2019年08月18日

ちょっとホッコリする電話

隣町のうちの管理物件の入居者さん(独身男性)から電話があった。

「実は、私が草取りをしに行ってるお宅のお婆ちゃんから西瓜を頂いたんですが・・・」とのこと。

へ?、これから当社に届けたい・・・、ってこと??

と思っていたら、

「このアパートの近所に西瓜を喜んで貰ってくださる人、知りませんか?」と言う。

良かった・・・、夏休み中だし暑いし、これから店まで出ていくのは辛い。さっきは別の入居者さんから「こないだ借りたおカネを返しに行きたいんですが・・・」と電話を頂いたけど断ったほどだし。

「ならば、お隣に住んでる大家さんちに届けるといいよ。大家族だから」と伝えると喜んでくれた。一人では持て余すんだろな。でも、そういう話は心が和むから嬉しい。どちらも幸せになる話である。

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2019年05月08日

山梨にて

昨日、朝9時半に当社管理の店舗を契約頂いているお客様(ご夫妻)と拝島駅で待ち合わせして、お客様の車で山梨に向かった。山梨の土地を契約するためである。その前に用事を一つ片づけていて、店に出たのは8時。それでも都心に通うサラリーマンより遅いし、下りで逆方向なので楽。座って行けた。

いつもより2時間早く店に行くと、いつもとは違った光景が見られた。うちの店の前で幼稚園だか保育園だかの送迎バス待ちをしている親子がいっぱいいた。私の知らない日常の光景の一端を見た思い。

お客様に運転を任せて、午前10時ピッタリに電話を掛けさせてもらった。10時ちょうどに電話での受付を開始する千疋屋フルーツバイキングの予約申し込みである。ヨーイドン!になるのは分かっていて、タイミングを合わせて掛けたが、「ただ今、通話がたいへん混み合っています。しばらく経ってからお掛け直しください」というアナウンスの連続・・・。120回以上も掛けたが電話が繋がることはなかった。予約が取れたらお誘いしたい人もいたので非常に残念。それにしても凄まじい人気である。

さて、契約には中野からキャンピングカーで売主さんご夫妻もおみえになっていて、「中央高速で1時間半くらいで着ける」と思っていたのだが2時間も掛かってしまい、売主さんをけっこう待たせてしまった。ではあるが、売主さんご夫妻のお人柄が素晴らしく、元付業者さんも手際よく契約作業をしてくださって非常にスムーズに契約が進み、しばし雑談。驚いたことに、売主さんの奥様と買主さんのご主人は接点があった。その昔、売主さんの奥様が通っていた都内の女子高で、買主さんのご主人がしばらく教員をしていたのである。

売主さんと買主さんの人柄がともに素晴らしいと実に気持ちよく契約できる。まあ、バブルのピーク時に買われたらしく、今回の売買価格では完全に赤字とのことだが、税理士さんから「元気なうちに、要らない不動産を処分しておいたほうが相続などで揉めることがなくていい」と勧められて処分することにしたんだとか。その税理士さんのアドバイスは正しい。損切になったとしても買主さんの人柄を見て納得なさったのではないか。売主さんの奥様、「何かお建てになったらぜひ写真を送ってください」と仰っていた。

ところで、私が「仲介料は半分頂戴します」と買主さんご夫妻に伝えると、ご夫妻とも「それは困ります、これからもいろいろ相談に乗って頂かなければならないので規定通り受け取ってください」と言って譲らない。それはそれ、なんだけど・・・、有り難く全額を頂戴することにした。時間も時間だし、山梨でランチをご一緒して帰ることにしたのだが、どういうワケか(GW明けだからか)、前もって奥様が「この店が美味しい」と調べておいてくれた店はどこも臨時休業。それで向かったのが、ガスト・・・(おい

そこで仲介料を頂いたのだが、お釣りが400円・・・。小銭は持ち合わせてなかったので、買主さんがご馳走してくださると仰っていたが「お釣り、貰っておきますね。その代わりランチは奢らせてください。デザートも付けましょう」と提案して了解して頂いた。ではあるが、半額だけ頂くハズが全額を頂いて、なおかつ釣銭までガメる・・・。我ながら「ひどい不動産屋だなあ・・・」と思った(滝汗

途中で寄った道の駅では南アルプスの天然水が自由にタダで頂けるので、奥様が持参していた2 ℓ のペットボトル1本を私が頂いた。蛇口は3つあったが、そのうちの一つで「どう見ても飲食店のオーナーでは」という男性が2 ℓ のペットボトル12本に入れて持ち帰っていた。あれは反則だろう <`〜´>

夕方には来店の約束をしていたお客さんがいて、なんだかんだで店に戻ったのが4時半だったので焦った。そのお客さんからは立派な琵琶と完熟マンゴーをお土産に頂いたので、昨日はそういう運が良かった日だったかも。私はつくずく「お客様に恵まれている」と思う。もちろん、嫌〜な客もいるけど 💧

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2019年04月18日

これは逆セクハラだろ!? 

うちで管理させて頂いている貸家に入居している老婦人から「流し台の排水が詰まったから見てほしい」との電話があった。その日は今にも雨が降りそうな空模様で、直ぐに飛んで行くと、室内には「これでもか」とばかりに洗濯物が干してある。部屋も台所も何列にもロープが張ってあって、洗ったばかりの洗濯物がびっしり。

若いお姉さんの一人暮らしなら、役得、とばかりにしっかり見るが(おい)、何と言っても老婦人。まるで居酒屋の暖簾のように洗濯物をくぐり、流し台に進むと、たしかにシンクに水が溜まっている。

「以前も詰まって、そん時はジャバみたいなの買ってきて自分でやったんだけど、また詰まっちまったんだよ」と文句を言う。「家主さんに連絡して業者を来させますから」と言って後ろを振り向いたら・・・、

私の顔の真ん前に、年寄りのものとは思えないベージュ色の三角のパンティーが・・・。「年寄りなら、たいていは愛染恭子のトレードマークにもなっている腰まであるズロースだろが」、という言葉をグッと飲み込んで、何も見ていない顔で帰ってきたが、そういうのって逆セクハラじゃないのか。見たくないものを半ば強制的に見せられるのだから。いくら私がエロ爺でも女性の下着なら何でも見たい、てことは無い。

まあね、若いお姉さんなら下着は風呂場に干すとか工夫しているだろうな。アレを見せられるなら、血だらけの死体を見るほうがよっぽどマシ。その後は一日気持ち悪かった・・・。

その後、家主さんに自分で電話して部屋の窓の外に設置する物干し竿の台を買ってもらったようで、家の前を通る度に見ると、平気で外に下着を干している。歳を取ると恥じらいが無くなるみたい。管理会社と言えども男を家に呼ぶなら下着くらいは隠すか移動しておくものだろう。もしかして確信犯か <`ヘ´>

これから何かの用事で電話で呼ばれても、室内干ししてない晴天の時だけ伺うことにしよう。

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2019年03月08日

ちょっと変わったご縁で、とてもよいお客様に恵まれた (*^_^*)

体調は悪くても、ずっと店を閉めているワケにはいかないもの。どのみち、店に出ていても同業者さんから空室確認の電話が入るだけで、飛び込みのお客さんなど来ないから、他人様に風邪をうつすことも無い。この2週間、風邪の引き始めの最初の2〜3日は寝込んでいたが、その後は店に出ていた。

で、ほぼ体調が戻った4日の夕方、お客様を案内することになった。ワケあって当社の管理物件を当社で案内するが、申込みは同業者さんから、ということになる。その経緯はいずれ書きたいと思う。

約束の4時に時間どおりに来店した女性は、楽器ケースを背負っていた。とても感じの良い女性で、物件を見て頂くと気に入ってくださり、借りて頂くことになった。その部屋は・・・、うちの店の斜め上の部屋。そのまま家主さんに会って頂いたのでそれで審査も完了。驚いたことに、4時にご来店頂いて審査も完了して精算書を渡すと、6時には契約金が振り込まれていた。案内〜申し込み〜審査〜精算書等を渡してお帰りになる〜契約金の入金、までがたったの2時間。この仕事をして30年になるが、当然に、今までの最短記録である。

2時間でも十分に早いが、もし世間話をしていなければ1時間で完了していたと思う。

風呂無しの部屋で、今の住まいに荷物が入り切らなくなり物置代わりに借りたいとか。たまたまヴァイオリンを習っていて、下も両隣も無いから音出しも気兼ねなく出来るので練習場としても使える。

私も音楽は大好きなので、「それ、ヴァイオリン?、見せて頂いても宜しいですか?」と訊くと、快く「いいですよ」とケースから出してくださった。50年ぶりくらいにヴァイオリンに触れたが、自分が弾けない楽器は手にするのも怖い。「何か弾いて」とお願いすると一曲奏でてくれた。「タイスの瞑想曲ですね」と言うと、「そうです」とのこと。実によく響くヴァイオリンで、値段が気になったので訊くと・・・、

「130万です。でも、これでもプロからすればおもちゃだと言われています」と謙遜して仰る。とんでもない、素晴らしく良い音で鳴っていたのだから。たしかにヴァイオリンの値段はピンキリだが、高ければ「よく鳴る」とは限らない。現に、正月の特番の「芸能人 格付けチェック」でも、億の値段のストラディバリウスと50万の練習用ヴァイオリンを比べて常に皆が正解するとは限らないのだし。

「どうしてもヴァイオリンが弾きたくて5年前から始めた」とのことだが、本当にヴァイオリンという楽器が好きなのが十分に伝わってくるから聴いていてとても心地よい。そういう思いは音色に現れるもの。

うぉっほん!、クラシック音楽を1曲弾いてもらって曲名がスッと出るあたりは私もまだボケてはいないかも。「タイスの瞑想曲」は誰もが聴き覚えのある曲だろうけど曲名が出る人は少ないんじゃないかな。

で、そのお客様から「渡辺茂夫さんて、ご存知ですか?」と訊かれた。初耳である・・・。

5歳でヴァイオリンを始め、7歳でコンサートを開き、11歳で世界の名だたるオーケストラとも共演しているのだが、たまたま来日していたハイフェッツに認められ、14歳でニューヨークのジュリアード音楽院に留学することになったとか。「たられば」や「もし」が無かったなら、ジュリアード音楽院に留学していなければ、世界でも最高のヴァイオリニストになっていたのでは、と言われていたらしい。

そのあたりはお客様が教えてくれた貴重な動画を是非ご覧頂きたい。

天才バイオリニスト 神童・渡辺茂夫 
「よみがえる調べ 天才バイオリニスト 渡辺茂夫の半生を追う」1996年放送 スペースJ

(テレビ朝日「驚きももの木20世紀」の1998年5月22日放送分)

信じて頂けないかと思うが、4分34秒あたりから流れるメンデルスゾーンの Vn 協奏曲の第一楽章の音を聴いた時、私は涙が溢れてきた。それまで、この曲のベストの演奏はアイザック・スターンだと思っていたが、一瞬でひっくり返された。以前も書いているが、私は、特定のピアニストの音色の違いを聴き分ける耳を持っているし、音楽に関する感性は他人より優れていると自負している。その私が、出だしの音を聴いただけで泣いてしまったのだ。それほどの演奏家のことを知らなかったのも恥ずかしく思った。

番組の動画を観ていて、私は「もしかすると一種の人種差別で潰されたのかな」と思った。選べなかったであろうけど、師事する相手を間違ったのかな、とも・・・。世界は違うが、野茂もイチローも「基本と違う、そんなんじゃダメだ。俺の言う通りにしろ」と無理やり矯正されていたなら活躍はしていなかっただろう。

お客様が、数年前に発売された渡辺茂夫氏のCDを貸してくださるとのことなので、お借りしたらPCと3台のウオークマンに収録しよう。こんな出会いもまた、不動産屋冥利に尽きる、と思えて嬉しかった。



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2019年02月06日

嬉しい電話

1月24日付けの記事で、「伊勢丹の解体セールでバームクーヘンをしこたま買い込んであちこちにバラ撒いた話」を書いているが・・・、その中のお一人から電話を頂いた。

改めて概略を書くと、うちの管理物件の入居者さんで、独身の娘さん。母親の介護を他の兄弟姉妹から押し付けられて、それがために結婚もできず、心の病を患っているが、それだけにとても心優しい人。毎年、年賀状を頂いていて、今年は切手シートが当たっていたので、お礼にバームクーヘンを(プレーンと苺味をセットにして)届けたもの。それがとても美味しかった、とのお礼の電話だった。そういう連絡は凄く嬉しいもの。

トータルで10人くらいにセットで差し上げていて、たいていは次に顔を合わせた時に「こないだはどうも・・・」というお礼で終わる。もちろん、それで十分だし、電話を頂くことまでは望んでいない。

自分でそういうお菓子を買うことは無いんだろうな、と思う。私は切手シートが当たって、その幸せのお裾分けで届けただけのこと。普段は切手シートが当たってもいちいちお礼はしないのだが、その入居者さんに対しては「何かお礼をさせて頂こう」と思った次第。それにしても、あんなに喜んでくれるとこっちまで嬉しくなる。それで、「もう一組だけあるんで、今度届けましょうか?」と訊くと、「いいえ、もう充分ですから」と遠慮する。

だが、ひと押ししたなら「では頂きます」と言ってくれそうな雰囲気。「遠慮しなくて大丈夫だよ。あなたが『要らない』と言ったら他の人に廻るだけのことだし」と言うと、思ったとおり「では頂きます」とのこと。

今は人間不信に陥っていて、他の人との接触を避けているが、彼女にとって私は数少ない相談相手の一人になれているみたい。

先日聞いた「同じアパートのオヤジからストーカー被害を受けている話」に関して、「相手のAさんに、『いつも気に掛けてくださっているようですが、彼女はずっと強い人間不信に陥っていて人との会話や接触ができない状態なので、気になるでしょうけど、できればそっとしておいてあげてください。私も気になってはいますがなるだけ声を掛けないようにしているんですよ』と遠回しに話してみましょうか?」と言ったら、「最近は言い寄ってこないので大丈夫です」とのこと。ならばしばらく様子を見よう。

まあね、私も親切心の度が過ぎて「一歩間違えばストーカー体質」であると自分でも解かっていて、その私がストーカー被害の相談を受けているのも奇妙な話。いや、だからこそ相手の心理が解かるのかも。

彼女からはまだ他に何かの相談を受けたワケではないけど、何かあれば私に相談してくださると思う。不条理な苦労をして、人間不信に陥っていても人を恨むことが無い人だから、私も、何かあればお力になりたい。


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2019年02月04日

それは「無理」というもの

うちの店と自宅は徒歩3分くらい。昨日、夕方6時過ぎに店を閉め、7時に、いつものように軽い夕食を済ませて、風呂に入っている間に携帯が鳴ったようだ。うちのが「おとうちゃんがお風呂に入って直ぐ電話が鳴ってたよ」と言うので発信者を見たら、近所の連棟式の貸家に住む生活保護の老婦人・・・。

時間的に「隣の部屋の爺さんがうるさくて寝られない」というクレームじゃないだろうし、「刺身を買ってきたから来てくれ」かな、と思って「どっちにしても嫌だなあ・・・」と思いながらも電話すると、出ない・・・。しばらくして向こうから掛かってきて「渡したいものがあるんだけど、今来れる?」と言う。

用件は後者だった・・・。「いや、今お風呂から上がったばかりだし、湯冷めしちゃうからキツイわあ」と言うと、「今日中に食べてもらわないといけないんだよ、恵方巻」とのこと。いやいや、夕食も済んでるし。

そういうことなら事前に連絡を入れておいてくれると有り難い。そうすれば、夕食の支度もしないし風呂にも入らないでいたのだから。距離にすれば100mくらいのものだけど、風邪をひいたら辛いし、今日中には食べられない。そう伝えると、怒って「じゃあ、おっぽっちゃう(棄てる)しかないね」と言う・・・。

は?、それって、私の所為??

そう言えば、たしか去年も恵方巻を頂いていたような・・・。だけど、事前に連絡が無ければ「今年ももらえる」とは考えないもの。だいいち、うちには「節分に恵方巻を食べる」なんて習慣は無い。それどころか、コンビニから始まった「節分には恵方巻を食べる、という習慣の押し付け」を不快に思っているほど。

最後は老婦人も「ごめんね」とは言っていたが、「まあ、明日でもいいわ」とも言っていて、「棄てるんじゃなかったんかい!?」である。賞味期限と、縁起モノだからということで「昨晩がリミット」だったかと思うのだが、もしかして、「明日の朝取りに来て一日遅れの恵方巻を食べろ」ってこと??

この老婦人、(一方的であっても)厚意を無にすると激怒するタイプだから扱いが難しい。

今日、店に出る際に立ち寄って声を掛けたほうがいいんだろうな・・・。はあ、憂鬱・・・。


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2019年01月17日

入居者さんからインフルエンザ罹患の連絡があった

隣り町に住む入居者さんから「インフルエンザ(A型)に罹りました」とのメールが入った。

独身の若い女性で、医師から「念のため、誰かに連絡しておいてください」と言われて私のことを思い出してくれたようだ。それは嬉しい。直ぐに「大丈夫ですか?、食べ物とか足りていますか?、必要なら私が買い出ししてお届けしますよ、ご遠慮なく仰ってください」と返信したら喜んでくれた。

食料品の備蓄はあるようで、1週間くらい寝込んでいても大丈夫みたい。「私はインフルではないのですが、失恋して落ち込んでいますので、元気になったら今度食事でもしましょうか?」と送ると・・・、

「相手は人間の女性ですか?」との返信・・・。

どういうことだよ、「相手は猿」だとでも思ったのかよ !? <`ヘ´>

まあね、ノルンに嫌われていることはたまに話していたからかも。

ただ、食事については「行きましょう😖」とのこと。よし、騙してキャットフードでも食わせてやろう (^◇^)

伊勢丹でも、馴染みのスタッフが、ご主人がインフルに罹ったとかでマスクをしていた。「お客様にうつしてしまったら大変なので・・・」とのことだが、一緒に暮らしていても「必ずうつる」とは限らないので、たぶん大丈夫じゃないかな、とは思う。のだが・・・、「悪いけど、5mくらい離れて喋ってくれる?」と言ってやった。1週間くらいは経っていて元気だからもう大丈夫、うつってはいないだろう。


ところで、先日、飲みたい気分だったので、いつものソムリエールさんのところに行っていっぱい試飲させて頂いたのだが、酔いが回っていたのか、手に持った試飲カップを傾けすぎて床に赤ワインを零してしまった。近くのサービスカウンターに行って、「すみません、ティッシュを2〜3枚頂けますか?」とお願いすると快く出してくれ、それで床を拭き始めたら、それを見て、サービスカウンターのスタッフが慌てて飛び出してきて一緒に拭こうとする・・・。さらにはフロアマネージャーまで来てくれて私にお詫びを言うので恐縮してしまった。さらにさらに、先ほどのスタッフが「お手が汚れてしまってませんか?、どうぞお使いください」とウェットティッシュを持ってきてくれた・・・。伊勢丹のスタッフは皆さん、ほんと、気が利く。

優しさが心に沁みたので、京都展で売られていた茶の菓を、翌日、「皆さんでどうぞ」と届けてきた。

はあ・・・、こんな失態はいつまで続くんだろ・・・。

若い頃と違って、歳を取ってからの失敗は取り返しがつかないことが多く、ダメージが大きすぎる。


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2019年01月06日

長い冬休み最後の日の前日のこと

冬休み最後の日の前日、である昨日・・・、

実は横浜のみなとみらいと三渓園に遊びに行くつもりでいたのだが・・・、諸般の事情で断念。

凄く行きたかったけど・・・、仕方ない。で、ふてくされて家で燻っていたところに、当社管理物件の入居者で旅仲間でもあるMさんからメール。「今日、立川駅方面に行くんですが・・・」とのこと。「冬休み中にお茶しませんか?」と声を掛けていて、誘いを受けてくれた形。横浜行きが中止になって落ち込んでいたので救われた。

Mさん・・・、私がお茶に誘うくらいだから女性。しかも相当に美人である。伊勢丹の入口で待ち合わせて、4階の喫茶コーナー「カフェコムサ」へ。こちらのスペース、以前は和風喫茶だったが、数ヶ月前からケーキをウリにした喫茶コーナーに替わっている。スタッフの感じは良いが客の8割は女性だから男の私は居心地が良くない。隣のテーブルとの距離が近くて話の内容は筒抜け。衝立もないからプライバシーは保てない。

客の8割が女性であるのは当然で、4階はそもそも婦人服売り場。奥まっていて、3階の広い「アフタヌーンティー・ティールーム」みたいに目立たないから存在を知らない人のほうが多いかも。私も、以前の和風喫茶の頃にMさんに連れて行かれるまで10年以上も喫茶コーナーの存在を知らなかった。

値段は高めで、二人で珈琲と紅茶、2種類のケーキを注文して代金は3024円。普通の喫茶店の倍くらいの値段ではあるが、デパートの一角にあるのだから仕方ない。旬のフルーツがメインであるケーキは上質で、お代わりしたくなるほど。別々のケーキを頼んで、シェアして正解だった。

お店が替わってから初めて行ったのだが、私は以前の店より好きかも。帰宅してからうちのに「今度一緒に行こうよ」と話したほど。私は美味しい店や物を発見すると誰かと共有したくなる性分。美味しいものは独り占めするのでなく、分け合った時の相手の笑顔を見ながら食べたほうが幸せ。逆に、頂き物をうちのに独り占めさせることはよくある。考えてみれば、4階の喫茶コーナーにはMさん以外とは行ったことが無いなあ。

伊勢丹の喫茶コーナーを出て、ルミネでMさんの妹さんと合流。妹さんも旅仲間である。

そのMさん、近々ハワイに行くとのこと。観光ではなく姪っ子さんの結婚式に参列するため、である。その姪っ子さん、私も面識がある。2015年の夏、オランダ・ベルギーに行って帰国した成田空港にMさんを迎えに来ていて、一緒に食事とお茶をさせて頂いた。頗る可愛い容姿に似つかわしくない職業の人。

喫茶コーナーでMさんと話していて、「まだドルに両替していない」とのことだったので、「ドルだったら持ってるよ。未開封の300ドルの袋が二つと、開封済みの半端なのがあるから、後で届けますよ」と言って、9日に渡すつもりでいたのだが、帰宅して電話したらまだ立川駅周辺にいる、とのこと。それで直ぐ届けることにした。うちのがその様子を見ていて、「おとうちゃんはマメだねえ」と呆れていたが、それが私の最大の取り柄。私から「マメさ」と「面倒見の良さ」を取ったら何も残らない。

ちなみに、女性にモテる最大の秘訣は「マメ」であること。若い頃、死ぬほど好きだった悦ちゃんからも、「もしも坂口君に恋敵がいたとしても、坂口君が必ず勝つと思う」と言われたことがある。「どうして?」と訊くと・・・、「マメだから」とのこと。それ以前も以後も、「マメさ」が私の最大の武器。まあね、それでも悦ちゃんとは結ばれなかったけど。ただし、「マメ」であることはストーカー気質と紙一重、と言える。

で、うちにあったドルは全部で794ドル。それだけあれば今回は足りることだろう。Mさんは「両替して」と強く言っていたが、私にそのつもりは無い。もうアメリカ方面を旅することは無いし、もし行くことになったらまた両替すればいい。私が持っていても使わないのだから、役立ててくださる人に譲ってしまったほうがいい。また円に戻して・・・、なんてことも考えない。ドルだから、どこでも使えるんだろうけど。

「じゃあ、お土産を買ってきます」とも言うが、「観光ではないのだから、そんなことはしないで」と押し付けてしまった。私が対価を受け取らないのには他にも理由がある。それは、後日の記事で。

それにしても、条件が整えば、みなとみらい、この冬休みに行きたかったなあ・・・。

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2018年12月23日

「百円、ちょうだい!」

夕方、店で事務仕事を片付けているところに、うちの入居者である生活保護の高齢女性が飛び込んできた。「こんばんは」でもなく、私に、いきなり「ねえ、百円ちょうだい。貸して、じゃないよ、ちょうだい、だよ」と言う。何かで急に百円足りなくなったものか・・・、年末に近くなって保護費を使い切ってしまったのか、それにしても、アッケラカンと言われて、思わず吹き出してしまった。私の性格もよく知っている。

私も、田舎の親友にはよくやっている。「おい、きしめんが食べたくなったで、そっちから送ってくれや。カネ、払わんぞ」などと言い放っている。頼んでいる、のでなく、たかっている、という感じ。世間の常識では滅茶苦茶な話だが、「おお、ええわ」と快く送ってくれる。私も、何かの時に別の形で返しているし。

で、そのお婆ちゃんに、「百円で足りるの?、もう何枚か持ってけば?」と訊くと、「ううん、百円で足りるから大丈夫。返すの忘れちゃうといけないからもらっちゃうね」だと。その心情はよく解かる。借りた、となると、返さなければ、と気を遣う。もらってしまえば、その心配はしなくて済む。

まあ、もうすぐクリスマスだし、じきに大晦日、お正月だもんね。

このお婆ちゃんだけでなく、何人かの入居者から頼まれて生活費を貸すことはよくある。たいていは百円などという小銭でなく数万である。退去したお客さんからも頼まれることがあって、人を見て貸している。「必ず返してくれるか」でなく、「この人なら返ってこなくても赦せるか」というのが基準。

喜んで出て行ったが・・・、このお婆ちゃんは後が怖い。「こないだ世話になったから」と言って果物なんかを届けてくれることになりそうで、入居した際には「世話になるから」と和牛の霜降り肉を届けに来たこともある。生活保護なのに80歳を超えた今もスポーツジムに通っていたりして・・・。

街中で私を見つけると、遠くから手を振ってくれる。メガネ無しで私より目(視力)がいい。

いつもは明るくて前向きな人だけど、こないだ街中で立ち話をしていて、少し落ち込んでいたので「大丈夫だよ、そんなの気にすること無いよ」と言って軽くハグをした。往来で真昼間に66歳(当時)の男が80歳のお婆ちゃんにハグをしている・・・。道行く人からすれば異様な光景だったことだろう (爆)

できれば、相手が50年くらい前の時にハグしたかった (^◇^)


ここ数日、(年末恒例の)直接的な収益にはならない仕事が立て込んでいて疲れていて、自律神経失調症の症状が強く出ることもある。でも、このお婆ちゃんの「百円ちょうだい」で笑うことが出来て救われた。



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2018年12月21日

賃貸仲介管理歴30年で初めてのお客様

しばらく空いていた当社の入居者募集物件に(同業者さんから)ようやく申し込みが入った。

内容を見ると・・・、勤務先はメガネの専門店になっている。度々書いているが、私が高校卒業後に最初に就職したのは眼鏡光学器の卸店で、そこに5年、それからメガネの専門店(小売)に6年いたのだが、30年もこの仕事をしていて眼鏡屋さんに勤務しているお客さんは初めてのこと。

昨日、ご本人から「契約金を振り込みました」との電話があったので、その話をしたら少し驚いていた。不動産屋には転職組は多いが、途中で幾つかの職種を挟んでいても、眼鏡屋から不動産屋に、というのは割と珍しいかも。もしかすると、不動産屋から眼鏡屋に、のほうが多かったりして。

今となっては「怪しい資格」なので履歴書には書かないが、「日本眼鏡光学士」なる資格も持っていて、レジノスコープだのレフラクトメーターだのビジョンテスターの扱い方も習っている。目の病気に関しては医師のほうが当然に詳しいが、視力測定なんかに関しては眼鏡屋の店員のほうが詳しかったりして・・・。

それでも、医師の処方箋は絶対で、その昔、お客さんが処方箋通りに作ったメガネを「度が強すぎて掛けていられない」とクレームを言ってきて、測定し直してみたらたしかに強すぎて、お客さんに「絶対にお医者さんに言わないように」と因果を含めて無償でレンズ交換してあげたら、それを医師に見せたものだから大騒ぎ。

激怒していたので社長が菓子折を持ってお詫びに行くハメになって・・・。やったのは私でなく社長の息子である店長だったけどね。厚意を仇で返されちゃって、客なんて信用できないもの。

でもって、眼科医の処方箋(メガネの度数)を持って患者が指定のメガネ屋に行ってメガネを作ると眼科医には20%のバックが支払われる。月によっては私の給料より眼科医への紹介料の支払額のほうが多かったりする。処方箋一枚で・・・、いい商売だ。20%・・・、 PayPay と似ているような・・・(*´з`)

もしかして、眼科の処方箋でクレジット情報が漏れたりして・・・ (それは無いけど)

私が得意なのは、今メガネに入っている(今のメガネの形状に合わせて削られている)レンズを活かして別のフレームに入れるべく加工すること。それには絶対的な自信を持っていた。嵌めるのは得意だから・・・(おい

たまに、「このメガネフレームが飽きたからレンズだけ生かして枠を替えたい」とか、フレームが壊れてしまったお客さんがいて、メガネフレームよりレンズのほうが小さければ物理的に無理だが、レンズのほうが少しでも大きければ何とかなる、いや、何とかする。それは、特殊技能だと思っている。

ちなみに、メガネを作るための一連の作業、つまり、検眼(視力測定) ⇒ 似合うフレームの選択 ⇒ 加工(枠と瞳孔間距離に合わせてレンズを削って枠に嵌める) ⇒ フィッティング(掛け心地の調整)のうち、最も難しいのは、フィッティング。掛け心地の感じ方は個人差があるので、長く掛けていて耳や鼻が痛くならないように調整するのは至難の業。なかなか合わなくて、何度も来店する人がけっこういる。

メガネ業界から足を洗った今でも、知人のフィッティングの調整をしてあげたり、なんてことはよくあるし、滅多に使わないがフィッティングを調整する専門の特殊な工具は今でも自宅に揃えてある。

そうだ・・・、そろそろメガネを作り直そう。いや、その前に白内障の手術か・・・。

このブログで何度か書いているが、人間の体の中で、眼だけは冷やしてはならないもの。例えばコンタクトレンズと角膜の間にゴミが入ったりして角膜の表面が傷ついて充血した場合なんかでも、蒸しタオルで温めるのを繰り返していると翌日にはキレイに治る。冷やしタオルは気持ちいいが目にとっては害にしかならない。

そして、レンズ拭きはいろいろ売られているが、一番良いレンズ拭きは・・・、ティッシュペーパー。

ご参考までに ♪

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2018年12月08日

退去なさったお客様と会食

一昨日、先月末に退去なさったお客様から、「明日、お時間ありますか?」とのメール。

「午前中なら大丈夫ですよ」と返信したら、「では11時ごろ伺います」とのこと。その後で、「もしお時間が合うようなら食事でもしましょうか」と送信したが、返事がない・・・。うちのに、「もしかすると明日はお客さんとランチするかも知れないから、お昼は家にあるもので済ませることにしようか。事前に何かの連絡は入るだろうけど今のところ読めないから、1時までに戻らなければ先に食べてて」と伝えておいた。

返信してこない人ではない。「用件だけ伝えられればいい、ランチを一緒に摂るのは嫌だ」ということでもないだろう。まあ、おみえになってから考えよう」と思っていたのだが、お昼近くなっても現れない・・・。

原因は・・・、

ソフトバンクのシステム障害だった <`ヘ´>

「なんだよ、スッポかされたのかよ」と落胆していたのだが、お客さんは「ならばお昼前くらいに伺いますね」と返信をしていて、それが届いていなかったのだ。こちらとしては「11時ごろいらっしゃる」と思って待機していて、先方は「ではお昼前に」と送ったつもりでいるのだから、それは噛みあわないもの。

まあ、それでもお会いできて、ランチを楽しむことが出来たのだが、ソフトバンクのシステム障害がうちの店にまで影響してくるとは思わなかった。ま、お陰で、街の中のどこに公衆電話があるか知ることが出来た。私のauだって、いつ何時システム障害が起きないとも限らないし。それにしても近所には1ヶ所しか無かったが。

ところで、お客様は国家機密に関わる職種のキャリアウーマンで、仕事の話は一切できないから、話は(いつもとは逆に)プライベートの話になる。帰りには「今日は私が出します」と言って伝票を取ろうとする・・・。「今日は」と言っても、昨日が初めての会食だし、女性に出させるワケにはいかない。基本的に「何かの事情が無い限り女性に支払わせることはしない主義」だけど、そう言って頂けるのは嬉しい。

「今度、17日の夜勤の翌日、夜勤明けに近所のパン屋さんで焼き立てのパンを買ってお持ちしますよ」とのこと。なかなか評判のいいパン屋さんらしいから楽しみ (*^_^*)

退去はなさったが、私との付き合いは長く続くことになると思う。




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2018年12月04日

へ・・・、これ、誰が置いてったの??

昼飯を食べに家に帰って、店に戻ると、遠目に、店のドアの前に大きなビニール袋が見えた。

うちの商店街はコーヒーカップやカップ麺の容器、タバコの空き箱など、いろんなものがポイ捨てされている。そういうのを片付けさせられるのは大嫌いである。ま、好きな人はいないだろうけど。

ついに袋ごとの生ゴミかよ、と思って近付くと・・・、様子が違っていた。袋の中を覗きこむと、なんと、大きな大根が1本。太くて長くて、ほとんど円筒状で先細りしていない。おでんに入れても食べ切らないくらいだし、しらすおろしでも食べるか・・・、いや、待てよ、それにしても誰が置いていってくれたんだろ、と思って手掛かりを探したがメモも名刺も何も残っていない。そんなことをしてくれるのは誰なんだろ・・・、と悩んでしまった。

そうだ・・・、前日、うちのお客さんで旅仲間のMさんが、やはり旅仲間のOさんを誘って国立を散策して八百屋で買い物をした、と言ってたからMさんかも、と思って電話すると・・・、「まさかあ・・・」だと。そりゃあ重たい思いをして大根なんか届けてはくれないわなあ、そんなタマじゃないし、と納得した。

だとすると・・・、あ、いつも何かと気を遣ってくれる生活保護のお年寄りかも、と思って電話すると・・・、「私じゃないよ、私は風邪で1週間も寝込んでて外に出てないもん」とのこと。これがお菓子ならなんとなく心当たりがあるんだけど・・・、大根というのがどうもねえ・・・。店の大家さんじゃないだろうし・・・。

1週間も寝込んでいたと言うから、「食べる物は有るの?、薬は飲んでる?。声を掛けてくれたらお遣いでも何でもするから遠慮なく言ってね」と言うと、「そん時はお世話になるね」と凄く喜んでくれた。

それにしても、こういうのを訊くのは難しい。ヘタすると何か催促しているように思われかねないから。

そうこうしているうちに、3時過ぎで約束をしていた高齢のご婦人に「何時ごろ来られそうか」訊こうと思って電話したら、「さっき一度寄って、店の前に大根を置いといたよ」だと。アンタだったんかい !?

ようやく判ってスッキリしたのだが、さっきの生活保護の老婦人から電話。「これからそっちに行くから待ってて」と言う・・・。「いや、3時に約束があってもう出掛けるんで、4時ごろ私のほうから行くから」と言ったのだが、聞きはしない。「食べ物を買いにコンビニに行くから寄るよ」とのこと。風邪をうつされても辛いし、逃げたかったんだけど、勢いに押されて「じゃあ待ってるわ」と言ってしまった。

待つことしばし、大きな紙袋を持った老婦人がやってきた。袋の中身はミカンとリンゴ・・・。それだけじゃ済まなかった。夕方には「刺身を買ったから帰りに寄って」と言うので寄ると、なんと、高価な中トロが二柵も・・・。私は「何かあったら遠慮なく言ってね」と言っただけのことで、まだお役に立っていないのに。これじゃまるでノーベル平和賞である (おい

どういうワケか、(私自身も前期高齢者だが)私はお年寄りにはモテる。店の前には「立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の方の部屋探しはしません」と、理由を添えて貼ってあるのだが、先日も生活保護の老婦人が来店して、「他の店には行かないからオタクで部屋を紹介してほしい」と頼まれてしまった。こういうの、喜んでいいのか悲しむべきか・・・、たぶん喜ぶべきなんだろうけど (はあ

それにしても、このおっきな大根、どうやって食べよ・・・。半分は「しらすおろし;私の大好物」にして、半分はうちのに鍋で使ってもらおう。あ、おでんもいいか・・・。歳を取ると、喰うことが一番の楽しみ 💧

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2018年10月27日

セクハラ電話のその後

数日前、岩手のたあさんにしばらく電話していなかったのでご機嫌伺いで電話した際に訊きそびれたことがあって、一昨日再び電話すると・・・、なにやらご立腹の様子・・・。

「あのさあ、私のこと勝手に記事にしないでくれる?、しかもスッポンポンだとかさあ」だと。それはたしかに私が悪かった。アップする前に、「昨日電話した時に、たあさんがちょうどお風呂に入っているということで、私が『じゃあ、スッポンポンじゃん』とその姿を想像した話をブログに書いていい?」と訊くべきであった。って、誰が訊くかい、そんなこと! ( `ー´)ノ

それでも少しは「悪いことしたかな」と思っているので、「解かったよ、じゃあ、こないだ取り寄せた『高山みそ味の堅あげポテト』と、うちの田舎の『えび煎餅』を送るよ」と言って勘弁してもらった。だが、ただ送るだけじゃつまらないから、「でもさあ、読んでる男の人たちは『スッポンポン』と聞いて、みんなたあさんのあられもない姿を想像したと思うよ。それって楽しいじゃん」と言ってやった。

昨日、近所のコンビニから送ったから今日には届くみたい。

まあね、いかなトランジスタグラマーでダイナマイトバディであっても、寄る年波と地球の引力には逆らえず、今頃は自慢の巨乳もデカ尻も垂れ下がっていることだろうけど、歳の割にはけっこう頑張ってる方だと思う。はぁ・・・、これで次の慰謝料は「ポテチとお煎餅」では済まなくなったか・・・。「荷物、届いたよ」という電話で更にまた怒られることだろうけどかまわない。

正直、たあさんみたいなお客さんばっかなら私が自律神経失調症になることは無かったと思う。だが、それも仕方ない。いろんな人がいて、いろんなトラブルが起きて、嫌な思いをしながら、それを一つ一つ乗り越えて解決していくからこそカネがもらえる、と、私は思っているから。なので、病気の反面、私はかなりしぶとい。

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2018年10月25日

セクハラ電話

当社で6回も部屋探しをさせて頂いて、今は郷里の岩手で暮らしている「たあ」さん・・・、ここんとこすっかりご無沙汰してしまっていたので、昨晩、久しぶりにご機嫌伺いで電話してみた。

呼び出し音が鳴ること数回で出たが、声が「もわんもわん」響いている・・・。

「もしかして、お風呂ん中?」と訊くと、「そうだよ」とのこと。

私の携帯もそうだが、最近はスマホも防水になっていて、風呂に持ち込む人は多い。風呂に浸かりながらゲームをしたり、誰かからの電話に備えることができて便利である。もっとも、私は「緊急の電話が入るかも」と予測できる時しか携帯を持って入ったりはせず、入浴中に着信があれば後で掛け直すが。

風呂の中、とのことなので、「てことは・・・、今、スッポンポン?」と更に訊くと、

「洋服着て風呂に入る人はいないからねえ」だと。可愛げのない受け答えだ ( `ー´)ノ

なので、「ごめん、今、想像しちゃったよ」、と言ってやった (おい)

うちのが目の前で呆れて笑っている。「たあ」さんは、(人見知りする)うちのも含めた付き合いである。


ご機嫌伺いも、であるが、いつも気に掛けて頂いて、岩手から名産品を送って頂いたりしているから、「何か(東京でしか入手困難な)要る物はない?」と訊くのが目的の電話だったが、おかげで、寝るまで頭の中で、トランジスタグラマーな「たあ」さんのスッポンポンの姿が廻っていた。

お客様なのに、そんなことが遠慮なくズケズケと言える間柄である。それは実に楽しい (^◇^)

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2018年10月08日

しばしの別れ

保育園の頃から毎年当社に来てくれていたMちゃんから「引越ししますので、食事でも」とのお誘いがあった。今回の部屋探しを私に依頼していないのだから遠方への引っ越しだと判る。

Mちゃんはまだ20代だが、私との付き合いは4半世紀にもなる。ご家族が2DKの隣り合った部屋を1年ずれて二部屋借りてくれていたから毎年お母さんと一緒に更新に来てくれていて、そのお母さんも亡くなられてご家族が全員引っ越されたのだが、Mちゃんとの付き合いは今も続いている。

土曜日にランチをすべくバーミヤンで待ち合わせたが、どういうワケが激混み。いつもは土曜日でもそんなに混んでいることは無いのに・・・。仕方なく、近所の Jonathan's を覗いてみたら、滅多にないことだが待っているお客さんは一組だけ。それで予定を変更して Jonathan's でランチ。

聞けば、千葉県に引っ越して彼氏と一緒に暮らすらしい。先方の父親が「(Mちゃんが)片親だから」と心配しているようで、先ずは同棲してそれから結婚に向けて試行錯誤を重ねていくようで、試用期間ということか。私はそれもアリだと思う。どんなに好き同士でも一緒に暮らしてみないと判らないこともある。籍を入れる前に「生涯を添い遂げられるか」互いにしっかり確認したほうがいい (経験者は語る)

Mちゃんが、「私は今まで、父と話していた時間より坂口さんと話していた時間のほうが長いかも知れません」と笑っていて、最近の父娘関係ならそうかも知れない。私も娘とはあまり話をしていない。

「デザートを頼みなよ」と言うと、メニューを見て「抹茶わらび餅」(499円)を注文しようとしたので、「それはやめてよ」と言って別のものに替えてくれるようにお願いした。何故なら、バーミヤンに行くつもりでバーミヤンのクーポンしか持ってきておらず、Jonathan'sで「抹茶わらび餅」を頼むのならクーポンがあったのだから、それじゃつまらない。高くてもいいからクーポンに無いものを頼んでもらわないと納得がいかない。そう言うと、「解かります解かります」と笑って、抹茶わらび餅より100円高いチョコレートパフェに変更。うん、それでいい 😃

食事を終えて、「伊勢丹にいつものソムリエールさんが来てるからワインでも見ていく?」と訊くと、「うわあ、買ってくださるんですか?、じゃあ行きます」だと。どこまでも遠慮が無い小娘である。ま、子供の頃から住み慣れた多摩を離れて、知らない土地である千葉の片田舎に行くのだから祝ってあげよう。

伊勢丹の地下に行って、ソムリエールさんに「この人に赤玉ポートワインを持たせてあげて」と言うと、長い付き合いで私の考えていることや財布の状況は心得ているので、安いワインを・・・、でなく、高級なのを試飲させている・・・、なんで???。結局、使っているブドウの品種も製法もシャンパンと同じイタリア産のスパークリングワインを持ち帰ることに。ま、お客さんというより娘みたいなものだから仕方ない。

そのスパークリングワイン・・・、近々100億の商談で協力して頂く(不動産業者ではない)女性社長に手土産でお持ち帰り頂くのと同じもの。先日のゴミ屋敷の住人にカンパした2千円は悔しいが、その二人に持ち帰って頂くワインはちっとも惜しいとは思わない。以前も書いたけど、缶コーヒーを奢っただけでも「勿体ないことした」と後悔することもあるしフルコースディナーを奢っても幸せに感じる時もある。相手によりけりだ。

Mちゃんと次に会えるのは何年先か分からない。「こっち(八王子の実家)に帰ることがあったら連絡してね。また食事でもしようね」と言うと、「はい」と明るい笑顔が返ってきた。そりゃそうだ、食事と高級ワインを奢っていて「まあ、もし帰ってきたらということで・・・」などと言われたなら悲しいものがある。

ソムリエールさんの話だと、引っ越し先はお茶でも有名だとか・・・。Mちゃんも「聞いたことがあります」とのことで、「落ち着いたらお茶を送りますね」と言っていた。なら新茶を1Kgくらい送ってこいよ (^◇^)

経済的な話は別にして、Mちゃんは何かあればこれからも私に相談してくれるだろう。得な性格だし、カネに困った時だけ相談してくる我が娘より可愛い。幸せになってくれることを心から祈る。



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2018年09月21日

ゴミ屋敷の主が私に対する被害届を出すんだと

以前の記事で書いたゴミ屋敷の主、引っ越し立ち合いの連絡もなく退去していて、昨日、鍵を郵送で送り返してきた。そりゃあ立ち会いなんかしたくないものだろう。ゴミを搬出した後の部屋の様子など見なくても判る。今日、リフォーム業者と一緒に見に行くつもりだったが、予定を早めて昨日の夕方に行ってきた。すると・・・、

なんと、窓はほぼ全開。建付けが悪くなっていたとはいえ、今までは閉めて生活していたのだから、開けっ放しで退去する、というのは嫌がらせのつもりか。昨日は夕方から本降りの雨だったので、窓が開いていたなら昨日のうちに見に行って正解だった。台所の床は泥が敷き詰められたみたいで、まるで床上浸水の水が引いた後のよう。台所と部屋の間のガラス戸も割れているし、畳は畳床から交換しなければならない。猫を2匹飼っていたから「減価償却」として済ませられない物もあるし、今月の20日分の日割り家賃も振り込まれていない。それらは全部「踏み倒す気」だと判る。

鍵を送り返してきた封筒に、私やゴミを片付けた業者に対する恨みつらみが書かれた(便箋ではなく)メモ用紙が3枚入っていた。それによると、「仕事上必要なスマホや機材を捨てられてしまった」「坂口さんから『人間のことなんかどうでも良い、ペットのことを考えてやれ』と言われたことは一生忘れない」「必要なものまで捨てられたと抗議したら『自業自得』だと言われた。モラハラ、パワハラではないか」、だから被害届を出す考えでいる、と「ミミズが這ったような字」で書かれていた。

「本当に必要なものと、処分していいもの」は本人にしか判らないのだから、立ち会って指示するように伝えてあって本人も立ち会っていたのだし、「ペットは飼主を選べない。こんな劣悪で不衛生な環境で飼うのは無責任。自分のことより先ずペットの幸せを考えてやりなさい」と言ったのだが、自分に都合よく脳内変換されている。スマホも直ぐに部屋の中で見つかっているし、自分でもどこに何があるか判っていなかったから、業者から「要るか要らないか」を訊かれて「棄ててもいいです」としか答えられなかったとしても本人の責任。それを「パワハラだ、モラハラだ、必要なものまで棄てられた」と被害届を出すなら、「どうぞお好きに」である。

小火騒ぎの当日、憔悴しきったゴミ屋敷の主に、「おカネは有る?、私も持ち合わせは2千円しかないけど、これで晩飯と飲み物を買いなよ」と渡したのは消防署員(二人)も見ているから、イザとなったら証人にはなってくれるだろう。そこまで気を遣ってもパワハラ、モラハラねえ・・・。あの2千円は棄て銭になってしまったか。

転居先を隠しているが、被害届を出して裁判になれば新住所も判るし原状回復費用も請求されることになる。一般的な「減価償却」済と見做される分を除いても、請求額は少なく見積もっても30万くらいにはなるだろう。私に対して「被害届を出すことを検討している」などと揺さぶって責任を果たさずに逃げる算段だろうけど、そうはいかない。ここでは書けないけど新住所を知る方法はあるから。

新住所が判ったら、管理会社に対して今までの経緯を通知するつもりでいる。病気が治っていない限り転居先が再びゴミ屋敷になるのは避けられないし、また火事が起きないとも限らない。「うちを出たから関係ない」と黙っていて事故が起きて無関係な住人が被害に遭ったならコトである。そんなのは個人情報保護法で護るべき事柄ではない。転居先の家主さんや管理会社、同じアパートの住人にとっては迷惑でしかないだろう。人権も個人情報も、最低限護れば良いのであって、何でも「人権が」「個人情報が」というのは運用の誤り。

鬱病も持っているから、あまり追い込むと自殺することも考えられる。連帯保証人とも連絡を取って、本人からでなく連帯保証人に責任を取らせるのが最善だろうけど、そういう場合、親兄弟も「推して知るべし」ということが多い。「そんなこと言われても私もカネ無いし・・・」と言われるのがオチ。だったら「最初から連帯保証人など引き受けなきゃ良さそうなもの」だが、人間、万一のことは考えないもの。

それが管理会社の仕事であっても、こういうことで時間を取られるのはキツイ。うちはもう、体の障害者の部屋探しをしたり申し込みを受けることはあっても、精神の病を持っている人の部屋探しはしないし申し込みも受けない。そういうのは役所の仕事、施設に入れるとか役所で考えるべき。他にも何人か同じように精神の病気の人がいるけど、何とか力になろう、というこちらの善意は悉く裏切られている。

自分の身は自分で護らなければならない、と、苦節30年、ようやく気付いた。

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2018年08月31日

ドアが壊れちゃったんだよ

店から帰宅する途中、古い貸家の前を通りがかったら、入居者の老人が私の顔を見て大声でぶつぶつ文句を言い始めた。珍しいことではない、いつものことである。常に、挨拶など抜きで文句を言う。

「ドアが壊れちゃったんだよ」と、貸家の玄関の引き戸の具合が悪いのを私にアピールする。どういうふうに具合が悪いのかを説明しようとしているんだろうけど、声は大きくても聞き取れない。主語と述語と修飾語が入り乱れていて、ちゃんとした文章になっていないのだ。「開けようと思ったら鍵が掛からないし、誰か来てもこっちから開けられないし、インターホンの具合が悪いんだよ。何度やっても鍵が掛からないから○〇の親方に頼んだんだけどやってくれないし・・・」てな感じ。それを、二つ先のブロックまで聞こえるくらいにダミ声で怒鳴る。おそらく、家の中にいてもご近所には聞こえていることだろう。まるで吉本のお笑いタレントのギャグ「忘れようとして思い出せない」、である。

ドアの建付けが悪くなっているようだが、何を言いたいのか分からない。「何度かやると(鍵が)掛かる」と言うので放置しておいた。何かあればケースワーカーから言ってくることだろうから。私は立川市の生活福祉課とは仲が悪いが社会福祉協議会の人たちとは「いい関係」でいるし。

私の家から店まで行く際には必ずその貸家の前を通るから、家の前にいなかったり玄関のドアが開いていないとホッとする。遠くから姿が見えると遠回りすることもある。必ず大声で何かの文句を言われるからである。文句だけではない。先日は、隣の部屋が空いて同業者さんがお客さんを案内してくれて、その場から「申し込みします」との連絡が入ったのだが、直ぐに「やめます」との電話・・・。

理由を訊くと、「隣の爺さんが出てきて、『(案内の音が)うるさいんだよ。隣の部屋を見に来ているなら俺に挨拶するのが当たり前だろ』などと大声で言われたんで怖くなっちゃったみたいで・・・」とのこと。べつに、案内が入る度に業者や客が両隣の住人に挨拶しなければならない、なんて決まりもないし、当たり前でもない。それでは何度案内が入っても決まるワケがなく、もう立派な営業妨害である。

その老人、生活保護で痴呆も入っているんだと思う。元々は某 NPO 法人の紹介だったので、直ぐに代表者に連絡して「ちゃんと理解してもらってください」とお願いした。いや、抗議した。本人にも「今後こういうことが起きたらあなたに出ていってもらいますからね」とキツくお灸をすえておいた。それで解かってくれたのかどうかは不明だが、その後は大人しくなって、しばらくして隣の部屋の入居者も決まった。

以前は自転車に乗っていたが、相当に太ってきて、今は年寄り用の散歩カートを杖代わりにしてヨタヨタ歩いている。失礼だが、そろそろお迎えが近いように思えるから、管理会社としてはそっちを心配している。ケースワーカーは頻繁に来ているようだが室内で孤独死する可能性も高いと思う。

ふだん聞き流しているが、大声での文句が聞こえなくなったら要注意、だと思う。

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2018年08月23日

小火(ボヤ)騒ぎを起こしたゴミ屋敷の様子と退去連絡

先月、小火騒ぎのあった部屋を入居者の同意の下、片付けに行った際の状況。部屋は6畳の1K。


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これでも半分ゴミを出した後。本人は「全て必要なもの」と言っている。テレビで取り上げられた「いろんなゴミ屋敷の主たち」も、それらをけっしてゴミだと認めないから、そこは同じ。

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当初はユニットバスのドアの前にも(天井ちかくまで)荷物が山積みになっていて、「これで、どうやってトイレや風呂を使っているんだろ??」という状況。

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台所のガスコンロの前まで行けないから卓上コンロを使っていて、それで小火を出した。

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エアコンの下に飼猫がいる。こんな環境で飼っているのが信じられない思い。

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いったん外に出したものの、「全て要るものだから」とのことで、これらは後で室内に戻した。ふだん、部屋の外にまでは荷物が置かれることは無く、共用部である通路に必要以上に置かれているのは傘数本と自転車3台くらい。他の住人の利用を妨げるほどではないから、外から見たらゴミ屋敷かどうかは判らない。今回の小火騒ぎで露見した、ということ。隣の部屋を家主さんが使っていて、おおよそ察しは付いていたらしいけど。

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こちらは、うちのノルンと同じノルウェージャンフォレストキャット。飼猫は2匹・・・。

今回は半分ほどの処分。本人も立ち会って「どれが要る、要らない」とチェックしてもらっていたのだが、後で「携帯がなくなった」 「必要なものまで棄てられてしまった」などとクレームを言ってきた。「残りは全部要るものだから棄てられない」とも言う。だが、半分棄ててもゴミ屋敷状態。今まで自然発火しなかったのが不思議なくらい。だいたいが、こんな不衛生な部屋で猫を飼っているのが赦せない。

2回目は日を置いて、(本人の気持ちを落ち着かせて)9月の下旬にでも、と思っていたら・・・、

「9月20日で退去します」と電話があった。このまま住んでいたら全部棄てられてしまう、と思ったのだろうか。室内にあったもの、ほとんどがDVDプレイヤー。業者の話では「100台くらいありましたよ」とのこと。本人は「仕事で必要」と言うが、仕事で使うにしてもせいぜい3台あれば足りそうなもの。壊れた時の予備が無いと不安でどんどん買い足していて、自転車も、パンクをすると直さずに次の自転車を購入するから何台もある。テレビ受像機も傘も同じ。つまりはそういう病気なのだ。

転居先はまだ見つかっておらず、おそらくは審査が通らないと思われる。仮に見つかっても、その部屋がゴミ屋敷になるだけのこと。やがて貸主から契約解除を申し渡されるだろうし、そのアパートの住人が火災などの事故に巻き込まれる危険性がある。個人情報だから、と次の管理会社に何も伝えないワケにもいかない。

家主さんも、家賃収入が減るから、ということでなく「うちを追い出されても行く所が無いでしょうから、生活態度や習慣を改めてくれるならこのままいてもらってもかまわないですよ」と仰っているし、「あなた、9月20日で退去すると言ったでしょ!?」などと追い詰めて自殺されたら困る。鬱病も持っているから、その可能性は充分ある。なので、家主さんと相談して、退去の連絡はそのまま受けて、そのうえで「移転先が見つからなければ延長も可能。ただし、その場合は9月か10月末を目途に再度荷物の処分をしてもらうことになる」と伝えたら、「わかりました、ありがとうございます」との返事。生活が苦しくても家賃はしっかり振り込んでくる人だから、多少の時間稼ぎは赦してあげよう。

仕事もしているから、申し込めば、もしかすると経済的には審査が通るかも知れないけど、猫が2匹いて、それもネックになるだろう。そういうのを隠して申し込む人ではないし。

こういうのは家主さんや管理会社である不動産屋が全ての責任やリスクを負うのでなく、行政が何らかの支援をすべきではないか、と思う。業協会から何も意見が出ないのも情けない。

数年前に、立川支部に対して10項目ほどにわたって提案した中に、「賃貸管理をしているうえで様々なトラブルが出てくるものだが、支部にそれぞれのケースで小委員会を作って、会員業者が経験したこと、成功例や失敗例を持ち寄って会員業者にフィードバックしてはどうか」というものも入っていたが、当時の福本支部長からは「一切回答いたしません」というFAXが流れてきてお仕舞い。なので立川支部には期待できないが。

責任転嫁もしてくるけど、まだ判断能力も残っているし、できることなら力になりたいとは思う。それも今後の展開次第、と言うか、本人次第かな・・・。

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2018年08月04日

エアコン修理の優先順位・・・、ちよっと怖い話 (^◇^)

今年は連日の猛暑で、「エアコンが効かない」とのクレームが立て続けに入っている。

のだが・・・、どういうワケか、そういう連絡をしてくるのは生活保護の入居者が多い。偶然なのか必然なのか・・・、管理物件数が少ない当社でも4件連絡があって、うち3件が生活保護世帯。生活保護世帯の入居率は当社の管理室数の1割くらい、なのに、エアコンのクレームは3倍、てことは、率で言えば30倍にもなる。

もちろん、エアコン付きで貸していれば貸主側に修理や交換義務があるのは当然のこと。幸い、うちの家主さんは皆さん快く「修理の依頼をして頂いて、必要があれば交換してください」と仰る。いくら寿命がきた設備であっても、安い家賃で貸していてのエアコン交換はキツイものがあるであろうに。

で、私が手配するのだが、もしメーカーのサービスを呼んで、「これはもう部品がありませんね、交換するしかないかと思いますよ」と言われたなら、何もしてなくても出張料が別に掛かる。それなら最初から交換してしまったほうが、出張料の分だけ安く上がる。なので、いつ取り付けたのかを調べて、家主さんには交換を勧めることが多い。問題は・・・、電器屋さん、である。うちがいつも頼んでいる電器屋さんは腕も良くて良心的なのだが、私同様一人でやっている。しかも、この時期は他からも依頼が入る。

当然に、入居者からすれば「暑くて寝られないから早くやってくれ」ということになるが、「急ぎでやってくれ」と言うのはこちらの勝手であって電器屋さんの事情にも配慮しなければならない。物件は多摩地区に広く存在しているから一日に2台の交換が難しかったり、入居者の都合と合わないこともある。かと言って、後々のメンテナンスなど考えると量販店など他の店には頼みたくない。家主さんも、うちの電器屋さんの技術力とサービスの良さは知っているから、だいたいがその電器屋さんを指定してくる。

ま、よそで頼んでも「では明日伺います」にはならなくて1週間、10日待ちは当たり前の状況。で、どうしても順番に交換して頂くことになるのだが・・・、電器屋さんから「どういう順番でやりますか?」と訊かれて、心の中で「ニヤリ」と笑った。優先順位は私が決められるのだから、普段からあれこれ常識外のクレームを言ってくる奴は後回し。いつも感じ良く接してくれる入居者を優先することになる。

つまり「いつもお世話になっています」と言ってくれる人が先で、「こんなのそっちでやってくれて当たり前だろ!?」という感じで感謝の気持ちの無い奴が後。「いつ来てくれんだよ、早くしてくれよ」としつこく電話してきても早くはならない。言えば言うほど遅くなる。それくらいの差をつけなければやっていられない商売。まあ、それでも1週間も掛からずに全部の交換を終えているから早いほうだとは思う。

正直、30年来の付き合いの電器屋さんは私が言えば「うちの仕事を最優先してくれる」のは判っているが、「○○コーポの203号室は最後でいいし、他からも急ぎの依頼が入っているだろうから、よその仕事を先に入れてもらって構わないよ」と伝えてある。そう言っておいても優先してくれる。

これ、まだエアコンの修理くらいの話だから「この程度の差」で済んでいるが、大災害が起きたなら「もっと大きな差」がつくことになる。公正公平に、なんて言っていられない事態になることも考えられる。入居者は、自分が「普段どんな態度で不動産屋(管理会社)と接しているか」、胸に手を当てて考えてみるといいだろう。




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2018年07月21日

アパートの火事

昨日、うちのと Jonathan's で遅めのランチをとっていると、携帯に電話が・・・、

見知らぬ PHS の番号である。出ると、「〇〇さんですか?」と訊かれたので、「違いますよ」と答えたのだが、「この電話は〇〇さんのお電話ではありませんか?」と重ねて訊く。〇〇、というのは私の独立前の元社長の名前。よく、古い名簿で営業電話が掛かってくるから「どうせ営業だろう、そんな古い名簿を使ってんじゃねえよ」と思ったのだが・・・、様子が変・・・。それで用件を訊いてみた。すると・・・、

「実は私、立川消防署のものですが・・・、そちらで管理している○○アパートで火災が発生しまして・・・」と言う。「それを先に言ってくれよ」くらいの話である。たぶん、古くから入っている入居者から連絡先を訊いたんだろう。ご高齢の方だと、私の名前でなく前の社長の名前で憶えていたりするもの。

「直ぐにこちらに来られますか?、間取り図なんかもあると助かるのですが・・・」と言われたので、「それだと一度店に戻ってからになりますので1時間くらいは掛かってしまいますが・・・」と答えると、「では近所に立川消防署の支署がありますので、そちらに先に来てください」とのこと。「火元はどの部屋ですか?、怪我人はいますか?」と訊くと、「火元は102号室で、本人が少し怪我をした程度です」と言う。

安堵した。直ぐに家主さんと保険会社に連絡して、アパートに向かった。先ず消防署の支署に寄り、アパートに行くと、本人は救急搬送された、と聞いていたが既に戻っていた。「火元は102号室」と聞いて、私は「まあそうだろうな・・・」と妙に納得していた。102号室、ゴミ屋敷状態である。40歳前後の独身男性の一人暮らしで、6部屋ある貸室は全て1Kなのだが、「モノが捨てられない」性分で部屋の中は段ボールの山・・・。ん?、何処かで見た光景・・・、と思っていたら、私の長男の部屋だった (おい)

「どうして火事になっちゃったの?」と訊くと、「コンロの火をつけようとしたらボーッと燃え上がっちゃって・・・」と言う。台所もユニットバスの前にもゴミや段ボールが山積みで、煙突効果で炎が一気に上がったんだろう。それより、これでどうやってトイレに入っているのかが不思議なほど。以前から玄関前のビニール傘が徐々に増えているので、「部屋の中もたいへんなことになっているだろうな・・・」と思っていたのだが、想像以上で、リアル「ゴミ屋敷」だった。しかも、他にも大問題があった。

猫を飼っているのである。そうでなくても狭い部屋にこの荷物とゴミ・・・、そして衛生状態・・・。猫にとって「良い環境」であるハズがない。ヘタしたら猫も巻き込んで焼死である。

私が、「今晩、飯、食べられる?、カネあるの?」と訊くと、しばしの沈黙の後、「1万5千円あります」と言う。「そのおカネ、今、あなたのポケットに入っているの?」と訊くと、再び沈黙した後で、「あの箱のどこかに・・・」と言う。それで「おカネは無いな」と確信した。「私はいつもカードケースに2千円だけ現金を入れていて、これを置いていくから、ちゃんと晩ご飯を食べて、水分もしっかりとりなさいよ」と言って渡すと、「後で返します」と言う・・・。「返さなくていいよ、お見舞い代わりということで」と言うと、泣きだした・・・。ま、「返さなくていい」と言って渡すのにはちょうどいい金額だと思う。

この男性は、生活苦ではあるけど家賃は常にキッチリ遅れずに振り込んでくる人である。家主さんも「このままずっといてくれるかなあ・・・」と心配していた。出ていったら次が入らないから、という計算ずくの話ではなく、「追い出されたら行く所が無い」と知っているから、である。実は、隣の101号室は家主さんが事務所として使っているから、102号室の室内がどんな状態、つまり、ゴミ屋敷になっている、とご存知である。普通なら、ボヤ騒ぎを起こしているのだから「出ていってもらってくれ」になるもの。私も、家主さんの言葉に驚いたし、話していて声が詰まってしまった。本人に家主さんの言葉を伝えると、やはり泣いていた。追い出される、と覚悟していたようで・・・。そりゃあそうだろう。

もちろん他の住人の皆さんは不安になっているだろうから、夜になって電話して、「片付けが一段落したら挨拶だけはしておいてね。それと、猫のことを一番に考えてやってください。今のままで猫が幸せだとは私には思えませんから」と伝えて、業者に依頼してゴミの片付けをすることで話が纏まった。ただし、次におカネが入るのは8月6日とのことで、「それまで待ってもらえますか?」と言うので、「それはダメ。支払いを待ってくれる業者を探すから、片付けるのは先行してやりましょう。火種が無くても自然発火することもありますから怖いんで」と言うと納得してくれた。

有り難いことに、消防署でも「今晩は1時間おきにアパートを見回ります」とのことで、なかなか行き届いている。みんな、自分の知らないところで、いろんな人の仕事や善意で「生かされている」と判る。

「生きているといろいろ嫌なことが起きるけど、負けないで頑張ろうな」と伝えた。嫌なことが起きた時に「だから人生って面白い」と考えられる人は幸せだし、「どうして私ばかりこんな目に・・・」と悲観する人は鬱になる。私は前者だが、それは、私の愚痴に辛抱強く付き合ってくださる人が周りにいっぱいいるからに他ならない。

家主さんにご報告して、昨日の仕事はそれでお仕舞い。今日は保険会社に問い合わせたり、その後の様子を見なければならない。それにしても、頭がフラフラする・・・。


別のアパートで、部屋をキレイに使ってくれてはいるがいつも家賃が数ヶ月遅れていて、その都度の連絡もなく、こちらから電話すると、悪びれることも無く「ああ来月の末には必ず」と、まるで「待ってくれるのが当たり前」のように言う男がいる。それでいて約束どおり入らないから「どうなっているんだ!?」と訊くと、「予定が狂って、入金が来月になっちゃったんで、来月末には必ず」と言う。「申し訳ない」とは言うが心が籠っていない。私もつい言葉を荒げて「アンタの『絶対間違いない』は常に信用できないんだよ」と言うのだが、笑って「いやあ、今度は間違いなく」と返す堂々巡り。家主さんと相談して事前に「最初の約束どおり振り込まれなければ退去してもらう」と決めて通告もしてあったので、入居者の要望は蹴って「出ていってくれ」と伝えた。夫婦ともに高齢で、奥さんは病弱だし、猫も飼っているから気の毒には思うが、我慢には限度がある。

支払いを(今回も)猶予したら舐められるだけ。いや、もう十分に舐められているか。

「8月中にはカネが入る」と言っていたんだから、それなら滞納家賃の清算も出来るだろう。それが出来ないなら支払期限を猶予したとしても、また約束を反故にされることになる、と後になれば判る話。

火災の男性とは全てに対照的な話であって、こういうのは「最後は人柄がモノをいう」と思う。

posted by poohpapa at 04:22| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする