2018年10月27日

セクハラ電話のその後

数日前、岩手のたあさんにしばらく電話していなかったのでご機嫌伺いで電話した際に訊きそびれたことがあって、一昨日再び電話すると・・・、なにやらご立腹の様子・・・。

「あのさあ、私のこと勝手に記事にしないでくれる?、しかもスッポンポンだとかさあ」だと。それはたしかに私が悪かった。アップする前に、「昨日電話した時に、たあさんがちょうどお風呂に入っているということで、私が『じゃあ、スッポンポンじゃん』とその姿を想像した話をブログに書いていい?」と訊くべきであった。って、誰が訊くかい、そんなこと! ( `ー´)ノ

それでも少しは「悪いことしたかな」と思っているので、「解かったよ、じゃあ、こないだ取り寄せた『高山みそ味の堅あげポテト』と、うちの田舎の『えび煎餅』を送るよ」と言って勘弁してもらった。だが、ただ送るだけじゃつまらないから、「でもさあ、読んでる男の人たちは『スッポンポン』と聞いて、みんなたあさんのあられもない姿を想像したと思うよ。それって楽しいじゃん」と言ってやった。

昨日、近所のコンビニから送ったから今日には届くみたい。

まあね、いかなトランジスタグラマーでダイナマイトバディであっても、寄る年波と地球の引力には逆らえず、今頃は自慢の巨乳もデカ尻も垂れ下がっていることだろうけど、歳の割にはけっこう頑張ってる方だと思う。はぁ・・・、これで次の慰謝料は「ポテチとお煎餅」では済まなくなったか・・・。「荷物、届いたよ」という電話で更にまた怒られることだろうけどかまわない。

正直、たあさんみたいなお客さんばっかなら私が自律神経失調症になることは無かったと思う。だが、それも仕方ない。いろんな人がいて、いろんなトラブルが起きて、嫌な思いをしながら、それを一つ一つ乗り越えて解決していくからこそカネがもらえる、と、私は思っているから。なので、病気の反面、私はかなりしぶとい。

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2018年10月25日

セクハラ電話

当社で6回も部屋探しをさせて頂いて、今は郷里の岩手で暮らしている「たあ」さん・・・、ここんとこすっかりご無沙汰してしまっていたので、昨晩、久しぶりにご機嫌伺いで電話してみた。

呼び出し音が鳴ること数回で出たが、声が「もわんもわん」響いている・・・。

「もしかして、お風呂ん中?」と訊くと、「そうだよ」とのこと。

私の携帯もそうだが、最近はスマホも防水になっていて、風呂に持ち込む人は多い。風呂に浸かりながらゲームをしたり、誰かからの電話に備えることができて便利である。もっとも、私は「緊急の電話が入るかも」と予測できる時しか携帯を持って入ったりはせず、入浴中に着信があれば後で掛け直すが。

風呂の中、とのことなので、「てことは・・・、今、スッポンポン?」と更に訊くと、

「洋服着て風呂に入る人はいないからねえ」だと。可愛げのない受け答えだ ( `ー´)ノ

なので、「ごめん、今、想像しちゃったよ」、と言ってやった (おい)

うちのが目の前で呆れて笑っている。「たあ」さんは、(人見知りする)うちのも含めた付き合いである。


ご機嫌伺いも、であるが、いつも気に掛けて頂いて、岩手から名産品を送って頂いたりしているから、「何か(東京でしか入手困難な)要る物はない?」と訊くのが目的の電話だったが、おかげで、寝るまで頭の中で、トランジスタグラマーな「たあ」さんのスッポンポンの姿が廻っていた。

お客様なのに、そんなことが遠慮なくズケズケと言える間柄である。それは実に楽しい (^◇^)

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2018年10月08日

しばしの別れ

保育園の頃から毎年当社に来てくれていたMちゃんから「引越ししますので、食事でも」とのお誘いがあった。今回の部屋探しを私に依頼していないのだから遠方への引っ越しだと判る。

Mちゃんはまだ20代だが、私との付き合いは4半世紀にもなる。ご家族が2DKの隣り合った部屋を1年ずれて二部屋借りてくれていたから毎年お母さんと一緒に更新に来てくれていて、そのお母さんも亡くなられてご家族が全員引っ越されたのだが、Mちゃんとの付き合いは今も続いている。

土曜日にランチをすべくバーミヤンで待ち合わせたが、どういうワケが激混み。いつもは土曜日でもそんなに混んでいることは無いのに・・・。仕方なく、近所の Jonathan's を覗いてみたら、滅多にないことだが待っているお客さんは一組だけ。それで予定を変更して Jonathan's でランチ。

聞けば、千葉県に引っ越して彼氏と一緒に暮らすらしい。先方の父親が「(Mちゃんが)片親だから」と心配しているようで、先ずは同棲してそれから結婚に向けて試行錯誤を重ねていくようで、試用期間ということか。私はそれもアリだと思う。どんなに好き同士でも一緒に暮らしてみないと判らないこともある。籍を入れる前に「生涯を添い遂げられるか」互いにしっかり確認したほうがいい (経験者は語る)

Mちゃんが、「私は今まで、父と話していた時間より坂口さんと話していた時間のほうが長いかも知れません」と笑っていて、最近の父娘関係ならそうかも知れない。私も娘とはあまり話をしていない。

「デザートを頼みなよ」と言うと、メニューを見て「抹茶わらび餅」(499円)を注文しようとしたので、「それはやめてよ」と言って別のものに替えてくれるようにお願いした。何故なら、バーミヤンに行くつもりでバーミヤンのクーポンしか持ってきておらず、Jonathan'sで「抹茶わらび餅」を頼むのならクーポンがあったのだから、それじゃつまらない。高くてもいいからクーポンに無いものを頼んでもらわないと納得がいかない。そう言うと、「解かります解かります」と笑って、抹茶わらび餅より100円高いチョコレートパフェに変更。うん、それでいい 😃

食事を終えて、「伊勢丹にいつものソムリエールさんが来てるからワインでも見ていく?」と訊くと、「うわあ、買ってくださるんですか?、じゃあ行きます」だと。どこまでも遠慮が無い小娘である。ま、子供の頃から住み慣れた多摩を離れて、知らない土地である千葉の片田舎に行くのだから祝ってあげよう。

伊勢丹の地下に行って、ソムリエールさんに「この人に赤玉ポートワインを持たせてあげて」と言うと、長い付き合いで私の考えていることや財布の状況は心得ているので、安いワインを・・・、でなく、高級なのを試飲させている・・・、なんで???。結局、使っているブドウの品種も製法もシャンパンと同じイタリア産のスパークリングワインを持ち帰ることに。ま、お客さんというより娘みたいなものだから仕方ない。

そのスパークリングワイン・・・、近々100億の商談で協力して頂く(不動産業者ではない)女性社長に手土産でお持ち帰り頂くのと同じもの。先日のゴミ屋敷の住人にカンパした2千円は悔しいが、その二人に持ち帰って頂くワインはちっとも惜しいとは思わない。以前も書いたけど、缶コーヒーを奢っただけでも「勿体ないことした」と後悔することもあるしフルコースディナーを奢っても幸せに感じる時もある。相手によりけりだ。

Mちゃんと次に会えるのは何年先か分からない。「こっち(八王子の実家)に帰ることがあったら連絡してね。また食事でもしようね」と言うと、「はい」と明るい笑顔が返ってきた。そりゃそうだ、食事と高級ワインを奢っていて「まあ、もし帰ってきたらということで・・・」などと言われたなら悲しいものがある。

ソムリエールさんの話だと、引っ越し先はお茶でも有名だとか・・・。Mちゃんも「聞いたことがあります」とのことで、「落ち着いたらお茶を送りますね」と言っていた。なら新茶を1Kgくらい送ってこいよ (^◇^)

経済的な話は別にして、Mちゃんは何かあればこれからも私に相談してくれるだろう。得な性格だし、カネに困った時だけ相談してくる我が娘より可愛い。幸せになってくれることを心から祈る。



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2018年09月21日

ゴミ屋敷の主が私に対する被害届を出すんだと

以前の記事で書いたゴミ屋敷の主、引っ越し立ち合いの連絡もなく退去していて、昨日、鍵を郵送で送り返してきた。そりゃあ立ち会いなんかしたくないものだろう。ゴミを搬出した後の部屋の様子など見なくても判る。今日、リフォーム業者と一緒に見に行くつもりだったが、予定を早めて昨日の夕方に行ってきた。すると・・・、

なんと、窓はほぼ全開。建付けが悪くなっていたとはいえ、今までは閉めて生活していたのだから、開けっ放しで退去する、というのは嫌がらせのつもりか。昨日は夕方から本降りの雨だったので、窓が開いていたなら昨日のうちに見に行って正解だった。台所の床は泥が敷き詰められたみたいで、まるで床上浸水の水が引いた後のよう。台所と部屋の間のガラス戸も割れているし、畳は畳床から交換しなければならない。猫を2匹飼っていたから「減価償却」として済ませられない物もあるし、今月の20日分の日割り家賃も振り込まれていない。それらは全部「踏み倒す気」だと判る。

鍵を送り返してきた封筒に、私やゴミを片付けた業者に対する恨みつらみが書かれた(便箋ではなく)メモ用紙が3枚入っていた。それによると、「仕事上必要なスマホや機材を捨てられてしまった」「坂口さんから『人間のことなんかどうでも良い、ペットのことを考えてやれ』と言われたことは一生忘れない」「必要なものまで捨てられたと抗議したら『自業自得』だと言われた。モラハラ、パワハラではないか」、だから被害届を出す考えでいる、と「ミミズが這ったような字」で書かれていた。

「本当に必要なものと、処分していいもの」は本人にしか判らないのだから、立ち会って指示するように伝えてあって本人も立ち会っていたのだし、「ペットは飼主を選べない。こんな劣悪で不衛生な環境で飼うのは無責任。自分のことより先ずペットの幸せを考えてやりなさい」と言ったのだが、自分に都合よく脳内変換されている。スマホも直ぐに部屋の中で見つかっているし、自分でもどこに何があるか判っていなかったから、業者から「要るか要らないか」を訊かれて「棄ててもいいです」としか答えられなかったとしても本人の責任。それを「パワハラだ、モラハラだ、必要なものまで棄てられた」と被害届を出すなら、「どうぞお好きに」である。

小火騒ぎの当日、憔悴しきったゴミ屋敷の主に、「おカネは有る?、私も持ち合わせは2千円しかないけど、これで晩飯と飲み物を買いなよ」と渡したのは消防署員(二人)も見ているから、イザとなったら証人にはなってくれるだろう。そこまで気を遣ってもパワハラ、モラハラねえ・・・。あの2千円は棄て銭になってしまったか。

転居先を隠しているが、被害届を出して裁判になれば新住所も判るし原状回復費用も請求されることになる。一般的な「減価償却」済と見做される分を除いても、請求額は少なく見積もっても30万くらいにはなるだろう。私に対して「被害届を出すことを検討している」などと揺さぶって責任を果たさずに逃げる算段だろうけど、そうはいかない。ここでは書けないけど新住所を知る方法はあるから。

新住所が判ったら、管理会社に対して今までの経緯を通知するつもりでいる。病気が治っていない限り転居先が再びゴミ屋敷になるのは避けられないし、また火事が起きないとも限らない。「うちを出たから関係ない」と黙っていて事故が起きて無関係な住人が被害に遭ったならコトである。そんなのは個人情報保護法で護るべき事柄ではない。転居先の家主さんや管理会社、同じアパートの住人にとっては迷惑でしかないだろう。人権も個人情報も、最低限護れば良いのであって、何でも「人権が」「個人情報が」というのは運用の誤り。

鬱病も持っているから、あまり追い込むと自殺することも考えられる。連帯保証人とも連絡を取って、本人からでなく連帯保証人に責任を取らせるのが最善だろうけど、そういう場合、親兄弟も「推して知るべし」ということが多い。「そんなこと言われても私もカネ無いし・・・」と言われるのがオチ。だったら「最初から連帯保証人など引き受けなきゃ良さそうなもの」だが、人間、万一のことは考えないもの。

それが管理会社の仕事であっても、こういうことで時間を取られるのはキツイ。うちはもう、体の障害者の部屋探しをしたり申し込みを受けることはあっても、精神の病を持っている人の部屋探しはしないし申し込みも受けない。そういうのは役所の仕事、施設に入れるとか役所で考えるべき。他にも何人か同じように精神の病気の人がいるけど、何とか力になろう、というこちらの善意は悉く裏切られている。

自分の身は自分で護らなければならない、と、苦節30年、ようやく気付いた。

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2018年08月31日

ドアが壊れちゃったんだよ

店から帰宅する途中、古い貸家の前を通りがかったら、入居者の老人が私の顔を見て大声でぶつぶつ文句を言い始めた。珍しいことではない、いつものことである。常に、挨拶など抜きで文句を言う。

「ドアが壊れちゃったんだよ」と、貸家の玄関の引き戸の具合が悪いのを私にアピールする。どういうふうに具合が悪いのかを説明しようとしているんだろうけど、声は大きくても聞き取れない。主語と述語と修飾語が入り乱れていて、ちゃんとした文章になっていないのだ。「開けようと思ったら鍵が掛からないし、誰か来てもこっちから開けられないし、インターホンの具合が悪いんだよ。何度やっても鍵が掛からないから○〇の親方に頼んだんだけどやってくれないし・・・」てな感じ。それを、二つ先のブロックまで聞こえるくらいにダミ声で怒鳴る。おそらく、家の中にいてもご近所には聞こえていることだろう。まるで吉本のお笑いタレントのギャグ「忘れようとして思い出せない」、である。

ドアの建付けが悪くなっているようだが、何を言いたいのか分からない。「何度かやると(鍵が)掛かる」と言うので放置しておいた。何かあればケースワーカーから言ってくることだろうから。私は立川市の生活福祉課とは仲が悪いが社会福祉協議会の人たちとは「いい関係」でいるし。

私の家から店まで行く際には必ずその貸家の前を通るから、家の前にいなかったり玄関のドアが開いていないとホッとする。遠くから姿が見えると遠回りすることもある。必ず大声で何かの文句を言われるからである。文句だけではない。先日は、隣の部屋が空いて同業者さんがお客さんを案内してくれて、その場から「申し込みします」との連絡が入ったのだが、直ぐに「やめます」との電話・・・。

理由を訊くと、「隣の爺さんが出てきて、『(案内の音が)うるさいんだよ。隣の部屋を見に来ているなら俺に挨拶するのが当たり前だろ』などと大声で言われたんで怖くなっちゃったみたいで・・・」とのこと。べつに、案内が入る度に業者や客が両隣の住人に挨拶しなければならない、なんて決まりもないし、当たり前でもない。それでは何度案内が入っても決まるワケがなく、もう立派な営業妨害である。

その老人、生活保護で痴呆も入っているんだと思う。元々は某 NPO 法人の紹介だったので、直ぐに代表者に連絡して「ちゃんと理解してもらってください」とお願いした。いや、抗議した。本人にも「今後こういうことが起きたらあなたに出ていってもらいますからね」とキツくお灸をすえておいた。それで解かってくれたのかどうかは不明だが、その後は大人しくなって、しばらくして隣の部屋の入居者も決まった。

以前は自転車に乗っていたが、相当に太ってきて、今は年寄り用の散歩カートを杖代わりにしてヨタヨタ歩いている。失礼だが、そろそろお迎えが近いように思えるから、管理会社としてはそっちを心配している。ケースワーカーは頻繁に来ているようだが室内で孤独死する可能性も高いと思う。

ふだん聞き流しているが、大声での文句が聞こえなくなったら要注意、だと思う。

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2018年08月23日

小火(ボヤ)騒ぎを起こしたゴミ屋敷の様子と退去連絡

先月、小火騒ぎのあった部屋を入居者の同意の下、片付けに行った際の状況。部屋は6畳の1K。


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これでも半分ゴミを出した後。本人は「全て必要なもの」と言っている。テレビで取り上げられた「いろんなゴミ屋敷の主たち」も、それらをけっしてゴミだと認めないから、そこは同じ。

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当初はユニットバスのドアの前にも(天井ちかくまで)荷物が山積みになっていて、「これで、どうやってトイレや風呂を使っているんだろ??」という状況。

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台所のガスコンロの前まで行けないから卓上コンロを使っていて、それで小火を出した。

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エアコンの下に飼猫がいる。こんな環境で飼っているのが信じられない思い。

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いったん外に出したものの、「全て要るものだから」とのことで、これらは後で室内に戻した。ふだん、部屋の外にまでは荷物が置かれることは無く、共用部である通路に必要以上に置かれているのは傘数本と自転車3台くらい。他の住人の利用を妨げるほどではないから、外から見たらゴミ屋敷かどうかは判らない。今回の小火騒ぎで露見した、ということ。隣の部屋を家主さんが使っていて、おおよそ察しは付いていたらしいけど。

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こちらは、うちのノルンと同じノルウェージャンフォレストキャット。飼猫は2匹・・・。

今回は半分ほどの処分。本人も立ち会って「どれが要る、要らない」とチェックしてもらっていたのだが、後で「携帯がなくなった」 「必要なものまで棄てられてしまった」などとクレームを言ってきた。「残りは全部要るものだから棄てられない」とも言う。だが、半分棄ててもゴミ屋敷状態。今まで自然発火しなかったのが不思議なくらい。だいたいが、こんな不衛生な部屋で猫を飼っているのが赦せない。

2回目は日を置いて、(本人の気持ちを落ち着かせて)9月の下旬にでも、と思っていたら・・・、

「9月20日で退去します」と電話があった。このまま住んでいたら全部棄てられてしまう、と思ったのだろうか。室内にあったもの、ほとんどがDVDプレイヤー。業者の話では「100台くらいありましたよ」とのこと。本人は「仕事で必要」と言うが、仕事で使うにしてもせいぜい3台あれば足りそうなもの。壊れた時の予備が無いと不安でどんどん買い足していて、自転車も、パンクをすると直さずに次の自転車を購入するから何台もある。テレビ受像機も傘も同じ。つまりはそういう病気なのだ。

転居先はまだ見つかっておらず、おそらくは審査が通らないと思われる。仮に見つかっても、その部屋がゴミ屋敷になるだけのこと。やがて貸主から契約解除を申し渡されるだろうし、そのアパートの住人が火災などの事故に巻き込まれる危険性がある。個人情報だから、と次の管理会社に何も伝えないワケにもいかない。

家主さんも、家賃収入が減るから、ということでなく「うちを追い出されても行く所が無いでしょうから、生活態度や習慣を改めてくれるならこのままいてもらってもかまわないですよ」と仰っているし、「あなた、9月20日で退去すると言ったでしょ!?」などと追い詰めて自殺されたら困る。鬱病も持っているから、その可能性は充分ある。なので、家主さんと相談して、退去の連絡はそのまま受けて、そのうえで「移転先が見つからなければ延長も可能。ただし、その場合は9月か10月末を目途に再度荷物の処分をしてもらうことになる」と伝えたら、「わかりました、ありがとうございます」との返事。生活が苦しくても家賃はしっかり振り込んでくる人だから、多少の時間稼ぎは赦してあげよう。

仕事もしているから、申し込めば、もしかすると経済的には審査が通るかも知れないけど、猫が2匹いて、それもネックになるだろう。そういうのを隠して申し込む人ではないし。

こういうのは家主さんや管理会社である不動産屋が全ての責任やリスクを負うのでなく、行政が何らかの支援をすべきではないか、と思う。業協会から何も意見が出ないのも情けない。

数年前に、立川支部に対して10項目ほどにわたって提案した中に、「賃貸管理をしているうえで様々なトラブルが出てくるものだが、支部にそれぞれのケースで小委員会を作って、会員業者が経験したこと、成功例や失敗例を持ち寄って会員業者にフィードバックしてはどうか」というものも入っていたが、当時の福本支部長からは「一切回答いたしません」というFAXが流れてきてお仕舞い。なので立川支部には期待できないが。

責任転嫁もしてくるけど、まだ判断能力も残っているし、できることなら力になりたいとは思う。それも今後の展開次第、と言うか、本人次第かな・・・。

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2018年08月04日

エアコン修理の優先順位・・・、ちよっと怖い話 (^◇^)

今年は連日の猛暑で、「エアコンが効かない」とのクレームが立て続けに入っている。

のだが・・・、どういうワケか、そういう連絡をしてくるのは生活保護の入居者が多い。偶然なのか必然なのか・・・、管理物件数が少ない当社でも4件連絡があって、うち3件が生活保護世帯。生活保護世帯の入居率は当社の管理室数の1割くらい、なのに、エアコンのクレームは3倍、てことは、率で言えば30倍にもなる。

もちろん、エアコン付きで貸していれば貸主側に修理や交換義務があるのは当然のこと。幸い、うちの家主さんは皆さん快く「修理の依頼をして頂いて、必要があれば交換してください」と仰る。いくら寿命がきた設備であっても、安い家賃で貸していてのエアコン交換はキツイものがあるであろうに。

で、私が手配するのだが、もしメーカーのサービスを呼んで、「これはもう部品がありませんね、交換するしかないかと思いますよ」と言われたなら、何もしてなくても出張料が別に掛かる。それなら最初から交換してしまったほうが、出張料の分だけ安く上がる。なので、いつ取り付けたのかを調べて、家主さんには交換を勧めることが多い。問題は・・・、電器屋さん、である。うちがいつも頼んでいる電器屋さんは腕も良くて良心的なのだが、私同様一人でやっている。しかも、この時期は他からも依頼が入る。

当然に、入居者からすれば「暑くて寝られないから早くやってくれ」ということになるが、「急ぎでやってくれ」と言うのはこちらの勝手であって電器屋さんの事情にも配慮しなければならない。物件は多摩地区に広く存在しているから一日に2台の交換が難しかったり、入居者の都合と合わないこともある。かと言って、後々のメンテナンスなど考えると量販店など他の店には頼みたくない。家主さんも、うちの電器屋さんの技術力とサービスの良さは知っているから、だいたいがその電器屋さんを指定してくる。

ま、よそで頼んでも「では明日伺います」にはならなくて1週間、10日待ちは当たり前の状況。で、どうしても順番に交換して頂くことになるのだが・・・、電器屋さんから「どういう順番でやりますか?」と訊かれて、心の中で「ニヤリ」と笑った。優先順位は私が決められるのだから、普段からあれこれ常識外のクレームを言ってくる奴は後回し。いつも感じ良く接してくれる入居者を優先することになる。

つまり「いつもお世話になっています」と言ってくれる人が先で、「こんなのそっちでやってくれて当たり前だろ!?」という感じで感謝の気持ちの無い奴が後。「いつ来てくれんだよ、早くしてくれよ」としつこく電話してきても早くはならない。言えば言うほど遅くなる。それくらいの差をつけなければやっていられない商売。まあ、それでも1週間も掛からずに全部の交換を終えているから早いほうだとは思う。

正直、30年来の付き合いの電器屋さんは私が言えば「うちの仕事を最優先してくれる」のは判っているが、「○○コーポの203号室は最後でいいし、他からも急ぎの依頼が入っているだろうから、よその仕事を先に入れてもらって構わないよ」と伝えてある。そう言っておいても優先してくれる。

これ、まだエアコンの修理くらいの話だから「この程度の差」で済んでいるが、大災害が起きたなら「もっと大きな差」がつくことになる。公正公平に、なんて言っていられない事態になることも考えられる。入居者は、自分が「普段どんな態度で不動産屋(管理会社)と接しているか」、胸に手を当てて考えてみるといいだろう。




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2018年07月21日

アパートの火事

昨日、うちのと Jonathan's で遅めのランチをとっていると、携帯に電話が・・・、

見知らぬ PHS の番号である。出ると、「〇〇さんですか?」と訊かれたので、「違いますよ」と答えたのだが、「この電話は〇〇さんのお電話ではありませんか?」と重ねて訊く。〇〇、というのは私の独立前の元社長の名前。よく、古い名簿で営業電話が掛かってくるから「どうせ営業だろう、そんな古い名簿を使ってんじゃねえよ」と思ったのだが・・・、様子が変・・・。それで用件を訊いてみた。すると・・・、

「実は私、立川消防署のものですが・・・、そちらで管理している○○アパートで火災が発生しまして・・・」と言う。「それを先に言ってくれよ」くらいの話である。たぶん、古くから入っている入居者から連絡先を訊いたんだろう。ご高齢の方だと、私の名前でなく前の社長の名前で憶えていたりするもの。

「直ぐにこちらに来られますか?、間取り図なんかもあると助かるのですが・・・」と言われたので、「それだと一度店に戻ってからになりますので1時間くらいは掛かってしまいますが・・・」と答えると、「では近所に立川消防署の支署がありますので、そちらに先に来てください」とのこと。「火元はどの部屋ですか?、怪我人はいますか?」と訊くと、「火元は102号室で、本人が少し怪我をした程度です」と言う。

安堵した。直ぐに家主さんと保険会社に連絡して、アパートに向かった。先ず消防署の支署に寄り、アパートに行くと、本人は救急搬送された、と聞いていたが既に戻っていた。「火元は102号室」と聞いて、私は「まあそうだろうな・・・」と妙に納得していた。102号室、ゴミ屋敷状態である。40歳前後の独身男性の一人暮らしで、6部屋ある貸室は全て1Kなのだが、「モノが捨てられない」性分で部屋の中は段ボールの山・・・。ん?、何処かで見た光景・・・、と思っていたら、私の長男の部屋だった (おい)

「どうして火事になっちゃったの?」と訊くと、「コンロの火をつけようとしたらボーッと燃え上がっちゃって・・・」と言う。台所もユニットバスの前にもゴミや段ボールが山積みで、煙突効果で炎が一気に上がったんだろう。それより、これでどうやってトイレに入っているのかが不思議なほど。以前から玄関前のビニール傘が徐々に増えているので、「部屋の中もたいへんなことになっているだろうな・・・」と思っていたのだが、想像以上で、リアル「ゴミ屋敷」だった。しかも、他にも大問題があった。

猫を飼っているのである。そうでなくても狭い部屋にこの荷物とゴミ・・・、そして衛生状態・・・。猫にとって「良い環境」であるハズがない。ヘタしたら猫も巻き込んで焼死である。

私が、「今晩、飯、食べられる?、カネあるの?」と訊くと、しばしの沈黙の後、「1万5千円あります」と言う。「そのおカネ、今、あなたのポケットに入っているの?」と訊くと、再び沈黙した後で、「あの箱のどこかに・・・」と言う。それで「おカネは無いな」と確信した。「私はいつもカードケースに2千円だけ現金を入れていて、これを置いていくから、ちゃんと晩ご飯を食べて、水分もしっかりとりなさいよ」と言って渡すと、「後で返します」と言う・・・。「返さなくていいよ、お見舞い代わりということで」と言うと、泣きだした・・・。ま、「返さなくていい」と言って渡すのにはちょうどいい金額だと思う。

この男性は、生活苦ではあるけど家賃は常にキッチリ遅れずに振り込んでくる人である。家主さんも「このままずっといてくれるかなあ・・・」と心配していた。出ていったら次が入らないから、という計算ずくの話ではなく、「追い出されたら行く所が無い」と知っているから、である。実は、隣の101号室は家主さんが事務所として使っているから、102号室の室内がどんな状態、つまり、ゴミ屋敷になっている、とご存知である。普通なら、ボヤ騒ぎを起こしているのだから「出ていってもらってくれ」になるもの。私も、家主さんの言葉に驚いたし、話していて声が詰まってしまった。本人に家主さんの言葉を伝えると、やはり泣いていた。追い出される、と覚悟していたようで・・・。そりゃあそうだろう。

もちろん他の住人の皆さんは不安になっているだろうから、夜になって電話して、「片付けが一段落したら挨拶だけはしておいてね。それと、猫のことを一番に考えてやってください。今のままで猫が幸せだとは私には思えませんから」と伝えて、業者に依頼してゴミの片付けをすることで話が纏まった。ただし、次におカネが入るのは8月6日とのことで、「それまで待ってもらえますか?」と言うので、「それはダメ。支払いを待ってくれる業者を探すから、片付けるのは先行してやりましょう。火種が無くても自然発火することもありますから怖いんで」と言うと納得してくれた。

有り難いことに、消防署でも「今晩は1時間おきにアパートを見回ります」とのことで、なかなか行き届いている。みんな、自分の知らないところで、いろんな人の仕事や善意で「生かされている」と判る。

「生きているといろいろ嫌なことが起きるけど、負けないで頑張ろうな」と伝えた。嫌なことが起きた時に「だから人生って面白い」と考えられる人は幸せだし、「どうして私ばかりこんな目に・・・」と悲観する人は鬱になる。私は前者だが、それは、私の愚痴に辛抱強く付き合ってくださる人が周りにいっぱいいるからに他ならない。

家主さんにご報告して、昨日の仕事はそれでお仕舞い。今日は保険会社に問い合わせたり、その後の様子を見なければならない。それにしても、頭がフラフラする・・・。


別のアパートで、部屋をキレイに使ってくれてはいるがいつも家賃が数ヶ月遅れていて、その都度の連絡もなく、こちらから電話すると、悪びれることも無く「ああ来月の末には必ず」と、まるで「待ってくれるのが当たり前」のように言う男がいる。それでいて約束どおり入らないから「どうなっているんだ!?」と訊くと、「予定が狂って、入金が来月になっちゃったんで、来月末には必ず」と言う。「申し訳ない」とは言うが心が籠っていない。私もつい言葉を荒げて「アンタの『絶対間違いない』は常に信用できないんだよ」と言うのだが、笑って「いやあ、今度は間違いなく」と返す堂々巡り。家主さんと相談して事前に「最初の約束どおり振り込まれなければ退去してもらう」と決めて通告もしてあったので、入居者の要望は蹴って「出ていってくれ」と伝えた。夫婦ともに高齢で、奥さんは病弱だし、猫も飼っているから気の毒には思うが、我慢には限度がある。

支払いを(今回も)猶予したら舐められるだけ。いや、もう十分に舐められているか。

「8月中にはカネが入る」と言っていたんだから、それなら滞納家賃の清算も出来るだろう。それが出来ないなら支払期限を猶予したとしても、また約束を反故にされることになる、と後になれば判る話。

火災の男性とは全てに対照的な話であって、こういうのは「最後は人柄がモノをいう」と思う。

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2018年07月03日

引越しの立ち会いで「心ばかり」を頂いた (^◇^)

ある娘さんの引越しの立ち会いに伺うと、「お世話になりました、心ばかりの物ですが・・・」との言葉に添えてお菓子を頂いた。可愛らしい包装のお菓子であった。頂いたのはこちら、

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その名も・・・、

「心ばかり」

であった。なかなかシャレが利いている (^◇^)

袋の中を覗くと、「心ばかり」というタグがついていたので、「なんだよ、本当に心ばかりじゃねえか!」と文句を言ってやったが、そういう冗談が通じる相手で、そんな悪態をついても、今後もこのお客様とのご縁は続くことだろう。可愛い女性だし、いいお客様だっただけに退去は寂しいのだが・・・。

引越しの立ち会いでお客様からお菓子を頂いたりすることは多々あるが、あまり仰々しい菓子折だと、(もちろんお心遣いは嬉しいのだが)恐縮してしまう。頂く側からすれば、これくらいがちょうどいい。

で、思った。この「心ばかり」、退去のご挨拶でより、入居する際の近隣のご挨拶に相応しいのでは、と。本来は、引っ越しでの先住者への挨拶は手ぶらでかまわないもの。ただ、手ぶらで挨拶に伺うのが躊躇われるなら、せいぜい百均で売っているタオル1本とか、コンビニやドラッグストアで売っている石鹸3個入りセットくらいで十分で、この「心ばかり」は引越しの挨拶で持参するにはピッタリだ。

これから契約で訪れたお客様に「近隣への挨拶」について説明する際、奨めることにしよう。あるいは、契約者へのサービスとして、アパートの先住者世帯分を用意しておいて契約時に渡してあげる、というのもいいかも知れない。美味しいお菓子だから先住者に渡さず自分で食べてしまう、なんてこともあったりして・・・。

あ・・・、何処で売っているのか先に調べておかないと・・・。そんなの調べるのは簡単だ。検索する必要など無い。その娘さんに電話して「ねえねえ、あれ、何処で売ってんの?」と訊けばいいのだから。



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2018年06月04日

私の免許証、知りませんか?

昨日、大きな仕事を片付けてホッとしていたら、携帯に電話・・・。出ると、昨日賃貸契約を交わしたお客さんからだった。「私の免許証が見つからないんですが、見かけませんでしたか?」だと・・・。

「知りませんよ、そんなもん、アタシが知ってるワケ、な・・・、い・・・」、いや、心当たりがあった。

コピー機のカバーを上げたら、お客さんの免許証が残っていた。昨日、本人確認の為に免許証のコピーを取らせて頂いて、そのまま忘れてしまっていたのだ。その後もコピーは何度も取っているが、カバーを上げてでなく差し込みで取っていたから気付かなかった。それで、立川市の隣の国立市に住むお客さんに「すみませんでした。私のミスなので直ぐお届けします」と伝えると、「郵送でもいいですよ」と仰るが、途中で紛失すると困る。直ぐに店を出て電車で国立駅に向かい、改札口でお返しした。

30年、この仕事をしていて初めての内容のミスである。焼が廻ったかなあ・・・、と不安に思う。

と言うか、昔は免許証だの健康保険証だのといったもののコピーまでは求めなかった。住民票一枚で事足りたのだが、最近は同業者さんから申込書がFAXで流れてくる時に必ずと言っていいほど一緒に流れてくる。ただし、FAXだと不鮮明なので、契約時に改めてコピーを取らせて頂くことが多いのだが。

たまたま隣町だから良かったようなものの、もし他県から契約に来て頂いていたなら大変なことになっていた。これからは充分に気を付けよう。


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2018年05月13日

怖い電話 (^◇^)

見慣れない電話番号から着信があった。私の携帯、今は、同業者、取引先、お客様、友人知人など約900名、固定と携帯、それにFAXで2500件ほどの番号が登録されているから、名前が表示されなければたいていは新規の人から、ということになる。出てみると・・・、

「すみません、私、〇〇と申します。そちらはGマンションの管理をなさっている不動産屋さんでしょうか?」と訊く。現在入居者募集中の部屋もあるが、どうやらその問い合わせでないことは雰囲気で判った。私が「はい、当社で管理させて頂いておりますが・・・」と言うと、「私、101号室の佐藤さん(仮名)の友人なんですが、ここ数日、携帯に電話しても家の電話に掛けても出ないのです。それで心配になりまして・・・」とのこと。

佐藤さんは30年前にそのマンションが建った当初からの入居者で、ご高齢の夫婦お二人での入居。私も固定電話と携帯の両方に電話してみたが出ない。それで携帯に「連絡を頂けるよう」Cメールを送っておいた。幸い、同じマンションに家主さんも住んでいらっしゃるので電話すると、「そう言えば、最近はお孫さんの姿も見えませんね・・・」と心配そう。家主さんが「様子を見てきましょうか」と言いかけたところにキャッチホンが入った。発信者は佐藤さんだった。「あ、佐藤さんから着信が入りました。後ほど掛け直しさせて頂きます」と伝えて一旦電話を切らせて頂いて、出ると佐藤さんの元気そうな声。「こういうワケで〇〇さんが心配なさって電話をくださったんですよ」と事情を説明すると平謝り。「直ぐに〇〇さんに電話してあげてください」とお願いして、家主さんにもご報告。安堵なさっていた。

ご高齢の夫婦だと、どちらかが卒中や心臓発作で倒れたりすると、動転した伴侶がショックで心臓発作を起こしたりして二人とも帰らぬ人に・・・、なんてことも起こり得るから怖い。ヘタすると事故物件になりかねない。

半年ほど前も、仲間と飲み会の約束をしていた別の入居者が、約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れず、携帯に電話しても出ないので心配した友人が私の店に飛んできたことがある。たまたま飲み会の前日に「体調が悪いから」と早退していたので同僚が「もしかして・・・」と心配したのだが、その時はなんと、集合時間を2時間も間違えていて、入居者は「まだ時間があるから」と携帯をマナーモードにして寝ていて着信に気付かなかっただけであった。同僚が後日菓子折を持ってお詫びに来てくださった。

私自身も前期高齢者だから他人事ではない。こういうことはこれから何度も経験するだろう。

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2018年05月10日

先日届いた挨拶状

この仕事をして30年ほどになるが、お客様から結婚式(披露宴)に招待されたことが二度ある。そのうちのお一人から挨拶状が届いた。その方との付き合いは、私がこの業界に入った頃からだから30年近くになる。某雑誌で「部屋探しのドキュメント」の企画が持ち上がり、記者の方の友だちの部屋探しを私が担当して、その様子を雑誌の記事にした。「部屋探し十箇条」とか「良い部屋探しをするための秘訣」も書かせて頂いた。

その方、名門女子高から東大理学部に現役合格し、博士号も取り、あの理研に入り、その後、京都大学医学部の准教授に就任したところまでは知っていたが、この度、某先端医療研究センターの神経変性疾患研究部長に就任したとのこと。私もそのうち必ずお世話になるであろうアルツハイマー研究の第一人者である。

部屋探しをしていた頃、東大の学生証を見せてもらったが、ご本人はどう見ても東大生には見えなかった。なので、「この学生証、今回の雑誌の取材の為に偽造したものでは?」と訊いたほど。どうして東大生に見えないかと言うと、あまりに余裕があって「この人、受験勉強などしたことがないだろうな」と思ったからで、本人に伺うと、私の予想は当たっていた。入試を終えた後、お母様に「ごめん、たぶん落ちてるだろうから来年頑張るね」と伝えてサッサと旅行に出かけ、帰ってきたら合格していたとか・・・。

で、結婚するお相手は灘高校から東大に進んだ人で、こちらも余裕の人。披露宴の場所は三井記念館、周りは東大卒ばかりだから、経験上あんなに居心地の悪い披露宴は無かったが、そのあたりをお気遣い頂いてか私の席は新婦のご両親と同じテーブル。あれから四半世紀・・・、今も交流が残っているのは嬉しい。

ご縁があったお客様がどんどん出世していくのを見るのも私の仕事の醍醐味。後でお祝いのシャンパンでも贈らせて頂こうかな、と思っている。馴染みのソムリエさんが伊勢丹の立川店に来るのは2週間後だけど。


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2018年03月08日

今朝の最初の記事に関して

先ほど家主さんに連絡したら、昨晩、本人と東京ガスとで連絡が取れたようで、今日の夜、東京ガスが訪問してくれるらしい・・・、安堵した。家主さんは「もう夜だから」と私への電話を遠慮なさったのだろう。だが、本人が私にも連絡してくれたら嬉しかったと思う。まあ、とにかく連絡が付いて良かった(ほっ)

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返信くらいは頂けないものか

火曜日の夕方、当社の管理物件の入居者から電話があった。

「お風呂の全自動の機能が使えなくなって、バルコニーにある外付けの給湯器から水が垂れているので見て頂けないか」ということ。直ぐに家主さんに連絡すると、「私から東京ガスに連絡します」とのこと。

昨日の水曜日、朝イチで家主さんから連絡があり、「東京ガスに連絡したら、『外側の給湯器の水漏れは午後にでも止めることが出来ますが、全自動の機能が使えない、ということですと室内に入らせて頂く必要がありますので入居者さんのご都合を伺ってください』と言われたのですが・・・」とのこと。そういう話だと第三者を間に入れずに東京ガスと入居者本人とで直接打ち合わせしたほうが良いもの。

家主さんも東京ガスも、本人に連絡すべく試みたが仕事中なのか電話に出なかった模様。それは仕方ないのだが折り返しも無いんだとか。それで「どうしましょうか・・・?」とのこと。私も電話したが出ない。

それで、家主さんには「私からメールを送ってみます」と伝え、Eメールアドレスは不明なのでCメール3通を送信した。送信したのが9時43分。その後、昼前に家主さんから「東京ガスが給湯器の水漏れは直してくれたそうです。ご本人とは連絡が取れましたか?」との連絡があり、再び本人にその旨をメールで、「ご不便をお掛けして申し訳ありません。ご協力宜しくお願いします」と添えて送信したが、夜になっても、と言うか、今、木曜日の午前5時47分の時点で本人からは何の連絡も無い。

この分だと、まだ東京ガスとも打ち合わせできていないことだろう。東京ガスからも「何日の何時に伺うことになりました」との連絡が無いし。

ちなみに、該当する部屋は2階。東京ガスは外から梯子をかけて作業してくれた模様。「プライバシーがあるのでバルコニーの中には入っていません」とのことで、さぞかし作業しにくかったことだろう。

その後も返信があるかどうかを気にしていて、「了解しました」というだけの返信でもいいのだから、返信があれば直ぐに「宜しくお願いします」とこちらから返信して(相手のメールが最後にならないように)終わりたいので、ずっと携帯の受信音に注意していて、本音で言えば「なんだかなあ・・・」である。

何かトラブルが発生すると、入居者は「今日が何曜日か、不動産屋は水曜日が休みかも」などと考えずに連絡してくる。そのこと自体は全くかまわない。ではあるが、(休んだような気がしなくなるので)私は水曜日には店にも行かないし店の前も歩かないようにしている。もちろん、なるだけなら仕事のことは考えたくない。それでもトラブルが発生したら、いや、トラブルでなくてもお客さんから連絡があれば対応しているのだから、「了解しました」だけでもいいから返信くらいは欲しいと思う。

入居者は不便をしているのだから不快さは私以上だろうけど、どんなに忙しくてもメールくらい打てるだろうし、火曜日の夕方私に電話してきたくらいだから電話もできることだろう。なんか、テンションがいっぺんで下がってしまった。こういう水曜日は、ほんと、休んだような気がしない。



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2018年02月04日

そういう嘘は無いんじゃないの ( `ー´)ノ

先日の今季二度目の雪・・・、積もらないで良かった。「また雪かきかあ・・・」と覚悟してたけど。

先々週の月曜日の大雪の際、早朝4時に起きて店の前を雪かきしに行こうとして、途中にある貸家の玄関から轍の跡まで2軒分の雪かきをしておいたのだが・・・、

後で、驚くべき話を聞いた。平屋の貸家2軒のうちの1軒は、例の「霜降り和牛の老婦人」が入っていて、数日前、その老婦人から頼まれごとをして、その際に「こないだの雪の時、家の前を隣の爺さんが雪かきしてくれたって言うから苺を届けといたよ」とのこと。へ・・・、あの爺さん、雪かき用のスコップなんか持ってないし、そんなことするワケが無い。だいいち、雪かきしたのは私なんだけど・・・(^◇^)

そう伝えると、老婦人が絶句。「やあだ、私が『キレイに雪かきしてあったけど、〇さんがしてくれたの?』と訊いたら『そうだよ、俺がやっといた』って言ったんだよ。だから苺届けたのに・・・」と激怒。

私も激怒。本来は、その苺はウチに来るハズのものだったんだし・・・、って、そういうことじゃなく、手柄の横取りみたいに「自分が何もしてないにも関わらず相手に感謝させる、負い目を感じさせる、ってどうよ」ということ。歳を取ると、悪気は無くても反射的にそういう嘘が出てしまうものかも知れないが。

本当のこと言わないで黙っていたほうが良かったかなあ・・・。隣の爺さんには先日も入居申し込みが入るところを潰されているから、それくらいは赦されると思いたい。近々更新契約で来店するから追及してやろう。

まあ、これで老婦人の「お返しグセ」が治ってくれたら嬉しいが、人間不信になってたりして (笑

同じ日に店の大家さんと道でバッタリ会って、「こないだ、坂口さんが雪かきしてくれたんですってね、すみませんでした。朝起きて、さあ雪かきしなくちゃと思って外に出たらキレイになってたんで、店舗のKさんに訊いたら『朝早くに来てやってましたよ』って言うから・・・」だと。

いくら私が恩着せがましくても、そういうのはこちらから「やっときました」とは言いにくい。昔は大家さんの甥っ子さんがやってくれていたこともあるのだし。ま、知ってくれたことで十分に報われた(*^_^*)

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2017年12月27日

昨日の記事の男とは真逆の生活保護受給者

数日前の昼前、駅前の銀行に行こうとしていたところに顔見知りの老婦人が店に入ってきた。

「ねえ、この近くに一部屋でいいから何かいい物件無い?」と言う。無くはない。当社で募集中の安い貸家がある。生活保護なので家賃の上限があるが、家主さんは快く相談に乗ってくださる方と判っている。

「ここから歩いて2分だから見てみる?」と訊くと、「見たい」とのこと。直ぐに案内したら一発で気に入って申し込みが入ることに。飛び込みから案内して申し込みを貰うまで10分、最短記録である。

家主さんとの家賃交渉も問題なく進み、契約金も市から出してもらわず自分で用意して届けに来た。生活保護は受けているが、自分でできることは自分でして人様に迷惑を掛けないように心掛けているご婦人で、79歳だが私より元気なくらい。その心掛けが昨日の男とは大違いなのだが、もう一つ、違いがある。

私に「迷惑かけてごめんね」と何度も言う・・・。何も迷惑など掛かってないしこちらは商売なんだから全く気にすることは無いのに、店に来る度に何かしら届けてくれる。最初はミカンと苺、次に来た時には「これ、絶対に美味しいから食べてみて」と言ってサンドイッチを届けてくれた。ん・・・?、「これ、絶対に美味しいから食べてみて」と言って届ける・・・、どこかにいたな、そんな奴・・・、と思ったら私だった。

極め付きは一昨日、契約に来てくれた際、「これ要冷蔵だから冷蔵庫に入れといて」と言って袋を渡されたのだが・・・、なんと、g1000円以上する霜降り牛肉が337g・・・。これじゃどちらが生活保護受給者だか分からない。私は貰うモノ(仲介料)はちゃんと貰っているのだし・・・。

なのに、「これで終わりじゃないからね、お礼はちゃんとするから」とまで言う。これ以上何をするのか、という話で、怖いくらい、ほんと。お礼は正規の仲介料と感謝の思いの笑顔で十分。

「うちの2階に韓国人の家族が入ってきて、一日中ドタンバタンうるさくて毎日耐えられなかったけど、これで安心して暮らせるわ。ほんと、有り難うね」と何度も言うから相当に辛かったんだろうけど。

私が、「直ぐに引っ越すと家賃がダブって辛いでしょうから、日割り発生は家主さんと交渉しましょうか?」と言うと、「いいの、これは私の事情だから、家主さんに迷惑は掛けられないから」と言う・・・。余計なことを言ってしまった私のほうが恥じ入るほど。

昨日の記事の男は「タダでやってくれて当たり前。交通費も手間賃も払う気は無い」であったが、この老婦人は、あくまで商売で部屋を紹介しただけなのにこんなに感謝してくれる・・・、この違いは何なのか。

実は、この老婦人、20年以上前から知っている。店はもう無くなってしまったが、うちの店の前にお好み焼き屋さんがあって、そこでパートで働いていたのだ。店のご主人夫妻とは私も仲良くしていて、奥様が亡くなられた時も家族以外で唯一私が葬儀への参列を許されている。儲かっていたが、ご主人、ワケあって店を移転した後、高齢になって店を畳んで郷里の福岡に戻って2週間後に亡くなっている。いろいろあって懐かしい。

店と自宅の中間に貸家があるし、私が何か(美味しい物)をバラ撒く相手が一人増えることになった。

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2017年12月20日

お客様から言われた嬉しい言葉

昨日、あるお客様とメールや電話でやり取りしていて、会って面と向かっても言われた言葉、

私のことを「嫌いな部分もありますよ」と仰っていて、それは凄く嬉しい言葉。

「嫌いな部分もある」、ということは「嫌いでない部分もある」(比率としてはそちらのほうが高い)ということで、もし「嫌いな部分」のほうが多ければ付き合ってはいないワケだから、それは嬉しい。

ブログをやっていると、それまで友好的に付き合っていても「たった一つの意見の違い」で掌を返したように、しかも(しっかり読まないで)相手の人格を全否定する人物がいる。「全部好き」か「全部嫌い」かのどちらかでしか評価できない、ということで、つまり全肯定か全否定されるかの両極端。

そういう奴は後で「私のほうが間違っていたかな」とか「言い過ぎたかな、表現がマズかったかな」などと考えることはしないから謝罪されることも無いし、一方的に非難してきて絶縁宣言したりする(*´з`)

そのお客様は私に対して嫌いな部分があって、それを受け入れたうえで付き合ってくれるワケだからそんな嬉しい話は無い。後で豹変される心配はないから安心して付き合っていられることになる。私の何もかも全てを好きでいてくれる必要もないし、常に意見が一致する必要も無い。夫婦だって意見の違いはあるのだから。相手の人格を認めたうえで、違っている部分を率直に話ができる間柄は一番有り難い。

同業者でもいる。それまでとても仲良くしていたのに「一つ意見が対立しただけで、今は私のことを蛇蝎のごとく嫌っている」人物が。明らかに向こうが間違っているのだが、「メンツを潰された」くらいにしか思っていないんだろう。本来なら「意見の不一致がある」ということは喜ばしいことだと思うが、今は全否定に転じている。彼は「人の嫌がることは言わない」タイプで、私は「相手が嫌がることでも(時に)ハッキリ言う」タイプ。今、気まずくなっているのは「実にくだらないこと」が原因。

管理物件を持たずに「当社は仲介料を頂きません。仲介料0にできない物件は60%引きで対応します」という業者が立川支部の役員をやっていることに「それはおかしいのではないか」と私が抗議したことで、その業者と懇意にしていたものだから、たまたま役員会に顔を出した私に「そんなことはたいした問題じゃないだろう」と怒ってその業者を擁護していて、結局はその業者は社名も替えて国分寺国立支部に移って行ったから、その役員からすれば「メンツを潰された」と思っているんだろう。私からすれば一役員のメンツなんかどうでもいい。私は管理物件やお客様を絶対に横取りしない主義だからフェアな商売をしない業者は赦せない。

まあ、それまでも私のことを、と言うかお互いに、ある部分では否定していても仲良くしていたが、相手からすれば「我慢の限界」だったんだろうな、と思う。正直、私はどうでもいい。ではあるが、不心得な業者が参入してきたことで、それまで仲良くしていた関係に亀裂が入ることになるのは実につまらない。自分が意識していないところで他人様に迷惑を掛けていることはよくある話。私も気を付けよう 💧

なので、冒頭で書いたお客様が(私に対して)全否定に変わることも無いとは言えないが、私が何かで裏切り行為をしない限りは今後も良好な関係が続けられると思う。何より、思っていることを互いにハッキリ言える間柄であることが嬉しい。ん・・・?、もしかして相当に我慢してたりして・・・。

互いに「好きな部分9:嫌いな部分1」くらいに思ってくれている人が、一番うまく付き合えるかも。





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2017年09月13日

昨日は仕事で総理官邸まで行ってきた

昨日、仕事で東京メトロ「溜池山王」駅前にある総理官邸まで行ってきた。

物々しい警戒の中、警備する警察官に、「すみませんが、この近くに〇〇ビルってありますか?」と訊いたら丁寧に教えてくれた。そう、総理官邸は目印。そこの近所にあるビルが目的地。まあ、当たり前である。ヒマな不動産屋の私が多忙を極める安倍総理に用があるワケが無い (^◇^)

で、先日お申し込みを頂いていた賃貸借の法人契約を一日でも早く締結しなければならず、本来は(社判や会社の実印を持ち出せないので)郵送で契約することが多いが、当社に送られてきた契約書を借主に持参して、銀座にある管理会社(貸主)まで必要書類と一緒に届け、鍵を預かって再び溜池山王の総理官邸まで、じゃなかった借主に届ける作業。本当なら一昨日の月曜日に済ませたかったが、月曜日だと家賃発生の2日前、管理会社が「家賃発生前日の火曜日でなければ鍵を渡せない」と言うので仕方なく昨日になった。

それも(先方の規定で)鍵は当社に送られてくることになっていたが、それだと更に2日ほど余計にかかる。なので交渉して私が代理で受け取ることを了承して頂いたもの。それによって昨日一気に片付いた。

この仕事をして28年になるが、おそらく一番神経を消耗した契約。この2週間はそのことで頭がいっぱい。もし何かで行き詰ったら「ふざけるな!」とテーブルをひっくり返して帰ってくる覚悟だった。だがそうしなかった(そうならなかった)のにはワケがある。

入居者のSさんが大変な苦労人で、今までの苦労がしっかり身についていて、こちらの苦労や立場を十分に察してくださって、普通なら1週間で終わる契約作業が3週間もかかっているのに、実に忍耐強くお待ちくださっていたから、である。このお客様のためなら出来る限りのことはさせて頂こう、と思えたからで、先日の更新契約の電話打ち合わせで私に「黙って聞け!」と怒鳴った男とは真逆の人柄。だから、立川から溜池山王まで出向いて銀座の管理会社まで行って再び溜池山王まで戻る、なんてことをしていても全く苦にならない。どんな時にも言えることだろうけど、人柄の良い人は結局得をするもの。

私より辛い立場のSさんの忍耐あればこそ契約に至ったのは間違いない。帰り際「お酒はお好きですか?」と伺うと「大好きです」とのことなので、引っ越しが済んで落ち着いた頃を見計らってシャンパンか高級ワインをお送りすることにした。いつもの伊勢丹のソムリエさんに相談しよう (*^_^*)

先週と先々週の水曜日はこの契約のことで頭がいっぱいで休んだ気がしなかったが、今日はゆっくり休めそう。それに、今週の土曜日には楽しいことが待っているので今週は少し明るい。後は、当社の空室が一つでも多く決まってくれることだけが望み。まあ一難去ってまた一難で、なかなか思うようにはいかないけど・・・。


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2017年08月27日

「救いの神」現る

昨日の午前中、都内の練馬まで案内に行っていた。

当社の管理物件の貸家にお住いのお客様から知人をご紹介頂いてご案内することになったもの。条件を伺って、数ある物件の中から候補を5件に絞り、資料をFAXさせて頂くと、その中の2件を「内見したい」とのことで、一件目をご案内すると、その物件で「もう2件目は見なくていいです。これで申し込みます」と仰る。たしかに私からしても「予想していた以上の物件」であったのだが・・・。

こんな楽をして良いのだろうか、というくらいにスムーズに話が進んだ。ご紹介者の方もお越し頂き、法人契約となる会社の会長も程なくしていらっしゃって、実際にご入居になるご家族とその場で相談なさって即決に至った。「間もなく当社の会長も来ますので・・・」と伺っていて、どんな方がおみえになるんだろ・・・、と思っていたら、たまたま昨日は休日なのでラフな格好でベンツのオープンカーをご自身が運転して登場。そのベンツ、日本に何台もあるベンツではなさそう。

とても気さくな方だったが、後で伺えば誰もが知っている東証一部上場企業の会長を務めていらっしゃった方で、こういうことでもなければ私なんかがお近づきになれるような方ではない。にもかかわらず、ご紹介者もお客様も会長も頗る腰が低いし、横柄さなんてものは微塵も無い。人間、本当に偉くなると「こうなるもの、こうならなきゃならないもの」、と思った。人間、中途半端に偉くなる奴が一番始末に負えなかったりするもの。

それにしても、うちの入居者さん、どれだけの人脈を築いているんだろう。この会長だけでなく名だたる企業のトップや政界のお歴々とも(仕事だけでなくプライベートでも)交流がある。話だけ伺っていると、ほとんどホラと思えるくらいの話だが、全部本当の話。世の中にはそういう人がいるんだ・・・。

私も人脈は広いが、こんなことを言ってはナンだけど、たいていは私と同じ階層のお仲間さんばかり。たとえご紹介頂いても「そんな層」には入っていけない。根が貧乏人だからとても無理だし望まない 💧


夏になって(暑いこともあって)部屋探しをする人は極端に減っていて、当社の管理物件の空室への問い合わせも少なくなっていて、夏休みもとったし、今月はキツイなあ、と思っていたところに「救いの神」が現れてくれて、今後に繋がるお申し込みも頂いた。まだ私の運は尽きずに残っているのかも知れない。



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2017年07月30日

嬉しい「暑中見舞い」のお葉書

長いこと仲介管理の仕事をしていても、お客様(入居者さん)から暑中見舞いのお葉書を頂くことは滅多にない。年賀状を頂くことはあるが、入居中のお客様からより退去なさったお客様からのほうが多かったりする。


いきなり脱線するが、中学以上の学校の先生と似ているかも。在校生からの年賀状より卒業生からの年賀状のほうが多くて当たり前だから。その昔、私が社会人2年目くらいの時、母校の中学校に恩師を訪ねて、職員室の真ん中で他の先生たちに聞こえるように大声で、「卒業して最初の年は先生に年賀状を出すこともあるだろうから、卒業して2年以上たった卒業生からの年賀状が一枚も届かないような教師なら教師を辞めたほうがいいと思う。そんな教師は生徒の心に何も遺せなかったんだから」と言い放ったことがあって、恩師が「オマエ、言いたいことをハッキリ言いやがって」と苦笑いしていたっけ。それ、不動産屋にも言えたりして。

従業員が多くて誰が担当してくれているのかハッキリしない大手か、個人経営か、の違いはあるだろうけど、賃貸の仕事をしているなら、退去したお客様からの年賀状が一枚も届かないような不動産会社は「どうか」と思う。良く言えば「ビジネスに徹してお客様と接していた」ということだろうけど、感謝されていないのは明白。私なんかは逆に、退去なさっても私のほうが「ずっとお付き合いさせて頂きたい」と思えるお客様は多い。


さて、私に毎年暑中見舞いのお葉書をくださって、いつも私の体調を気に掛けてくださる入居者さんがいる。実は、ワケあって、それは凄く嬉しいこと。

その方は、現在某市で生活保護を受けていらっしゃる(まだ若い)独身女性。昨年まではお母さんと一緒に暮らしていたが、そのお母さんも亡くなって、現在は天涯孤独のようなもの。ようなもの、というのは、兄弟はいるものの母親の介護はその娘さんに押し付けて、それぞれは家庭を持って幸せに暮らしているみたいで、もう連絡は取っていないようだ。娘さんは部屋から一歩も外に出られない母親の介護を長く続けていて結婚もしていない。いや、結婚はおろか、男性と交際したことも無いとのこと。

何も援助や協力をしてくれない他の兄弟に「協力してほしい」とも言えず、一身に背負って頑張っていて、それでも陰では良く言われていなかったようだ。それを廻り回って耳にした時は辛かったとか・・・。人間、何かあれば頼みやすい者に頼む(押し付ける)もの。税金のシステムなんかと同じである。

失礼な話だが、母親の介護で、自分も買い物以外で部屋から出ることがなく太ってしまわれているけど、もしダイエットしたなら見違えるようにキレイになることだろう。現在も生活保護を受けているのは、長い介護と親族間のゴタゴタで心を病まれたから。うら若き女性が一人で背負うには重すぎたのだから無理はないと思う。

優しいし謙虚な人柄だが、一番の問題は、彼女自身が今「何かにつけて自信を失っている」ということ。お母さんが亡くなったことで介護の負担は消えたのだが、逆に「喪失感が心に広がってしまって・・・」とも仰っていて、それは解かるような気がする。ただ、そういうのは私の力ではどうすることもできない。

「立川駅方面には用事でたまに出ます」とのことなので、「その時には声をかけてよ。一緒に食事しましょう」とお誘いしたら、「レストランなんかに行くとどうしていいか分からなくて動悸が激しくなるので行けないのです」と残念そう。それほどまでに今まで一般社会から遮断されていたということか・・・。

友だちもいない、とのことで、「私で良ければ愚痴くらい聞きますよ。いつでも声を掛けてくださいね。ただし、私のほうがいっぱい愚痴を零しそうですけどね」と言うと笑っていた。

手書きの暑中見舞いの葉書の文字、けっして美しい文字ではないが、心が籠っていて本当に嬉しい。

そういうのは、この仕事をしている私にとっては「お客様から頂く勲章」のようなもので、宝物である。


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