2019年11月03日

心ばかりのプレゼント

先日記事にした当社管理アパート入居者のアフリカ出身のご家族の話、その続編。

前回の更新時の更新料の不足分2000円を届けに来てくれたのだが、父親に連れられてお店にやってきたお子さん二人の行儀があまりに良く、感動して、よほどその2000円を千円ずつ「これ、オジサンからのお小遣いね」と渡しそうになったが思いとどまっていて、それでも「お子さんに何かして差し上げられないか」と考えていたのだが・・・、いいことを思いついた。

メルカリで(雑誌の付録の)ミッキーマウスの腕時計を二つ購入して届けたのだ。上のお姉ちゃんが小学3年生か4年生くらい、弟が1年生くらいで、「きっと喜ぶだろうな」と勝手に決め込んで、在宅であることを確認して届けると、もの凄い喜びよう。価格は二つで送料込み620円。雑誌の付録といっても作りは本格的。ミッキーが嫌いでなければ、腕時計をはめることで「大人に近づいた気分」になって子供は喜ぶもの。だが、その反応は私の想像以上で嬉しい誤算。

先日来店した時に、お父さんが雑誌の付録のミッキーのバッグを提げていたので、「まあ、お子さんも嫌いではないんだろうな」と思っていたのだが、まさかこれほどとは (^◇^)

何度も飛び上がって喜んでいたが、二人とも気分が落ち着くと、丁寧に私に頭を下げてお礼を言う。親に促されて、ではない。今時、日本人の子供でもそんなに礼儀正しくはない。またまた感動してしまった。お姉ちゃんが(肌の色は違っていても)クラスの仲間から学級委員に選ばれたのがよく解かる。

家主さんのお姉さんがアパートの隣に住んでいて、子供たちが学校から帰ってくると家に入るより先に「おばちゃ〜ん」と声を掛けて上がっていろんな話をしていて、家主さんのお姉さんも喜んでいるとか。

実は、先述の更新料2000円不足の件は私の勘違いで、先日、台帳を確認していたら3ヶ月ほど前に届けてくれていたのが判明。慌ててお詫びの電話を入れて返却しに訪れたら留守。仕方なく帰ろうとしたところに買い物から帰ってきた。お姉ちゃんは私の姿を見ると「うわあ、こないだはありがとう」と私の胸に飛び込んできた。まるで久しぶりに再会した恋人の胸に飛び込むような感じ、ほんと。

ちなみに、お父さんが提げていたバッグ、同じ物を先日、やはりメルカリで購入して、別の母子家庭の入居者さんに(お母さんとお子さんに)二つお揃いで届けている。もちろん、凄く喜んでくれた。たいそうな物でなく、安価な物でも喜んで頂けると嬉しい。人柄の良いお客さんはこちらも応援したくなる。

さて、またメルカリなんかで何か面白い物を見つけたら購入して届けて差し上げよう (^^♪

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2019年10月22日

まじめな外国人入居者

家賃が半年ほど遅れている外国人の家族がいる。4人家族で出身はアフリカ、なので肌の色は黒いが私は気にしない。21年前に来日しているので子供二人は日本で生まれている。更新に子供二人を連れて来店。

べつにそれを狙ったワケではないだろうけど、滞納家賃の話はとくにしなかった。子供の前で親に恥をかかせたくはない。これが無責任に逃げ回って開き直っている滞納者ならこちらも容赦はしないんだけど。電話で「どうやって追いつかせるか」は話しているので、その場で話さなくてもいいし。

二人の子供がまた実に礼儀正しい。店に入ってくる時から、椅子に座る際、出ていく時も大人のように挨拶して出ていく。まだ小学校の低学年だと思うが、今時、日本人の子供でもそうはいない。親の躾なんだろうな。帰っていく後姿を見ていたら、父親と手を繋いで仲良く楽しそうに歩いていた。

日本に来た当初は清掃の仕事をしていて、会社も興してしばらくは順調に行っていたが、今は全く違う職種の仕事をしていて、正社員であってもパート勤めくらいの収入にしかならないみたい。それだと家賃は追いつかない。「私は元々掃除の仕事をしてきたので、休みの日なんかに清掃の仕事もしたいので、そういう話があったら声を掛けてください」と言う。「タダでもいいです、私の仕事の内容を見て今後も使えるかどうか決めてください」とも。生活を支え、家賃を追いつかせるために休みなく働こうとしている。

去年の1月から22ヶ月も家賃を払わずにいて開き直っている糞ジジイとはえらい違いである。こういう人なら応援してやりたいが、いろいろトラブルはあっても20年以上つきあっている業者もいるし、最初だけとはいえタダというワケにはいかないから、「いちおう頭に入れておきますね」と言ってお帰り頂いた。

うちで使っている業者に「普通の給料で雇ってもらえるか」を先ず訊いてみよう。それならどちらにも不義理をしないで済む。日本語はペラペラだし、何より(家賃は遅れていても)誠実な人柄だから信用している。うるさく催促するより、いい就職口を探してやるほうが理に適っている相手もいる。以前も一度、家賃の遅れている誠実な人柄の入居者に就職口を世話して家賃を追いつかせてもらったことがある。

実は、ちょっと迷ったことがあって、更新料は先に支払ってもらっていたが2千円不足していて、昨日それも届けてくれたのだが、子供たちのあまりの行儀の良さに感動して、その2千円をそのまま二人の子供に千円ずつ「これ、オジサンからのお駄賃ね」と言って渡してあげようかと思ったのだ。

それがクセになるような人ではないし、久しぶりに見た「躾の行き届いた子供たち」に感動していたが、やはり「それはそれ」と分けて考えたほうがいいかも、と思い直した。ま、他で何か考えよう。

相手によりけりではあるけど、滞納者に就職の世話をしようとする不動産屋なんてそうはないだろうな、と自画自賛した次第。あの子供たちが日本で平穏に暮らして行けたなら嬉しいと思う。

posted by poohpapa at 05:38| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月04日

心根の優しい妹さん

今から10年以上前に、面白いキッカケでうちの管理物件に入居して頂いた老姉妹がいらっしゃる。

昨日、妹さんから「契約書って、どのくらい前までの分を保存しておけばいいでしょう?」との問い合わせの電話があった。私が「前回の更新の分と一番最初のを保存しておけば大丈夫ですし、なんてことになれば全部なくなっちゃっても心配は要りません。うちにも家主さんにも控えはありますから」と言うと、安心したように「じゃあ、その言葉を信じて全部処分してしまいます」とのこと。それは信用しすぎだが。

その老姉妹、以前に住んでいた武蔵小金井の貸家が老朽化して立ち退くことになったのだが、家主からの補償がなく、一面識もない私に相談してきた。朝日新聞に私の本の書評が載っていて、興味を持ったとかで買ってきて、読みながら笑い転げていて、「移転先はこの人に相談しよう」と決めたんだとか。出版社の五月書房さんに「どこの不動産屋か」問い合わせたが教えてもらえず、そこで引き下がらず「手紙を転送してくれるよう」依頼して、私のほうから連絡して訪問し、会うことになった。ふつうは「教えられない」と言われた時点で諦めるものだろう。歳に似合わず、その行動力は凄いし、これもご縁である。

移転先は・・・、「ここしかない」と私が思っていたアパートがあって、1階だし、場所も間取りもちょうど良く、家賃以外はドンぴしゃりの部屋。募集中の家賃は10万8千円、共益費が3千円だったが、私が直接家主さんのお宅に出向いて、「こういう状況の老姉妹がいます。生活保護ではありませんが家賃の支払いは貯えがあるので心配は要りません。ただ、今の家賃だと将来的に厳しくなりますので、9万円なら助かります。いかがでしょう、値下げして頂くワケにはいかないでしょうか?」と伺うと、笑いながら「これも人助け、一部屋ぐらいそうやって貸すのもいいんじゃないかな」と、快くOKしてくださった。

ずいぶん滅茶苦茶なお願いをする不動産屋もあったものだが、私には「きっとOKしてくださる」との確証があった。今までも、常に「家主として自分がどうすれば入居者の方たちに快適に暮らして頂くことができるか」を考えていらっしゃって、必要な出費を惜しまない、そういう家主さんだから。

別の、同居しているお母さんが亡くなった娘さんには「来月分の家賃は払わなくていいのと、来月から1万値下げします」と言ったり、敷地内で野良猫の世話をしている女性に、「それだとあなたの生活費が圧迫されて家賃の支払いにも難儀するだろうから」と、奥様の同意の下 餌代として5万円を支援したこともあるとか。私はミスった・・・。私も生活苦であることを家主さんに伝えておくべきだった (^◇^)

その老姉妹の妹さん、昨日の朝一度電話してきて、夕方また電話してきた。「朝は言わなかったんですけど、坂口さんの声が小さくて、体調が悪いんじゃないかと心配になって・・・」とのこと。そして、こんなことも言う。「姉は寝たきりですけど、私は姉の介護ができることを本当に幸せに思います。姉は明るくて優しくて、私は何度も助けられました。こんな状況でも笑って暮らせるのは姉のおかげです」と。

そんな人柄なので、私が家主さんのお宅に伺う際は声掛けしたり、たまにはお菓子をお持ちする。部屋の外回りに常にお花を飾っていて、家主さんも「いい方に入って頂いて・・・」と喜んでくださっている。大幅に値下げして頂いた家賃も、他の部屋を徐々に値下げしたことで今はだいたい同等になった。

このアパートはきっと老姉妹の終の棲家になってくれるだろう。

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2019年10月02日

この1週間はキツかったなあ・・・

親しくさせて頂いている営業マンの機転や、苦労人の優しい家主さんのご配慮のおかげで、ここ数日で店はいっぺんに黒字転換したけど、先週の水曜日からの1週間は精神的にキツかった。

実は、Yさんだけでなく、ご高齢で一人暮らししている入居者のFさん(男性)が膵臓ガンで大変な状況のよう。隣の部屋の(やはり一人暮らししている)老婦人がメールで知らせてくれた。本人からは半年ほど前に「膵臓ガンになっちゃって、今度手術します」という連絡があったが、身寄りはいないし誰も見舞いに行っていないと思う。別れた奥さんとは今も友達付き合いをしているから、私が「連絡しておこうか?」と訊いたのだが、「心配かけるだけだから言わなくていいよ」とのこと、それで伝えてはいない。

スーパーへの買い出しにも難儀しているようで、隣の老婦人がお使いを買って出て、いろいろ世話してくれているみたい。元気な頃は、アパートの草取りもしてくれていた。「そんなのは家主さんに言うから」と言えば、「いいよいいよ、お世話になっているんだから」と笑って断るような人。生活保護ではなく、おカネの心配はしなくていい人。何が大切って、健康ほど大切なものは無い、と思えた。

今度、田舎の親友に「きしめん」とか「守口漬」とか送ってもらおうと思っているので、お裾分けをお届けしよう。まあ、届けるのはいいんだけど、辺鄙な場所にあるから届けるだけでも大変なんだけど、何と言ってもFさんは人柄が良いので、こっちも「お力になりたい」と思える。現状で家賃を22ヶ月滞納して開き直っていて現在裁判待ちの90歳のジジイとはえらい違い、真逆の人柄で、真面目に生きている。

そのアパートの家主さんもまた90歳で、Fさん、身寄りもいなくて生活保護でもない、となると、何かあったら私が片付けをするようかな。家主さんも人柄が良く不動産屋の苦労をよく理解してくださる人。場所も辺鄙で古い(1K4部屋の)アパートだが満室。しかも入居者は4人とも訳アリの人。家主さんのご主人が自宅以外に唯一残してくれた財産ということで、とにかく満室でないと困るので「何かあったら私が責任を取りますので」と伝えて全て任せて頂いて、どうにか回している状況。

「何かあったら私が責任を・・・」なんてことは全部の家主さんには言えない話。そうでなくても家賃の立替えや生活費の貸し出しまでしているから、全部にそんなこと言っていたらうちの会社はもたない。うちの管理物件の家主さん、半分は「この家主さんのためなら頑張ろう」と思える家主さんで、私は恵まれている。

それにしても疲れたかな・・・。私自身もいろんな人に支えられているけど、人間、誰かのお役に立てるうちが華。うちのの名前で組んでいる住宅ローンも完済しておきたいし、もう少し頑張らなければ・・・。

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2019年08月18日

ちょっとホッコリする電話

隣町のうちの管理物件の入居者さん(独身男性)から電話があった。

「実は、私が草取りをしに行ってるお宅のお婆ちゃんから西瓜を頂いたんですが・・・」とのこと。

へ?、これから当社に届けたい・・・、ってこと??

と思っていたら、

「このアパートの近所に西瓜を喜んで貰ってくださる人、知りませんか?」と言う。

良かった・・・、夏休み中だし暑いし、これから店まで出ていくのは辛い。さっきは別の入居者さんから「こないだ借りたおカネを返しに行きたいんですが・・・」と電話を頂いたけど断ったほどだし。

「ならば、お隣に住んでる大家さんちに届けるといいよ。大家族だから」と伝えると喜んでくれた。一人では持て余すんだろな。でも、そういう話は心が和むから嬉しい。どちらも幸せになる話である。

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2019年05月08日

山梨にて

昨日、朝9時半に当社管理の店舗を契約頂いているお客様(ご夫妻)と拝島駅で待ち合わせして、お客様の車で山梨に向かった。山梨の土地を契約するためである。その前に用事を一つ片づけていて、店に出たのは8時。それでも都心に通うサラリーマンより遅いし、下りで逆方向なので楽。座って行けた。

いつもより2時間早く店に行くと、いつもとは違った光景が見られた。うちの店の前で幼稚園だか保育園だかの送迎バス待ちをしている親子がいっぱいいた。私の知らない日常の光景の一端を見た思い。

お客様に運転を任せて、午前10時ピッタリに電話を掛けさせてもらった。10時ちょうどに電話での受付を開始する千疋屋フルーツバイキングの予約申し込みである。ヨーイドン!になるのは分かっていて、タイミングを合わせて掛けたが、「ただ今、通話がたいへん混み合っています。しばらく経ってからお掛け直しください」というアナウンスの連続・・・。120回以上も掛けたが電話が繋がることはなかった。予約が取れたらお誘いしたい人もいたので非常に残念。それにしても凄まじい人気である。

さて、契約には中野からキャンピングカーで売主さんご夫妻もおみえになっていて、「中央高速で1時間半くらいで着ける」と思っていたのだが2時間も掛かってしまい、売主さんをけっこう待たせてしまった。ではあるが、売主さんご夫妻のお人柄が素晴らしく、元付業者さんも手際よく契約作業をしてくださって非常にスムーズに契約が進み、しばし雑談。驚いたことに、売主さんの奥様と買主さんのご主人は接点があった。その昔、売主さんの奥様が通っていた都内の女子高で、買主さんのご主人がしばらく教員をしていたのである。

売主さんと買主さんの人柄がともに素晴らしいと実に気持ちよく契約できる。まあ、バブルのピーク時に買われたらしく、今回の売買価格では完全に赤字とのことだが、税理士さんから「元気なうちに、要らない不動産を処分しておいたほうが相続などで揉めることがなくていい」と勧められて処分することにしたんだとか。その税理士さんのアドバイスは正しい。損切になったとしても買主さんの人柄を見て納得なさったのではないか。売主さんの奥様、「何かお建てになったらぜひ写真を送ってください」と仰っていた。

ところで、私が「仲介料は半分頂戴します」と買主さんご夫妻に伝えると、ご夫妻とも「それは困ります、これからもいろいろ相談に乗って頂かなければならないので規定通り受け取ってください」と言って譲らない。それはそれ、なんだけど・・・、有り難く全額を頂戴することにした。時間も時間だし、山梨でランチをご一緒して帰ることにしたのだが、どういうワケか(GW明けだからか)、前もって奥様が「この店が美味しい」と調べておいてくれた店はどこも臨時休業。それで向かったのが、ガスト・・・(おい

そこで仲介料を頂いたのだが、お釣りが400円・・・。小銭は持ち合わせてなかったので、買主さんがご馳走してくださると仰っていたが「お釣り、貰っておきますね。その代わりランチは奢らせてください。デザートも付けましょう」と提案して了解して頂いた。ではあるが、半額だけ頂くハズが全額を頂いて、なおかつ釣銭までガメる・・・。我ながら「ひどい不動産屋だなあ・・・」と思った(滝汗

途中で寄った道の駅では南アルプスの天然水が自由にタダで頂けるので、奥様が持参していた2 ℓ のペットボトル1本を私が頂いた。蛇口は3つあったが、そのうちの一つで「どう見ても飲食店のオーナーでは」という男性が2 ℓ のペットボトル12本に入れて持ち帰っていた。あれは反則だろう <`〜´>

夕方には来店の約束をしていたお客さんがいて、なんだかんだで店に戻ったのが4時半だったので焦った。そのお客さんからは立派な琵琶と完熟マンゴーをお土産に頂いたので、昨日はそういう運が良かった日だったかも。私はつくずく「お客様に恵まれている」と思う。もちろん、嫌〜な客もいるけど 💧

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2019年04月18日

これは逆セクハラだろ!? 

うちで管理させて頂いている貸家に入居している老婦人から「流し台の排水が詰まったから見てほしい」との電話があった。その日は今にも雨が降りそうな空模様で、直ぐに飛んで行くと、室内には「これでもか」とばかりに洗濯物が干してある。部屋も台所も何列にもロープが張ってあって、洗ったばかりの洗濯物がびっしり。

若いお姉さんの一人暮らしなら、役得、とばかりにしっかり見るが(おい)、何と言っても老婦人。まるで居酒屋の暖簾のように洗濯物をくぐり、流し台に進むと、たしかにシンクに水が溜まっている。

「以前も詰まって、そん時はジャバみたいなの買ってきて自分でやったんだけど、また詰まっちまったんだよ」と文句を言う。「家主さんに連絡して業者を来させますから」と言って後ろを振り向いたら・・・、

私の顔の真ん前に、年寄りのものとは思えないベージュ色の三角のパンティーが・・・。「年寄りなら、たいていは愛染恭子のトレードマークにもなっている腰まであるズロースだろが」、という言葉をグッと飲み込んで、何も見ていない顔で帰ってきたが、そういうのって逆セクハラじゃないのか。見たくないものを半ば強制的に見せられるのだから。いくら私がエロ爺でも女性の下着なら何でも見たい、てことは無い。

まあね、若いお姉さんなら下着は風呂場に干すとか工夫しているだろうな。アレを見せられるなら、血だらけの死体を見るほうがよっぽどマシ。その後は一日気持ち悪かった・・・。

その後、家主さんに自分で電話して部屋の窓の外に設置する物干し竿の台を買ってもらったようで、家の前を通る度に見ると、平気で外に下着を干している。歳を取ると恥じらいが無くなるみたい。管理会社と言えども男を家に呼ぶなら下着くらいは隠すか移動しておくものだろう。もしかして確信犯か <`ヘ´>

これから何かの用事で電話で呼ばれても、室内干ししてない晴天の時だけ伺うことにしよう。

posted by poohpapa at 04:32| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月08日

ちょっと変わったご縁で、とてもよいお客様に恵まれた (*^_^*)

体調は悪くても、ずっと店を閉めているワケにはいかないもの。どのみち、店に出ていても同業者さんから空室確認の電話が入るだけで、飛び込みのお客さんなど来ないから、他人様に風邪をうつすことも無い。この2週間、風邪の引き始めの最初の2〜3日は寝込んでいたが、その後は店に出ていた。

で、ほぼ体調が戻った4日の夕方、お客様を案内することになった。ワケあって当社の管理物件を当社で案内するが、申込みは同業者さんから、ということになる。その経緯はいずれ書きたいと思う。

約束の4時に時間どおりに来店した女性は、楽器ケースを背負っていた。とても感じの良い女性で、物件を見て頂くと気に入ってくださり、借りて頂くことになった。その部屋は・・・、うちの店の斜め上の部屋。そのまま家主さんに会って頂いたのでそれで審査も完了。驚いたことに、4時にご来店頂いて審査も完了して精算書を渡すと、6時には契約金が振り込まれていた。案内〜申し込み〜審査〜精算書等を渡してお帰りになる〜契約金の入金、までがたったの2時間。この仕事をして30年になるが、当然に、今までの最短記録である。

2時間でも十分に早いが、もし世間話をしていなければ1時間で完了していたと思う。

風呂無しの部屋で、今の住まいに荷物が入り切らなくなり物置代わりに借りたいとか。たまたまヴァイオリンを習っていて、下も両隣も無いから音出しも気兼ねなく出来るので練習場としても使える。

私も音楽は大好きなので、「それ、ヴァイオリン?、見せて頂いても宜しいですか?」と訊くと、快く「いいですよ」とケースから出してくださった。50年ぶりくらいにヴァイオリンに触れたが、自分が弾けない楽器は手にするのも怖い。「何か弾いて」とお願いすると一曲奏でてくれた。「タイスの瞑想曲ですね」と言うと、「そうです」とのこと。実によく響くヴァイオリンで、値段が気になったので訊くと・・・、

「130万です。でも、これでもプロからすればおもちゃだと言われています」と謙遜して仰る。とんでもない、素晴らしく良い音で鳴っていたのだから。たしかにヴァイオリンの値段はピンキリだが、高ければ「よく鳴る」とは限らない。現に、正月の特番の「芸能人 格付けチェック」でも、億の値段のストラディバリウスと50万の練習用ヴァイオリンを比べて常に皆が正解するとは限らないのだし。

「どうしてもヴァイオリンが弾きたくて5年前から始めた」とのことだが、本当にヴァイオリンという楽器が好きなのが十分に伝わってくるから聴いていてとても心地よい。そういう思いは音色に現れるもの。

うぉっほん!、クラシック音楽を1曲弾いてもらって曲名がスッと出るあたりは私もまだボケてはいないかも。「タイスの瞑想曲」は誰もが聴き覚えのある曲だろうけど曲名が出る人は少ないんじゃないかな。

で、そのお客様から「渡辺茂夫さんて、ご存知ですか?」と訊かれた。初耳である・・・。

5歳でヴァイオリンを始め、7歳でコンサートを開き、11歳で世界の名だたるオーケストラとも共演しているのだが、たまたま来日していたハイフェッツに認められ、14歳でニューヨークのジュリアード音楽院に留学することになったとか。「たられば」や「もし」が無かったなら、ジュリアード音楽院に留学していなければ、世界でも最高のヴァイオリニストになっていたのでは、と言われていたらしい。

そのあたりはお客様が教えてくれた貴重な動画を是非ご覧頂きたい。

天才バイオリニスト 神童・渡辺茂夫 
「よみがえる調べ 天才バイオリニスト 渡辺茂夫の半生を追う」1996年放送 スペースJ

(テレビ朝日「驚きももの木20世紀」の1998年5月22日放送分)

信じて頂けないかと思うが、4分34秒あたりから流れるメンデルスゾーンの Vn 協奏曲の第一楽章の音を聴いた時、私は涙が溢れてきた。それまで、この曲のベストの演奏はアイザック・スターンだと思っていたが、一瞬でひっくり返された。以前も書いているが、私は、特定のピアニストの音色の違いを聴き分ける耳を持っているし、音楽に関する感性は他人より優れていると自負している。その私が、出だしの音を聴いただけで泣いてしまったのだ。それほどの演奏家のことを知らなかったのも恥ずかしく思った。

番組の動画を観ていて、私は「もしかすると一種の人種差別で潰されたのかな」と思った。選べなかったであろうけど、師事する相手を間違ったのかな、とも・・・。世界は違うが、野茂もイチローも「基本と違う、そんなんじゃダメだ。俺の言う通りにしろ」と無理やり矯正されていたなら活躍はしていなかっただろう。

お客様が、数年前に発売された渡辺茂夫氏のCDを貸してくださるとのことなので、お借りしたらPCと3台のウオークマンに収録しよう。こんな出会いもまた、不動産屋冥利に尽きる、と思えて嬉しかった。



posted by poohpapa at 03:53| Comment(9) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

嬉しい電話

1月24日付けの記事で、「伊勢丹の解体セールでバームクーヘンをしこたま買い込んであちこちにバラ撒いた話」を書いているが・・・、その中のお一人から電話を頂いた。

改めて概略を書くと、うちの管理物件の入居者さんで、独身の娘さん。母親の介護を他の兄弟姉妹から押し付けられて、それがために結婚もできず、心の病を患っているが、それだけにとても心優しい人。毎年、年賀状を頂いていて、今年は切手シートが当たっていたので、お礼にバームクーヘンを(プレーンと苺味をセットにして)届けたもの。それがとても美味しかった、とのお礼の電話だった。そういう連絡は凄く嬉しいもの。

トータルで10人くらいにセットで差し上げていて、たいていは次に顔を合わせた時に「こないだはどうも・・・」というお礼で終わる。もちろん、それで十分だし、電話を頂くことまでは望んでいない。

自分でそういうお菓子を買うことは無いんだろうな、と思う。私は切手シートが当たって、その幸せのお裾分けで届けただけのこと。普段は切手シートが当たってもいちいちお礼はしないのだが、その入居者さんに対しては「何かお礼をさせて頂こう」と思った次第。それにしても、あんなに喜んでくれるとこっちまで嬉しくなる。それで、「もう一組だけあるんで、今度届けましょうか?」と訊くと、「いいえ、もう充分ですから」と遠慮する。

だが、ひと押ししたなら「では頂きます」と言ってくれそうな雰囲気。「遠慮しなくて大丈夫だよ。あなたが『要らない』と言ったら他の人に廻るだけのことだし」と言うと、思ったとおり「では頂きます」とのこと。

今は人間不信に陥っていて、他の人との接触を避けているが、彼女にとって私は数少ない相談相手の一人になれているみたい。

先日聞いた「同じアパートのオヤジからストーカー被害を受けている話」に関して、「相手のAさんに、『いつも気に掛けてくださっているようですが、彼女はずっと強い人間不信に陥っていて人との会話や接触ができない状態なので、気になるでしょうけど、できればそっとしておいてあげてください。私も気になってはいますがなるだけ声を掛けないようにしているんですよ』と遠回しに話してみましょうか?」と言ったら、「最近は言い寄ってこないので大丈夫です」とのこと。ならばしばらく様子を見よう。

まあね、私も親切心の度が過ぎて「一歩間違えばストーカー体質」であると自分でも解かっていて、その私がストーカー被害の相談を受けているのも奇妙な話。いや、だからこそ相手の心理が解かるのかも。

彼女からはまだ他に何かの相談を受けたワケではないけど、何かあれば私に相談してくださると思う。不条理な苦労をして、人間不信に陥っていても人を恨むことが無い人だから、私も、何かあればお力になりたい。


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2019年02月04日

それは「無理」というもの

うちの店と自宅は徒歩3分くらい。昨日、夕方6時過ぎに店を閉め、7時に、いつものように軽い夕食を済ませて、風呂に入っている間に携帯が鳴ったようだ。うちのが「おとうちゃんがお風呂に入って直ぐ電話が鳴ってたよ」と言うので発信者を見たら、近所の連棟式の貸家に住む生活保護の老婦人・・・。

時間的に「隣の部屋の爺さんがうるさくて寝られない」というクレームじゃないだろうし、「刺身を買ってきたから来てくれ」かな、と思って「どっちにしても嫌だなあ・・・」と思いながらも電話すると、出ない・・・。しばらくして向こうから掛かってきて「渡したいものがあるんだけど、今来れる?」と言う。

用件は後者だった・・・。「いや、今お風呂から上がったばかりだし、湯冷めしちゃうからキツイわあ」と言うと、「今日中に食べてもらわないといけないんだよ、恵方巻」とのこと。いやいや、夕食も済んでるし。

そういうことなら事前に連絡を入れておいてくれると有り難い。そうすれば、夕食の支度もしないし風呂にも入らないでいたのだから。距離にすれば100mくらいのものだけど、風邪をひいたら辛いし、今日中には食べられない。そう伝えると、怒って「じゃあ、おっぽっちゃう(棄てる)しかないね」と言う・・・。

は?、それって、私の所為??

そう言えば、たしか去年も恵方巻を頂いていたような・・・。だけど、事前に連絡が無ければ「今年ももらえる」とは考えないもの。だいいち、うちには「節分に恵方巻を食べる」なんて習慣は無い。それどころか、コンビニから始まった「節分には恵方巻を食べる、という習慣の押し付け」を不快に思っているほど。

最後は老婦人も「ごめんね」とは言っていたが、「まあ、明日でもいいわ」とも言っていて、「棄てるんじゃなかったんかい!?」である。賞味期限と、縁起モノだからということで「昨晩がリミット」だったかと思うのだが、もしかして、「明日の朝取りに来て一日遅れの恵方巻を食べろ」ってこと??

この老婦人、(一方的であっても)厚意を無にすると激怒するタイプだから扱いが難しい。

今日、店に出る際に立ち寄って声を掛けたほうがいいんだろうな・・・。はあ、憂鬱・・・。


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2019年01月17日

入居者さんからインフルエンザ罹患の連絡があった

隣り町に住む入居者さんから「インフルエンザ(A型)に罹りました」とのメールが入った。

独身の若い女性で、医師から「念のため、誰かに連絡しておいてください」と言われて私のことを思い出してくれたようだ。それは嬉しい。直ぐに「大丈夫ですか?、食べ物とか足りていますか?、必要なら私が買い出ししてお届けしますよ、ご遠慮なく仰ってください」と返信したら喜んでくれた。

食料品の備蓄はあるようで、1週間くらい寝込んでいても大丈夫みたい。「私はインフルではないのですが、失恋して落ち込んでいますので、元気になったら今度食事でもしましょうか?」と送ると・・・、

「相手は人間の女性ですか?」との返信・・・。

どういうことだよ、「相手は猿」だとでも思ったのかよ !? <`ヘ´>

まあね、ノルンに嫌われていることはたまに話していたからかも。

ただ、食事については「行きましょう😖」とのこと。よし、騙してキャットフードでも食わせてやろう (^◇^)

伊勢丹でも、馴染みのスタッフが、ご主人がインフルに罹ったとかでマスクをしていた。「お客様にうつしてしまったら大変なので・・・」とのことだが、一緒に暮らしていても「必ずうつる」とは限らないので、たぶん大丈夫じゃないかな、とは思う。のだが・・・、「悪いけど、5mくらい離れて喋ってくれる?」と言ってやった。1週間くらいは経っていて元気だからもう大丈夫、うつってはいないだろう。


ところで、先日、飲みたい気分だったので、いつものソムリエールさんのところに行っていっぱい試飲させて頂いたのだが、酔いが回っていたのか、手に持った試飲カップを傾けすぎて床に赤ワインを零してしまった。近くのサービスカウンターに行って、「すみません、ティッシュを2〜3枚頂けますか?」とお願いすると快く出してくれ、それで床を拭き始めたら、それを見て、サービスカウンターのスタッフが慌てて飛び出してきて一緒に拭こうとする・・・。さらにはフロアマネージャーまで来てくれて私にお詫びを言うので恐縮してしまった。さらにさらに、先ほどのスタッフが「お手が汚れてしまってませんか?、どうぞお使いください」とウェットティッシュを持ってきてくれた・・・。伊勢丹のスタッフは皆さん、ほんと、気が利く。

優しさが心に沁みたので、京都展で売られていた茶の菓を、翌日、「皆さんでどうぞ」と届けてきた。

はあ・・・、こんな失態はいつまで続くんだろ・・・。

若い頃と違って、歳を取ってからの失敗は取り返しがつかないことが多く、ダメージが大きすぎる。


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2019年01月06日

長い冬休み最後の日の前日のこと

冬休み最後の日の前日、である昨日・・・、

実は横浜のみなとみらいと三渓園に遊びに行くつもりでいたのだが・・・、諸般の事情で断念。

凄く行きたかったけど・・・、仕方ない。で、ふてくされて家で燻っていたところに、当社管理物件の入居者で旅仲間でもあるMさんからメール。「今日、立川駅方面に行くんですが・・・」とのこと。「冬休み中にお茶しませんか?」と声を掛けていて、誘いを受けてくれた形。横浜行きが中止になって落ち込んでいたので救われた。

Mさん・・・、私がお茶に誘うくらいだから女性。しかも相当に美人である。伊勢丹の入口で待ち合わせて、4階の喫茶コーナー「カフェコムサ」へ。こちらのスペース、以前は和風喫茶だったが、数ヶ月前からケーキをウリにした喫茶コーナーに替わっている。スタッフの感じは良いが客の8割は女性だから男の私は居心地が良くない。隣のテーブルとの距離が近くて話の内容は筒抜け。衝立もないからプライバシーは保てない。

客の8割が女性であるのは当然で、4階はそもそも婦人服売り場。奥まっていて、3階の広い「アフタヌーンティー・ティールーム」みたいに目立たないから存在を知らない人のほうが多いかも。私も、以前の和風喫茶の頃にMさんに連れて行かれるまで10年以上も喫茶コーナーの存在を知らなかった。

値段は高めで、二人で珈琲と紅茶、2種類のケーキを注文して代金は3024円。普通の喫茶店の倍くらいの値段ではあるが、デパートの一角にあるのだから仕方ない。旬のフルーツがメインであるケーキは上質で、お代わりしたくなるほど。別々のケーキを頼んで、シェアして正解だった。

お店が替わってから初めて行ったのだが、私は以前の店より好きかも。帰宅してからうちのに「今度一緒に行こうよ」と話したほど。私は美味しい店や物を発見すると誰かと共有したくなる性分。美味しいものは独り占めするのでなく、分け合った時の相手の笑顔を見ながら食べたほうが幸せ。逆に、頂き物をうちのに独り占めさせることはよくある。考えてみれば、4階の喫茶コーナーにはMさん以外とは行ったことが無いなあ。

伊勢丹の喫茶コーナーを出て、ルミネでMさんの妹さんと合流。妹さんも旅仲間である。

そのMさん、近々ハワイに行くとのこと。観光ではなく姪っ子さんの結婚式に参列するため、である。その姪っ子さん、私も面識がある。2015年の夏、オランダ・ベルギーに行って帰国した成田空港にMさんを迎えに来ていて、一緒に食事とお茶をさせて頂いた。頗る可愛い容姿に似つかわしくない職業の人。

喫茶コーナーでMさんと話していて、「まだドルに両替していない」とのことだったので、「ドルだったら持ってるよ。未開封の300ドルの袋が二つと、開封済みの半端なのがあるから、後で届けますよ」と言って、9日に渡すつもりでいたのだが、帰宅して電話したらまだ立川駅周辺にいる、とのこと。それで直ぐ届けることにした。うちのがその様子を見ていて、「おとうちゃんはマメだねえ」と呆れていたが、それが私の最大の取り柄。私から「マメさ」と「面倒見の良さ」を取ったら何も残らない。

ちなみに、女性にモテる最大の秘訣は「マメ」であること。若い頃、死ぬほど好きだった悦ちゃんからも、「もしも坂口君に恋敵がいたとしても、坂口君が必ず勝つと思う」と言われたことがある。「どうして?」と訊くと・・・、「マメだから」とのこと。それ以前も以後も、「マメさ」が私の最大の武器。まあね、それでも悦ちゃんとは結ばれなかったけど。ただし、「マメ」であることはストーカー気質と紙一重、と言える。

で、うちにあったドルは全部で794ドル。それだけあれば今回は足りることだろう。Mさんは「両替して」と強く言っていたが、私にそのつもりは無い。もうアメリカ方面を旅することは無いし、もし行くことになったらまた両替すればいい。私が持っていても使わないのだから、役立ててくださる人に譲ってしまったほうがいい。また円に戻して・・・、なんてことも考えない。ドルだから、どこでも使えるんだろうけど。

「じゃあ、お土産を買ってきます」とも言うが、「観光ではないのだから、そんなことはしないで」と押し付けてしまった。私が対価を受け取らないのには他にも理由がある。それは、後日の記事で。

それにしても、条件が整えば、みなとみらい、この冬休みに行きたかったなあ・・・。

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2018年12月23日

「百円、ちょうだい!」

夕方、店で事務仕事を片付けているところに、うちの入居者である生活保護の高齢女性が飛び込んできた。「こんばんは」でもなく、私に、いきなり「ねえ、百円ちょうだい。貸して、じゃないよ、ちょうだい、だよ」と言う。何かで急に百円足りなくなったものか・・・、年末に近くなって保護費を使い切ってしまったのか、それにしても、アッケラカンと言われて、思わず吹き出してしまった。私の性格もよく知っている。

私も、田舎の親友にはよくやっている。「おい、きしめんが食べたくなったで、そっちから送ってくれや。カネ、払わんぞ」などと言い放っている。頼んでいる、のでなく、たかっている、という感じ。世間の常識では滅茶苦茶な話だが、「おお、ええわ」と快く送ってくれる。私も、何かの時に別の形で返しているし。

で、そのお婆ちゃんに、「百円で足りるの?、もう何枚か持ってけば?」と訊くと、「ううん、百円で足りるから大丈夫。返すの忘れちゃうといけないからもらっちゃうね」だと。その心情はよく解かる。借りた、となると、返さなければ、と気を遣う。もらってしまえば、その心配はしなくて済む。

まあ、もうすぐクリスマスだし、じきに大晦日、お正月だもんね。

このお婆ちゃんだけでなく、何人かの入居者から頼まれて生活費を貸すことはよくある。たいていは百円などという小銭でなく数万である。退去したお客さんからも頼まれることがあって、人を見て貸している。「必ず返してくれるか」でなく、「この人なら返ってこなくても赦せるか」というのが基準。

喜んで出て行ったが・・・、このお婆ちゃんは後が怖い。「こないだ世話になったから」と言って果物なんかを届けてくれることになりそうで、入居した際には「世話になるから」と和牛の霜降り肉を届けに来たこともある。生活保護なのに80歳を超えた今もスポーツジムに通っていたりして・・・。

街中で私を見つけると、遠くから手を振ってくれる。メガネ無しで私より目(視力)がいい。

いつもは明るくて前向きな人だけど、こないだ街中で立ち話をしていて、少し落ち込んでいたので「大丈夫だよ、そんなの気にすること無いよ」と言って軽くハグをした。往来で真昼間に66歳(当時)の男が80歳のお婆ちゃんにハグをしている・・・。道行く人からすれば異様な光景だったことだろう (爆)

できれば、相手が50年くらい前の時にハグしたかった (^◇^)


ここ数日、(年末恒例の)直接的な収益にはならない仕事が立て込んでいて疲れていて、自律神経失調症の症状が強く出ることもある。でも、このお婆ちゃんの「百円ちょうだい」で笑うことが出来て救われた。



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2018年12月21日

賃貸仲介管理歴30年で初めてのお客様

しばらく空いていた当社の入居者募集物件に(同業者さんから)ようやく申し込みが入った。

内容を見ると・・・、勤務先はメガネの専門店になっている。度々書いているが、私が高校卒業後に最初に就職したのは眼鏡光学器の卸店で、そこに5年、それからメガネの専門店(小売)に6年いたのだが、30年もこの仕事をしていて眼鏡屋さんに勤務しているお客さんは初めてのこと。

昨日、ご本人から「契約金を振り込みました」との電話があったので、その話をしたら少し驚いていた。不動産屋には転職組は多いが、途中で幾つかの職種を挟んでいても、眼鏡屋から不動産屋に、というのは割と珍しいかも。もしかすると、不動産屋から眼鏡屋に、のほうが多かったりして。

今となっては「怪しい資格」なので履歴書には書かないが、「日本眼鏡光学士」なる資格も持っていて、レジノスコープだのレフラクトメーターだのビジョンテスターの扱い方も習っている。目の病気に関しては医師のほうが当然に詳しいが、視力測定なんかに関しては眼鏡屋の店員のほうが詳しかったりして・・・。

それでも、医師の処方箋は絶対で、その昔、お客さんが処方箋通りに作ったメガネを「度が強すぎて掛けていられない」とクレームを言ってきて、測定し直してみたらたしかに強すぎて、お客さんに「絶対にお医者さんに言わないように」と因果を含めて無償でレンズ交換してあげたら、それを医師に見せたものだから大騒ぎ。

激怒していたので社長が菓子折を持ってお詫びに行くハメになって・・・。やったのは私でなく社長の息子である店長だったけどね。厚意を仇で返されちゃって、客なんて信用できないもの。

でもって、眼科医の処方箋(メガネの度数)を持って患者が指定のメガネ屋に行ってメガネを作ると眼科医には20%のバックが支払われる。月によっては私の給料より眼科医への紹介料の支払額のほうが多かったりする。処方箋一枚で・・・、いい商売だ。20%・・・、 PayPay と似ているような・・・(*´з`)

もしかして、眼科の処方箋でクレジット情報が漏れたりして・・・ (それは無いけど)

私が得意なのは、今メガネに入っている(今のメガネの形状に合わせて削られている)レンズを活かして別のフレームに入れるべく加工すること。それには絶対的な自信を持っていた。嵌めるのは得意だから・・・(おい

たまに、「このメガネフレームが飽きたからレンズだけ生かして枠を替えたい」とか、フレームが壊れてしまったお客さんがいて、メガネフレームよりレンズのほうが小さければ物理的に無理だが、レンズのほうが少しでも大きければ何とかなる、いや、何とかする。それは、特殊技能だと思っている。

ちなみに、メガネを作るための一連の作業、つまり、検眼(視力測定) ⇒ 似合うフレームの選択 ⇒ 加工(枠と瞳孔間距離に合わせてレンズを削って枠に嵌める) ⇒ フィッティング(掛け心地の調整)のうち、最も難しいのは、フィッティング。掛け心地の感じ方は個人差があるので、長く掛けていて耳や鼻が痛くならないように調整するのは至難の業。なかなか合わなくて、何度も来店する人がけっこういる。

メガネ業界から足を洗った今でも、知人のフィッティングの調整をしてあげたり、なんてことはよくあるし、滅多に使わないがフィッティングを調整する専門の特殊な工具は今でも自宅に揃えてある。

そうだ・・・、そろそろメガネを作り直そう。いや、その前に白内障の手術か・・・。

このブログで何度か書いているが、人間の体の中で、眼だけは冷やしてはならないもの。例えばコンタクトレンズと角膜の間にゴミが入ったりして角膜の表面が傷ついて充血した場合なんかでも、蒸しタオルで温めるのを繰り返していると翌日にはキレイに治る。冷やしタオルは気持ちいいが目にとっては害にしかならない。

そして、レンズ拭きはいろいろ売られているが、一番良いレンズ拭きは・・・、ティッシュペーパー。

ご参考までに ♪

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2018年12月08日

退去なさったお客様と会食

一昨日、先月末に退去なさったお客様から、「明日、お時間ありますか?」とのメール。

「午前中なら大丈夫ですよ」と返信したら、「では11時ごろ伺います」とのこと。その後で、「もしお時間が合うようなら食事でもしましょうか」と送信したが、返事がない・・・。うちのに、「もしかすると明日はお客さんとランチするかも知れないから、お昼は家にあるもので済ませることにしようか。事前に何かの連絡は入るだろうけど今のところ読めないから、1時までに戻らなければ先に食べてて」と伝えておいた。

返信してこない人ではない。「用件だけ伝えられればいい、ランチを一緒に摂るのは嫌だ」ということでもないだろう。まあ、おみえになってから考えよう」と思っていたのだが、お昼近くなっても現れない・・・。

原因は・・・、

ソフトバンクのシステム障害だった <`ヘ´>

「なんだよ、スッポかされたのかよ」と落胆していたのだが、お客さんは「ならばお昼前くらいに伺いますね」と返信をしていて、それが届いていなかったのだ。こちらとしては「11時ごろいらっしゃる」と思って待機していて、先方は「ではお昼前に」と送ったつもりでいるのだから、それは噛みあわないもの。

まあ、それでもお会いできて、ランチを楽しむことが出来たのだが、ソフトバンクのシステム障害がうちの店にまで影響してくるとは思わなかった。ま、お陰で、街の中のどこに公衆電話があるか知ることが出来た。私のauだって、いつ何時システム障害が起きないとも限らないし。それにしても近所には1ヶ所しか無かったが。

ところで、お客様は国家機密に関わる職種のキャリアウーマンで、仕事の話は一切できないから、話は(いつもとは逆に)プライベートの話になる。帰りには「今日は私が出します」と言って伝票を取ろうとする・・・。「今日は」と言っても、昨日が初めての会食だし、女性に出させるワケにはいかない。基本的に「何かの事情が無い限り女性に支払わせることはしない主義」だけど、そう言って頂けるのは嬉しい。

「今度、17日の夜勤の翌日、夜勤明けに近所のパン屋さんで焼き立てのパンを買ってお持ちしますよ」とのこと。なかなか評判のいいパン屋さんらしいから楽しみ (*^_^*)

退去はなさったが、私との付き合いは長く続くことになると思う。




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2018年12月04日

へ・・・、これ、誰が置いてったの??

昼飯を食べに家に帰って、店に戻ると、遠目に、店のドアの前に大きなビニール袋が見えた。

うちの商店街はコーヒーカップやカップ麺の容器、タバコの空き箱など、いろんなものがポイ捨てされている。そういうのを片付けさせられるのは大嫌いである。ま、好きな人はいないだろうけど。

ついに袋ごとの生ゴミかよ、と思って近付くと・・・、様子が違っていた。袋の中を覗きこむと、なんと、大きな大根が1本。太くて長くて、ほとんど円筒状で先細りしていない。おでんに入れても食べ切らないくらいだし、しらすおろしでも食べるか・・・、いや、待てよ、それにしても誰が置いていってくれたんだろ、と思って手掛かりを探したがメモも名刺も何も残っていない。そんなことをしてくれるのは誰なんだろ・・・、と悩んでしまった。

そうだ・・・、前日、うちのお客さんで旅仲間のMさんが、やはり旅仲間のOさんを誘って国立を散策して八百屋で買い物をした、と言ってたからMさんかも、と思って電話すると・・・、「まさかあ・・・」だと。そりゃあ重たい思いをして大根なんか届けてはくれないわなあ、そんなタマじゃないし、と納得した。

だとすると・・・、あ、いつも何かと気を遣ってくれる生活保護のお年寄りかも、と思って電話すると・・・、「私じゃないよ、私は風邪で1週間も寝込んでて外に出てないもん」とのこと。これがお菓子ならなんとなく心当たりがあるんだけど・・・、大根というのがどうもねえ・・・。店の大家さんじゃないだろうし・・・。

1週間も寝込んでいたと言うから、「食べる物は有るの?、薬は飲んでる?。声を掛けてくれたらお遣いでも何でもするから遠慮なく言ってね」と言うと、「そん時はお世話になるね」と凄く喜んでくれた。

それにしても、こういうのを訊くのは難しい。ヘタすると何か催促しているように思われかねないから。

そうこうしているうちに、3時過ぎで約束をしていた高齢のご婦人に「何時ごろ来られそうか」訊こうと思って電話したら、「さっき一度寄って、店の前に大根を置いといたよ」だと。アンタだったんかい !?

ようやく判ってスッキリしたのだが、さっきの生活保護の老婦人から電話。「これからそっちに行くから待ってて」と言う・・・。「いや、3時に約束があってもう出掛けるんで、4時ごろ私のほうから行くから」と言ったのだが、聞きはしない。「食べ物を買いにコンビニに行くから寄るよ」とのこと。風邪をうつされても辛いし、逃げたかったんだけど、勢いに押されて「じゃあ待ってるわ」と言ってしまった。

待つことしばし、大きな紙袋を持った老婦人がやってきた。袋の中身はミカンとリンゴ・・・。それだけじゃ済まなかった。夕方には「刺身を買ったから帰りに寄って」と言うので寄ると、なんと、高価な中トロが二柵も・・・。私は「何かあったら遠慮なく言ってね」と言っただけのことで、まだお役に立っていないのに。これじゃまるでノーベル平和賞である (おい

どういうワケか、(私自身も前期高齢者だが)私はお年寄りにはモテる。店の前には「立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の方の部屋探しはしません」と、理由を添えて貼ってあるのだが、先日も生活保護の老婦人が来店して、「他の店には行かないからオタクで部屋を紹介してほしい」と頼まれてしまった。こういうの、喜んでいいのか悲しむべきか・・・、たぶん喜ぶべきなんだろうけど (はあ

それにしても、このおっきな大根、どうやって食べよ・・・。半分は「しらすおろし;私の大好物」にして、半分はうちのに鍋で使ってもらおう。あ、おでんもいいか・・・。歳を取ると、喰うことが一番の楽しみ 💧

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2018年10月27日

セクハラ電話のその後

数日前、岩手のたあさんにしばらく電話していなかったのでご機嫌伺いで電話した際に訊きそびれたことがあって、一昨日再び電話すると・・・、なにやらご立腹の様子・・・。

「あのさあ、私のこと勝手に記事にしないでくれる?、しかもスッポンポンだとかさあ」だと。それはたしかに私が悪かった。アップする前に、「昨日電話した時に、たあさんがちょうどお風呂に入っているということで、私が『じゃあ、スッポンポンじゃん』とその姿を想像した話をブログに書いていい?」と訊くべきであった。って、誰が訊くかい、そんなこと! ( `ー´)ノ

それでも少しは「悪いことしたかな」と思っているので、「解かったよ、じゃあ、こないだ取り寄せた『高山みそ味の堅あげポテト』と、うちの田舎の『えび煎餅』を送るよ」と言って勘弁してもらった。だが、ただ送るだけじゃつまらないから、「でもさあ、読んでる男の人たちは『スッポンポン』と聞いて、みんなたあさんのあられもない姿を想像したと思うよ。それって楽しいじゃん」と言ってやった。

昨日、近所のコンビニから送ったから今日には届くみたい。

まあね、いかなトランジスタグラマーでダイナマイトバディであっても、寄る年波と地球の引力には逆らえず、今頃は自慢の巨乳もデカ尻も垂れ下がっていることだろうけど、歳の割にはけっこう頑張ってる方だと思う。はぁ・・・、これで次の慰謝料は「ポテチとお煎餅」では済まなくなったか・・・。「荷物、届いたよ」という電話で更にまた怒られることだろうけどかまわない。

正直、たあさんみたいなお客さんばっかなら私が自律神経失調症になることは無かったと思う。だが、それも仕方ない。いろんな人がいて、いろんなトラブルが起きて、嫌な思いをしながら、それを一つ一つ乗り越えて解決していくからこそカネがもらえる、と、私は思っているから。なので、病気の反面、私はかなりしぶとい。

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2018年10月25日

セクハラ電話

当社で6回も部屋探しをさせて頂いて、今は郷里の岩手で暮らしている「たあ」さん・・・、ここんとこすっかりご無沙汰してしまっていたので、昨晩、久しぶりにご機嫌伺いで電話してみた。

呼び出し音が鳴ること数回で出たが、声が「もわんもわん」響いている・・・。

「もしかして、お風呂ん中?」と訊くと、「そうだよ」とのこと。

私の携帯もそうだが、最近はスマホも防水になっていて、風呂に持ち込む人は多い。風呂に浸かりながらゲームをしたり、誰かからの電話に備えることができて便利である。もっとも、私は「緊急の電話が入るかも」と予測できる時しか携帯を持って入ったりはせず、入浴中に着信があれば後で掛け直すが。

風呂の中、とのことなので、「てことは・・・、今、スッポンポン?」と更に訊くと、

「洋服着て風呂に入る人はいないからねえ」だと。可愛げのない受け答えだ ( `ー´)ノ

なので、「ごめん、今、想像しちゃったよ」、と言ってやった (おい)

うちのが目の前で呆れて笑っている。「たあ」さんは、(人見知りする)うちのも含めた付き合いである。


ご機嫌伺いも、であるが、いつも気に掛けて頂いて、岩手から名産品を送って頂いたりしているから、「何か(東京でしか入手困難な)要る物はない?」と訊くのが目的の電話だったが、おかげで、寝るまで頭の中で、トランジスタグラマーな「たあ」さんのスッポンポンの姿が廻っていた。

お客様なのに、そんなことが遠慮なくズケズケと言える間柄である。それは実に楽しい (^◇^)

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2018年10月08日

しばしの別れ

保育園の頃から毎年当社に来てくれていたMちゃんから「引越ししますので、食事でも」とのお誘いがあった。今回の部屋探しを私に依頼していないのだから遠方への引っ越しだと判る。

Mちゃんはまだ20代だが、私との付き合いは4半世紀にもなる。ご家族が2DKの隣り合った部屋を1年ずれて二部屋借りてくれていたから毎年お母さんと一緒に更新に来てくれていて、そのお母さんも亡くなられてご家族が全員引っ越されたのだが、Mちゃんとの付き合いは今も続いている。

土曜日にランチをすべくバーミヤンで待ち合わせたが、どういうワケが激混み。いつもは土曜日でもそんなに混んでいることは無いのに・・・。仕方なく、近所の Jonathan's を覗いてみたら、滅多にないことだが待っているお客さんは一組だけ。それで予定を変更して Jonathan's でランチ。

聞けば、千葉県に引っ越して彼氏と一緒に暮らすらしい。先方の父親が「(Mちゃんが)片親だから」と心配しているようで、先ずは同棲してそれから結婚に向けて試行錯誤を重ねていくようで、試用期間ということか。私はそれもアリだと思う。どんなに好き同士でも一緒に暮らしてみないと判らないこともある。籍を入れる前に「生涯を添い遂げられるか」互いにしっかり確認したほうがいい (経験者は語る)

Mちゃんが、「私は今まで、父と話していた時間より坂口さんと話していた時間のほうが長いかも知れません」と笑っていて、最近の父娘関係ならそうかも知れない。私も娘とはあまり話をしていない。

「デザートを頼みなよ」と言うと、メニューを見て「抹茶わらび餅」(499円)を注文しようとしたので、「それはやめてよ」と言って別のものに替えてくれるようにお願いした。何故なら、バーミヤンに行くつもりでバーミヤンのクーポンしか持ってきておらず、Jonathan'sで「抹茶わらび餅」を頼むのならクーポンがあったのだから、それじゃつまらない。高くてもいいからクーポンに無いものを頼んでもらわないと納得がいかない。そう言うと、「解かります解かります」と笑って、抹茶わらび餅より100円高いチョコレートパフェに変更。うん、それでいい 😃

食事を終えて、「伊勢丹にいつものソムリエールさんが来てるからワインでも見ていく?」と訊くと、「うわあ、買ってくださるんですか?、じゃあ行きます」だと。どこまでも遠慮が無い小娘である。ま、子供の頃から住み慣れた多摩を離れて、知らない土地である千葉の片田舎に行くのだから祝ってあげよう。

伊勢丹の地下に行って、ソムリエールさんに「この人に赤玉ポートワインを持たせてあげて」と言うと、長い付き合いで私の考えていることや財布の状況は心得ているので、安いワインを・・・、でなく、高級なのを試飲させている・・・、なんで???。結局、使っているブドウの品種も製法もシャンパンと同じイタリア産のスパークリングワインを持ち帰ることに。ま、お客さんというより娘みたいなものだから仕方ない。

そのスパークリングワイン・・・、近々100億の商談で協力して頂く(不動産業者ではない)女性社長に手土産でお持ち帰り頂くのと同じもの。先日のゴミ屋敷の住人にカンパした2千円は悔しいが、その二人に持ち帰って頂くワインはちっとも惜しいとは思わない。以前も書いたけど、缶コーヒーを奢っただけでも「勿体ないことした」と後悔することもあるしフルコースディナーを奢っても幸せに感じる時もある。相手によりけりだ。

Mちゃんと次に会えるのは何年先か分からない。「こっち(八王子の実家)に帰ることがあったら連絡してね。また食事でもしようね」と言うと、「はい」と明るい笑顔が返ってきた。そりゃそうだ、食事と高級ワインを奢っていて「まあ、もし帰ってきたらということで・・・」などと言われたなら悲しいものがある。

ソムリエールさんの話だと、引っ越し先はお茶でも有名だとか・・・。Mちゃんも「聞いたことがあります」とのことで、「落ち着いたらお茶を送りますね」と言っていた。なら新茶を1Kgくらい送ってこいよ (^◇^)

経済的な話は別にして、Mちゃんは何かあればこれからも私に相談してくれるだろう。得な性格だし、カネに困った時だけ相談してくる我が娘より可愛い。幸せになってくれることを心から祈る。



posted by poohpapa at 05:26| Comment(10) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

ゴミ屋敷の主が私に対する被害届を出すんだと

以前の記事で書いたゴミ屋敷の主、引っ越し立ち合いの連絡もなく退去していて、昨日、鍵を郵送で送り返してきた。そりゃあ立ち会いなんかしたくないものだろう。ゴミを搬出した後の部屋の様子など見なくても判る。今日、リフォーム業者と一緒に見に行くつもりだったが、予定を早めて昨日の夕方に行ってきた。すると・・・、

なんと、窓はほぼ全開。建付けが悪くなっていたとはいえ、今までは閉めて生活していたのだから、開けっ放しで退去する、というのは嫌がらせのつもりか。昨日は夕方から本降りの雨だったので、窓が開いていたなら昨日のうちに見に行って正解だった。台所の床は泥が敷き詰められたみたいで、まるで床上浸水の水が引いた後のよう。台所と部屋の間のガラス戸も割れているし、畳は畳床から交換しなければならない。猫を2匹飼っていたから「減価償却」として済ませられない物もあるし、今月の20日分の日割り家賃も振り込まれていない。それらは全部「踏み倒す気」だと判る。

鍵を送り返してきた封筒に、私やゴミを片付けた業者に対する恨みつらみが書かれた(便箋ではなく)メモ用紙が3枚入っていた。それによると、「仕事上必要なスマホや機材を捨てられてしまった」「坂口さんから『人間のことなんかどうでも良い、ペットのことを考えてやれ』と言われたことは一生忘れない」「必要なものまで捨てられたと抗議したら『自業自得』だと言われた。モラハラ、パワハラではないか」、だから被害届を出す考えでいる、と「ミミズが這ったような字」で書かれていた。

「本当に必要なものと、処分していいもの」は本人にしか判らないのだから、立ち会って指示するように伝えてあって本人も立ち会っていたのだし、「ペットは飼主を選べない。こんな劣悪で不衛生な環境で飼うのは無責任。自分のことより先ずペットの幸せを考えてやりなさい」と言ったのだが、自分に都合よく脳内変換されている。スマホも直ぐに部屋の中で見つかっているし、自分でもどこに何があるか判っていなかったから、業者から「要るか要らないか」を訊かれて「棄ててもいいです」としか答えられなかったとしても本人の責任。それを「パワハラだ、モラハラだ、必要なものまで棄てられた」と被害届を出すなら、「どうぞお好きに」である。

小火騒ぎの当日、憔悴しきったゴミ屋敷の主に、「おカネは有る?、私も持ち合わせは2千円しかないけど、これで晩飯と飲み物を買いなよ」と渡したのは消防署員(二人)も見ているから、イザとなったら証人にはなってくれるだろう。そこまで気を遣ってもパワハラ、モラハラねえ・・・。あの2千円は棄て銭になってしまったか。

転居先を隠しているが、被害届を出して裁判になれば新住所も判るし原状回復費用も請求されることになる。一般的な「減価償却」済と見做される分を除いても、請求額は少なく見積もっても30万くらいにはなるだろう。私に対して「被害届を出すことを検討している」などと揺さぶって責任を果たさずに逃げる算段だろうけど、そうはいかない。ここでは書けないけど新住所を知る方法はあるから。

新住所が判ったら、管理会社に対して今までの経緯を通知するつもりでいる。病気が治っていない限り転居先が再びゴミ屋敷になるのは避けられないし、また火事が起きないとも限らない。「うちを出たから関係ない」と黙っていて事故が起きて無関係な住人が被害に遭ったならコトである。そんなのは個人情報保護法で護るべき事柄ではない。転居先の家主さんや管理会社、同じアパートの住人にとっては迷惑でしかないだろう。人権も個人情報も、最低限護れば良いのであって、何でも「人権が」「個人情報が」というのは運用の誤り。

鬱病も持っているから、あまり追い込むと自殺することも考えられる。連帯保証人とも連絡を取って、本人からでなく連帯保証人に責任を取らせるのが最善だろうけど、そういう場合、親兄弟も「推して知るべし」ということが多い。「そんなこと言われても私もカネ無いし・・・」と言われるのがオチ。だったら「最初から連帯保証人など引き受けなきゃ良さそうなもの」だが、人間、万一のことは考えないもの。

それが管理会社の仕事であっても、こういうことで時間を取られるのはキツイ。うちはもう、体の障害者の部屋探しをしたり申し込みを受けることはあっても、精神の病を持っている人の部屋探しはしないし申し込みも受けない。そういうのは役所の仕事、施設に入れるとか役所で考えるべき。他にも何人か同じように精神の病気の人がいるけど、何とか力になろう、というこちらの善意は悉く裏切られている。

自分の身は自分で護らなければならない、と、苦節30年、ようやく気付いた。

posted by poohpapa at 05:48| Comment(8) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする