2019年12月29日

すわ!、孤独死か・・・??

昨日の夕方、ある入居者(一人暮らしの高齢男性)の連帯保証人さんから電話があった。

「本人に何度電話しても繋がらないので、合鍵をお持ちなら確認して頂けないか」とのこと。

何度も書いているが、もしもの場合、第一発見者にはなりたくない。連帯保証人と警察官の同行を求め、警察官に一番先に入ってもらわなければ・・・、と思ったが、念のため私から電話すると、しばらく呼び出し音が鳴った後で留守電になる。メッセージを残しておいたら・・・、10分ほどして本人から電話があった。「すみません、寝てました」だと (脱力

良かった・・・。昨日、もし孤独死していたのが発見されたなら正月休みは吹っ飛ぶ。しかも、無償の仕事になる。そのアパートの家主は管理会社の苦労なんて気にも掛けない人。孤独死ではなかったが、以前も似たようなことがあっていろいろ尽力したけど、ついに「ご苦労さまでした」の一言も無かった。自分の損得しか眼中に無いのだ。「人間、そんなもの」ではあるが、お互いビジネスだし相手のあることなのに。

これが、(モノとかカネということでなく)普段から管理会社の苦労や努力を理解してくださっているのが伝わってくる家主さんであれば、「こちらで全部やりますから大丈夫ですよ、終わりましたらご報告いたしますね」と私も言うし、無報酬で、なおかつ正月休みが潰れたとしても全然かまわない。

つまりは、相手によりけり、ということ。本音で言えば、もう管理を降りたい家主は何人かいる。当たり前と言えば当たり前だが、私が「報酬は一切要りません、気にしないでください」と強く辞退している家主さんに限っておカネとか商品券とか送ってきてくださる・・・、私の思いとは逆になるから辛い。

「この家主さんの為なら何でもお役に立ちたい」と管理会社に思わせるような家主さんが得をするものなんだけど、「不動産屋を何だと思ってるんだ!?、自分でやれよ、それは家主の仕事だろ!」と言いたくなる家主がいるのも現実。長い目で見たらそういう家主は損しているんだけど、無頓着で気付かない。

ま、とにかく、無事で良かった、お互いにとって (^◇^)

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2019年12月25日

今日は令和元年「最後の定休日」で・・・

二度寝してしまいました・・・、トホホ 💧

4時前に尿意で目覚め、トイレに行って、寒かったので布団に逆戻り、で7時過ぎまで布団の中。

一昨日の真夜中、入居者の若い女性からメールがあって、「ここ数日部屋を空けて出かけているのですが、鍵をかけたかどうか心配になりまして・・・、大家さんの電話番号を教えてください」とのこと。

私もこの歳なので、家や店を出てから「あれ、鍵をかけたっけかなあ・・・」と不安になって戻って確認することはよくあるが・・・、「かけてなかったわ、良かったわあ、戻ってきて」ということは一度も無い。

「アンタ幾つだよ、まだ20代の前半じゃねえか、呆けるには早いだろ!?」と思ったが、仕方ないので「家主さんは遠方にお住まいですから、電話しても見に行ってもらうことは難しいし、頼まないほうがいいです。隣の部屋の方は信用できる方なので、鍵がかかっているかどうか確認してもらって、後でメールします」と送信して隣の住人に確認してもらうと、「大丈夫でした、ちゃんと鍵かかってました」との連絡。

当社からも遠くて、行けば半日仕事になるから私も見に行けない。入居者と仲良くしていると、こういう時に助かる。依頼者が安心してくれると思って直ぐに結果を送信したが返信がない・・・。「助かりました」くらい言ってきても罰は当たらないだろ、だが「何か変だな」と悶々としていて、ハタと気が付いた。

私は、たまたま同じ時期に入居した別の女性と勘違いしていて、全く関係ないアパートの部屋の施錠を確認してもらっていたのだ。依頼者の家主さんは遠方どころか真下に住んでいる。「大家さんの電話番号を教えて」と言うのは当たり前の話だった。依頼を受けた隣人が確認のためドアノブをガチャガチャやってて中から住人が出てきたなら大変なことになっていたかも。つまりその・・・、呆けていたのは私のほうだったわ(滝汗

あさイチで家主さんに電話して確認して頂いたら「鍵、かかっていました」とのことで安堵。


さて、今日こそは年賀状を作ろう (*´з`)

posted by poohpapa at 09:35| Comment(2) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月22日

なんというタイミング・・・

昨日、久しぶりに不動産屋ネタの記事を書いたのだが、その後日談、と言うか、当日談、

昨日の午後、スナックのママに店舗を貸している家主さんの妹さんが当社を訪れて、「これ、姉から預かっていますので」と封筒を差し出す・・・。中身は現金だと直ぐ判った。まるで、昨日の記事をお読みになったのかな、というタイミングである・・・。PCもスマホもお持ちでないし、そんなハズ無いんだけど。

私のほうこそ、その家主さんには日ごろからお世話になっていて、私が力になれるのならそんな嬉しいことはない。30年ほど前に他の不動産業者が仲介してスナックのママと契約していて管理もその業者がしていたのだが、どういうワケか、家主さんは何かあれば私に相談してくださる。

良好な関係を保っているし、昨日の記事の当日に謝礼が届くのは、たとえ昨日の記事(私が無報酬でやっている、という下り)と無関係であったとしても、バツが悪い。固く辞退したが、「それだと私が叱られます」とのことで頂戴した。この件をしっかり片付けるとか、何か別の形でお返ししよう。

ちなみに、そういう臨時収入があると、私はうちのに「お母ちゃんのお小遣いにしなよ、欲しいものがあれば好きに買えばいい」と言って、そのまま渡すことにしている。私の稼ぎが悪いし、専業主婦がヘソクリを作るのは困難だから。ま、罪滅ぼしのつもり。他人の褌で相撲を取る、とも言うが 💧


で、30年ほどして、ママが高齢になり店も開けなくなって、カラオケの機器のリース料も滞っていたようで、機器は1年ほど前に撤去されている。その際、ママが「店のカラオケの機器が無くなっている。私の知らない間に誰か店に入ったんじゃないか」と言い出して騒ぎになったが、家主さんは鍵を持っていないし、リース会社が鍵業者を呼んで無断で持ち去るなんてことをするワケが無いのだから、自分か代理人が立ち会っているハズ。そのあたりで、家主さんも私も「認知症が入ってきたかも」と疑っていた。

そうなると厄介である。連帯保証人は「私は引き受けた覚えはない」と言っているし、頼れるのはママの同居人男性のみ。幸い、その都度ちゃんと連絡をくれる誠実な人なので、家主さんや当社は関与せず、その男性に片付けて頂くつもり。家主さんも私も、原状回復がどうの日割り賃料がどうの、などと細かなことを言うつもりはない。片付けてさえくれれば御の字だから。長く不動産屋をやっているけど、そういうケースは少ない。

今日は家主さんにしっかりお礼を言わなければ・・・。あと、記事を読まれたかどうかも確認しよう (汗
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2019年12月21日

久しぶりの不動産屋ネタのような・・・

当社で管理しているワケではないが、店を借りたままで長く営業していないスナックがある。

ママは高齢で現在入院中。認知症も入っているようで、「家賃は払っているし、営業もしている」と本人は思い込んでいるようだが、今年の4月分から家賃が払われていないし、1年以上も営業していない。

当社で入れたワケではないが、家主さんから相談を受けて、私が対応することになった。最初の契約書を見せてもらい、申込書に書かれていた電話番号に電話してみたが(ベルは鳴っているのに)出ない。たまたま、うちのお客さんが同業者であることからそのママを知っていて、「あんたから電話してあげなよ」と伝えてくれて電話をくれたことがあるから電話は生きているのは間違いない。

隣町(と言ってもかなり遠いのだが)に住む姉である連帯保証人と話すべく出掛けて行って家を探したが、番地が飛び地になっていてなかなか見つからず、近所の人に訊いたりしてようやく探し当てたが留守。名刺に用件を書いてドアに挟んできたら、後日、怒ったような口調で電話してきた。「何なんですか、私は30年前に勝手に連帯保証人にさせられただけで、関係ないんですよ」とのこと。

そんなことは私は知らない。連帯保証人のほうで「自分が連帯保証人になっている」のを忘れていたり、滞納が発生して請求されたことでそう言い出す人は多い。自分で印鑑証明を出していても、である。

それとは別に、一月ほど前の夜、申込書に書かれていたママのアパートを訪ねると、人の気配が無く、というか生活感が無く、「もうここには住んでいないのかな」と思いはしたが、念のため名刺に「連絡ください」と書いてドアに挟んできたら、数日後、見知らぬ男性が私の店を訪ねてきた。何十年も前から(入籍していないが)ママと一緒に暮らしているとか。話していて、とても誠実な人柄だと判った。

「あの人はもう生きて病院から出られないかも」とのことで、最近はそんなのばっかである。だが、そんな話にいちいち同情していたら不動産屋は仕事にならない。「実は、数ヶ月前に『長く営業してないみたいだけど、こちらの店が空いているなら借りたい』というお客さんがいたんですよ。早く連絡してくれていたら家主さんも助かったんですけど」と言うと恐縮して、「11月いっぱいで解約します」とのこと。と言っても11月末まであと3日という時点・・・。本来は解約予告は1ヶ月前だが、事情が事情だけに、私の独断で、滞納家賃を清算してくれるなら11月末の解約を認めることにして、家主さんから事後承諾を頂いた。まだ清算はされていないが、まあ、あの男性なら自身が連帯保証人でなくても清算してくれるだろう。

それより、明け渡しをどうするかが問題である。今日に至るまで荷物は何も運び出されていない。「年内に片付けてほしい」と男性に電話すると、「ここの内装を頼んだ大工さんに片付けを頼もうと思うんだけど、そっちから連絡して頂けないか」と言う・・・。それは危ない。何故なら、私や家主さんから依頼したなら発注者は当方になって、もし代金が支払われない場合は当方が責任を取らされることになる。

信用はできそうな人だが、そういうリスクは負いたくない。それで、大工さんの電話番号を伝えて「直接やりとりしてください」と言って、向こうから連絡してもらうことにした。事前の大工さんとの話で「年内は無理」と聞いていて、年越しは避けられないが、借主側で片付けてくれるなら良しとしよう。

あとは滞納家賃の清算である。実は、ここまでやっていて、無償である。その家主さんにはお世話になっているから、おカネにならなくてもかまわない。「遠慮なく仰ってください、ちゃんと経費も手間賃も支払いますから」と言って頂いているが、私としては、喜んで頂ければそれで良い。それに、非弁行為になっている部分もあるから報酬は頂けない。もちろん、報酬ゼロでも非弁行為になることもあるので慎重に話を進めることになる。そこは家主さんにお話しして理解して頂くようにした。

こっちの滞納はキレイに片付くとは思う。だが、まだ何件も年を越しそうな案件がある・・・。

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2019年11月03日

心ばかりのプレゼント

先日記事にした当社管理アパート入居者のアフリカ出身のご家族の話、その続編。

前回の更新時の更新料の不足分2000円を届けに来てくれたのだが、父親に連れられてお店にやってきたお子さん二人の行儀があまりに良く、感動して、よほどその2000円を千円ずつ「これ、オジサンからのお小遣いね」と渡しそうになったが思いとどまっていて、それでも「お子さんに何かして差し上げられないか」と考えていたのだが・・・、いいことを思いついた。

メルカリで(雑誌の付録の)ミッキーマウスの腕時計を二つ購入して届けたのだ。上のお姉ちゃんが小学3年生か4年生くらい、弟が1年生くらいで、「きっと喜ぶだろうな」と勝手に決め込んで、在宅であることを確認して届けると、もの凄い喜びよう。価格は二つで送料込み620円。雑誌の付録といっても作りは本格的。ミッキーが嫌いでなければ、腕時計をはめることで「大人に近づいた気分」になって子供は喜ぶもの。だが、その反応は私の想像以上で嬉しい誤算。

先日来店した時に、お父さんが雑誌の付録のミッキーのバッグを提げていたので、「まあ、お子さんも嫌いではないんだろうな」と思っていたのだが、まさかこれほどとは (^◇^)

何度も飛び上がって喜んでいたが、二人とも気分が落ち着くと、丁寧に私に頭を下げてお礼を言う。親に促されて、ではない。今時、日本人の子供でもそんなに礼儀正しくはない。またまた感動してしまった。お姉ちゃんが(肌の色は違っていても)クラスの仲間から学級委員に選ばれたのがよく解かる。

家主さんのお姉さんがアパートの隣に住んでいて、子供たちが学校から帰ってくると家に入るより先に「おばちゃ〜ん」と声を掛けて上がっていろんな話をしていて、家主さんのお姉さんも喜んでいるとか。

実は、先述の更新料2000円不足の件は私の勘違いで、先日、台帳を確認していたら3ヶ月ほど前に届けてくれていたのが判明。慌ててお詫びの電話を入れて返却しに訪れたら留守。仕方なく帰ろうとしたところに買い物から帰ってきた。お姉ちゃんは私の姿を見ると「うわあ、こないだはありがとう」と私の胸に飛び込んできた。まるで久しぶりに再会した恋人の胸に飛び込むような感じ、ほんと。

ちなみに、お父さんが提げていたバッグ、同じ物を先日、やはりメルカリで購入して、別の母子家庭の入居者さんに(お母さんとお子さんに)二つお揃いで届けている。もちろん、凄く喜んでくれた。たいそうな物でなく、安価な物でも喜んで頂けると嬉しい。人柄の良いお客さんはこちらも応援したくなる。

さて、またメルカリなんかで何か面白い物を見つけたら購入して届けて差し上げよう (^^♪

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2019年10月22日

まじめな外国人入居者

家賃が半年ほど遅れている外国人の家族がいる。4人家族で出身はアフリカ、なので肌の色は黒いが私は気にしない。21年前に来日しているので子供二人は日本で生まれている。更新に子供二人を連れて来店。

べつにそれを狙ったワケではないだろうけど、滞納家賃の話はとくにしなかった。子供の前で親に恥をかかせたくはない。これが無責任に逃げ回って開き直っている滞納者ならこちらも容赦はしないんだけど。電話で「どうやって追いつかせるか」は話しているので、その場で話さなくてもいいし。

二人の子供がまた実に礼儀正しい。店に入ってくる時から、椅子に座る際、出ていく時も大人のように挨拶して出ていく。まだ小学校の低学年だと思うが、今時、日本人の子供でもそうはいない。親の躾なんだろうな。帰っていく後姿を見ていたら、父親と手を繋いで仲良く楽しそうに歩いていた。

日本に来た当初は清掃の仕事をしていて、会社も興してしばらくは順調に行っていたが、今は全く違う職種の仕事をしていて、正社員であってもパート勤めくらいの収入にしかならないみたい。それだと家賃は追いつかない。「私は元々掃除の仕事をしてきたので、休みの日なんかに清掃の仕事もしたいので、そういう話があったら声を掛けてください」と言う。「タダでもいいです、私の仕事の内容を見て今後も使えるかどうか決めてください」とも。生活を支え、家賃を追いつかせるために休みなく働こうとしている。

去年の1月から22ヶ月も家賃を払わずにいて開き直っている糞ジジイとはえらい違いである。こういう人なら応援してやりたいが、いろいろトラブルはあっても20年以上つきあっている業者もいるし、最初だけとはいえタダというワケにはいかないから、「いちおう頭に入れておきますね」と言ってお帰り頂いた。

うちで使っている業者に「普通の給料で雇ってもらえるか」を先ず訊いてみよう。それならどちらにも不義理をしないで済む。日本語はペラペラだし、何より(家賃は遅れていても)誠実な人柄だから信用している。うるさく催促するより、いい就職口を探してやるほうが理に適っている相手もいる。以前も一度、家賃の遅れている誠実な人柄の入居者に就職口を世話して家賃を追いつかせてもらったことがある。

実は、ちょっと迷ったことがあって、更新料は先に支払ってもらっていたが2千円不足していて、昨日それも届けてくれたのだが、子供たちのあまりの行儀の良さに感動して、その2千円をそのまま二人の子供に千円ずつ「これ、オジサンからのお駄賃ね」と言って渡してあげようかと思ったのだ。

それがクセになるような人ではないし、久しぶりに見た「躾の行き届いた子供たち」に感動していたが、やはり「それはそれ」と分けて考えたほうがいいかも、と思い直した。ま、他で何か考えよう。

相手によりけりではあるけど、滞納者に就職の世話をしようとする不動産屋なんてそうはないだろうな、と自画自賛した次第。あの子供たちが日本で平穏に暮らして行けたなら嬉しいと思う。

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2019年10月04日

心根の優しい妹さん

今から10年以上前に、面白いキッカケでうちの管理物件に入居して頂いた老姉妹がいらっしゃる。

昨日、妹さんから「契約書って、どのくらい前までの分を保存しておけばいいでしょう?」との問い合わせの電話があった。私が「前回の更新の分と一番最初のを保存しておけば大丈夫ですし、なんてことになれば全部なくなっちゃっても心配は要りません。うちにも家主さんにも控えはありますから」と言うと、安心したように「じゃあ、その言葉を信じて全部処分してしまいます」とのこと。それは信用しすぎだが。

その老姉妹、以前に住んでいた武蔵小金井の貸家が老朽化して立ち退くことになったのだが、家主からの補償がなく、一面識もない私に相談してきた。朝日新聞に私の本の書評が載っていて、興味を持ったとかで買ってきて、読みながら笑い転げていて、「移転先はこの人に相談しよう」と決めたんだとか。出版社の五月書房さんに「どこの不動産屋か」問い合わせたが教えてもらえず、そこで引き下がらず「手紙を転送してくれるよう」依頼して、私のほうから連絡して訪問し、会うことになった。ふつうは「教えられない」と言われた時点で諦めるものだろう。歳に似合わず、その行動力は凄いし、これもご縁である。

移転先は・・・、「ここしかない」と私が思っていたアパートがあって、1階だし、場所も間取りもちょうど良く、家賃以外はドンぴしゃりの部屋。募集中の家賃は10万8千円、共益費が3千円だったが、私が直接家主さんのお宅に出向いて、「こういう状況の老姉妹がいます。生活保護ではありませんが家賃の支払いは貯えがあるので心配は要りません。ただ、今の家賃だと将来的に厳しくなりますので、9万円なら助かります。いかがでしょう、値下げして頂くワケにはいかないでしょうか?」と伺うと、笑いながら「これも人助け、一部屋ぐらいそうやって貸すのもいいんじゃないかな」と、快くOKしてくださった。

ずいぶん滅茶苦茶なお願いをする不動産屋もあったものだが、私には「きっとOKしてくださる」との確証があった。今までも、常に「家主として自分がどうすれば入居者の方たちに快適に暮らして頂くことができるか」を考えていらっしゃって、必要な出費を惜しまない、そういう家主さんだから。

別の、同居しているお母さんが亡くなった娘さんには「来月分の家賃は払わなくていいのと、来月から1万値下げします」と言ったり、敷地内で野良猫の世話をしている女性に、「それだとあなたの生活費が圧迫されて家賃の支払いにも難儀するだろうから」と、奥様の同意の下 餌代として5万円を支援したこともあるとか。私はミスった・・・。私も生活苦であることを家主さんに伝えておくべきだった (^◇^)

その老姉妹の妹さん、昨日の朝一度電話してきて、夕方また電話してきた。「朝は言わなかったんですけど、坂口さんの声が小さくて、体調が悪いんじゃないかと心配になって・・・」とのこと。そして、こんなことも言う。「姉は寝たきりですけど、私は姉の介護ができることを本当に幸せに思います。姉は明るくて優しくて、私は何度も助けられました。こんな状況でも笑って暮らせるのは姉のおかげです」と。

そんな人柄なので、私が家主さんのお宅に伺う際は声掛けしたり、たまにはお菓子をお持ちする。部屋の外回りに常にお花を飾っていて、家主さんも「いい方に入って頂いて・・・」と喜んでくださっている。大幅に値下げして頂いた家賃も、他の部屋を徐々に値下げしたことで今はだいたい同等になった。

このアパートはきっと老姉妹の終の棲家になってくれるだろう。

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2019年10月02日

この1週間はキツかったなあ・・・

親しくさせて頂いている営業マンの機転や、苦労人の優しい家主さんのご配慮のおかげで、ここ数日で店はいっぺんに黒字転換したけど、先週の水曜日からの1週間は精神的にキツかった。

実は、Yさんだけでなく、ご高齢で一人暮らししている入居者のFさん(男性)が膵臓ガンで大変な状況のよう。隣の部屋の(やはり一人暮らししている)老婦人がメールで知らせてくれた。本人からは半年ほど前に「膵臓ガンになっちゃって、今度手術します」という連絡があったが、身寄りはいないし誰も見舞いに行っていないと思う。別れた奥さんとは今も友達付き合いをしているから、私が「連絡しておこうか?」と訊いたのだが、「心配かけるだけだから言わなくていいよ」とのこと、それで伝えてはいない。

スーパーへの買い出しにも難儀しているようで、隣の老婦人がお使いを買って出て、いろいろ世話してくれているみたい。元気な頃は、アパートの草取りもしてくれていた。「そんなのは家主さんに言うから」と言えば、「いいよいいよ、お世話になっているんだから」と笑って断るような人。生活保護ではなく、おカネの心配はしなくていい人。何が大切って、健康ほど大切なものは無い、と思えた。

今度、田舎の親友に「きしめん」とか「守口漬」とか送ってもらおうと思っているので、お裾分けをお届けしよう。まあ、届けるのはいいんだけど、辺鄙な場所にあるから届けるだけでも大変なんだけど、何と言ってもFさんは人柄が良いので、こっちも「お力になりたい」と思える。現状で家賃を22ヶ月滞納して開き直っていて現在裁判待ちの90歳のジジイとはえらい違い、真逆の人柄で、真面目に生きている。

そのアパートの家主さんもまた90歳で、Fさん、身寄りもいなくて生活保護でもない、となると、何かあったら私が片付けをするようかな。家主さんも人柄が良く不動産屋の苦労をよく理解してくださる人。場所も辺鄙で古い(1K4部屋の)アパートだが満室。しかも入居者は4人とも訳アリの人。家主さんのご主人が自宅以外に唯一残してくれた財産ということで、とにかく満室でないと困るので「何かあったら私が責任を取りますので」と伝えて全て任せて頂いて、どうにか回している状況。

「何かあったら私が責任を・・・」なんてことは全部の家主さんには言えない話。そうでなくても家賃の立替えや生活費の貸し出しまでしているから、全部にそんなこと言っていたらうちの会社はもたない。うちの管理物件の家主さん、半分は「この家主さんのためなら頑張ろう」と思える家主さんで、私は恵まれている。

それにしても疲れたかな・・・。私自身もいろんな人に支えられているけど、人間、誰かのお役に立てるうちが華。うちのの名前で組んでいる住宅ローンも完済しておきたいし、もう少し頑張らなければ・・・。

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2019年08月18日

ちょっとホッコリする電話

隣町のうちの管理物件の入居者さん(独身男性)から電話があった。

「実は、私が草取りをしに行ってるお宅のお婆ちゃんから西瓜を頂いたんですが・・・」とのこと。

へ?、これから当社に届けたい・・・、ってこと??

と思っていたら、

「このアパートの近所に西瓜を喜んで貰ってくださる人、知りませんか?」と言う。

良かった・・・、夏休み中だし暑いし、これから店まで出ていくのは辛い。さっきは別の入居者さんから「こないだ借りたおカネを返しに行きたいんですが・・・」と電話を頂いたけど断ったほどだし。

「ならば、お隣に住んでる大家さんちに届けるといいよ。大家族だから」と伝えると喜んでくれた。一人では持て余すんだろな。でも、そういう話は心が和むから嬉しい。どちらも幸せになる話である。

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2019年05月08日

山梨にて

昨日、朝9時半に当社管理の店舗を契約頂いているお客様(ご夫妻)と拝島駅で待ち合わせして、お客様の車で山梨に向かった。山梨の土地を契約するためである。その前に用事を一つ片づけていて、店に出たのは8時。それでも都心に通うサラリーマンより遅いし、下りで逆方向なので楽。座って行けた。

いつもより2時間早く店に行くと、いつもとは違った光景が見られた。うちの店の前で幼稚園だか保育園だかの送迎バス待ちをしている親子がいっぱいいた。私の知らない日常の光景の一端を見た思い。

お客様に運転を任せて、午前10時ピッタリに電話を掛けさせてもらった。10時ちょうどに電話での受付を開始する千疋屋フルーツバイキングの予約申し込みである。ヨーイドン!になるのは分かっていて、タイミングを合わせて掛けたが、「ただ今、通話がたいへん混み合っています。しばらく経ってからお掛け直しください」というアナウンスの連続・・・。120回以上も掛けたが電話が繋がることはなかった。予約が取れたらお誘いしたい人もいたので非常に残念。それにしても凄まじい人気である。

さて、契約には中野からキャンピングカーで売主さんご夫妻もおみえになっていて、「中央高速で1時間半くらいで着ける」と思っていたのだが2時間も掛かってしまい、売主さんをけっこう待たせてしまった。ではあるが、売主さんご夫妻のお人柄が素晴らしく、元付業者さんも手際よく契約作業をしてくださって非常にスムーズに契約が進み、しばし雑談。驚いたことに、売主さんの奥様と買主さんのご主人は接点があった。その昔、売主さんの奥様が通っていた都内の女子高で、買主さんのご主人がしばらく教員をしていたのである。

売主さんと買主さんの人柄がともに素晴らしいと実に気持ちよく契約できる。まあ、バブルのピーク時に買われたらしく、今回の売買価格では完全に赤字とのことだが、税理士さんから「元気なうちに、要らない不動産を処分しておいたほうが相続などで揉めることがなくていい」と勧められて処分することにしたんだとか。その税理士さんのアドバイスは正しい。損切になったとしても買主さんの人柄を見て納得なさったのではないか。売主さんの奥様、「何かお建てになったらぜひ写真を送ってください」と仰っていた。

ところで、私が「仲介料は半分頂戴します」と買主さんご夫妻に伝えると、ご夫妻とも「それは困ります、これからもいろいろ相談に乗って頂かなければならないので規定通り受け取ってください」と言って譲らない。それはそれ、なんだけど・・・、有り難く全額を頂戴することにした。時間も時間だし、山梨でランチをご一緒して帰ることにしたのだが、どういうワケか(GW明けだからか)、前もって奥様が「この店が美味しい」と調べておいてくれた店はどこも臨時休業。それで向かったのが、ガスト・・・(おい

そこで仲介料を頂いたのだが、お釣りが400円・・・。小銭は持ち合わせてなかったので、買主さんがご馳走してくださると仰っていたが「お釣り、貰っておきますね。その代わりランチは奢らせてください。デザートも付けましょう」と提案して了解して頂いた。ではあるが、半額だけ頂くハズが全額を頂いて、なおかつ釣銭までガメる・・・。我ながら「ひどい不動産屋だなあ・・・」と思った(滝汗

途中で寄った道の駅では南アルプスの天然水が自由にタダで頂けるので、奥様が持参していた2 ℓ のペットボトル1本を私が頂いた。蛇口は3つあったが、そのうちの一つで「どう見ても飲食店のオーナーでは」という男性が2 ℓ のペットボトル12本に入れて持ち帰っていた。あれは反則だろう <`〜´>

夕方には来店の約束をしていたお客さんがいて、なんだかんだで店に戻ったのが4時半だったので焦った。そのお客さんからは立派な琵琶と完熟マンゴーをお土産に頂いたので、昨日はそういう運が良かった日だったかも。私はつくずく「お客様に恵まれている」と思う。もちろん、嫌〜な客もいるけど 💧

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2019年04月18日

これは逆セクハラだろ!? 

うちで管理させて頂いている貸家に入居している老婦人から「流し台の排水が詰まったから見てほしい」との電話があった。その日は今にも雨が降りそうな空模様で、直ぐに飛んで行くと、室内には「これでもか」とばかりに洗濯物が干してある。部屋も台所も何列にもロープが張ってあって、洗ったばかりの洗濯物がびっしり。

若いお姉さんの一人暮らしなら、役得、とばかりにしっかり見るが(おい)、何と言っても老婦人。まるで居酒屋の暖簾のように洗濯物をくぐり、流し台に進むと、たしかにシンクに水が溜まっている。

「以前も詰まって、そん時はジャバみたいなの買ってきて自分でやったんだけど、また詰まっちまったんだよ」と文句を言う。「家主さんに連絡して業者を来させますから」と言って後ろを振り向いたら・・・、

私の顔の真ん前に、年寄りのものとは思えないベージュ色の三角のパンティーが・・・。「年寄りなら、たいていは愛染恭子のトレードマークにもなっている腰まであるズロースだろが」、という言葉をグッと飲み込んで、何も見ていない顔で帰ってきたが、そういうのって逆セクハラじゃないのか。見たくないものを半ば強制的に見せられるのだから。いくら私がエロ爺でも女性の下着なら何でも見たい、てことは無い。

まあね、若いお姉さんなら下着は風呂場に干すとか工夫しているだろうな。アレを見せられるなら、血だらけの死体を見るほうがよっぽどマシ。その後は一日気持ち悪かった・・・。

その後、家主さんに自分で電話して部屋の窓の外に設置する物干し竿の台を買ってもらったようで、家の前を通る度に見ると、平気で外に下着を干している。歳を取ると恥じらいが無くなるみたい。管理会社と言えども男を家に呼ぶなら下着くらいは隠すか移動しておくものだろう。もしかして確信犯か <`ヘ´>

これから何かの用事で電話で呼ばれても、室内干ししてない晴天の時だけ伺うことにしよう。

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2019年03月08日

ちょっと変わったご縁で、とてもよいお客様に恵まれた (*^_^*)

体調は悪くても、ずっと店を閉めているワケにはいかないもの。どのみち、店に出ていても同業者さんから空室確認の電話が入るだけで、飛び込みのお客さんなど来ないから、他人様に風邪をうつすことも無い。この2週間、風邪の引き始めの最初の2〜3日は寝込んでいたが、その後は店に出ていた。

で、ほぼ体調が戻った4日の夕方、お客様を案内することになった。ワケあって当社の管理物件を当社で案内するが、申込みは同業者さんから、ということになる。その経緯はいずれ書きたいと思う。

約束の4時に時間どおりに来店した女性は、楽器ケースを背負っていた。とても感じの良い女性で、物件を見て頂くと気に入ってくださり、借りて頂くことになった。その部屋は・・・、うちの店の斜め上の部屋。そのまま家主さんに会って頂いたのでそれで審査も完了。驚いたことに、4時にご来店頂いて審査も完了して精算書を渡すと、6時には契約金が振り込まれていた。案内〜申し込み〜審査〜精算書等を渡してお帰りになる〜契約金の入金、までがたったの2時間。この仕事をして30年になるが、当然に、今までの最短記録である。

2時間でも十分に早いが、もし世間話をしていなければ1時間で完了していたと思う。

風呂無しの部屋で、今の住まいに荷物が入り切らなくなり物置代わりに借りたいとか。たまたまヴァイオリンを習っていて、下も両隣も無いから音出しも気兼ねなく出来るので練習場としても使える。

私も音楽は大好きなので、「それ、ヴァイオリン?、見せて頂いても宜しいですか?」と訊くと、快く「いいですよ」とケースから出してくださった。50年ぶりくらいにヴァイオリンに触れたが、自分が弾けない楽器は手にするのも怖い。「何か弾いて」とお願いすると一曲奏でてくれた。「タイスの瞑想曲ですね」と言うと、「そうです」とのこと。実によく響くヴァイオリンで、値段が気になったので訊くと・・・、

「130万です。でも、これでもプロからすればおもちゃだと言われています」と謙遜して仰る。とんでもない、素晴らしく良い音で鳴っていたのだから。たしかにヴァイオリンの値段はピンキリだが、高ければ「よく鳴る」とは限らない。現に、正月の特番の「芸能人 格付けチェック」でも、億の値段のストラディバリウスと50万の練習用ヴァイオリンを比べて常に皆が正解するとは限らないのだし。

「どうしてもヴァイオリンが弾きたくて5年前から始めた」とのことだが、本当にヴァイオリンという楽器が好きなのが十分に伝わってくるから聴いていてとても心地よい。そういう思いは音色に現れるもの。

うぉっほん!、クラシック音楽を1曲弾いてもらって曲名がスッと出るあたりは私もまだボケてはいないかも。「タイスの瞑想曲」は誰もが聴き覚えのある曲だろうけど曲名が出る人は少ないんじゃないかな。

で、そのお客様から「渡辺茂夫さんて、ご存知ですか?」と訊かれた。初耳である・・・。

5歳でヴァイオリンを始め、7歳でコンサートを開き、11歳で世界の名だたるオーケストラとも共演しているのだが、たまたま来日していたハイフェッツに認められ、14歳でニューヨークのジュリアード音楽院に留学することになったとか。「たられば」や「もし」が無かったなら、ジュリアード音楽院に留学していなければ、世界でも最高のヴァイオリニストになっていたのでは、と言われていたらしい。

そのあたりはお客様が教えてくれた貴重な動画を是非ご覧頂きたい。

天才バイオリニスト 神童・渡辺茂夫 
「よみがえる調べ 天才バイオリニスト 渡辺茂夫の半生を追う」1996年放送 スペースJ

(テレビ朝日「驚きももの木20世紀」の1998年5月22日放送分)

信じて頂けないかと思うが、4分34秒あたりから流れるメンデルスゾーンの Vn 協奏曲の第一楽章の音を聴いた時、私は涙が溢れてきた。それまで、この曲のベストの演奏はアイザック・スターンだと思っていたが、一瞬でひっくり返された。以前も書いているが、私は、特定のピアニストの音色の違いを聴き分ける耳を持っているし、音楽に関する感性は他人より優れていると自負している。その私が、出だしの音を聴いただけで泣いてしまったのだ。それほどの演奏家のことを知らなかったのも恥ずかしく思った。

番組の動画を観ていて、私は「もしかすると一種の人種差別で潰されたのかな」と思った。選べなかったであろうけど、師事する相手を間違ったのかな、とも・・・。世界は違うが、野茂もイチローも「基本と違う、そんなんじゃダメだ。俺の言う通りにしろ」と無理やり矯正されていたなら活躍はしていなかっただろう。

お客様が、数年前に発売された渡辺茂夫氏のCDを貸してくださるとのことなので、お借りしたらPCと3台のウオークマンに収録しよう。こんな出会いもまた、不動産屋冥利に尽きる、と思えて嬉しかった。



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2019年02月06日

嬉しい電話

1月24日付けの記事で、「伊勢丹の解体セールでバームクーヘンをしこたま買い込んであちこちにバラ撒いた話」を書いているが・・・、その中のお一人から電話を頂いた。

改めて概略を書くと、うちの管理物件の入居者さんで、独身の娘さん。母親の介護を他の兄弟姉妹から押し付けられて、それがために結婚もできず、心の病を患っているが、それだけにとても心優しい人。毎年、年賀状を頂いていて、今年は切手シートが当たっていたので、お礼にバームクーヘンを(プレーンと苺味をセットにして)届けたもの。それがとても美味しかった、とのお礼の電話だった。そういう連絡は凄く嬉しいもの。

トータルで10人くらいにセットで差し上げていて、たいていは次に顔を合わせた時に「こないだはどうも・・・」というお礼で終わる。もちろん、それで十分だし、電話を頂くことまでは望んでいない。

自分でそういうお菓子を買うことは無いんだろうな、と思う。私は切手シートが当たって、その幸せのお裾分けで届けただけのこと。普段は切手シートが当たってもいちいちお礼はしないのだが、その入居者さんに対しては「何かお礼をさせて頂こう」と思った次第。それにしても、あんなに喜んでくれるとこっちまで嬉しくなる。それで、「もう一組だけあるんで、今度届けましょうか?」と訊くと、「いいえ、もう充分ですから」と遠慮する。

だが、ひと押ししたなら「では頂きます」と言ってくれそうな雰囲気。「遠慮しなくて大丈夫だよ。あなたが『要らない』と言ったら他の人に廻るだけのことだし」と言うと、思ったとおり「では頂きます」とのこと。

今は人間不信に陥っていて、他の人との接触を避けているが、彼女にとって私は数少ない相談相手の一人になれているみたい。

先日聞いた「同じアパートのオヤジからストーカー被害を受けている話」に関して、「相手のAさんに、『いつも気に掛けてくださっているようですが、彼女はずっと強い人間不信に陥っていて人との会話や接触ができない状態なので、気になるでしょうけど、できればそっとしておいてあげてください。私も気になってはいますがなるだけ声を掛けないようにしているんですよ』と遠回しに話してみましょうか?」と言ったら、「最近は言い寄ってこないので大丈夫です」とのこと。ならばしばらく様子を見よう。

まあね、私も親切心の度が過ぎて「一歩間違えばストーカー体質」であると自分でも解かっていて、その私がストーカー被害の相談を受けているのも奇妙な話。いや、だからこそ相手の心理が解かるのかも。

彼女からはまだ他に何かの相談を受けたワケではないけど、何かあれば私に相談してくださると思う。不条理な苦労をして、人間不信に陥っていても人を恨むことが無い人だから、私も、何かあればお力になりたい。


posted by poohpapa at 03:48| Comment(3) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

それは「無理」というもの

うちの店と自宅は徒歩3分くらい。昨日、夕方6時過ぎに店を閉め、7時に、いつものように軽い夕食を済ませて、風呂に入っている間に携帯が鳴ったようだ。うちのが「おとうちゃんがお風呂に入って直ぐ電話が鳴ってたよ」と言うので発信者を見たら、近所の連棟式の貸家に住む生活保護の老婦人・・・。

時間的に「隣の部屋の爺さんがうるさくて寝られない」というクレームじゃないだろうし、「刺身を買ってきたから来てくれ」かな、と思って「どっちにしても嫌だなあ・・・」と思いながらも電話すると、出ない・・・。しばらくして向こうから掛かってきて「渡したいものがあるんだけど、今来れる?」と言う。

用件は後者だった・・・。「いや、今お風呂から上がったばかりだし、湯冷めしちゃうからキツイわあ」と言うと、「今日中に食べてもらわないといけないんだよ、恵方巻」とのこと。いやいや、夕食も済んでるし。

そういうことなら事前に連絡を入れておいてくれると有り難い。そうすれば、夕食の支度もしないし風呂にも入らないでいたのだから。距離にすれば100mくらいのものだけど、風邪をひいたら辛いし、今日中には食べられない。そう伝えると、怒って「じゃあ、おっぽっちゃう(棄てる)しかないね」と言う・・・。

は?、それって、私の所為??

そう言えば、たしか去年も恵方巻を頂いていたような・・・。だけど、事前に連絡が無ければ「今年ももらえる」とは考えないもの。だいいち、うちには「節分に恵方巻を食べる」なんて習慣は無い。それどころか、コンビニから始まった「節分には恵方巻を食べる、という習慣の押し付け」を不快に思っているほど。

最後は老婦人も「ごめんね」とは言っていたが、「まあ、明日でもいいわ」とも言っていて、「棄てるんじゃなかったんかい!?」である。賞味期限と、縁起モノだからということで「昨晩がリミット」だったかと思うのだが、もしかして、「明日の朝取りに来て一日遅れの恵方巻を食べろ」ってこと??

この老婦人、(一方的であっても)厚意を無にすると激怒するタイプだから扱いが難しい。

今日、店に出る際に立ち寄って声を掛けたほうがいいんだろうな・・・。はあ、憂鬱・・・。


posted by poohpapa at 04:52| Comment(6) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

入居者さんからインフルエンザ罹患の連絡があった

隣り町に住む入居者さんから「インフルエンザ(A型)に罹りました」とのメールが入った。

独身の若い女性で、医師から「念のため、誰かに連絡しておいてください」と言われて私のことを思い出してくれたようだ。それは嬉しい。直ぐに「大丈夫ですか?、食べ物とか足りていますか?、必要なら私が買い出ししてお届けしますよ、ご遠慮なく仰ってください」と返信したら喜んでくれた。

食料品の備蓄はあるようで、1週間くらい寝込んでいても大丈夫みたい。「私はインフルではないのですが、失恋して落ち込んでいますので、元気になったら今度食事でもしましょうか?」と送ると・・・、

「相手は人間の女性ですか?」との返信・・・。

どういうことだよ、「相手は猿」だとでも思ったのかよ !? <`ヘ´>

まあね、ノルンに嫌われていることはたまに話していたからかも。

ただ、食事については「行きましょう😖」とのこと。よし、騙してキャットフードでも食わせてやろう (^◇^)

伊勢丹でも、馴染みのスタッフが、ご主人がインフルに罹ったとかでマスクをしていた。「お客様にうつしてしまったら大変なので・・・」とのことだが、一緒に暮らしていても「必ずうつる」とは限らないので、たぶん大丈夫じゃないかな、とは思う。のだが・・・、「悪いけど、5mくらい離れて喋ってくれる?」と言ってやった。1週間くらいは経っていて元気だからもう大丈夫、うつってはいないだろう。


ところで、先日、飲みたい気分だったので、いつものソムリエールさんのところに行っていっぱい試飲させて頂いたのだが、酔いが回っていたのか、手に持った試飲カップを傾けすぎて床に赤ワインを零してしまった。近くのサービスカウンターに行って、「すみません、ティッシュを2〜3枚頂けますか?」とお願いすると快く出してくれ、それで床を拭き始めたら、それを見て、サービスカウンターのスタッフが慌てて飛び出してきて一緒に拭こうとする・・・。さらにはフロアマネージャーまで来てくれて私にお詫びを言うので恐縮してしまった。さらにさらに、先ほどのスタッフが「お手が汚れてしまってませんか?、どうぞお使いください」とウェットティッシュを持ってきてくれた・・・。伊勢丹のスタッフは皆さん、ほんと、気が利く。

優しさが心に沁みたので、京都展で売られていた茶の菓を、翌日、「皆さんでどうぞ」と届けてきた。

はあ・・・、こんな失態はいつまで続くんだろ・・・。

若い頃と違って、歳を取ってからの失敗は取り返しがつかないことが多く、ダメージが大きすぎる。


posted by poohpapa at 05:46| Comment(14) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月06日

長い冬休み最後の日の前日のこと

冬休み最後の日の前日、である昨日・・・、

実は横浜のみなとみらいと三渓園に遊びに行くつもりでいたのだが・・・、諸般の事情で断念。

凄く行きたかったけど・・・、仕方ない。で、ふてくされて家で燻っていたところに、当社管理物件の入居者で旅仲間でもあるMさんからメール。「今日、立川駅方面に行くんですが・・・」とのこと。「冬休み中にお茶しませんか?」と声を掛けていて、誘いを受けてくれた形。横浜行きが中止になって落ち込んでいたので救われた。

Mさん・・・、私がお茶に誘うくらいだから女性。しかも相当に美人である。伊勢丹の入口で待ち合わせて、4階の喫茶コーナー「カフェコムサ」へ。こちらのスペース、以前は和風喫茶だったが、数ヶ月前からケーキをウリにした喫茶コーナーに替わっている。スタッフの感じは良いが客の8割は女性だから男の私は居心地が良くない。隣のテーブルとの距離が近くて話の内容は筒抜け。衝立もないからプライバシーは保てない。

客の8割が女性であるのは当然で、4階はそもそも婦人服売り場。奥まっていて、3階の広い「アフタヌーンティー・ティールーム」みたいに目立たないから存在を知らない人のほうが多いかも。私も、以前の和風喫茶の頃にMさんに連れて行かれるまで10年以上も喫茶コーナーの存在を知らなかった。

値段は高めで、二人で珈琲と紅茶、2種類のケーキを注文して代金は3024円。普通の喫茶店の倍くらいの値段ではあるが、デパートの一角にあるのだから仕方ない。旬のフルーツがメインであるケーキは上質で、お代わりしたくなるほど。別々のケーキを頼んで、シェアして正解だった。

お店が替わってから初めて行ったのだが、私は以前の店より好きかも。帰宅してからうちのに「今度一緒に行こうよ」と話したほど。私は美味しい店や物を発見すると誰かと共有したくなる性分。美味しいものは独り占めするのでなく、分け合った時の相手の笑顔を見ながら食べたほうが幸せ。逆に、頂き物をうちのに独り占めさせることはよくある。考えてみれば、4階の喫茶コーナーにはMさん以外とは行ったことが無いなあ。

伊勢丹の喫茶コーナーを出て、ルミネでMさんの妹さんと合流。妹さんも旅仲間である。

そのMさん、近々ハワイに行くとのこと。観光ではなく姪っ子さんの結婚式に参列するため、である。その姪っ子さん、私も面識がある。2015年の夏、オランダ・ベルギーに行って帰国した成田空港にMさんを迎えに来ていて、一緒に食事とお茶をさせて頂いた。頗る可愛い容姿に似つかわしくない職業の人。

喫茶コーナーでMさんと話していて、「まだドルに両替していない」とのことだったので、「ドルだったら持ってるよ。未開封の300ドルの袋が二つと、開封済みの半端なのがあるから、後で届けますよ」と言って、9日に渡すつもりでいたのだが、帰宅して電話したらまだ立川駅周辺にいる、とのこと。それで直ぐ届けることにした。うちのがその様子を見ていて、「おとうちゃんはマメだねえ」と呆れていたが、それが私の最大の取り柄。私から「マメさ」と「面倒見の良さ」を取ったら何も残らない。

ちなみに、女性にモテる最大の秘訣は「マメ」であること。若い頃、死ぬほど好きだった悦ちゃんからも、「もしも坂口君に恋敵がいたとしても、坂口君が必ず勝つと思う」と言われたことがある。「どうして?」と訊くと・・・、「マメだから」とのこと。それ以前も以後も、「マメさ」が私の最大の武器。まあね、それでも悦ちゃんとは結ばれなかったけど。ただし、「マメ」であることはストーカー気質と紙一重、と言える。

で、うちにあったドルは全部で794ドル。それだけあれば今回は足りることだろう。Mさんは「両替して」と強く言っていたが、私にそのつもりは無い。もうアメリカ方面を旅することは無いし、もし行くことになったらまた両替すればいい。私が持っていても使わないのだから、役立ててくださる人に譲ってしまったほうがいい。また円に戻して・・・、なんてことも考えない。ドルだから、どこでも使えるんだろうけど。

「じゃあ、お土産を買ってきます」とも言うが、「観光ではないのだから、そんなことはしないで」と押し付けてしまった。私が対価を受け取らないのには他にも理由がある。それは、後日の記事で。

それにしても、条件が整えば、みなとみらい、この冬休みに行きたかったなあ・・・。

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2018年12月23日

「百円、ちょうだい!」

夕方、店で事務仕事を片付けているところに、うちの入居者である生活保護の高齢女性が飛び込んできた。「こんばんは」でもなく、私に、いきなり「ねえ、百円ちょうだい。貸して、じゃないよ、ちょうだい、だよ」と言う。何かで急に百円足りなくなったものか・・・、年末に近くなって保護費を使い切ってしまったのか、それにしても、アッケラカンと言われて、思わず吹き出してしまった。私の性格もよく知っている。

私も、田舎の親友にはよくやっている。「おい、きしめんが食べたくなったで、そっちから送ってくれや。カネ、払わんぞ」などと言い放っている。頼んでいる、のでなく、たかっている、という感じ。世間の常識では滅茶苦茶な話だが、「おお、ええわ」と快く送ってくれる。私も、何かの時に別の形で返しているし。

で、そのお婆ちゃんに、「百円で足りるの?、もう何枚か持ってけば?」と訊くと、「ううん、百円で足りるから大丈夫。返すの忘れちゃうといけないからもらっちゃうね」だと。その心情はよく解かる。借りた、となると、返さなければ、と気を遣う。もらってしまえば、その心配はしなくて済む。

まあ、もうすぐクリスマスだし、じきに大晦日、お正月だもんね。

このお婆ちゃんだけでなく、何人かの入居者から頼まれて生活費を貸すことはよくある。たいていは百円などという小銭でなく数万である。退去したお客さんからも頼まれることがあって、人を見て貸している。「必ず返してくれるか」でなく、「この人なら返ってこなくても赦せるか」というのが基準。

喜んで出て行ったが・・・、このお婆ちゃんは後が怖い。「こないだ世話になったから」と言って果物なんかを届けてくれることになりそうで、入居した際には「世話になるから」と和牛の霜降り肉を届けに来たこともある。生活保護なのに80歳を超えた今もスポーツジムに通っていたりして・・・。

街中で私を見つけると、遠くから手を振ってくれる。メガネ無しで私より目(視力)がいい。

いつもは明るくて前向きな人だけど、こないだ街中で立ち話をしていて、少し落ち込んでいたので「大丈夫だよ、そんなの気にすること無いよ」と言って軽くハグをした。往来で真昼間に66歳(当時)の男が80歳のお婆ちゃんにハグをしている・・・。道行く人からすれば異様な光景だったことだろう (爆)

できれば、相手が50年くらい前の時にハグしたかった (^◇^)


ここ数日、(年末恒例の)直接的な収益にはならない仕事が立て込んでいて疲れていて、自律神経失調症の症状が強く出ることもある。でも、このお婆ちゃんの「百円ちょうだい」で笑うことが出来て救われた。



posted by poohpapa at 05:02| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月21日

賃貸仲介管理歴30年で初めてのお客様

しばらく空いていた当社の入居者募集物件に(同業者さんから)ようやく申し込みが入った。

内容を見ると・・・、勤務先はメガネの専門店になっている。度々書いているが、私が高校卒業後に最初に就職したのは眼鏡光学器の卸店で、そこに5年、それからメガネの専門店(小売)に6年いたのだが、30年もこの仕事をしていて眼鏡屋さんに勤務しているお客さんは初めてのこと。

昨日、ご本人から「契約金を振り込みました」との電話があったので、その話をしたら少し驚いていた。不動産屋には転職組は多いが、途中で幾つかの職種を挟んでいても、眼鏡屋から不動産屋に、というのは割と珍しいかも。もしかすると、不動産屋から眼鏡屋に、のほうが多かったりして。

今となっては「怪しい資格」なので履歴書には書かないが、「日本眼鏡光学士」なる資格も持っていて、レジノスコープだのレフラクトメーターだのビジョンテスターの扱い方も習っている。目の病気に関しては医師のほうが当然に詳しいが、視力測定なんかに関しては眼鏡屋の店員のほうが詳しかったりして・・・。

それでも、医師の処方箋は絶対で、その昔、お客さんが処方箋通りに作ったメガネを「度が強すぎて掛けていられない」とクレームを言ってきて、測定し直してみたらたしかに強すぎて、お客さんに「絶対にお医者さんに言わないように」と因果を含めて無償でレンズ交換してあげたら、それを医師に見せたものだから大騒ぎ。

激怒していたので社長が菓子折を持ってお詫びに行くハメになって・・・。やったのは私でなく社長の息子である店長だったけどね。厚意を仇で返されちゃって、客なんて信用できないもの。

でもって、眼科医の処方箋(メガネの度数)を持って患者が指定のメガネ屋に行ってメガネを作ると眼科医には20%のバックが支払われる。月によっては私の給料より眼科医への紹介料の支払額のほうが多かったりする。処方箋一枚で・・・、いい商売だ。20%・・・、 PayPay と似ているような・・・(*´з`)

もしかして、眼科の処方箋でクレジット情報が漏れたりして・・・ (それは無いけど)

私が得意なのは、今メガネに入っている(今のメガネの形状に合わせて削られている)レンズを活かして別のフレームに入れるべく加工すること。それには絶対的な自信を持っていた。嵌めるのは得意だから・・・(おい

たまに、「このメガネフレームが飽きたからレンズだけ生かして枠を替えたい」とか、フレームが壊れてしまったお客さんがいて、メガネフレームよりレンズのほうが小さければ物理的に無理だが、レンズのほうが少しでも大きければ何とかなる、いや、何とかする。それは、特殊技能だと思っている。

ちなみに、メガネを作るための一連の作業、つまり、検眼(視力測定) ⇒ 似合うフレームの選択 ⇒ 加工(枠と瞳孔間距離に合わせてレンズを削って枠に嵌める) ⇒ フィッティング(掛け心地の調整)のうち、最も難しいのは、フィッティング。掛け心地の感じ方は個人差があるので、長く掛けていて耳や鼻が痛くならないように調整するのは至難の業。なかなか合わなくて、何度も来店する人がけっこういる。

メガネ業界から足を洗った今でも、知人のフィッティングの調整をしてあげたり、なんてことはよくあるし、滅多に使わないがフィッティングを調整する専門の特殊な工具は今でも自宅に揃えてある。

そうだ・・・、そろそろメガネを作り直そう。いや、その前に白内障の手術か・・・。

このブログで何度か書いているが、人間の体の中で、眼だけは冷やしてはならないもの。例えばコンタクトレンズと角膜の間にゴミが入ったりして角膜の表面が傷ついて充血した場合なんかでも、蒸しタオルで温めるのを繰り返していると翌日にはキレイに治る。冷やしタオルは気持ちいいが目にとっては害にしかならない。

そして、レンズ拭きはいろいろ売られているが、一番良いレンズ拭きは・・・、ティッシュペーパー。

ご参考までに ♪

posted by poohpapa at 04:44| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

退去なさったお客様と会食

一昨日、先月末に退去なさったお客様から、「明日、お時間ありますか?」とのメール。

「午前中なら大丈夫ですよ」と返信したら、「では11時ごろ伺います」とのこと。その後で、「もしお時間が合うようなら食事でもしましょうか」と送信したが、返事がない・・・。うちのに、「もしかすると明日はお客さんとランチするかも知れないから、お昼は家にあるもので済ませることにしようか。事前に何かの連絡は入るだろうけど今のところ読めないから、1時までに戻らなければ先に食べてて」と伝えておいた。

返信してこない人ではない。「用件だけ伝えられればいい、ランチを一緒に摂るのは嫌だ」ということでもないだろう。まあ、おみえになってから考えよう」と思っていたのだが、お昼近くなっても現れない・・・。

原因は・・・、

ソフトバンクのシステム障害だった <`ヘ´>

「なんだよ、スッポかされたのかよ」と落胆していたのだが、お客さんは「ならばお昼前くらいに伺いますね」と返信をしていて、それが届いていなかったのだ。こちらとしては「11時ごろいらっしゃる」と思って待機していて、先方は「ではお昼前に」と送ったつもりでいるのだから、それは噛みあわないもの。

まあ、それでもお会いできて、ランチを楽しむことが出来たのだが、ソフトバンクのシステム障害がうちの店にまで影響してくるとは思わなかった。ま、お陰で、街の中のどこに公衆電話があるか知ることが出来た。私のauだって、いつ何時システム障害が起きないとも限らないし。それにしても近所には1ヶ所しか無かったが。

ところで、お客様は国家機密に関わる職種のキャリアウーマンで、仕事の話は一切できないから、話は(いつもとは逆に)プライベートの話になる。帰りには「今日は私が出します」と言って伝票を取ろうとする・・・。「今日は」と言っても、昨日が初めての会食だし、女性に出させるワケにはいかない。基本的に「何かの事情が無い限り女性に支払わせることはしない主義」だけど、そう言って頂けるのは嬉しい。

「今度、17日の夜勤の翌日、夜勤明けに近所のパン屋さんで焼き立てのパンを買ってお持ちしますよ」とのこと。なかなか評判のいいパン屋さんらしいから楽しみ (*^_^*)

退去はなさったが、私との付き合いは長く続くことになると思う。




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2018年12月04日

へ・・・、これ、誰が置いてったの??

昼飯を食べに家に帰って、店に戻ると、遠目に、店のドアの前に大きなビニール袋が見えた。

うちの商店街はコーヒーカップやカップ麺の容器、タバコの空き箱など、いろんなものがポイ捨てされている。そういうのを片付けさせられるのは大嫌いである。ま、好きな人はいないだろうけど。

ついに袋ごとの生ゴミかよ、と思って近付くと・・・、様子が違っていた。袋の中を覗きこむと、なんと、大きな大根が1本。太くて長くて、ほとんど円筒状で先細りしていない。おでんに入れても食べ切らないくらいだし、しらすおろしでも食べるか・・・、いや、待てよ、それにしても誰が置いていってくれたんだろ、と思って手掛かりを探したがメモも名刺も何も残っていない。そんなことをしてくれるのは誰なんだろ・・・、と悩んでしまった。

そうだ・・・、前日、うちのお客さんで旅仲間のMさんが、やはり旅仲間のOさんを誘って国立を散策して八百屋で買い物をした、と言ってたからMさんかも、と思って電話すると・・・、「まさかあ・・・」だと。そりゃあ重たい思いをして大根なんか届けてはくれないわなあ、そんなタマじゃないし、と納得した。

だとすると・・・、あ、いつも何かと気を遣ってくれる生活保護のお年寄りかも、と思って電話すると・・・、「私じゃないよ、私は風邪で1週間も寝込んでて外に出てないもん」とのこと。これがお菓子ならなんとなく心当たりがあるんだけど・・・、大根というのがどうもねえ・・・。店の大家さんじゃないだろうし・・・。

1週間も寝込んでいたと言うから、「食べる物は有るの?、薬は飲んでる?。声を掛けてくれたらお遣いでも何でもするから遠慮なく言ってね」と言うと、「そん時はお世話になるね」と凄く喜んでくれた。

それにしても、こういうのを訊くのは難しい。ヘタすると何か催促しているように思われかねないから。

そうこうしているうちに、3時過ぎで約束をしていた高齢のご婦人に「何時ごろ来られそうか」訊こうと思って電話したら、「さっき一度寄って、店の前に大根を置いといたよ」だと。アンタだったんかい !?

ようやく判ってスッキリしたのだが、さっきの生活保護の老婦人から電話。「これからそっちに行くから待ってて」と言う・・・。「いや、3時に約束があってもう出掛けるんで、4時ごろ私のほうから行くから」と言ったのだが、聞きはしない。「食べ物を買いにコンビニに行くから寄るよ」とのこと。風邪をうつされても辛いし、逃げたかったんだけど、勢いに押されて「じゃあ待ってるわ」と言ってしまった。

待つことしばし、大きな紙袋を持った老婦人がやってきた。袋の中身はミカンとリンゴ・・・。それだけじゃ済まなかった。夕方には「刺身を買ったから帰りに寄って」と言うので寄ると、なんと、高価な中トロが二柵も・・・。私は「何かあったら遠慮なく言ってね」と言っただけのことで、まだお役に立っていないのに。これじゃまるでノーベル平和賞である (おい

どういうワケか、(私自身も前期高齢者だが)私はお年寄りにはモテる。店の前には「立川市と武蔵村山市の生活保護受給者の方の部屋探しはしません」と、理由を添えて貼ってあるのだが、先日も生活保護の老婦人が来店して、「他の店には行かないからオタクで部屋を紹介してほしい」と頼まれてしまった。こういうの、喜んでいいのか悲しむべきか・・・、たぶん喜ぶべきなんだろうけど (はあ

それにしても、このおっきな大根、どうやって食べよ・・・。半分は「しらすおろし;私の大好物」にして、半分はうちのに鍋で使ってもらおう。あ、おでんもいいか・・・。歳を取ると、喰うことが一番の楽しみ 💧

posted by poohpapa at 04:50| Comment(2) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする