2018年11月19日

生きていて一番辛いことは何だろう・・・

自由が無いことも、食べる物が無くて日常的に空腹であることも、貧乏であることも、信用を失うことも、みんな辛いことではあるけど・・・、




私の価値観からすると、一番辛いのは・・・、

「人から誤解を受けること」、だと思う。

独裁国家で命の危険に晒されながら生活しているなら話は別だけど、「自由が無い」なら自分の置かれている状況の中で楽しみを見つければいいし、飢えも貧乏も子供の頃に経験しているから今と比べたら屁でもない。商売をしていて「信用」こそが最も大切なモノで、それを失ったら店を畳むしかなくなる。だけど、たいていの場合、それは自己責任。うちの店、例の気違いから「これでもか」とばかりにネットで誹謗中傷されているけど全く影響は無い。そんなのより30年掛けて築いてきた信用のほうが勝っている。それで潰れるようなら「自分の商売の姿勢が間違っていた」ということだろう。

人によっては、こちらの誠意が伝わらないこともあるし、僅かな目先の利益で裏切られることもある。それは仕方ないことだと思っている。時に、今までの付き合いは何だったのか、と言いたくなることもあるけど、それが人間社会というもの。良いことも悪いことも受け入れて生きていくしかない。

ただ、他人から、とくに自分が大切に思っている相手から誤解を受けて、それに対して弁明の機会が与えられなかったり、相手が「聞く耳」を持ってくれていないケースは辛い。私と何かでトラブっている相手から先に情報が与えられていて、それを聞いた人によって(間違った)噂を拡散されてしまったりして。人間て、最初に聞いた話を先ず信じるもの。それを覆すのは並大抵の苦労ではない。自分の生活に影響がないなら放っておけば良いが、そのまま放置しておけないケースも多々ある。

久しぶりに会った知人の目が明らかに依然と違っていて、「あ、この人、(私とトラブっている相手から)何か聞いてるな・・・」と容易に解かることもあった。自分の頭で、「どちらが正しいかでなく何が真実なのか」を考えればいいのに、一方的に片方の言い分を信じて決めつける人もいる。それが付き合いを切れない相手だとキツイ。誤解って、こちらがもがけばもがくほど逆効果になったり深みに陥るものだし。

私の経験上は、誤解に対しては何もしないのが一番。焦って「状況を改善しよう」と動くと、たいていの場合、事態は更に悪化して失敗する。しばらく経ってから、タイミングを見て「実は、あの時はこういうワケがあったんですよ」とゆっくり話すのが最も効果的。そう解かっていても心は焦るもの。

空腹や貧乏は自分の努力と忍耐力でどうにでもなるし、今の日本でなら「自由が無い」と言っても程度問題。信用を失うのも、相手によりけりで、どう頑張っても誠意や努力が伝わらない相手というものは一定の割合で周りに必ずいるもの。所詮はそれだけの相手、と納得すればいい。こちらを誤解している相手も「そう思えばいい」ことになるが、誤解をされたまま離れていかれるのは気分が良くない。

中には、誤解でなく、自己保身の為に意図的に事実と違う情報を流す奴もいる。

ではあるけど、幸いなことに私の周りには、いちいち説明しないでも阿吽の呼吸で解かり合える友達が大勢いて、それで援けられているから鬱にはならないけど。今まさに「誤解」で気になっている人がいて、さて、どうやって(何か)誤解しているか確かめればいいやら・・・。時間は掛けられないしなあ・・・。

posted by poohpapa at 05:55| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

高須医院長と私の「ある価値観」の共通点

ネットで【Yes!高須のこれはNo!だぜ】という連載を読んだ。そのうちの、

「相続トラブル…遺産は害、子供そのものが財産だ 」
という記事に全く同感。

私も、「子供が本当に可愛ければ子供に財産を遺すべきではない。財産を遺すのは子供にとっては為にならないどころか害にしかならない」と思っていて、高須医院長と全く同じ考え方。

その昔に紹介している話、映画「ピンクパンサー」のクルーゾー警部役のピーター・セラーズ氏が亡くなった時に財産のほとんどを妻に遺し、子供たちには(日本円にして)一人数百万ずつしか遺さず、こんな言葉が添えられていたという。「自分の足で立て」と・・・。おそらく、子供たちは全く訴訟など起こしていないと思う。

考え方は同じだが、高須医院長と私の違いは、「高須医院長は財産を築いていても子供たちには遺さない」ということで、私はそもそも「財産が無いのだから遺したくても遺せない」ということ (おい

どうしても子供に遺すなら、せいぜい「一息つける」くらいが適当。私が住んでいる家も、我々が亡くなったら「誰か住んでくれる人にあげてしまおう」と思っている。もちろん、住宅ローンも片付けた上で。

その代わり、子供たちには「親の老後の面倒は一切看なくていい」と伝えておこう。長男には既にそう伝えている。「お父さんは良くても、お母さん(元妻)は『一緒に暮らしてほしい』と言うんじゃないかな・・・。そうしたら僕が長男だから断れなくなるんじゃ・・・」と言うので、「オマエが結婚したなら奥さんのことも考えてやらなきゃならんだろ。一緒に暮らしたらたぶん家庭は崩壊するぞ。オマエは母親のことより奥さんのことを一番に考えてやんなよ」と言っておいた。「長男は先に産まれた、というだけのこと」で、それだけで親の老後の一切の世話をおっ被せられたら不公平。弟妹と連携もしてくれなくていい。

何故そう言うのか、と言えば、

「親と子は全く別の人格。例えば私が将来路頭に迷って野垂れ死にしても、それは自己責任。私自身も好きなように生きてきたから子供たちも好きなように生きればいい。親が子供のお荷物や足手まといになることは最もみっともないこと」と考えているからに他ならない。ただし、伴侶のご両親の老後のお世話をすることは反対しない。夫婦でよく相談して、(無理のない)可能な範囲で尽くしてあげればいい。

私の親父が、私が高校を卒業して上京する際、新幹線の名古屋駅のホームまで見送ってくれて、その際、私にこう耳打ちした。「オマエがどんな女を見つけてきても俺は反対しないから、結婚費用だけは自分で出してくれな」、と・・・。もちろん「うん、解かってる、いいよ」と返事した。さらに、20歳で結婚する時、言われた通り双方の親から援助を受けずに東京で披露宴までやって、控室で親父とお袋から、こう言われた。「東京の人と結婚するということは、オマエはもう田舎に帰ってこないで東京で骨を埋めることになるな。だったら、わしらのことは何も心配しなくていいから、これからは〇〇さんのご両親を自分の親だと思って尽くしてあげなさい」、と・・・。親として当然の言葉だと思う。その教えは忠実に守ってきた。

親父が私に掛けてくれたのと同じ言葉を自分の子供たちに掛けたい、と思っている。

高須医院長みたいな人が私なんかと同じ考えであったことに安堵した (*^_^*)


posted by poohpapa at 06:22| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

なんか、好かんなあ・・・

かの福沢諭吉は、「世の中で一番醜い事は、他人の生活を羨む事です」と言っていて、それにピッタリ当て嵌まる「貧乏人の僻み」かも知れないけど・・・、この男はなんか好きになれないなあ・・・。

人のことは言えないけど、顔に全く教養が滲み出ていないし、苦労人にも見えない。

たまたま事業が当たっただけのことで、チャラい印象しかない。

人間、ある意味、「カネの使い方(稼いだおカネをどう使うか)でその人の本質が判る」と私は思っていて、この男がこのまま事業で成功を続けていたとしても、「50歳を過ぎたら自分の職責を通して社会に恩返しする生き方をしよう」などとは考えないのではないか、と思う。wikipediaによれば、現代アートの普及活動及びアーティストの活動支援を目的とした(公財)現代芸術振興財団の会長らしいけど、支援の対象がねえ・・・。



と・・・、ここまで書けば誰のことだか9割以上の人が判ると思うんだけど・・・、





ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの創業者である前澤友作氏、である。43歳にして総資産26億米ドル・・・。そりゃあね、女は金持ちになびくものだろうけど、この男がフリーターだったりしたら、つまり、カネが無ければ何の魅力も無さそうに思える。貧乏人の僻みじゃないよ、ほんと。

人気タレントと交際するのも宇宙旅行を企画するのも「稼いだカネを何に使おうが個人の自由」だけど、なんか生き方が美しくないんだよね。自分がスタートトゥデイの社員だったら、よほどの高給を貰わなきゃアホらしくてやってられないだろな、と思ったりして・・・。何より、ZOZOTOWNを利用しようとは思わない。それにしても、失礼ながら、衣類の通販でそんなに儲けられるものなのかねえ・・・。

自分が生きているうちに、この男が「自己破産したニュース」を見てみたい。ただし、見たいのは「破産する姿そのもの」ではなく、心から支援してくれる友人が周りに何人残っているか、なんだけど。事業に関しての才覚は有るんだろうけど、このまま死ぬまで大金持ちでいられる、なんてことは無いだろうな。

言えるのは、カネの本当の有難味も怖さも、まだ知らないんだろうな・・・、ということ。大きな挫折を経験して、そこから這い上がってきた時に、人間、ホンモノになる、と私は思う。

言うまでもなく「羨ましく思う」のと「僻む」のは全く別物、だから、僻んでないよ、ほんとだってば(滝汗)



posted by poohpapa at 05:26| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

私と別の視点から深く掘り下げた記事

横浜で超高層マンションの最上階を申し込んで抽選に外れたお客様の話の中で、当ブログで「私なら湾岸地域の超高層マンションは買わない」と書いているが、別の視点から鋭く切り込んでいる記事があった。

人気タワマンでも40年後は廃虚!?恐ろしいマンション劣化の真実  DIAMOND online

私は、海に近くて元々が地盤が脆い地域に高層マンションを建てることは、理論上「技術的には問題ない」としても、理論と現実は違うし予測不可能な事態の発生も有り得るのだからリスクが大きすぎる、何かあってマンションが傾かないという保証が無い、という観点から反対していたが、別の見方をしていて説得力がある。

たしかに、タワマンは「建物が巨大地震にも耐えられるか」より先々廃墟になる可能性のほうが心配。入居者が高齢化したなら高い管理費と修繕積立金を支払えなくなるもの。年金で賄えるような金額ではないのだから。仮に数億の購入代金をキャッシュで支払えたとしても維持が大変。それを棄て銭くらいに思えて「10年〜20年くらい快適な生活が享受出来れば良い」と考えられない人は購入すべきでないかも。

入居者が少しずつ出ていって虫食いになったなら、残った人で維持管理が出来るものなのか、疑問である。だいたいが、いくら人気があっても中古のタワマンが直ぐに売却できる、なんてことはないだろう。

だが、世の中には5億10億のカネくらい何とも思わない大金持ちはいるもの。そういう人たちが購入することまで反対はしないし出来ないが、僻みでなく、(買えないから言うのでなく)私なら買わない。

そう言えば・・・、昔、東京の府中市で3億円強奪事件があって、その3億円は東芝府中工場の全社員のボーナス分だったとか。当時は凄い金額だったが、今、企業買収なんかで出てくる金額は億ではなく兆・・・。事件絡みで「2億だ、3億だ」と聞いても驚かない。貨幣価値が変わった、と言えばそれまでだが。

子供の頃は「いつか大金持ちになってやる」と思っていたが諦めた。私には貧乏が似合っている 💧

posted by poohpapa at 07:06| Comment(2) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

「私は発達障害なんでしょうか?」

あるお母さんからそんなことを訊かれた。お子さんが医師から「発達障害」と診断されていて、「もしかすると、自分もそうではないか」と疑いを持っているようだ。

私からすると、いたって普通の常識的なお母さんで、そんなことを言ったら、私も、いや、そもそも「人間は誰でもみんな発達障害である」と言えなくもないのではないか。医学的な発達障害の定義は私には解からないが、「同世代の子供と比べて知識が劣る」とか「勉強についていけない」とか「友だちと上手くコミュニケーションがとれない」とか「親や先生の言いつけが守れない、理解できない」とか、そんなことで判断されるのであろうが、ほとんどが「大人になれば自然と治るもの」と私は思っている。

例えば、完成された人間、何事にもパーフェクトな人間の指数を100とすると、ほとんどの人は「20〜30」の中で生きていて、どんなに優秀な人でも50くらいのもの、と私は思っている。得手不得手や能力の差、個性の違いであって、昔は、そういう人を「変わった人」と表現していたが、今は「発達障害」と言っているだけ、だと思う。言っている、というより、レッテルを貼っている、という感じ。

それにより自分が優越感を得たり、批判する時の正当性を持たせたリしているのではなかろうか。

私なんかは昔も今も「立派な発達障害」であろう。貧しくて、うちの兄弟6人は幼稚園にも保育園にも行っておらず、いきなり小学校。元々「入れるつもり」は無かったから「日本死ね!」などとも思わない。高校まで進学させてもらったのは6人兄弟の中で私だけ。小学校に入るまでは、「傍にお母ちゃんの姿が見えない」ことに気付くと泣いて探し回っていたし、小学5年までオネショもしていた。

紙と鉛筆だけを与えられて一日中お絵描きをして過ごしていて、テレビも無いから世の中の情報も全く入ってこない。それで「発達障害」にならないワケがないだろう。いきなり小学校に入って、それで同級生とのコミュニケーションがとれなくて困ったか、というと、実は全く逆であった。同級生という存在が珍しくて積極的に輪の中に入っていって、通信簿に「落ち着きが無い」と書かれていたのを覚えている。当時は「発達障害」という言葉はなかったから、今なら「発達障害の疑いあり」と書かれていたかも。

中学の頃から先生や大人に対してハッキリ「ものを言う」ようになって、こんどは教師や一部の同級生から「問題児」というレッテルを貼られていたが、幸い支持して応援してくれる人のほうが多かったからなんとか持ちこたえた。教師の中にも「あいつは面白い、見所がある」と言ってくれる人もいて、それは今も同じ。私が尊敬して今もお付き合いさせて頂いている恩師はどうだったかと言うと・・・、私を高く買ってくれていたワケでなく、冷静に分析して「ここは違うと思うよ」と意見してくれていた。自分は「正しい」と思って発言しているから、「間違っている」とか「そんなふうに考える人ばっかじゃないぞ」と言われると一時的にカチーン! とはくるけど、不思議に「根に持つ」ようなことは無かった。

そうやって、いろんな意見の人と議論や喧嘩をして、自分が社会で生きていけるよう棘とか角(かど)を落としてもらって、発達障害が「社会に順応できる程度」までになっていった、と思う。ようやく「その程度になった」ということであって、「発達障害が全快した」ということでなく、死ぬまで発達障害なんだろう。

人と比べて自信を失くしたり、根拠もなくレッテルを貼られたり、そんなことで悩むのはナンセンス。もしかすると周りの人のほうが遥かに発達障害であるのかも知れないし。私の周りを見回してみても、「あ、この人も、あの人も・・・」で、そんな人ばっか、である。完全な人などいなくて当然なのだ。

例のゴミ屋敷の住人も、勝手なことばかり言う客も家主も、何ら感謝の気持ちを持たない生活保護受給者も、会員業者のことなど全く眼中になく自分のことしか考えない立川支部の役員たちも、みんな立派な発達障害ではなかろうか。むしろ、大人になっても改善されていないどころか加速しているのだから重症である。


私に相談してきたお母さんには、「あなたは発達障害じゃないと思いますよ」ではなく、「そう、あなたも私も発達障害、みんな発達障害なんですよ」と伝えた。程度の問題で、たぶんそれで正解だと思う。

posted by poohpapa at 05:50| Comment(12) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

立派な教育者、いちいち同感

夕刊フジに「人生相談 駆け込み寺」というのがあって、そこでの記事、

42歳で働かない長男が心配 野々村直通氏「刺し違える覚悟で最善の道探せ」 (2ページ)

回答者の野々村直通氏の意見に全く同感である。相談者は私と同世代の67歳・・・。無駄に歳を重ねたな、という印象。結果論だが、いくら少子化が大問題でも、こんななら子供は産まないほうが良い。


■今回のお悩み

 長男の先行きが心配でなりません。もう42歳になるのですが、まともに働いたことがないんです。

 大学まで行かせたのですが、「人に使われるのはイヤだ」と言って、就職しませんでした。何度か、「このまま働かないでいるとダメになるぞ」と注意しましたが、「オレはデカいことをやりたいんだ」と聞く耳を持ちません。

 何か悪さをしてはいけないので、今も小遣いを渡して実家に住ませています。息子はこのままでいいのでしょうか。(無職・男性 67歳)



は??、いいワケないだろ! ( `ー´)ノ

42歳にもなって「人に使われるのはイヤ」 「デカいことをやりたい」と言いながら親から小遣いを貰って家でゴロゴロ・・・。典型的なニートで、普通で考えたら、行き着く先は「尊属殺人」しかなさそう。もしかすると逆のケースもあるだろうけど、いずれにしても最後は殺人で終わる可能性が高い。

野々村氏は、回答の中で、

今の学校教育では、「働くことが美徳なんだ」と教えません。「個人の自由」や「個性」「人権」を旗頭に騒ぐ左翼的な人間がいます。そんな人たちは、道徳を教科化しようとしただけで、「価値観を強制するな!」と大騒ぎです。

と指摘していて、我が意を得たり、の思い。この国は馬鹿な教育者が国を蝕んでいるのが実態。

私が一番感じるのは、「親に覚悟が無い」ということ。取っ組み合いになったらもう親は勝てないだろうけど、本当に子供の将来を考えたら、最悪、自分が殺されるか大怪我を負ったとしても、子供にしっかり意見しなければならない。にも関わらず、親が逃げていて赤の他人に馬鹿な相談をしている・・・。

逃げているのは親だけでなく子供も同じ。今は少なくなったけど、以前は音大の学生さんとも繋がりがあって、多くが「将来はオペラ歌手になりたい」という夢を持っていたのだが、現実はオペラ歌手として成功するのはほんの一握り。なので私は「他に兄弟姉妹はいますか?」と訊くようにしていて、「弟(妹)がいます」と言われたら、こう話していた。「あなたが自分の夢を実現するためにはたいへんな資金が必要になります。あなたのご兄弟も当然に夢を持っているでしょうから、親が用意している教育資金をあなたが全部使ってしまったら他のご兄弟も困るでしょう。キツイことを言うようですが、『オペラ歌手になりたい』という夢を追いかけるのは30歳まで。もしそれまでに芽が出なかったなら『自分に才能や運が無かった』と思って夢を諦めなさい」と。

そう、(近い将来の)転職の勧め、である。自身に見切りを付けるのは早いほうがいい。「夢は追い続ければ叶う」などというのは絵空事、歌やドラマの中だけの話。それで叶うなら誰も苦労はしないもの。

大きなお世話、内政干渉くらいの話だが、親が言わない(言えない)ことを私が代わりに言っているだけのこと。↑ の相談者の息子は既に42歳。今まで何かにチャレンジしたことなど無いし、だから失敗も挫折も経験していない。社会に出て人間関係でトラブったことも無い。そんな人間が突然変異を起こして「でかいこと」ができるワケが無い。たぶん、本人も判っていて親に甘え切っているんだと思う。

そこが難しい。本人が気付いてないなら気付かせてやればいいだけのことだが、本人も判っているとしたら改めさせるのは相当に困難。実は、私も中学高校時代(ニートではないけど)経験しているから。

親が亡くなったら・・・、家が自己所有だったり他に兄弟がいたりすると困難だが、まあ生活保護まっしぐらであろう。これまで懸命に働いてきて今が不遇で生活保護、というなら何ら問題ないが、大学まで出ていながら全く社会に貢献しない人生を送っていた奴を税金で面倒みる・・・、こんなアホらしい話は無い。

黙っていても食事が出てくる、風呂も沸いている、小遣いももらえる・・・、家庭内生活保護と言える。勤労意欲など生まれるワケがない。子も子だが親も親、死ぬまで悩んでいればいい。親が死んだら、生活保護でも受けない限り、コンビニのパートでもするだろう。「こんなハズじゃなかった、俺がこんなふうになってるのは俺の才能を認めない世間が悪い」などと勝手な理屈をこねながら生きていくに違いない。死ぬまでム所と娑婆の往復、ということも考えられる。これは偏見ではなく当然の帰結を予測したまで。

ただし、子供が引き籠ってニートになるのは、ほんの些細なきっかけが原因だったりすると思う。そのシグナルを親が見逃していた、ということは充分に考えられる。いずれにしても、この親が「子供の教育に失敗した」のは間違いない。本人は、一度も真剣にぶつかってきてくれない親を見下していることだろう。

野々村直通氏・・・、こういう教育者にこそ子供の教育を託したいもの。



posted by poohpapa at 05:42| Comment(2) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

完全キャッシュレス時代の到来か・・・

立川相互病院で抜糸をしてもらった際の支払い・・・、国保だし、なにやかやで2〜3千円は掛かるのかな、と思って、カードで支払えるから現金を持って行かなかったのだが・・・、

220円だった。会計で、思わず「ウソでしょ!?」と呟いてしまった。そういうのは、たいていは予想していた金額より高かったりして文句を言う時に呟く言葉だが、今回は逆のケース。「本当に間違いないですか?」と訊くと、会計の女性、「抜糸だけですから」とアッサリ言う。

「すみません、もっと掛かると思ってカードしか持ってきてないんですが、こんな額でもカードで支払って宜しいでしょうか?」と訊くと、「最近は少額でもカードで支払われる患者さんが多いですよ」とのこと。もしも渋られたら腕時計でも担保に置いて現金を取りに帰ろうと思っていたのだが。

それで思った。最近はコンビニでも nanaco だの QUICPay だの、お財布携帯なんかで支払う若者は多いし、世の中、相当な勢いでキャッシュレスに向かっているのでは、と。つまりは「全てカード決済」の時代がすぐそこまで来ているのでは、と・・・。現に、昨年TDLに行った際、1円の現金も持って行かなかったが、家に戻るまで全く困らなかった。今は公共料金もカード支払いだし・・・。自動販売機でも小銭は要らなかったりして。

受け入れ側の問題もあるけど、多くの企業が給料も振り込みだし、そこから現金を下ろさなくてもカード決済していれば済むなら、カード入れさえあれば財布は要らない。重たい小銭も持ち歩かなくて済む。電車もタクシーもカードでOK。カードで支払えばポイントも付くし、利用履歴を重ねれば信用度アップにも繋がるもの。属性としては最低ランクの私がJCBの「ザ・クラス」カードを持たせて頂いているのも、20年以上も利用履歴をコツコツ積み重ねていたからに他ならないと思う。

スーパーのレジの行列も、皆がカード支払いなら待ち時間は短縮するし、メリットのほうが多そう。現在の高齢者が理解できるかどうかの問題があるが、ならばクレジットカードでなくプリペイドカードでも良い。大阪で検討されたが、生活保護費もプリペイドカードで支給すれば良いのでは。

銀行のカウンターの内側で行員がお札を扇型に広げて手際よく枚数を数える名人技が見られなくなるかも。もっとも、最近はどこも機械で数えていて味気なくなっているけど。あ。現金輸送車も消えるか・・・。

今はまだあまり普及していないが、これからは我々の業界でも、契約金や家賃の支払いもカード決済、という方向に進まざるを得なくなるかも・・・。

中には(ブラックで)カードが作れない人もいるだろうから、アパート申し込み時の審査も、カードの有無と有効かどうかで出来たりして。一部のお年寄り以外は現金決済しない、という時代になるのかなあ。

「いつもニコニコ現金払い」っていうのは遠い昔の話になりそう・・・。

posted by poohpapa at 06:08| Comment(12) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

この二つ活動は対照的

3/17付の記事、「こんな問題を小学生に理解させる必要があるのか」とは対照的な話。

NPO法人 抱樸(「僕」ではなく「樸」)による「生笑一座」(いきわらいちざ)が、九州を拠点に小学校などを廻って公演(講演)しているとのこと。メンバーは全員が元ホームレス。

HPによれば、

◆ 生笑一座(いきわらいちざ)のご案内 ◆

@ 一座が始まったきっかけ
座長である「蛤 牡蠣右衛門」こと奥田知志は、ある日ふと思った。どうしてこんなに豊かになったこの国で子どもたちが、自らを追い詰めてしまうんだろう。
そんな気持ちを仲間に相談をすると「わしらもおんなじような気持ちになったことがあるぞ。どうやったら生きていけるか、ちょっとわしらが話してみようか」
「ありがとう。一人で悩まず、仲間に話してみて、良かったよ。よし、デビュー公演は、2013年8月、福岡県だな!」から始まりました。

A 一座の伝えたいこと
住む家や家族を失った経験からわかったことや見えてきたこと、そんな自分を真剣に大切に思ってくれる人がいたこと、「生きてさえいれば、いつか笑える時が来ること」を子どもたちに伝えたいと思います。そして、困ったとき、苦しいときは遠慮しないで、「助けて」と言いなさい。「助けて」は恥ずかしい言葉ではないということを知ってもらいたいと願っています。

B 公演の内容
サバイバルな生活の知恵(段ボールハウスの秘密、空き缶集めのルール、食べ物を大事にする方法など)について、実践を交えながらご披露したり、お芝居として演じたり、上手な「助けて」の言い方、元気の出る声の出し方(歌つき)などのハウツーも子どもたちに分かりやすい形で紹介します。
(※ 公演会場等は、どんな状況でもきちんと工夫いたします)

C 公演に関するご負担等
福岡県北九州市から、出向いてまいりますので、公演に際しては、交通費等の実費のご負担を相談する場合があります。上記「公演のご依頼」のページからお問い合わせください。

D 主な座員のご紹介
友だちだった犬のランとの思い出や段ボールの技をこっそりお教えする松尾寿幸さん、空き缶集めの奥義をご披露する西原宣幸さん、軽やかな歌声のさっちゃん、「なかまが大切」がモットーの松葉吉一さん、伴走と伴奏のプロ谷本仰さん、そして、座長は宮城の牡蠣が大好きな奥田知志でございます。


とある。

当然のことながら、全員が苦労人である。ということは、人の痛みが解かる人たち、ということ。ホームレスをしていた時には、心無い人に、段ボールに火をつけられたりもしたようだ。もちろん、好きでホームレスになったわけでなく、いろんな事情があって野宿生活に入ったハズ。ホームレスと乞食とは違うが、その違いが判っていない人は多いと思う。正当な事情があって生活保護を受けている人は別だが、不正受給を受けていたり、少しは働けるのに全く働こうとしていない人は乞食に近い、と私は思う。私がホームレスの人の部屋探しをするのは、「ホームレスの人は基本的に真面目」と思っているから。

自分は契約金や家賃を払えない、と解かっているから部屋を借りようとしないワケで、家賃を払う気が無いのに部屋を借りる奴より遥かにマトモと言える。今、幸せな家庭に育っている子供たちだって、いつ何時どんな理由でホームレスにならないとも限らない。そうなったらもうお仕舞い、というのでなく「何かあれば恥ずかしがらずに恐れずに誰かに話してごらん、必ず希望が見つかるよ」と子供たちに伝えるのが一座の目的。活動の目的は、テレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな」と似ているかも。

これねえ、同じく九州を拠点に講演活動をしていても、冒頭の「自分が性同一性障害であることを告白して、そういう minority に(差別しないよう)理解を求める」より、生笑一座の活動のほうが遥かに意義があるし、子供たちに伝えるべき事柄だと思う。もっと言うなら、前者は小学生の前に出てきてはいけない人。世間に理解を求めるような話でなく自己消化すれば良いだけの個人的な話。世間から冷たい視線を浴びせられているとしても、弱者じゃないし。本人こそが勘違いしていると思う。

前者を呼んだ小学校・・・、呼ぶ相手を間違っているのではなかろうか。

posted by poohpapa at 05:47| Comment(2) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

立川は、今日あたりが私の大好きな葉桜

私は、満開の桜より、散りかかった葉桜が好き。

今年も桜が観られたなあ・・・、散り始めて、「来年も観られるかなあ・・・」と感慨に耽るのが好き。

鬼平の物語の中で、長谷川平蔵が(悪党を捕らえるの功績があった)労咳を病む間取りの万三を捕えずに、呼び寄せていた万三の女とともに駕篭に乗せて、「どこにでも好きなところに行け。桜が咲くころまで元気でいろよ」と送り出すシーンが大好き。桜を見るといつも思い出す名場面である。

って、毎年書いてるか・・・ (*^_^*)

posted by poohpapa at 08:12| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月17日

こんな問題を小学生に理解させる必要があるのか

少し前に、ネットでこんなニュースを見掛けた。

「私は男で生まれましたが」真っ赤なミニスカートで授業

こういうデリケートな問題を小学生に理解させる必要があるのか、と、ずっと疑問に思っていた。伝えるなら高校生になってから、どうしても義務教育中に理解させたいなら中学2年あたりがベストかと私は思う。今の世の中、minority (少数派)に配慮することが人権、と思っている風潮があって、そういうのを押し付けられるのは不快である。なぜなら、性同一性障害は心の病気であって、本人から「理解してくれ」と訴える話でなく、周囲が気付いていても触れないでいてあげるだけで充分、それが「そういう人たちへの配慮」だと思うから。自分から小学校に出向いて教壇に立って伝えるような話ではないだろう。

個人的には、オカマや女装は個人の趣味の問題だから全然OK、もちろん、その逆もアリだと思う。体に障害を持つ人に配慮して公共施設などでバリアフリーに改修するため税金を使っても文句はない。

私は世の中の大半の人がそうであるように、もし女として産まれてきてもそれを受け入れて生きていたと思う。男として産まれてきたから男として生きているだけの話。それが受け入れられなくて「女に(男に)産まれたかった」というのは「無い物ねだりの我が儘」くらいに思っている。まあ、私みたいな人間にこそ理解させる必要がある、くらいに人権団体は思うだろうけど、心の病は、人様に理解や配慮を求める話ではないと思う。

世の中の少数派に対して理解をしなければならないのは事柄によりけり、人権の名の下に理解を無理強いされるようで、時と場合によっては逆差別になるのではないか。そういうのは個人の問題で、本人が先ず「そういう病気」を受け入れて生きていけばいいだけのこと。受け入れられなければ本人が悩んでいればよい話で、一種の自己責任。配慮するのが常に人権保護、とは限らないのだし。

ハッキリ言って、60に近い元男(?)が、真っ赤なミニスカートを穿いて人前に出る・・・、私からすれば立派にゲテモノの範疇で、児童に見せるべきではないもの。伝える対象と方法が間違っている。あ・・・、念のために言うと、私は、60近い女が真っ赤なミニスカートを穿いていてもゲテモノだと思う。

いずれにしても、小学生に解からせるのは無理というもの。この企画をした小学校の関係者・・・、著しく児童への配慮に欠けているのではないか。

posted by poohpapa at 05:22| Comment(6) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月21日

私同様、「断捨離」中ということか・・・

ヤフオクで、こんな出品があった。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c641837455

ゴルゴ13のコミック、第1巻から最新刊187巻までと、オフィシャルブック「ゴルゴ学」も付いていて、開始価格23,000円からの出品。私は今のところ第185巻まで持っていて、「ゴルゴ学」や他のゴルゴ関連書籍もほぼ所有している。断捨離はしていても、ゴルゴ13のコミックは死ぬまで手放さないつもり。ゴルゴグッズも然り。ま、私が死んだら(うちのが)好きにしてもらっていいのだけど。

この出品者さん、手放す踏ん切りがついたのだから偉いと思う。私はまだまだ物欲があるから・・・。

このオークション、「ゴルゴ学」は別にして、23,000円を187巻で割ると1巻あたり123円。メチャ安である。しかも、傷んでいる本を購入し直して出品しているとのことだから相当に良心的。最終的にいくらで落札されるか不明だが、ゴルゴファンの誰かが必ず落札すると思う。


と、書いていて・・・、その後に、こんな出品が・・・、

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k292764802

こちらは即決価格で18,800円・・・、てことは、1巻あたりほぼ100円。古本屋の買取価格ほど。

ゴルゴ13は商売の上でも参考になる話は多い。同じ標的を別の人物から依頼されても「報酬の二重取り」はしないで断るし、冷酷なようで人情もある。そのあたりが不動産屋とは違うような・・・(おい)

ご興味のある方はこの機会にぜひ落札されたい (^◇^)

posted by poohpapa at 05:38| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月26日

昨日、身の周りやニュースで、いろいろ考えたこと、考えさせられたこと

部下に覆いかぶさり背中に噴石直撃…死亡陸曹長

白根山の噴火で、スキー客や訓練中の自衛隊員を噴石が襲ったが、唯一亡くなったのが陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の伊沢隆行陸曹長(49)で、部下を庇って被さった背中に噴石が直撃したものらしい。痛ましい事故である。亡くなられたのはとても不幸ではあるが、ご遺族は、そんな夫や父親を誇りに思えることだろう。我先に逃げていたのでなく部下を庇って死んでいったのだから。

ただ、そんな話は太平洋戦争中の逸話でもよく聞いたように思う。それが「日本人」なんだろう。自衛官だけでなく、警察官でも「自殺しようとして踏切内に立ち入った老人を救おうとして(老人は助かったが)警察官が亡くなったケースもあったし、その昔は官僚が「ハイジャックの人質の身代わりになった」こともあった。情けないことに国会議員に国民の代わりに命を投げ出す覚悟のある者は皆無だけど。

私が読んでいるメルマガにあったのだが、普段は「自衛隊は違憲だ」と主張している人たちの家族がスキーしに白根山に行って噴火に遭ったとして、自衛隊の救援ヘリが到着した際、家族は「違憲である自衛隊のヘリには乗るな」と電話するんだろうか、とのこと。私もそう思うし、そう言いたくなる。そんなふうに言ってる奴らこそ「自衛隊は何をしている!?、早く救けに行け!」と言うんだろうな。


昨日、駅方面の金融機関に行こうとして「たましん」(多摩信用金庫)の横を通ったら、雪かきがしてなくて全面的に凍結していた。正面入口と裏口の前は雪かきしてあったけど、横も客は通るのだし、「あなたの街の信用金庫」と言うなら横の道路も雪かきをしておけば良さそうなもの。横だけでなく、横断歩道の渡り口も凍結していて、第一歩を踏み出すのが怖いほど。人手ならあるだろうに。


帰宅すると、高校時代の同級生(女子)から葉書が来ていた。「そう言えば、今年は年賀状が来ていなかったなあ・・・」と思って読むと、「義母が101歳で大往生したので」とのこと。電話すると、いつもの明るい声で対応してくれた。彼女、たぶん今も「9条の会」の会員でバリバリの護憲派で、共産党支持者である。だが、同級生の付き合いではそんなことはどうでも良い。人柄も素晴らしく、異性だが私の大親友。ちなみに、娘さんは現在弁護士、東大生時代にうちの娘の家庭教師をしてもらっていた。


最後に・・・、

便器洗ったブラシでコップもゴシゴシ…中国の高級ホテル

中国の高級ホテルやレストランで、清掃や調理の不衛生な実態を隠し撮りした映像が相次いで暴露され、反響を呼んでいる、というニュース。ホテルの清掃員が、便器を洗うブラシでコップを洗ったり、コップとゴミ箱を同じ雑巾で拭いて、その雑巾を便器の水で洗っていたり、同じブラシで便器と洗面台を洗っていたとのこと。不衛生極まりないが、そんな話を聞いてもとくに驚かない。中国だから。

かつては韓国で、日本に輸出するキムチの製造工程で女子工員が痰を入れていた、なんてこともあった。中国のホテルの件は「日本人宿泊客にだけ」ということではないだろうけど、反日国に旅したなら裏で何をされているか知れたものではない。そういう覚悟も必要になるから、私は中国や韓国には行かない。中国や韓国から輸入された食材は口にしない。それは死ぬまで変わらないと思う。

posted by poohpapa at 05:56| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

道具の寿命、「やかん」編

夕方、うちのに用があって電話すると・・・、

「駅前に買い物に行かなくちゃならない理由ができちゃった・・・」と言う。いつもは「買い物に行かずに済めば行かなくてもいいや・・・」と言うのだが、「どうしても行く」という雰囲気。

理由は、「やかんの底に穴が開いたみたいで水漏れしてるから」とのこと。なんでも、岩手から東京に出てきた際、お母さんが田舎から送ってくれたやかんとかで、30年間ずっと使っていたらしい。いろんな思い出、というか、思い入れがあるだろうな。

仕事を終えて、一緒に、先ずフロム中武のニトリに行ったのだが、どうもピンとくるやかんが無い。ほとんどが笛吹ケトルで、うちは笛吹でなくていいから選択肢が狭くなる。あとは容量の問題。うちが求めているのは2リットルのやかん。それより小さくても大きくても使い勝手が悪くなる。

見ると、1.5リットルの上が2.4リットルとか2.5リットルになっていて、念のため、向かいの loft も見てみることに。そちらはもっと選択肢が狭かった。仕方なく、少し戻ってドンキでも見た。ちょうど良い大きさのがあって、持ち手も使いやすそうだが笛吹ケトル・・・。

私からすると、笛吹ケトルの欠点は「注ぎ口が大きくて直線的で短い」ということ。なので注ぐ時の微調節が利くかどうかがやや不安。デザインや機能性はニトリや loft のものより良さそうだが、うちのが「笛吹は選択肢に無かったからニトリでよく見てなかったから、もう一度ニトリを見たい」とのことで結論は持ち越し。置いてある商品はどこも、「笛吹」8:「普通のやかん」2、の割合。選択肢は笛吹のほうが多い。で、ニトリを再度見て、良いのが無ければドンキに戻って「さっき見たやかん」を買うことに。

2000円もしないやかん一つにそこまで拘るのは、毎日、ほとんど朝昼晩と使うものだし、今までのやかんも30年も使ってきたもので、もしかすると(うちのが)死ぬまで使うことになるものだから。

私も、今まではデジカメなんかで新製品が出ると買い換えて、今まで使っていたものは誰かにあげたりしていたが、ここんとこ断捨離を僅かずつだが進めているし、うちのの影響で「道具は壊れるまで使う」という主義に変わりつつある。モノによっては「修理してまで使うかどうか微妙」というものもあるが、道具そのものや作った人への感謝から、とにかく使い込む主義に変わってきた。

私は何でも新しいモノに買い替えているか、というと、そうでもなく、思い出の品は今も大切にしている。今から50年以上前、高校に合格した時に兄貴たちがおカネを出し合って贈ってくれた腕時計は手入れして今も動くし、いや、それを普段から使っていないと意味が無いか・・・。

コレクションも、私が死ねば「ただのガラクタ」だし、「それらを好き」な人で私より若い人にあげようと思うのだが・・・、人間、一瞬先は何が起きるか判らないから、私より若くても私より先に死なないとも限らない。まあ、遺すのは私が死んでからで良いだろう。

さて、やかん、結局はドンキで見たものに決めて、フロム中武の地下のマルエツで食材を購入した後でドンキに寄って購入。2人とも「なんか、やかん一つ探すだけで凄く疲れたね」との感想。だから大事に使うと思う。


posted by poohpapa at 05:59| Comment(6) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

それって、どういうこと??

電車で拝島まで案内に行っていた。電車内では携帯をドライブモードにしていて、電車から降りたら着信履歴が残っていた。表示されていたのは070から始まるPHSの番号。折り返し電話をしたら・・・、

「お掛けになった電話からの着信は出来なくなっております」だと・・・???

それって「着信拒否」ってこと??。こっちは電話番号を通知しているから「非通知着信拒否」でもないだろう。そっちから掛けてきていながら(折り返しても)着信できないってどうよ ( `ー´)ノ

もしかすると、うちの会社の固定電話に掛けてきた電話は全て携帯に転送になるので、うちの会社の番号は登録してあっても私の携帯は登録してないことで「知らない番号は拒否」ということなのか。

まあ、私は折り返し掛けたのだからマナー違反はしていないし、本当に用があればまた掛けてくるだろう、と思っていたら・・・、その後は二度と掛かってこなかった。今週契約予定の二組のお客様の番号でもなかったし、営業の電話かも。ここんとこ、DoCoMo の営業でワン切りが度々入っているし。

こういうのは不愉快なので、それが営業なら商談は不調に終わるだろうし、部屋探しのお客さんだったりしても、親身に探す気にはなれない。

posted by poohpapa at 06:04| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

女性は制服と私服ではこんなに変わるんだ・・・

昔、ネットで、「小学生に化粧をさせて、それなりの洋服を着せて、大人の中に入れて、誰が小学生かを当てる」なんてのがあったが、当てるのはホント難しかった。女性は着る物と化粧だけでまるで変わる。

夕方、駅方面に向かう途中で信号待ちをしていたら、後ろから女性に「坂口さん」と声を掛けられた。

振り向くと、見覚えはあるんだけど、一瞬「あれ?、同業者さんだったっけ、入居者さんだったっけ?」と誰だか判らず戸惑った。直ぐに判らなかったのは、ふだんは制服姿の人が私服だったから、である。

私服になると女性は変わる・・・。で、いつも言ってるから「オマエの話は信用できない」と言われそうだが、その女性もまた、たいへんな美人である。制服のほうが綺麗に見える人と私服のほうが映える人がいて、その女性の場合はどちらにしても美人なんだけど、イメージの違いで咄嗟に誰だか判らなかった。

ということで、その女性の素性は「ふだんは制服を着ている職業の人」としか書けないんだけど・・・。制服の職業・・・、婦人警官、デパート店員、看護師、歯科衛生士等々あるので勝手にご想像頂きたい。

立ち話をして、ダメ元で「携帯の番号を伺ってもいいですか?」と訊くと快く教えてくれた。美女の携帯番号を難なくゲット、である。ついでに「今度食事しましょうね」と言うと、「はい」との返事。

独身でいらっしゃるし現在はフリーとのことなので、なんとか長男と引き合わせたい、と思っている。

父親はこの歳でこんなに積極的なのに、長男は晩熟(おくて)・・・、何とかならんものか。

独身のうちに先に家やマンションを買ったりペットを飼い始めると、婚期が遅くなったり結婚しないで人生を終えるケースが多い、というのはよく聞く話。私が生きているうちに何とかしたい。と言うか、「自分の伴侶くらい自分で探せよ」と言いたい。間違っても「お見合いサイト」になんか登録せずに、である。

posted by poohpapa at 05:47| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

旅行記を再開する前に、気になる話をいくつか

先ず、8月31日に放映されたテレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団 スペシャル」から、

「日本で丼メシの作り方を教わりたい」というリトアニアのサメちゃん(17歳高校生)の話

5歳で合気道に興味を持ち、11歳で独学で日本語を勉強し始め、15歳にして日本語弁論大会で3位に入賞するなど、日本愛は相当なもの。外国語を独学で学ぶのは相当に難しいと思うのだが、努力の人なんだろう。29分あたりからサメちゃんの話になるが、ずっとウルウルきていた。ただし、サメちゃんの情熱に感動して、でなく、温かく迎えてくれている日本の人たちの姿に対して。「これぞ日本人」である。

この番組で気になるのは、「日本に行きたい」と言っても、時に「自分のカネで日本に行けるような人」を招いていたりすること。いくら日本に関心があって何かの情熱を持っていても、いろんな事情で自力で来日するのが困難な人を招いてほしいと思う。以前にアメリカの高校生で、ロシアから仕事で来ていた家族の娘さんが父親のリストラで交換留学の道も閉ざされ、というケースで番組が招待していて、その回はとても感動した。


次いで、このヤフーオークション、

さいとうたかを先生 直筆イラストサイン色紙 ゴルゴ13

妨害するつもりはないが、これ、素人が真似て描いた偽物だと思う。タッチがまるで違うから。


そして、この記事には感動した。これは凄く嬉しいサプライズだと思う。日本では有り得ないが・・・。

「僕の中にあなたの息子さんがいます」花嫁を号泣させたサプライズ


最後に、これは面白かった (*^_^*)

ヤフオクの、★使用少ない美品★Nikonニコン D750★オマケ付き、に寄せられた質問、

これ、その質問をそのまま貼ることにする。

質問1 投稿者:5*Y*X*** / 評価:新規  8月 29日 17時 36分

こんにちは、私は本当にこの商品を購入することに興味があります。$ 1,500.00の商品をあなたに提供できますか?それとも売りたい金額を教えてください。 私は私の娘のための誕生日の贈り物としてそれを購入したい。 できるだけ早くあなたの返答を期待しています。私の申し出が受け入れられれば親切にあなたの銀行口座に返信してお金を貸したい場所、私は銀行口座からの支払いをすることができます。 より良い会話のためのメールを(mariabright55 AT Gmailのドットコム)。


外国語を機械で翻訳したものか全く意味不明・・・、新規だし、まあ、悪戯だろうとは思う。


いろんな人がいるなあ・・・。


posted by poohpapa at 06:26| Comment(6) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

ネタが古くなってしまうので・・・

後で記事にしようと思って温めていたネタ、帰ってくる頃には古くなってしまうので纏めて書く。

このニュースを聞いて、私は安倍内閣不支持になりそう。

【内閣改造】野田聖子元総務会長は総務相兼女性活躍担当相

そもそも野田聖子は碌なモンじゃないし女性活躍担当相なんてものも要らない。辞めた稲田氏より更に能力も見識も劣るのに起用する・・・、口封じとしか思えない。間違っても将来「野田聖子総理」を誕生させてはならない。いくら八方塞がりでも「この人事」はないもの。これなら民間から起用したほうがマシ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アップした後に追加、

外相に河野太郎ってナンだよ ( `ー´)ノ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これも、アップした後で追加、

総連に910億円支払い命令…整理回収機構へ

ちゃんと支払うかねえ・・・。判決と従うかどうかは別のものだし。うちらの仕事でも、判決と滞納家賃を払ってくれるか、或いは直ぐ明け渡すか、は別だから。離婚後の養育費の支払いと似たようなもの。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

原爆は落とされたほうが悪いのか? 北朝鮮と中国の核に対抗する議論を【評論家・江崎道朗】

アメリカに他国の人権を議論したり指摘する資格は無い、と思う。重要な同盟国ではあるけど、基本的には今も「日本は悪」というスタンスは変わっていないし世界最悪の人種差別大国だから。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

100万人処刑? "韓国史最大タブー"の教訓

韓国という国を知るのに最も解かりやすい記事。こういう面から言えば中韓露は同類項の国家。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こちらは動画、

マスコミが安倍潰しを急ぐ理由!メディア偏向報道の正体と反日勢力の実態…日本人が知っておくべき事【水島総】

さっき野田聖子の件で批判したけど、安倍さんが倒れたら喜ぶのは誰か・・・。日本国民ではなく中韓。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

高3で120万円…仮面女子・窪田美沙がローン完済するまで

偉いなあ。後はただ、故上原美優ちゃんのような結末にならないことを願っている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こないだの記事で紹介しそびれた動画、中国人ピアニストによる「トルコ行進曲」、面白い (^◇^)

Paraphrase on Mozart’s “Alla Turca” / Yuja Wang

Mozart-Volodos 'Alla Turca', Yuja Wang

元々がファジル・サイの編曲によるものだと思うのだが、手が加えられている。

【ピアノ・神業】 人間離れしたピアニストをご覧あれ!!

曲は「熊蜂の飛行」、演奏はトルコ行進曲と同じくユジャ・ワン。神業とまで言えるかどうか・・・。

失礼ながら、そんなに美人でないからか衣装の「露出」が多い。 そんなのウリにしなくても凄いピアニストだと思うんだけどなあ。他の曲を聴いてみると、テクニック優先で曲想(表現)はイマイチだけど。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まあ、出掛ける前に「書き残したネタ」を並べてみた。やたらリンク貼っちゃったけど・・・ 💧




posted by poohpapa at 05:15| 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

読売新聞の気流欄(読者投稿欄)から二つ

一つ目が、京都のある駅で、ツバメの(作り始めていた)巣が撤去されてビニールシートで覆われているのを悲しむもの。私も、駅の対応に憤慨しているクチである。

駅長や駅員の判断ではなく、利用者の誰かが苦情を申し入れたことによるものだろう。ほとんどの利用客は微笑ましく見守っていたと思う。よしんば、スーツの肩に糞や土が落ちてきて汚れたとして、もし勤務先や取引先で指摘されても、「今朝ね、〇〇駅の構内を通過してたら上から落ちてきたんですよ。卵が孵って無事に巣立ってくれたら嬉しいですね。今から凄く楽しみにしているんですよ」と返したなら、評価が上がるくらいの話だろう。だいいち、頭上の巣に気付いたなら自分が真下を歩かなければ済む話。

声の大きな極めて一部の利用者のクレームに配慮して営巣途中の巣を壊す・・・、バカげている。そういうクレームを申し立てる人こそが普段は自然保護や環境保護を声高に訴えていそうだが・・・。


もう一つの話、

個人情報保護法が壁になって学校の連絡網が作れないことを嘆いている投稿。名簿から個人情報が洩れることもあるかも知れないが、即座に連絡が行き亘って事件や事故を未然に防げることもあるだろう。

なんでもかんでも「個人情報だ」「プライバシーだ」と騒いで必要な情報を提供しないのは愚かなこと。いたずらに先生方の負担を増やすことにもなる。どういう利用目的であればどこまでが必要な情報なのか、個別のケースで線引きすることも必要だろう。あ・・・、今度、小田原潔事務所に行ってこよう。

どちらも、投稿者の方の意見に賛同する。今の世の中、余裕が無くなっている人が多い。物質面や経済的には豊かになっても精神的な部分で「ゆとり」が無い。「ゆとり」はカネの有無とは関係ない。

「ゆとりが無い」と言えば・・・、昨日、ガストでこんな光景が・・・、

我々はレジの前の席にいたのだが、中年のオバサンが帰りがけに何やら怒っている。一人で来て喫煙席を希望して、そこそこ混んでいたので少し待たされていて、ホールを担当していたマネージャーが「直ぐにお席をご用意しますので少々お待ちください」と言って、空いたばかりの席のお皿などを片付け始めたのだが、先に席に案内しなかったことを怒っていたもよう。通常は食器を片付けてテーブルを掃除して、それからお客さんを案内する。作業の手順は正しいし、それに要する時間は掛かっても1分ほど。

よほどお腹が空いていて、早くタバコを吸いたかったとしても、待てないほどの時間ではないだろう。帰る際、マネージャーが深々と頭を下げてお詫びを言い、「どうぞまたお越しください」と言ったら・・・、

「もう来ない!」と捨て台詞を残して帰って行った。マネージャーも本音では「二度と来てくれなくていい」だったことだろう。歳をとると、時間に対する許容度が減少していくようだが、600円前後のランチを頼んで「私は客よ」という態度をとるのは情けない。「客」ではなく「それだけの客」だと思う。

昔は日本人はみんな経済的には貧しかったが、人を思い遣る心のゆとりは今より持ち合わせていたように思う。根本的に教育が悪いんだろう。そのオバサンは「ゆとり教育」以前の年齢と思われるが、「ゆとり教育」が今の日本社会から「心のゆとり」を奪ってしまっている一面もありそうだ。人権だのプライバシーだの個人情報だのと騒がれるようになって日本という国が住みにくくなっている。

それでも他の国と比べたら民度は高いと言えそうだが、もしかすると、「(優先して)本当に護るべきもの」を私たちは間違っているのではなかろうか。

posted by poohpapa at 04:46| Comment(8) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

こういうのを見ると、人間は罪深いと思わされる・・・

YouTube なんかで動物の動画をよく観ている。私が見ているのは可愛い姿でなく主に救出劇。たまに悲惨な状況なども観ていて、少し古いが、こんなのを観て考えさせられた。

観光客は何気なく彼女にソーセージを与えただけだった。しかし翌年の春、これが雌グマの死を招くこととなった。

よく、親からはぐれてしまった(動物の)子供を「うわあ、可愛い!」と観光客が抱き上げたりして、人間の臭いが付いたものだから後に親が警戒して育児放棄して、結果、その子供が死んでしまう、ということがあると聞くが、そういうことは小学校の理科の時間にでもよく教えておいてもらいたいと思う。

人間社会でも、良かれと思って親切心で手を差し伸べたことが裏目に出て大きな被害となって返ってくることはよくある話。増長したりクセになったり、あるいはいつまでも集られる羽目になったり・・・。

と言うか、我々の業界、とくに賃貸の仲介管理では頻繁に起こり得る話。一定のアフターサービスの余地があるとしても物販業のように「売りっ放し」というワケにはいかないのだから。管理会社に依頼するのも間違いではないけど「そんなの自分でできるでしょう」という用件を振られることは日常茶飯事。

上記の動画では、クマには何の責任も無いと思う。ソーセージを与えた浅はかな人間こそが悪い。

いっぽうで、こんなニュースも、

「置き去り」の小熊「救出」したハイカーに警告

こっちのケースは仕方なかったかと思う。ただし、結果でしか判らない部分もあって、このケースでは助けた人の配慮も充分に行き届いているし、仕方なかったかな、とは思うが、基本的には自然界の動物には手を差し伸べてはいけないものなんだろう。冷たいようだが、たとえ自分がちょっと手を差し伸べればその動物が助かったとしても、である。何でも情緒的に判断するゆえの悲劇は隣国で実証されている。

ま、警告を受け ⇒ 刑事訴追は免れた、ということで一件落着して多くの人が納得することだろう。

ただ、たまに「井戸に落ちたり狭い隙間に挟まった動物の救出劇」を見掛けるが、救出されれば安堵はするものの、レスキュー隊が出動したり、時に建造物の一部を破壊して救出していることがあって、そこまでする必要があるのだろうか、と思ったりもする。それが人間の子供だったら見殺しには出来ないワケで、じゃあ動物なら死んでもいいのか、と言われると難しいものがあるし、もし自分のペットがそういう状況に置かれたなら「いくら掛かっても負担するから救けてほしい」と思ってしまうものだろうけど・・・。

私は宗教家ではないけど、「人間は常に勝手で、なんて罪深い生き物なんだろう」、と思う。

posted by poohpapa at 06:35| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

保坂教授が何故マトモでないか

コメントのやり取りで一悶着あったついでに、保坂教授が何故マトモでないか、を書いておきたい。

〇保坂教授は東大で学んだ金属工学でなく全く別の目的で韓国に留学している。

進路変更は「よくあること」で全く問題はなく、韓国(日韓間)の歴史に興味を持つのも個人の自由。

〇韓国人女性と結婚している。

私は絶対にしないけど、それも問題ない。ここまでは、個人の好みだから好きにすればいい話。

〇韓国に帰化している。

ここで初めて「変わってるなあ、この人」と思った次第。客観的に見て、個人の好みの問題ではないように思えた。奥さんが韓国人であったとしても、民度も高くて自由な日本国籍を捨てて韓国籍を選ぶ・・・。これが「夫が韓国人で」というならまだ解かる。ま、そこまでなら「変わってるなあ」という程度。

〇韓国の大学で教鞭を取っていて「独島(竹島)の専門家」「良心的な日本人」と呼ばれている。

韓国で、先ず「独島は韓国の領土」との結論ありき、というスタンスで資料を集めるべく研究している、となると「マトモではない」という認識になる。以前も書いたけど、日本に生まれて大学を卒業するまで、学費や食事代は親が出しているにしても日本という国に(国民の税金で)お世話になったことは否めない。私でさえ「50歳を過ぎたら自分の仕事を通じて社会に恩返ししたい」と心がけている。「もう韓国人になったのだから韓国の為に働くのは当たり前」と言われればその通りだが、それは韓国人から見ての話。日本人からすれば「だからいいじゃないか」にはならなくて当たり前なんだと思う。

Aという会社に就職してから会社に留学費用を出してもらい、留学を終えて帰国して直ぐにライバル社であるB社に転職した場合に、「もうB社の人間だからB社の為に働くのは当然」であったとしても、A社からは「負担した留学費用を返還するよう」言われるもの。保坂氏の場合も「ならば今まで税金で負担した分を返還しろ」と言いたくなる。日本人からすれば納得いかない話。いわば食い逃げで、個人の自由では済まされない。

そもそも学者というものは、真実や真理を追究するものではないのか。最初から「独島は韓国の領土」と決めつけて資料集めをするなら「御用学者」「御用評論家」でしかない。今までに集めた資料の中には、もしかすると「日本の領土」と認められる資料もあったのではないか。そういうのを出さないで韓国に都合のよい資料だけを公表しているなら、もはや学者ではないように思う。逆に、もし日本で韓国にとって都合のよい資料が出てきても公表しない学者がいたなら、同様に「学者とは言えない」と思う。

政治家が「国益に沿って一方的に(事実を曲げてでも)権利を主張する」のは当たり前のことだが、学者が「発見した事実を隠したり、一方に都合のよい資料だけを公表する」ようでは学者とは言えない。

「こんなところに日本人」という番組があって、肌の色も風習も違う異国の人と結婚して現地の人たちの為に尽力している人を見ると、「うわあ凄いなあ、この人」と感動する。たとえ黒人の人と結婚していても「この人、変わってるなあ」とは全く思わないが、日本で育ててもらいながら、反日で凝り固まった国に帰化して日本の利益に反する行為をしている人・・・、どう考えても「マトモじゃない」と思える。

保坂氏のやってることは「こんなところに日本人」に出てくる人たちと同じことではある。その国に溶け込んでその国のために尽くしているのだから。なのに「こんなところに日本人」に出ている人が立派だと思えるのに対して保坂氏が「マトモじゃない」と思えるのは、日本に対して後ろ足で砂をかけているから。「こんなところに日本人」に出ている人たちは、自分で意識していなくても損得抜きで日本の評価を高めてくれる行為をしているのに対して保坂氏は日本を貶めることで韓国内での地位を得ている・・・。

これが、韓国に帰化して韓国人としての立場から公正に日本との橋渡しをしよう、両国の友好に役立とう、双方に歴史の真実を伝えよう、という人なら立派だと思えるのだが、保坂氏はそうではない。

日本人が普通に持ち合わせていて保坂氏に欠けているもの、それは「感謝と恩義の心」、だと思う。

以上が、私が「保坂教授はマトモでない」と考える根拠である。





posted by poohpapa at 06:39| Comment(7) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする