてくれていた)誰かが問い合わせてくれるかな、と期待していたからですが、一件も問い合わせがなかったものでとても寂しく思っていたのですが・・・、

私が電柱の貼紙を剥していたら、80歳くらいのご婦人が寄ってきて「この猫ちゃん、元気になったのですか?」、と訊いてくれました。

私が事情を話すと、「ずっと気になってましたが、そうですか、亡くなったんですか・・・」とシンミリしていて、でも直ぐ気を取り直して、「でも、おたくさんはイイことしましたね。きっとおたくさんにもイイことが起きますよ。きっとです」、と私に向かって手を合わせるんですよ。

誰も気に掛けてくれなかったら寂しいな・・・、と思っていたのだから、それはまあ凄く嬉しかったんですが・・・、最後に私に

「なまんだぶ、なまんだぶ・・・」と手を合わせて去っていきました、

って・・・、


「オイ!!」爆弾



やっぱ、宗教団体、設立しようかな・・・わーい(嬉しい顔)
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2008年04月26日

シナリオの新しいストーリー

先日、アパートの契約手続きにいらっしゃったお客さんと世間話をしていて、こんな話を伺った。お客さんは20代半ばの女性で、最近では滅多にお目にかかれないくらい、実に明るくて感じが良かった。

「結婚間近まで話が進んでいた彼と別れたばかりなんです」

理由も話してくださったが、ここでは割愛させて頂く。ただ、よくある「他に好きな人ができた」などという理由ではない。もっと単純で当たり前の理由であったし、彼女の選択は正解だったと思っている。

私の周りにも、結納も交わし、式場の手配や招待状の発送まで済ませていて婚約を解消した人がいる。今はとても幸せに暮らしているし、そこまで進んでいての婚約解消じゃなくても、具体的に結婚話や互いの両親への挨拶も済ませた後に破談になった話は、よく聞く。


で、ストーリー。


父親が不動産屋をしている彼氏と、両親ともに公務員という彼女が、結納まで済ませていたのに彼女から一方的に婚約解消を申し出られて破談になってしまう。理由は、ふとしたことで彼女が「(私が添い遂げるのは)この人ではないような気がする」と思ったからだった。

実は、理由はそれだけでなく、「結婚前の最後の機会」と思って出かけた一人旅で、同じく一人旅をしていた青年と出会い、たちまち意気投合して恋に落ちていた。出会って数週間で互いに「結婚したい」と思ったが、既に式場も決まっていて招待状も出していた。それでも彼女は、「どんな犠牲を払っても婚約を解消しよう」と決意する。

突然の別れを告げられた彼氏はショックで寝込んでしまい、彼女は彼氏の実家に謝罪に行き、正直にワケを話した。怒鳴りつけられるものとばかり覚悟していたのだが・・・、父親は意外なことを言う。

「それで良かったのですよ。あなたが息子との結婚に疑問を感じたまま結婚していたなら、きっと心の中で、その疑問や不満が大きくなっていって、あなたは幸せにはなれなかったでしょう。息子があなたの眼鏡に適わなかった、それだけのことですよ。息子のことは気にせずどうぞ幸せになってください」、と。

しかも「例え息子が求めたとしても慰謝料など不要です。そんなのはお互い様ですよ」、と言う。そればかりか「ご縁があって息子ともお付き合い頂いていたのだから、新居は私に探させてください。もちろん、手数料など要りません。むしろ、私の息子の所為で余計な回り道をさせてしまったことへの私からのお詫び、くらいのものです」、とまで言う。

彼女は固く辞退したが、父親の申し出は強く、仕方なく厚意を受けることにするのだが・・・・・・、ここからストーリーは2つに分かれ、どちらにするかは未だ決めていない(*^^)v


、新しい彼氏と結婚したものの、義父母や小姑は人間性に問題があって、何かと干渉してきたり用事を言いつけてきたりする。夫は優しくしてくれるが、親には強く言えないでいた。元彼の両親の優しさを思い出すにつけ、次第に「この結婚は間違いだったのでは」、と思い始め、破局へと進んでいく。

「ま、人生ってそんなものよ」というストーリー。


、実は、思い遣りに満ちた(元彼の)父親の言葉こそが「復讐劇の始まり」で、紹介されて新婚生活をスタートさせた部屋は訳アリの、しかも欠陥物件で、二人はとんでもない恐怖を味わうことになる。元彼の父親は仮面の下に悪魔の顔を持っていて、彼女から相談を受けると「親切に対応している振り」をして、更なる苦境に陥れ続ける。

彼女が気付いた時には夫は廃人になっていた、という怖〜いお話。



あ、2のほうは、あくまでストーリーであって「私そのもの」ではないので念の為(爆)


さて、どっちにしようかなあ・・・わーい(嬉しい顔)


posted by poohpapa at 06:22| Comment(10) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月24日

契約に遅刻してきてくれて助かった^_^;

一昨日の3時に、あるお客さんが契約に来てくれることになっていたのだが、2時半頃になって、「だいぶ遅れてしまいそうなんですが」との連絡を頂いた。普通なら困るのだが、一昨日は有り難かった。

午後から、山口県光市の母子殺人事件の裁判のニュースを見ていて、事務所で泣いていたからだ。お客さんは結局4時半に来店したのだが、その時点でも目は真っ赤に腫れぼったくなっていたと思う。

お客さんにはワケを話してしまった。かえってその方が「人情味がある不動産屋」と思ってもらえるかも。本当はそうじゃなくてもたらーっ(汗)


ところで、死刑判決というものが出てこれほど嬉しかったことはない。不謹慎と言われようが何と言われようが、嬉しいものは嬉しい。まだ判決が確定しているワケではないが、最高裁から差し戻された高裁での判決だから最高裁で審理がされ直すとは思い難い。上告は棄却されると思われる。いずれにしても、やっとゴールが見えてきた。自分の事のように嬉しい。

私たちは普通に生活をしていて、ふだんは事件のことも忘れているが、本村さんにとって、この9年の歳月はいかばかりであったろう。

市井には心無い誹謗中傷も氾濫していて、そのうちのいくらかは本村さんの耳にも入っていたに違いない。その苦労や心中を察していたら涙が止まらなくなってしまった。

私は、裁判の行方にも関心があったが、ここ数年は、本村さんが単に犯罪被害者遺族という立場のみならず人間として成長していく姿に感動していた。だから、一昨日の午後はずっと泣いていた。

3時なら何とかなる、と思っていたが甘かったふらふら

いつもなら、直前になって「遅れます」なんて連絡をもらおうものなら文句の一つも言いたくなるが、昨日は有り難かった^_^;


あと少し、もう少しで本懐が遂げられる・・・。最後まで見守りたい。
posted by poohpapa at 07:11| Comment(19) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月23日

請求書だけ渡されても・・・

昨日の記事に関連しての話。

たまに「風呂釜が壊れた」とか「シャワーが冷たい」ということで、家主さんや管理会社に事前連絡も無く、自分で修理の手配をして支払って、「うちで立て替えておきましたから払ってください」と言われるケースがある。

それはマズイ。自分で修理代を負担する気なら構わないが、いくら急ぎでも、何の断りも無く勝手に手配されたんじゃトラブルの元だ。

事後承諾だと、果たして修理内容が適正なものだったかどうか判りかねる。いきなり請求されたら家主さんも不愉快だろう。なので、契約を交わす時には必ず「給湯器等が故障したなら先ず当社か家主さんに連絡をしてください。勝手に修理や交換をして後で請求書だけ渡されても支払えなくなることがあります」と説明している。不便を掛けることはあっても「何が何でもすぐ直さなければならない」ほどのことはないのと、支払いを巡る無用なトラブルを避けたいからだ。

ちゃんと説明しておいても何も考えずにしてしまう入居者がいる。


そういえば、過去には一度だけだが、こんなこともあった。

入居者が「風呂釜が壊れたから」と勝手に交換して代金を払ったうえで「これ、どちらに請求したらいいのでしょうか?」と連絡してきたのだ。どちらに、は無いだろう。たしかに10年以上も使っていた風呂釜だから寿命だったろうが、何ら事前の相談も無く10万を超える請求書だけ「そんなの家主が払って当然なんだから」とばかりに渡されても困るのだ。家主さんだって「心とおカネの準備」が要るし。

どのみち風呂釜は寿命だった→減価償却もしている→入居者が交換を済ませている→その場合は誰が負担すべきか、ということで、

この場合は入居者に連絡上の手落ちがあったとしても、交換費用自体は家主さんが負担すべきものなので、後は管理会社のほうで「家主さんが納得しやすい状況」を作ってやればよいことになる。

仕方ないので家主さんには「201号室の○○さん、風呂釜が壊れたようですので、宜しければ私が修理屋さんの手配をさせて頂きます」と電話して、了解を頂いたうえで、しばらくして「どうも交換する必要がありそうです。見積もりでは税込み10万5千円とのことですが如何いたしましょう?」と改めて電話した。

「そうねえ、もう寿命なら仕方ないわねえ、じゃ交換してくれるよう手配してください」とのこと。もし「うちで知ってるところに頼むからいいわ」と言われたなら全て水の泡になるから冷や汗モノだった。

上手くいったから良かったようなものの、配慮のない入居者の為に、なんで管理会社がそこまで気を使わされるのか理解に苦しむ。

入居者に、後でキツ〜く注意を与えたのは言うまでもない。





posted by poohpapa at 05:46| Comment(8) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月16日

ある慢性滞納者からの逆襲

半年も家賃が遅れていた若い女性入居者に散々督促し、9ヶ月がかりでやっと追いつかせたのだが、そこから女性の逆襲が始まる。

遅れを追いつかせた後、直ぐに私に電話をかけてきて、こう訊く。

「家主さん、無断で私の部屋に入ってないですか?」
「そういうことは有り得ませんよ」

「そんなの判らないじゃないですか!」
「家主さんは、大家だからといって勝手に入る方ではありません」

「だって、私が出ていった時と、物の位置が違ってるんですよ」
「お天道様が西から昇っても、家主さんは入ったりしません」

「本当なのに、私の言ってることは聞いてくれないんですね」
「私も本当のことを言っています」

冷たく突っぱねるのは、その家主さんだけでなく、うちの家主さんは緊急時でもない限り、無断で貸室に入ることは決してないからだ。

「今日の夜だって、私が帰って来るのを外で待ってたし・・・」


攻撃的な言葉を投げかけていた女性が無言になるのを見計らって、
ゆっくり、こう話した。

「家主さんはね、あなたのことを心配してるんですよ、実の母親みたいに・・・。あなたは、半年も家賃を滞納していながら同じ敷地にお住まいの家主さんに一度も声を掛けてなかったでしょう。それはとても不誠実なことですよ。それでも家主さんは私に『督促して欲しい』などとは頼んでいないのです。それどころか、あなたの健康のことをとても気遣っていらっしゃいました。払い終えて頂いた後も『無理をさせたんじゃないか』とご自分を責めていらっしゃいました。親の心子知らず、ですね。私が督促したのは、それが私の仕事だからです」

と言うと、小さな声で「すみませんでした」と言って電話を切った。
電話を切った後、泣いていたかも知れないが可哀想とは思わない。

実は家主さんは部屋には入ってないが、私に督促は依頼していた。
もちろん、家主さんが外で彼女の帰りを待っていたのは「家賃を請求しようと思ってのこと」、と私は家主さんから聞いて知っていた。

ウソは良くないが時と場合による。憎まれるのは不動産屋でいい。

払うべきものを払わずにいて請求されたのを逆恨みし、イチャモンを付けるネタを探して、反対に詫びを入れさせることで自分を正当化しようとする・・・、慢性的な滞納者に有りがちなパターンだ。

その女性の滞納は入居直後から始まっていて、最初のうちは見るからに病弱で心の病を持っているかのような様子に配慮し優しく催促していたが、数度の話し合いを経て、見かけによらず「したたか」だと気づき途中から方針転換していた。逆襲に出てきたことで、その判断が間違いでなかったと判る。

家主さんには、「気になさらず強く言っても大丈夫だと思いますよ。それで彼女が潰れてしまうことはないでしょう」、と伝えておいた。

その後、その女性は「漂わせていた病弱そうな雰囲気」を消した。
posted by poohpapa at 07:15| Comment(8) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月11日

本音では、あまり有り難くはない問い合わせ

なんだか、「不動産屋たちのココだけのハナシ」さんの後追いで記事を書いているような感じだが・・・たらーっ(汗)


都内の業者さんから、当社の空室物件に問い合わせが入った。

「まだありますので宜しくお願いします」、と言うと・・・、

言いにくそうに、こう訊く。

「そちら、法人契約のお客さんなんですが・・・」
「ああ、法人契約でも、もちろんOKですから」

「あ、いえ、そういうことではなくて・・・」
「は?」

「入居される方は日本人ではないのですけど・・・」

察しはついたけど、いちおう国籍を訊いてみた。すると、

「中国の方で、しかも、まだ日本語がほとんど話せないんですが」

法人契約でなら、何かあっても会社が責任を取ってくれるから心配は要らないのだろうが、家主さんに相談して返事することに。

家主さんは「お任せしますので」と仰ってくださるが、私は気が進まない。基本的に、反日国家の人間に部屋など貸すものではない

「考えられないようなトラブル」に巻き込まれたり、最後には約束を守らずに裏切られたりすることも多々あった。本来は入居(退去)者が負担すべきものを私のほうで負担させられたこともある。下手をすると契約時に得た仲介料など軽く吹っ飛んでしまうこともあった。

関西では、在日の客が「入居申込みを断った家主」を相手に「不当な差別を受けた」として裁判を起こし高額な慰謝料を手にしている。

東京都の人権課からは「外国人だからといって入居を断らないように」との指導も受けている。ただ、それだと「外国人から申込みが入ったら無審査で貸しなさい」と言ってるのと同じで逆差別になる。

モノは正確に言わなければならない。それを言うなら「外国人だからと言って門前払いすることがないように」、であろう。「日本人に対してと同様、個別に内容を審査して判断しなさい」、と指導すべきだ。

ワケや実態も解からず「人権」だけを根拠に指導するのは、言っていることは間違いではないが、水玉模様の黒い部分を指して「これは黒い布である」、と言ってるようなものだ。立ち位置を引いて全体像を視野に入れたら誰もが「何か変」だと気付くものだが、お役人や「人権病の人」が気づくことはない。「気付いてないフリ」もする。

日本という国の中で主権者である日本国民以上に「人権が保障され手厚く保護されている」部分も多い。なのに「人権の重ね塗り」だ。

事実、日本中探しても「外国人だから」という理由で拒否する家主さんや不動産業者はほとんどいないであろう。過去の経験から「外国の中の、どの国の人には貸したくない」と思っているだけである。


その業者さんの店頭には通訳も一緒に来ているようだったから、本音では、こう訊きたかった。

「今のチベット問題について、あなたはどう考えているか」、と。

これは、意地悪で無関係な話を出すのではない。そう質問すれば、その回答如何で、今後賃貸契約上、何らかのトラブルを起こしそうな人物かどうか判るからで、政治思想を確認したいワケではない。

べつに本国の中国政府を批判してくれなくとも良いが、その人の基本的な考え方やスタンスを知ることは管理会社にとっては重要だ。

ま、いきなりそんな質問をされたら、その中国人が、でなく業者さんが「だったら結構です」と言うものだろうから止めたが、以前は来店した中国人に、こう訊いたことがある。

「本当は、日本や日本人のこと嫌いでしょう?」、と。

その中国人、最初から「私のことを見下すような目付き」であった。

輪をかけたような微妙な含み笑いが返ってきた。

「嫌なこと訊くなあ」という苦笑いではなく、図星だったに違いない。

部屋は紹介しなかった。それで正解だった、と確信している。


さて、その法人契約の中国人には、どう回答したものか・・・。
posted by poohpapa at 07:54| Comment(12) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

またしても同じ失敗を(*^^)v

多摩郊外の家主さんのお宅に契約書の署名捺印を頂きに伺った。

家主さんは道一本隔てた敷地にお住まいで、新入居者は一週間ほど先に引っ越してくるので、契約書はドアポストから未だ無人の室内に落としておく約束になっていて、家主さんにもそう話してあった。

用事が終わってお暇する際、家主さんが「これ、宜しかったらお食べください」と、何やら高級そうな缶入りのお菓子を渡してくれた。

うちは頂き物のお菓子が途切れないが、それでも「お、これはうちのが喜びそう!」と、凄く嬉しくなった。

駅まで徒歩15分くらいの家主さんのお宅には電車で行っていて、もう直ぐ最寄り駅、というところまで来て、携帯を入れようとしてカバンを開けると、茶封筒が・・・。

「あれ、これ、ナンだっけ・・・」と、しばらく判らず、中を見ると、

お客さんの部屋に落としておく約束の契約書だったたらーっ(汗)

家主さんのお宅で、玄関に向かうべく廊下を歩いていて、その時も、
「では、これから○○さんのお部屋に契約書を落としに寄ります」とわずか数秒前に話していたのに、お菓子を頂いた瞬間に、「うちのが喜びそう」という思いが「契約書を届ける」という大切な用事を頭の中から玉突きでもするように一瞬で押し出してしまったのだ。

店に戻ってから家主さんに、「すみません、契約書は家主さん宛にお送りしますので、入居者さんがご挨拶にみえたら渡してください」、と電話すると大笑いなさっていたが、ホント、危ない危ないふらふら

で、私が何か頂いたり買ったりして「○○が喜ぶ」→「他を忘れる」というパターンは子供の頃からで、小学校の低学年の頃、友達の家に遊びに行った時、饅頭を出してもらって、それを自分では食べないで友達に、「饅頭、おかあちゃんが好きだから貰って帰っていい?」と訊いて「いいよ」と言われて1個もらって喜んで、忘れ物して帰ったりする、なんてことはよくあった。

どうかすると私が帰った後、裕福なその友達が残った饅頭を箱ごと忘れ物と一緒に届けてくれたこともある。きっと私が帰った後、母親に「アイツの家、貧乏だから、饅頭も食べられないんだよ。だから箱ごと届けてやっていい?」とでも訊いてくれたんだろう、と思う。

意地汚くて、みっともなくて、情けなかったが、友達の気持ちは凄く嬉しかった。その時の思考パターンが今も染み付いているようだ。


これからは何か頂いたら、喜ぶより先に「忘れていることはないか」を考えるようにしなければわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 06:15| Comment(7) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする