2007年11月15日

「カネ払い」考

「オチ」も何も無い話で恐縮ですが・・・(*^^)v

一昨日の記事の続編になります。

退去者が相当に傷めて出て行った貸家のリフォーム代金が368万以上になることは先の記事で書きましたが、後日談があります。

その家主さん、私に、こう仰いました。

リフォーム業者さんも、それだけの金額になると、完了してからの支払いでは大変だろうから、先に半分振り込んでおきましたから

半分、と言っても200万近い金額です。当たり前ながら、通常はそんな気遣いはして頂けません。それは業者も助かることでしょう。

「もう年末だし、業者さんも資金繰りに頭を痛めるだろうから」、とも仰っていて、それはもちろん「おカネが無ければ出来ないこと」ではありますが、有っても出来ることではありません。

しかも、その家主さんはご自身でも他にリフォーム業者のツテはありますが、私の顔を立ててくださって「自分の知り合いの業者を使ってくれ」とは仰らないし、「相見積もり」を取ろうともしません。

かつては風呂釜を交換する際に、私が「近所にあるJマートのほうが安いですから、そちらに依頼なさっては如何でしょう?」と、うちの業者を使わないようお勧めしたのに、「業者もソレで飯を食っているのだから、他所と比べて5万安いとか高いとか言って不義理をするものではない」と、高いのを承知でうちの業者に注文なさっています。

率直に言って、世の中1万でも千円でも不義理する人は多いです。

今回のリフォームも、家主さんの知り合いの業者に頼めば、もしかすると50万やそこいらは安かったかも知れません。

でも結局は「家主さんが得をする」んですね。業者は、その家主さんの注文には多少無理をしてでも応えようとするでしょうし、最優先にもするでしょう。

私は、常々「家賃は、カネが有るから払える、無いから払えない、というものでなく、有っても払ってこない者もいるし、無くても払ってくれる人もいる」、と思っていて、リフォーム代金も同じです。

何億もの資産があっても(あるから)、そういう「相手の事情」に思い至らない人はいるでしょう。でも「それで当たり前」ではありますが。


私が上京して最初に就職した眼鏡光学器卸会社の先代社長は、ふだんはメーカーに対して厳しい注文を突き付けていましたが、お盆や年末の前には、メーカーの営業から話がある前に「まとまったおカネ」を支払っていました。「社員にボーナスを出さなければならないんで、その時期が近づくとどこの会社も資金繰りは苦しくなるものだから」との理由で、だからその社長が何か頼み事をしたならメーカーの営業は絶対断らなかったのを覚えています。「常にユルユルでも常にうるさくても人は動かないもの」、と、その時に勉強しました。

って、そのあたりは過去ログにも書いていますが^_^;


ね、オチも何も無い話だったでしょ!????[???i?????????j
posted by poohpapa at 06:14| Comment(10) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

危ない持ちかけ話

或る若い家主さんから電話が入った。

「あのさあ、バイトする気、無い?」
「景気わるいから、何かイイ話なら乗るよ」

「女の子、紹介してよ」
「え?、女の子・・・、何するの?」

「知り合いのスナックで女の子募集してるんだけど、なかなかイイ子が定着しなくて困ってるんだよね。イイ子がいたら紹介して、その子が3ヶ月くらい定着してくれたら10万くれる、って言うんだけど、5万ずつ山分け、ということで乗らない?」
「なんだ、そういうことね。うちのお客さんじゃ無理、いないよ」

「そんなことないでしょ!?、誰かいるでしょ?」
「いないって!、普通の人しか来ないモン」

「知り合いで誰かいないの?」
「もっと無理。だいいち、それじゃまるで人身売買じゃん!」?p???`???e


どうしてそう怪しい話ばっか持ちかけてくるんだろ、その家主さん。
私も、痩せても枯れても経営者になったのだ。いくら苦しくても、やっていいことと悪いことの区別くらいはつく。5万やそこいらのカネで乗ってくる男、と思われているなら心外である。「人を見くびるのもいい加減にしろ!」、と言いたい。今度そういう話を持ちかけてきたなら、もう絶対に付き合わない。俺を誰だと思っているんだ!

ま、「私に6万くれる」なら考えなくもないけど(爆)
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2007年05月16日

こちらは明るい敷金精算

私が尊敬している家主さんの、貸家の敷金精算でのお話。

賃料19万円の貸家を或る法人が事務所兼用で借りていて、4月15日に退去した。実際に退去したのは3月末であるが、契約時に「当方はリフォーム会社なので、自分でキレイに原状回復してお返しします」と言っていて、リフォームをするために契約解除が4月15日ということになったのである。鍵の返還もその日になるから、家賃発生は原則的には鍵を返却してもらう4月15日まで、ということになる。

だが、1ヶ月以上前に解約予告をしてきたのだし、通常は退去時までの日割りになる。鍵は戻っていなくても、リフォーム期間の賃料を支払わせるのは酷というものだ。家主さんに相談すると、「ああ、そりゃあそうですよね。いいですよ、日割りは3月末まで、ということでけっこうです」とのこと。こういう相談が気兼ねなく出来るのは嬉しい。

ただし、一つだけ問題があった。借主が、玄関の2ヶ所(ツーロック)のマスターキーを紛失していてコピーを返却してきたのである。

その場合、新しい鍵に交換することになる。リフォームと掃除を完璧にしてくれただけに、何とも言いづらい。実際に鍵交換の話をしてみたら不満そうな雰囲気であった。それで、家主さんにこう提案した。

「退去者は、家賃を4月15日まで請求されることは何とも思っていません。当然だと思っているようです。それならば、家賃は4月15日まで請求して、鍵の交換費用(約3万ほど)は免除します、と伝えたほうが喜んで納得してくれる、と思います」、と。

半月分の賃料(駐車場3台込)107000円を支払って鍵交換費用3万を免除されるのと、半月分の賃料を免除してもらって鍵の交換費用を請求されるのと、どっちが得かは小学生でも解かる計算だが、退去者は元々4月15日までの賃料を払う気でいたのだから、逆に「得した気分」になってもらえる。家主さんが「実」を取り、退去者が「気分」を取って、双方が喜んでくれるならそれに越したことはない。

こんな敷金精算ばかりなら不動産屋は楽な商売なのだが・・・(*^^)v
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2007年04月17日

頂くワケにはいかない手数料

入居申込者に来店してもらい契約が完了したので、契約書を家主さん宅に持参すると、ご主人は不在で奥様が対応してくださった。

一通り契約内容を説明し終えると、「これ、とっておいてください」と封筒を差し出す。なんでも、駐車場の仲介料分だと言う。

そのアパートは駐車場が無く、弟さんが貸主の「隣接する駐車場」を家主さんが部屋数分借り上げて確保してあって、部屋の契約とは分けて弟さんとの間で駐車場契約を結ぶから、当社は駐車場の仲介料は頂かない。どのみち、駐車場の仲介料を頂くとしても客付け業者に支払ってしまうものだから元々当社には入らないカネである。

家主さんは、「○○さんもご商売だから、手数料はうちが払います」と仰るが、それでは家主さんは赤字である。自分が借り上げて空賃料まで支払っているのに、1ヶ月分を出そうというのである。さらに、「弟には半年単位で纏めて支払い済みなので、5月分と6月分の駐車場代金は要りませんから」とも仰る。オイオイ、である(*^^)v

だからこそ、「ああそうですか」と受け取る訳にはいかない。

で、過去にはこんなこともあった。

さらにさらに、その日に引越しの立会いをした退去者には、退去するに当たって気の毒な事情があって、それを知った家主さんは私に、「4月分の日割りは結構ですから、と伝えてください」と言い、敷金から何も引かずにそのまま返してあげるつもり、とのこと。私からしてもお気持ちは有り難いが、普通に精算をさせてくれるようお願いした。そのうえで、退去者にはこう伝えた。

「実は、家主さんは4月分の日割りは頂かなくてよい、と仰っています。ですが、私がとめました。不公平になってしまうのが嫌なので。ただ、家主さんのお気持ちだけはお伝えさせて頂きますね」、と。

退去者は気持ちよく納得し、かえって喜んでくれたのでホッとした。

同じことを、今度入居する契約者にも伝えた。

「家主さんは、5月分と6月分の駐車料は要りません、と仰っていました。ですが、私がとめました」、と。

せっかくの家主さんのご厚意を私がとめてしまって黙って知らん顔しているのも気が引けるので^_^;
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2006年11月04日

東京⇔ニューヨーク間の国際電話料金から

私の記事に何度も登場して頂いているNY在住の家主さんからお電話を頂いて、延々喋り続け、ふと時計を見ると既に40分経過。

これは「ヤバイ!」と思って謝ると、「ううん、いいのよ。電話代、凄く安いから」、と笑う。安い、と言っても国際電話である。

それで8月のトルコ旅行で「7分で1万1千円請求された」話をするとビックリなさっていた。その計算でいけば6万3千円にもなる。

家主さんは「日本にかけるほうが、うちから隣町までかけるより安いのよ。幾らだと思う?」と訊くが、見当もつかない。

私が答えられずに悩んでいると・・・、

「ネット電話だから、1分で、たった5セントよ」、とのこと。

5セントってことは6円弱ってことになる。アンカラヒルトンでも採用していたなら原価42円ということになっていた計算だ。せっかく落ち着いていた気持ちがまたムカムカしてきた(爆)

私も「サービスはタダ、安くて当たり前」と思っているワケではない。要は「程度の問題」であって、「会社や従業員の意識が客のほうを向いているかどうか」、を重視しているのだ。

「どうしたら少しでも安くサービスを提供できるか、お客様に喜んで頂けるか」ということを常に念頭に置いて仕事をしているのと、「どうせ客に請求するものだから面倒なことはしなくて良い」という姿勢でいるのとでは、サービス業として天と地ほどの開きがある。

同じサービス料を乗せるにしても、原価が違えばそれだけ安くサービスを提供できるワケだし、客との無用なトラブルも避けられるのだから、その為の努力というものは惜しんではならないであろう。

これは、病院とか役場の業務においても同じことが言えると思う。


サービス業でありながらサービス業の本質を失くしているホテルや組織に将来は無い。・・・と、思いたい?????i?{???????j
posted by poohpapa at 05:40| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

「新婚さんの入居者」へのプレゼント

うちの家主さんに、なかなか粋な方がいらっしゃる。

3階建てのマンションの年配のオーナーさんで、新婚さんが新たに入居すると、必ず「或る物」をプレゼントなさるとか。


それは・・・
posted by poohpapa at 05:16| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

NYの家主さん一時帰国(^^♪

度々記事()にさせて頂いているNY在住の(私が今お借りしているマンションのオーナーでもいらっしゃる)家主さんご夫妻が所用で帰国なさっていて、慌しい日程の中ご一緒に食事させて頂いた。

会話の中で、興味深いNYの不動産事情も伺うことが出来た。

家主さんが長年住み慣れたNYから一旦日本に戻る際に手離されたマンションが、4年後には倍の価格にまで上昇していたことや、NYのマンハッタンでのワンルームの家賃相場が、なんと1500ドル(約15万)もしていること、そして極め付けは不動産屋の手数料収入の話である。日本では考えられないほどNYの不動産屋は儲けて・・・、いや荒稼ぎしているのだ。

と言っても、不動産仲介業の上に「ブローカー」というものがあって、儲けられるのはブローカーになれた人だけ。そのブローカーになるためには試験も有るし、何年か続けて決められた売り上げを達成しなければならず、ブローカーになれても、その後の成績如何では資格を失うこともあるとか。厳しい世界だが収入はケタ違いである。

日本で「ブローカー」と言うと、裏で商売の間に入って多額のマージンを掠め取る存在、という土地ころがし的なイメージでしかないが、アメリカでは大変なポストである。仮に日本で「信用できない職種を3つ挙げよ」と言ったなら、不動産屋は必ず入ってくるものだろうが、アメリカでは不動産屋は市民から信用される職種の上位に入る。

あ、ちなみに、私が選ぶ(日本で)信用できない職種ベスト3は、
教師」「銀行員」「警察官」である。「信用できない」と言うよりは、「信用してはならない」、が正しいかと思う。

で、アメリカでは、短期留学のホームステイ先の斡旋なども不動産業者がしていて、やはり法外とも言える多額の手数料収入を得ているとか。しかも、ホームステイとは名ばかりで、日本で言う「下宿」くらいのものであることも多く、それでも「自分で手配できない人」は業者に頼らざるを得ない。アメリカでは、それは「ぼったくり」ではなく「当然のビジネス」ということなのだろう。

「○○さんもNYに来て資格を取って、日本人や日本企業相手の仲介をしたらいいのに」、と家主さんは(簡単に)仰るが、この世に生を受けて54年半、私は日本語以外は話したことが無い。稀に話すことはあっても、旅行先での必要最低限の言葉である(*^^)v

「こんにちは」
「お願いします」
「ありがとう」
「少し安くなりますか?」
「おネエさん、一晩いくら?」


たくさんの愚痴を聞いて頂き、楽しい時間がアット言う間に過ぎて、予想通り、というか、案の定、食事代は家主さんが「払う」と仰る。

そこで、私は予め用意しておいた「とっておき」のセリフをぶつけた。


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2006年05月23日

魚心あれば水心、いえ良い意味で^_^;

先日、あるアパートの新規契約が終わり、家主さんに契約書と精算書を送ったら、直ぐにお電話を頂いた。

「広告代、1ヶ月分、取ってください」、と仰るのだ。その事情は・・・、

現在、ほとんどの空室募集が手数料配分「客付け100%」になっていて、お客さんを案内して申し込みを入れた業者が、消費税も含めた仲介料の全てを手にすることになる。そうすると、募集を行っている元付け業者の取り分は無いことになる。それどころか何度も打っている広告代がマイナスになってしまう。

そこで、元付け業者は家主さんにお願いして、契約金の中から「広告代」名目で1ヶ月分を頂戴するのだが、家主さんも含めて業者間でそういう手法が一般的になって以降、私は直ぐには家主さんに「広告代」の話はしなかった。と言っても、他所の物件が「手数料、客付け100%」になっているのに、当社だけ「折半」で広告を打つ訳にはいかない。それでは業者は見向きもしないことになる。

それで、当社も「手数料、客付け100%」で広告を打ち、家主さんから広告代として1/2ヶ月分を頂くことにして、踏ん張れる間、しばらくは我慢していた。そうは言っても、新築の貸アパートやマンションの建築ラッシュで貸室数が増加しているから、何度広告を打っても簡単には決まるものではなく経費は嵩む一方で、やっと入居者が決まった頃には既に赤字になっていることも多い。背に腹は変えられず、ついに当社も管理物件の家主さんに順次、事情を説明して「広告代1ヶ月」をお願いすることにした。まあ、直ぐに「1ヶ月分頂戴!」と言わなかっただけ良心的だったとは思う^_^;

中には、こちらからお願いする前に「広告代はちゃんと払いますよ」と仰って頂いて、いつの間にか自然に広告代「1ヶ月」になってしまった家主さんもいるが、私は全員の家主さんにはお願いしなかった。何人かの家主さんは今も1/2ヶ月分のままである。

お電話をくださった家主さんも、その中のお一人である。

私が「1ヶ月分」をお願いしない家主さんは、ふだんから不動産屋の苦労を理解してくださったり、いろいろとお気遣い頂いている家主さんである。こちらの目先の利益だけで「一律に」などとはとても出来るものではない。その家主さんは、以前管理していた大手住宅メーカーの事情で当社に管理が移る際、わざわざ家主さんの方からご挨拶におみえ頂いた。従業員が一人でやっている場末の不動産屋に、である。私は、その時の感激を今も忘れない。

家主さんは、少し離れたところに別のアパートをお持ちで、そこは地元の業者に管理を任せているから、そこでは既に「1ヶ月分」ということになっているのだろう。それで気にしてくださったのかも知れない。だが、他所は他所、うちはうち、である。

断固辞退する私に、「どうしても取ってください」と家主さんも引かないので、「それでは次回から」、と有り難くお願いすることにした。

今年に入って、その家主さんのアパートは6室のうち2室が空いてしまって空室のままだったが、ようやく昨日、一室に申し込みが入った。それで家主さんに電話をして、「それでは今回から広告代として1ヶ月分を頂戴させて頂きますが、畳の表替えは今回当社で出させて頂きます」、とお伝えした。もちろん、家主さんは「それはそれ。費用は私が払います」と仰ったし、理屈はその通りだが、私も引かなかった。お互い、強情である^_^;

最近は、畳の表替えを退去時のリフォーム時にしてしまうと入居が決まる頃には黄色くなってしまうので、入居者が決まり次第発注することにしているから、直ぐにリフォーム業者に表替えを発注し、「請求書はうちに送って」と依頼しておいた。

目先の利益や損得勘定など、私には関心が無い(もちろん嘘^_^;)
posted by poohpapa at 06:55| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

「GWに何で仕事してるの?」、と言われても・・・

店番をしていたらヒョコッと若い家主さんがやって来た。家主さん、といっても当社では管理をしていない。頼まれたけど、どうも気が進まなかったので断ったから、である。

その事情はさておき、ドアを開けるなり「あのさあ、今、ホントにお客さんて動いてないの?」、と訊く。どうやら、その家主さんのアパートには長く空室になってる部屋があって、管理会社に様子を問い合わせてそう言われたものの、信じていないようであった。

「うん、動いてないよ」
全く?

「うん、全く、だよ」
1月も2月も動いてなかった?

「うん、3月も4月もね」
そっか・・・、じゃあウソじゃなかったんだ・・・

家賃下げれば決まるかなあ?
「そういう問題ではないと思うよ。今、アパートの部屋がダブついてて相当余ってるから、よほど下げれば話は別だけど、3千円、5千円下げても状況は変わらないと思う。賃貸の状況は酷いモンだよ」

しばらく重苦しい沈黙が流れた後、思い出したように言う。

そうだよなあ・・・、GWに○○さんが仕事してるんだモンなあ。いつもならどっか旅行に行ってるハズだもんなあ・・・

私のほうから「GWに休まないで店を開けている理由」を説明した訳ではない。うちで管理していないので直接利害関係が無く、冷静でいられるから気が付いてくれただけの話で、もしうちで管理していたなら穏やかに話してはいられないものだろう。

私は、年末年始、GW、お盆、以外では連休は取らない。ふだん連休を取っていないからGWくらいは休みたい。だが、現在8部屋も空室を抱えているから、家主さんの手前、連休は取れない。

全ての家主さんと信頼関係が築けている訳ではない。「連休させて頂きます」と言えば、(部屋が空いていても)快く「どうぞ」、と仰ってくださる家主さんのほうがきっと多い、とは思う。そうしないのは、私も或る意味「家主さんを信用していない」から、である。

当社の空室率は低いほうであるし、ほとんどの同業者はしっかり休んでいる。だいいち、GWに部屋探しする人など滅多にいない。強いて言うなら、「GW前に契約して、GWに引越しをする人」、ならいる。
うちだけ店を開けていてもあまり意味が無いのは分かってもいる。



○○さんも休めばいいじゃん!
「ありがとね。でもね、オタクのアパート、うちで管理してたなら『連休なんか取りゃあがって!』って言うよ、絶対に!」



そん時は、よその不動産屋に行って訊いてるに違いない。

「今、ホントにお客さんて動いてませんか?」、って。
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2006年02月14日

GODIVAのチョコが届いた(*^^)v

昨日、郵便で、ある家主さんからGODIVAのチョコが届いた。

直ぐお礼の電話をすると・・・、「あ、私の気持ちですから」、と笑う。
気持ち、と言ってもGODIVAである。しかもこのシーズンは値段も高い。いや、元々高いが、それにしても企画品を揃えて普段より高く売っている。デパートのバレンタインコーナーを見ると、どれも目玉が飛び出そうな価格設定になっている。中には、チョコ自体より器(箱や包装紙)の方が高いんじゃないの?という品もある。値段を知らない人に贈ると逆効果になる恐れもある。5粒で2千円なんてのもザラにあるが、知らなければ「500円くらいか」と思われかねない。
ホワイトデーのお返しをアテにしているなら気を付けた方が良い(^^ゞ

さとひろにも、「今年はコレとコレとコレ(全部、洋酒入り)、買ってね」と強要しているが、私はホワイトデーのことなんか考えてはいない。

貰うだけで済むなら、バレンタインデーは大好きである(*^^)v
posted by poohpapa at 08:30| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

長閑(のどか)なお土産

或る家主さんから「親戚がアパートを持ってて、今は大手の業者に管理を頼んでるんだけど、もう1年も3部屋も空いちゃってて困ってるから、相談に乗ってやってくれないかなあ」との依頼を受けた。

最初に連絡を頂いたのは去年の暮れのことだが、年末は慌しく気分が乗らないので年明けにしてもらっていて、旅行から帰って以降ずっと風邪を引いていたので、やっと昨日お伺いした。

ご依頼のアパートは2棟で2DK10室という規模で、そのうち3室が1年も空いていたのでは経営は成り立たない。管理は行き届いていてキレイだし賃料も安いのだが、何せ多摩の奥で、しかも駅から徒歩で20分以上もかかるから、お客さんは敬遠してしまうのだろう。

家主さんは、「大手業者にも頼みつつ当社にも・・・(一般媒介)」というご希望であるが、それだと現在管理している大手業者は不愉快だろうし私もやりにくい。それで、「お客さんが動く3月末まで期限を切って大手さんに任せて、それでも決まらなければ当社に管理を移管する」、という方法をお勧めした。それなら、いきなり切られた、ということではないので先方も納得せざるを得ないだろう。

実は、当初うちの家主さんから「親戚で・・・」と伺っていたのだが、話をしていくうちに、血繋がりの親戚ではないことが判った。うちの家主さんが先々代の昔から地域の世話役をしているとかで、家主さんからすれば「皆親戚」という認識であった。国民が皆そういう意識でいたなら、巷に氾濫する「幼女誘拐」などは大幅に減るものだろう。プライバシーや人権が優先されれば当然に「皆他人」になってしまう。

1時間ほど打ち合わせして帰る時、家主さんが私に「お車で?」と尋ね、大きめの紙袋を渡してくれたのだが・・・・・、

中身は、今朝とれたばかりの卵2kgであった(*^^)v
なんでも、近所に養鶏所があって、いつも産まれたてをキロ単位で購入しているのだとか。ふだんスーパーで「パック入り」しか買っていないから、なんだかとても新鮮な心持ちがして嬉しかった。

以前、同じ地域の家主さん宅を訪問した時には「野良ぼう」(アブラナ科の早春の野菜)をたくさん持たせて頂いたこともある。

都心を離れると、東京もまだまだ長閑なものである(^^♪
posted by poohpapa at 07:18| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

突然の嬉しい訪問者

昨晩、一旦帰宅した後、用があって会社に向かおうとして通りに出ると、車に乗った女性から呼び止められた。近所に住むSさんだった。

「ねえ、ユキちゃん今お宅に来てない?」、と訊く。

ユキちゃん、というのは、私が借りている部屋の家主さんである。

現在はNYにお住まいで「11月には一度帰国する」と伺っていたが、連絡が無かったので延期されたのかな、と思っていた。慌てて家に戻り、さとひろに「ユキさんが帰国してて今すぐここに来るらしいよ」と伝えて、用事を片付けに会社に行って、戻ると、まさにユキさんが到着したところであった。

「玄関先で失礼する」というのを無理に上がってもらってお喋りさせて頂いた。元々は、この部屋はユキさんご自身が住まわれていた部屋である。「キレイに使って頂いてて嬉しい」とも仰って頂けてホッとした。そして、今回は、私たちと同じ頃にNYで再婚なさった渋い大人の雰囲気のご主人もご一緒だった。

日本を旅立つ頃とは違って、表情がずいぶんと明るくなられたのはご主人という優しくて良き伴侶を得られたからだろう。話は弾んだが、次の訪問予定も入っていらっしゃったので20分ほどで「お暇」と相成った。20分の短さは一昨日のラジオで体験済である(爆)

ところで、ユキさんから気になる話を聞いた。

帰国して、あちこち訪問する為に車を走らせていて、板橋のペットショップの前を通った時、大きめのお店のポスターが貼られていて、そこに写っていた猫の写真が「明らかにうちに(メールの添付ファイルで)送ってもらったノルンちゃんの写真だった」というのである。たしかに、同じ写真をネットでも公開していたり、方々送信したりもしているから転用されていても不思議ではない。「他人の空似」ということかも知れないしユキさんの見間違い、という可能性もあるが、ユキさんは「ううん、あれはノルンちゃんよ」と言い切る。ノルンの八割れ模様は特徴があるから他のノルウェージャンとの区別は付きやすいもの、とも思う。あとは写真の背景で判断できるかも知れない。

飼主としては、例えそうであっても特に文句はない。別にアイフルのクーちゃんみたいにペットモデルになっている訳でもない。もし「可愛い!」と思ってくださる人がいたなら、商売に利用していたとしても嬉しいことだ。ただ、真相には興味が有るし知りたい、とは思う。

さて、楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまったが、また6月には帰国なさるとのことで、「NYにも絶対来て〜。あちこち案内するから」とのお招きを受けた。必ず訪問させて頂くつもりでいる。

お土産に最上級のサーモンの燻製を頂いたので、私の「悪徳」本をお持ち帰り頂いたが、もちろん、等価交換にはならない(陳謝^_^;)
posted by poohpapa at 06:25| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

本を読んで、家主さんが素っ飛んで来ました

うちのお店の大家さんが「悪徳」本をお読みになって飛んできました。覚悟はしていましたが、やはり「来るべき時が来た」思いです。



ただし・・・、怒っている、のではありません。うちの事務所の「家賃相場に関するくだり」(「悪徳」本のP213)を読まれて、私が予想したとおり「賃料を下げます」と言いに来てくれたのです。
ですが、固く辞退しました(^^ゞ

賃料を下げてもらう気なら、そんな「回りくどい方法」はとりません。率直にお話しして、相場に合うよう下げてもらいます。

元々そんなつもりで書いたワケではありませんし、「帳尻は合っている」のですから現状のままで良いもの、と思っています。

これは「最初の契約内容が酷かった」、ということに尽きます。
当時の管理会社で契約を結ぶ際、契約書には「3年毎の契約更新時に保証金20%償却として補填する」「賃料は更新毎に20%値上げする」と書かれていて、私としては「まあ、その時が来たら家主さんと話し合えば良い」くらいに思っていたので気にも留めませんでした。その後、更新契約もしていないので保証金の償却による補填も値上げもしておらず、よって帳尻は合っている、と言えます。

そういえば家主さんは「当時の契約書も管理会社からもらっていない」とも仰ってました。何とも不思議なことです。

厳密に言えば、(このご時勢で値上げは論外ですから)2万値下げして頂けば3年で72万浮きます。保証金の償却は100万の20%で20万ですから、保証金の償却補填をしたとしても3年で52万も得することになります。それでも、私は構わないと思っています。

いろいろお気遣い頂き、いつも気持ち良く使わせて頂いているのだし、何より「業者であることの立場を利用して交渉する」ようなことはしたくありません。家主さんには「今のところは何とか食っていけてますが、この先は不透明です。踏ん張れなくなったら値下げをお願いするかも知れませんので、その時が来たら相談に乗ってください」とお伝えすると、「本当にいいんですか?」と笑ってました。もちろん、踏ん張れなくなったら、値下げ交渉するのではなく廃業します。

私は、目先の損得に拘らない「ドンブリ勘定」が大好きです(*^^)v
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2005年08月27日

いたく「感動した」言葉

糖尿病の家主さんに「岩倉の水」というものをお届けした。

2L入りペットボトルで売値はナンと5250円(税込)もするものだが、私はこれを6本もサンプルとして無料で頂いた。この「岩倉の水」を紹介してくださったのは、かつて大手住宅メーカーにお勤めのYさんで、私はこの方をとても信頼しているし尊敬している。

この手の「水」とか健康飲料、サプリメントの話といえば、私はいつも眉唾で聞いていたし、他の方から話があったのならスルーしていたと思う。だがYさんの場合は、実際に、命の期限を切られていた末期ガンのお母様が知人から勧められて飲用して、3ヶ月のハズの余命が既に1年半も永らえていて、お正月には(郷里の秋田で)雪下ろしも出来るほどに回復したという事実を、まさに身内で体験している。他にも重い糖尿だった叔父さんがインシュリンの注射の頻度を落とせるまでに劇的に回復したのも見ている、とのことだった。Yさんは、「誰にでも効果がある、とは言い切れないし、効果があるのは一部の人かも知れない。たまたま自分の母親には効いた、というだけのことかも知れないが、もし、誰かの症状が改善されたなら、これほど嬉しいことはない」、と言う。

Yさんは嘘をつかないし、山師的なところは全く無い方なので、私にとってはそういう話もスンナリ納得できる。

私が意地悪に、「こういうのを水商売、というのでしょうね」と言うと、「本当にそうですよね、私もそう思います」と率直に認める。

私もせっかく頂いたサンプルだから、心当たりのある方にお送りしたりして、今日、2本を先述の家主さんにお届けしたのだ。サンプルを頂いたのは半年ほど前だが、なかなかその家主さんのお宅に伺う機会が無く、以前からの約束をようやく果たすことが出来た。

前置きが長すぎるので、「悪徳は商売換えかよ!」、と言われそうだが、本題は別の話である。

で、私が「水」をお渡しすると、「代金を払う」と仰る。
「これは私もおカネを払っていませんから結構ですよ」と言うと・・・、

この水を○○さんがタダで手に入れたのには、それまでの付き合い、というものが有るからでしょう。いきなり手に入った、ということではないハズですよ」との言葉。

つまり、ここに至るまでのお付き合いにおカネも手間も掛かっているハズだから、この「水」だけで考えたならタダなのかも知れないが、実際にはタダではない、というお考えなのだ。

なるほど、と、いたく感動してしまった。

今迄「そういう見方の出来る方」にはほとんど出会うことはなかった。たいていは、ソレ自体に代金や経費が掛かっているかどうか、しか考えないものだと思う。即座にそういう言葉が出る、ということは日頃からそう心掛けて気配りしていらっしゃるんだろう。

その後しばらく「払う」「もらえない」の遣り取りがあり、結局「効果のほどを知らせてくださる」ことを条件に受け取って頂いた。

いい勉強をさせて頂いた、と感謝している。
posted by poohpapa at 06:10| 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月21日

立派な見識の家主さん

家主、といえば、強欲、ケチ、というイメージが付いてまわりますが、中には驚くほど立派な見識をお持ちの方がいらっしゃいます。あ、8割かた、普通の方々なんですけど(爆)

ある日、家主さん宅を訪問すると、明らかに東南アジア系の顔立ちのお客様がいました。で、理由を尋ねると、そこには感動的なドラマがありました。

そのお客人はラオス人のご家族で、娘さんの「三口(兎唇)」の手術のために来日中でした。ご承知の方もいらっしゃるでしょうが、手術は3回にわたって行われますので、その度に来日する必要があります。技術的には困難な手術ではなく、キレイな顔立ちになりますが、精神的、経済的な負担は大きいものがあります。

家主さんはボランティアで勤めている「外国人のための日本語教室」の講師をしていて、そのご家族と知り合われたとか。で、事情を聞いて、3度の手術費、家族全員の渡航費、滞在費など、すべて出して差し上げることにしたのだということです。その額は、保険もきかないので、およそ300万円にものぼったそうです。幸い家主さんの周囲で募金活動も起こり、大学にも補助して頂けることになったとか。でも、それにしても、「額」の問題ではありませんね。人の為には千円のカネだって出し渋る人は私の周りにも大勢いますから(*^^)v

私が、その家主さんを「立派」だというのは、お金を出したから、そのことではありません。
実は家主さんの奥様は、子供の頃、あるお医者様の養女となり、大人になって今のご主人と結婚する時に反対されて家を出て、その後養父母がお亡くなりになって遺産を相続なさったのですが、「これは本来、家を出た私が受け取るべきものではない。いつか困っている人たちや世の中のために遣おう」と心に決め、それを実行なさっている、ということにあります。

人の心は変わります。お金が必要な理由はいくらでもつけられます。私なら、「自分も困っている」と思おうとしたかも知れません。また、それで普通なんだと思うし、奥様がそのお金を自分のために使ってしまったとしても誰も非難などできません。奥様が、2人の娘さんに「私が養父母から相続した分はあなた達にも遺すことはしません」と宣言したとき、娘さんは2人とも心から賛成してくれたそうです。もちろん、ご主人様も。

不動産の仕事をしていて、「お金がないから家賃が払えない」「あるから払える」というものでないことはよく分かります。お金がなくてもキッチリ払ってくる人はいますし、持ってても払ってこない人もいます。お金の使い方を見ていれば、その人の人格はよく分かります。

崇高で立派なご家族に出会えて、私も幸せに思います。
posted by poohpapa at 13:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする