2011年12月21日

これも、実に妙な気分に・・・(R16指定くらい)

先日、独身の女性が更新契約で来店した。以前、リフォーム業者が「あそこの部屋はもう行きたくない」と私に嘆いていた相手である。その理由というのが・・・、

トイレの修理に行ったら、トイレの床にパ◎ティが落ちていたりして、なんだか誘われてるような妙な気分がしたから、というもの。業者は「頭がおかしいんじゃないですかね。普通は業者が修理に来るのが分かっていたらトイレの中を掃除したりチェックもするものでしょうけど、あれじゃ、誘ってると思われても仕方ないですよね」と言っていて、それは全く同感である。何かあって訴えても勝てないものだろう。

市原悦子の「家政婦は見た」ではないが、「あらいやだ」と言って慌てて片付けたというが、見てしまったものはもう記憶から消せない。それが可愛い女の子だったら「ラッキー!」だろうけど、そうではないし。


更新の清算は振込みで済んでいるので、契約書に署名捺印を頂くだけだったが、女性は近況を話し始めた。そこから発展して趣味の旅行の話、果ては世相の話題に及び、TPPや北朝鮮問題(金正日が死去する前)を話し込んだ。時間にして約1時間。話の内容も受け答えも極めてマトモであった。頭脳は明晰なようだ。

だが、その間、私の頭の中ではずっと「その女性が頭からパ◎ティを被っている姿」を思い浮かべていた。私がスケベだからではないし、その女性とイヤらしい関係に発展するのを期待していたワケでもない。

私の頭の中で、そういうイメージが出来上がってしまっている、というだけのことなのだ。向こうは私に話が伝わっている、とは夢にも思ってないだろうけど、そういう話は確実に伝わるし、しかも早いもの。

その女性、よほどのことがない限り、アパートを出て行かないことだろう。それはそれで有り難いのだが、私にとって、2年に一度の更新でお目にかかることは非常に苦痛である。

ま、これも商売、しかたない、我慢するしかないか・・・あせあせ(飛び散る汗)


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2011年06月17日

業者さんにせっかく案内して頂いたのだが・・・

当社で管理させて頂いていて長く空室になっている物件に、ある業者さんがお客さんを案内してくれた。部屋は2DKで家賃も手頃だが、建物の築年数が古いこともあって当節なかなか決まらない。

案内してくださったのは普段から仲良くしている業者さん。鍵は現地対応になっていて、業者さんがお客さんをお連れすると・・・、


アパートが物凄いことになっていたようだ。後で電話を頂き「いちおうお知らせしておいたほうが良いかと思うので・・・」と遠慮がちに話し始める。「隣の部屋のドアの前に生ゴミが散乱していて、部屋は気に入ってもらえたのですが断られてしまいました。あれは注意してもらったほうがいいと思います」とのこと。

隣人は母親と子供二人。私がアパートに行った時は、いつも自転車が隣の部屋の前までハミ出して置かれているが、ゴミの散乱は無かった。直ぐに隣人に電話して確認すると、「ここはカラスや猫がいるから・・・」との言い訳。「それはゴミ出しのルールを守らないのがいけないのであって、曜日に関係なく外にゴミを出しっ放しにしていれば、そりゃあカラスや猫がゴミを漁るのは当然でしょう」と言うと、素直に非は認めてくれたものの逃がしたお客さんは帰らない。

お客さんの言う「部屋は気に入ったけど・・・」との断り文句が本音かどうかは解からない。ゴミが散乱していたのを理由にすれば断りやすい、ということもあるだろうから。ただ、今後のこともあるので隣人には「こういうのは立派な営業妨害、本来なら損害賠償モノですよ。入居者の注意義務違反にもなりますから」ときつく注意した。隣人は悪い人ではないが少しだらしない人ではある。

以前、隣地の駐車場に生ゴミが散乱していたことがあって、隣接した敷地に住む家主さんが掃除していらっしゃったが、今思えば、あの時も隣人が出したゴミだったのかも知れない。


うちは諦めがつくけど、こういうのは案内してくださった業者さんに申し訳ない。大変なご迷惑をお掛けしてしまった。
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2011年06月11日

とんでもない置き土産(*^^)v

あるマンションの引越し立会いがあった。

「した」のでなく「あった」である。事情があって、どうしても立ち会ってもらえなかったので、退去後に私一人で中をチェックしたのだから厳密に言うと「立会い」ではないのだが・・・、

部屋は予想以上に汚れていて、そこそこの原状回復費が必要と思われた。だが、私がもっと驚いたものがある。それは・・・、

退去者の「置き土産」、であった。


あらかた部屋のチェックが終わり、水周りのチェックをすべくトイレのドアを開けると、そこに貼られていたのは・・・、

外人のカップルが素っ裸で絡み合っている写真のポスターだった。

入居者は独身男性で、そんなものがトイレの壁に貼ってある、ということは、トイレでいったい何をしていたものやら・・・(爆)

本人がトイレのドアも開けてチェックしているハズだが、側面の壁だったから(日頃お世話になっていても)見落としたんだろう。まさかに「トイレにポスターが残ってたんだけど送りましょうか?」とも訊けない。訊いたなら嫌味にしかならないし。



以前は、やはり本人不在の引越し立会いで、押入れから大金(たぶんヘソクリ)が出てきたことがある。直ぐ本人に連絡して返却したがそれでも、荒らし放題だった部屋の敷金精算ではモメた。亡くなった奥さんは、私が葬儀に出席したくらいに「とてもいい人」だったが、後添えが「間違った知恵をつける」女で、本人が納得していた話をことごとく蒸し返してきたりした。敷金の清算時に組み込めば良かったか、と後悔もしたが、「それはそれ」だから・・・。

旦那は、前の奥さんと暮らしたアパートに奥さんが亡くなった後も一人で(奥さんが可愛がっていた)猫とともに暮らしていたが、ほどなく今の奥さんと知り合い、別の部屋で新しい生活を送ることになった。ま、その気持ちは解かる。

隣町に引っ越したのだから立会いに同席できないワケがなく、猫による損傷について、目の前で費用負担への回答を求められるのが嫌だったんだろう。それも後添えの入れ知恵と思われた。

今頃は別れているかも知れない・・・、そんな気がする。



で、その時のトイレのポスターは現在、うちのトイレに貼って・・・、

あるワケないっしょ!!わーい(嬉しい顔)

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2011年05月11日

沖縄県人の県民性は・・・

かなり前のことになるが、「秘密のケンミンSHOW」というテレビ番組で、沖縄県では「ボンカレーGOLD」ではなく、(芸能界をとっくの昔に引退した松山容子さんがパッケージに印刷されている)昔の「ボンカレー」のほうが圧倒的に売れている、と言っていた。

以前、当サイトで、沖縄県人の県民性について私は「東北や九州の頑固さとは違う『信じて疑わない』というタイプの頑固さ」と書いているが、まさに、それを証明しているような内容であった。東北と九州の頑固さは「言い出したら聞かない(曲げない)」というもので、沖縄とは微妙に違っている。私自身も沖縄の頑固さに近い。

なぜ、新しい製品であるボンカレーGOLDではなくボンカレーが沖縄で売れ続けているのか、製造元の大塚食品によれば、沖縄県人は「最初に手にしたものをいつまでも買い続ける」とのことで、だから昔のパッケージのままのボンカレーをずっと売り続けているとか。

ボンカレーが改良されてGOLDになっていることも沖縄県人からすれば関係ないことで、大袈裟に言えば、「ボンカレーだからこそ安心できる、変えたりしたら精神がもたない」くらいの話だろう。

それは人間関係でも同様なんだと思う。「知り合って最初に信用すれば、多少のトラブルがあったとしてもずっと信用し続けてその人と友だちでいる」に違いない。それは階下の住人(沖縄出身の)Mさんを見ていると、というか付き合っていると実によく解かる。

Mさんは、一旦信用すればとことん信用してくれる。だから腹の中を探る必要が無くて、付き合っていて非常に楽である。その沖縄県人の「最初に手にしたものをいつまでも買い続ける」県民性というものは、「鮭が生まれた川に帰ってくる」本能に似ているように思う。あるいは、鳥が孵化して最初に目にした動く物体を「自分の母親」と認識してしまうようなものかも知れない。沖縄県人は、その「ブレない県民性」ゆえに細く長く栄えてきたんだろう。


ところで、民主党政権は基地問題でその沖縄県人から信用を失っている。信用したらとことん信用する沖縄県人が一旦不信感を持ったなら誰が党首になってももう信用回復は不可能と思われる。

本当に怒らせたら逆に最も根が深くなるのは沖縄県人だから。
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2011年04月28日

猫に好かれる??階上のHさん

うちのマンションは我が家はもちろん、階下のMさんも階上のHさんも皆猫を飼っている。さらに、野良猫が出入りしているのだが、以前は数匹の猫を見かけたが、最近は1匹だけになっている。

その1匹が、野良でありながらうちのにはよく懐く。時に喉をゴロゴロ鳴らして纏わり付いてくるようだ。だが、苛めた覚えは無いが、私には時折り「シャー」をする。それをHさんに話すと、

「へえ、そうですか。私は一度もされたことないですよ」と笑う。

その勝ち誇ったような笑いが気に入らない(^^ゞ

数日後、屋上に出ようとして、3階まで上がったところで踊り場に何やら赤く乾燥した餌らしきものを発見。うちのに「おかあちゃん、野良にジャーキーあげた?」と訊くと「あげてない」とのこと。

だとすると、犯人はHさん、ということになる。Mさんは屋上には行かないし、野良が自分で咥えてどこかから運んできた、なんてことはないだろうから、まず間違いない。とすると、あの野郎・・・、


餌で釣ってただけじゃねえか、馬鹿野郎!

である爆弾

よし、今度の更新の時には家賃を値上げしてやれわーい(嬉しい顔)


だが、それはそれとしてその前に・・・、Hさんにこう言った。

「GW、どこも行かないんだったら一緒に食事にでも行こうよ?」と。そう、階下のMさんも誘って、である。うちのマンション、猫繋がりというワケでもないが、1階3階の2人とも穏やかな人柄で阿吽の呼吸で仲良く出来て実に有り難い。こんなマンションは珍しいだろう。

ずっと入れ替わり無くこのままだったならとても嬉しい。




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2011年04月08日

かっこ良く奢るつもりが・・・

先日、千葉在住のNさんのお嬢さんの部屋探しの記事を書いたが、

その時こちらでランチをご馳走するつもりが逆にご馳走になってしまったので、今度は私が、と思っていて、直ぐその機会がやってきた。

と言っても、お茶に誘われたのでNさんご夫妻とお嬢さんと私とで喫茶店に入っただけなのだが、前回は私が気付かないうちに清算されてしまったので、今回はそうさせないよう、「あ、今日は私が出しますから」と、レジでJCBカードを出すと・・・、




「恐れ入りますが、当店はカードは扱っておりません」だと!

以前のルノワールの時はカードOKだったが、造りはほとんど同じでも名前はルーヴルになっているから経営が替わったんだろ、と納得し、財布は持ち歩かないが「こんなこともあろうか」とスイカカードのケースに常に2千円入れてあるのでそれを出した。すると、

「代金は2120円になります」と言う。あ、そ・・・ふらふら

ヤベっ、足りないじゃねえか・・・、である。

仕方なく、Nさんに「ごめん、120円頂戴」と頼んで出してもらった。カッコ悪いったらないものだが仕方ない。相手がNさんだから「恥をかいた」とも思わない。そういうのは気楽で有り難い。

家に帰って、うちのに話すと「だから財布を持ち歩きなさいよ」と説教された。私は財布は持ち歩かない。持ってないことの不安より、落としたり掏られることの不安のほうが強いからだ。だいいち、とくに決まった出費の予定が無いなら現金を持ち歩く必要は無いし、財布は嵩張る。何かあればカードで何とかなるし。でもって、現金を持ち歩く時も財布は使わないで銀行の紙封筒を使ったりする。

では、財布を持っていないのか、と言えば、印傳(いんでん)の長財布やブランド物の二つ折り財布も持っている。ただ持ち歩きたくないだけのことだ。

長財布をジャケットの内ポケットに入れたり、二つ折り財布をジャケットの前サイドやズボンのポケットに入れてみたり、財布を使わずに現金のままポケットに入れて直に出したり、と、いろいろ試したが、最終的に「必要な分を銀行の紙封筒に入れて胸の内ポケットに入れ、(カードは常にスイカカード入れに一枚入れているが)必要でない時は現金を持ち歩かない」というスタイルに落ち着いた。

恥はかいても、その習慣はもう変わらないだろう。
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2011年04月01日

携帯の地震警報音が止まなくて・・・

先日、店を開けて直ぐ、近所のアパートのお年寄りがやってきた。

ドアを開けて入ってくる前から「ピーーー!」というケタタマしい連続音が鳴りっ放しで、近づいてきてうちの店に入ってきたのでTさんの携帯と判った次第だが・・・、Tさんは子供たちと離れて一人暮らし。

子供たちが心配し携帯を持たされているのだが、警報音の止め方が解からない。昨日の夜から鳴りっ放しで、「そうだ、不動産屋さんに訊いてみよう」と開店を待って痛む足を引き摺ってやって来た。

携帯を預かり開いてみると、「解除するにはロックナンバーを押してください」とある。私はTさんの暗証番号は知らないが、「たぶん初期設定のままだろう」と考えて、1、2、3、4と押し、OKを押すと警報音は鳴り止んだ。思ったとおりだった。ま、放っておいてもバッテリー切れでそのうち止まっただろうけど。

Tさんに、「今度また警報が鳴ったら、1、2、3、4と押して、その後で、このOKボタンを押してくださいね」と言うと、恥ずかしそうに笑っていた。「こんなもん、要らないって言ってんのに子供が『持ってなさい』って言うから」と嘆くので、「Tさんね、お子さんはお母さんのことを心配してるんですよ。そんなこと言わないで持ってたほうがいいですよ。東京だって、いつ大地震が来るか知れないんだから、持ってればご家族も安心でしょ」と諭した。

Tさんの子供たちが薄情で「親と暮らすのを嫌がっている」のでなく、むしろ逆、と聞いている。子供たちのほうから「一緒に暮らそう」と言っているのに、「元気なうちはオマエたちの世話になりたくない」とTさんが意地を張って辞退しているのだ。

ひと月ほど前も店に寄り、何を思ったか「不動産屋をやめないでよ〜、頼りにしてるんだから」と涙ぐんでいたから、何かの事情で心細くなっているのかも知れない。その日は生活保護の入居者も2人、相次いでやってきて同じように「やめないでね」と言い残していった。福祉の担当者から何かキツイことでも言われたのかなあ・・・。

地震で私はアパートそのもの(建物)のことを先ず心配したが、高齢の入居者の安否も気に掛けていなければ・・・、と反省させられた。
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2011年03月24日

「家賃、遅れてもいい?」「ダメ!」

「お客さん(入居者)」のカテゴリではあるが、うちの長男の話。


先日、電話してきて、「今月の家賃、遅れても平気?」と訊く。

「ダメに決まってんじゃん。どうしたんだよ、金欠か?」と訊くと、「そうじゃなくって、うちの会社の給料、みずほの口座に振り込まれることになってるから、今、みずほのATMが使えないんでおカネが下ろせないんだよ」とのこと。ああ、そういうことね、と思ったが、だからと言って家賃の支払いが遅れていい理由にはならない。親父が管理会社であるなら尚のことだ。

「じゃあ、最悪の場合お父さんが立て替えるから」と言ったのだが、待てよ・・・、そう言えば、明日引っ越してくる女子大生さんのお母さんが「みずほ銀行に勤めてる」って言ってたっけ、と思い出した。

「明日、みずほに勤めてるお客さんと会うから、いつ頃復旧しそうか聞いておくよ」と話し、翌日、訊いてみると「全く復旧の目途が立ってません」とのこと。何でも、第一勧銀と富士銀行が合併した際、システム的に上だった富士銀行に合わせるのでなく、下の第一勧銀に合わせたのが間違いだったとか。だが、そんなことは消費者に関係ない。「どう落とし前をつけてくれんだよ!」と文句を言いたい気持ちをグッと抑えて「みずほさんも大変ですねえ」と労った(オイ^_^;)

昨日になって、「当面必要な費用だけ現金で支給されることになったから立て替えてもらわなくてよくなった」との電話があった。

そういえば、昔は社長から手渡しで現金が入った給料袋を並んで受け取っていたっけ。「ご苦労さま」「有り難うございます」と言葉を交わしていた頃が懐かしく思われる。振り込みは便利だが、味気ないし、ひと度システム障害が生じると不便この上ない。結局は現金での「手渡し」が一番進んだシステムなのかも知れないわーい(嬉しい顔)
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2011年03月07日

お客さんの代理で確定申告してきたお駄賃は・・・

以前、「この記事」で紹介した自衛官の方のお話。

先日、「確定申告したいんだけど、税務署が空いてる時間に行けなくて、どうしたらいいですかねえ」と相談に来た。そう話しながら私に小さなビニール袋を渡す。中にはメロンパンが2個。

「はは〜ん、私にお使いを頼みたいんだな」と直ぐ解かったので、「だったら私が税務署に行って書類をもらってきましょうか?」と言うと、「そうしてもらえると助かります」と喜ぶ。

税務署は私のマンションと店の真ん中にあって毎日前を通っているから、翌日書類をもらってきて、その日の夕方取りに来てくれたのだが、3日ほどして「こういう書類が足りないみたいなんで・・・」と再び私に使いを頼む。不足していた書類を再び取りに行って渡し、申告はお客さんが行くことになっていたのだが・・・、

翌日の夕方またやってきて、「税務署が閉まっちゃってて申告に行けないんだけど・・・」とのこと。「ああ、いいですよ。私が出してきて控えをもらってきますから」と言うと喜んで帰っていった。

ここまで読むと、私が「面倒くさがっている」と思われる方もいらっしゃるだろうけど、全くそんなふうには思っていない。というのも、このお客さん、頗る気のいいお客さんだから、である。

それと、そのメロンパン、近所のちっちゃなパン屋さんのものなのだが、そのパン屋さんは午前中の10時半には「本日のパンは全て売り切れました」と貼紙されることもあるくらいの人気店で、逆に私はその時間帯だと、行けなくはないが行きにくい。以前から気になっていたが、こういう形で食べられるとは思わなかった。

朝食に頂いたのでガッついて食べてしまい、写真は無したらーっ(汗)


ちなみに、頂いたメロンパン、今まで食べたメロンパンの中で最高の味だった。普通、メロンパンといえば、外側の甘いカサカサの部分が厚くていっぱい付いているほうが美味しかったりするが、そのメロンパンの外側は薄い。断面を見た時は「え?、こんだけしか付いてないの?」と思ったくらいだが、食べてみると実に上手くパンとの調和が取れている。常識の逆を行って「美味しい」と思わせるのだから、パン職人さんの技術は相当なものだと解かる。一般的なメロンパンは「お菓子」のようなものだが、その店のメロンパンは紛れもなく「パン」なのだ。


値段の問題じゃなく、このお客さん、そういうお駄賃さり気なく渡してくれるのも嬉しい。こんな美味しいメロンパンを持ってきてくれるなら、どこまででもお使いに行かせて頂くと思う(*^^)v

で、私が税務署まで出向いて申告を済ませ、数日後当社まで控えの書類を取りに来てもらい、確定申告は無事完了。と言っても・・・、私も不在がちなので書類の受け渡しは店の前の小さな郵便受けを使用。相手が自衛官だけに、ちょっとしたスパイ気分であった(爆)


と・・・、記事の下書きを書いていたら、一昨日、ミスドのドーナツを持ってきてくれた。自衛隊では「情報収集」の仕事をしていると聞いている。我が家の情報も捕捉されているかも知れないわーい(嬉しい顔)
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2011年02月05日

本日は、ちと辛い一日

前々から仕事の日程を調整していて、本日は入居者さんへのアフターサービスをすることに決まっていた日、である。

実は、私が賃借しているマンションの3階の入居者Hさん(苗字はMだが、それだと階下の住人Mさんと混同してしまうので名前のほうで^_^;)の飼い猫のシオンちゃん(スコティッシュフォールド)を去勢のため動物病院に連れて行く日、である。連れていく手間が辛いのでなく、シオンちゃんに手術を受けさせるのが辛いのだ。

うちのマンションは全員が猫を1匹ずつ飼っていて、現在、入居者同士の人間関係は頗る良い。世帯数が少ないとはいえ、こんな例は珍しいと思う。それくらい気持ち良く付き合える間柄である。

私はたまたま管理会社の人間だが、それでも、昔から言う「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然」というつもりで接していて、Hさんは隣町の動物病院まで私に車で送迎してもらうことになって恐縮しているが、私からすればどれほどのことでもない。

それより、人間の事情で去勢しなければならないワケで、シオンちゃんには申し訳なく思っている。昨晩8時からは餌はあげられないし、きっとお腹も空かせているだろうから、今日はこれから支度して早めに病院に連れて行こうと思っている。幸い、男の子なので日帰りできるから、お迎えも事情が許す限り早めに行ってあげよう。

今回は私が手助けする番だが、何かで私がお世話になることも当然に有り得る。以前、私が自律神経失調症を患った際、階下のMさんの肩を借りて病院まで行ったこともあるし。困った時など互いに遠慮も躊躇もすることなく「お願いします」と言える関係は何よりだ。

「隣が何をやっているか分からない都会」でのこういう入居者同士の人間関係はこれからも大切にしたいと思う。お互いが快適だからるんるん
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2011年02月02日

泣く泣く、他社に直接行ってもらうことに^_^;

再び、たなぼたさんを悩ませることになりそうだが、一昨日の「今は買わないほうがいい」と勧めたのと違うケースで、こんなことも・・・。


昨年の暮れのこと、部屋探しの青年が飛び込みで来店した。

礼儀正しく、わりと感じが良い青年で、予算は駐車場込み9万まで。一人暮らしだから1DKくらいの間取りで良く、物件そのものは直ぐ見つかるものと思われたが、職業がパブ勤め、水商売である。いつも明け方4時頃に帰るとのことで、おそらく審査は通らない。他の入居者との間で生活音でのトラブルが発生する可能性が高いからだ。水商売は一般的にはそういう理由で敬遠されてしまう。

私は今まで、何人か水商売の人に入居してもらったが、私が直接会って「この人なら大丈夫」と判断して審査を通した人が音の問題や家賃滞納などでトラブルを起こしたことは一度もない。家主さんに相談して断られたこともない。ま、家主さんとしては「何かあれば私が責任を取るもの」と安心してくださっているだろうし。

だが、直接顔を合わせていたなら「この人なら大丈夫」と思ってもらえる人でも、他社から入居申込書が送信されてきたら書かれている内容だけで判断することになる。そうすると、どんなに良い人であってもなかなか審査は通らない。お客さんも大変である。

そこで、どこの業者が希望条件に該当する物件を持っていそうか教えて、直接行くよう勧めてみた。直接の客であって仲介業者の眼鏡に適えば、家主さんに交渉して審査を通してもらえたりするから。

一人でもお客さんを手放したくはないが、私が自分の利益に拘るとお客さんの部屋探しはその分困難になる。喜んでお礼を言って出て行こうとする青年に、もう一つアドバイスした。

「さっき言ってた現在免停中ってこと、他の不動産屋さんでは話さないほうがいいよ。それも審査に影響するだろうし、部屋探しとは関係ないことだから」と。青年は違反点数が重なって免停中だったのだ。私には正直に話してくれたが不必要な情報は出さないほうがいい。

この青年、たぶんどこかで部屋は見つかったであろうが、残念ながらご報告は頂けなかった。私も少しは心配していたので気になっていたから、本音では、それはちょっと寂しく思った。
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2010年12月06日

やっと、抱えているトラブルのうちの一件が一段落

現在、4件の大きなトラブルを抱えていて、そのうちの一件がようやく解決。と言っても、解決に至ったのは、入居者さんの忍耐力と人柄の賜物であって、私は丁寧にメールの返信をしただけだが。


あるマンションの302号室(2DK)にお住まいの独身女性Mさんが、203号室(3DK)に移ることになったのが始まりで、契約自体はとてもスムーズに進んでいた。203号室が空いた際に、Mさんには「どこまでやったら家賃は幾らにする」という一覧を家主さんから提示してもらい、三者で打ち合わせして家賃を決め、シンクも洗面台も新品に取替え、収納もクローゼットに変更し、木部の塗装もすることになった。それにより、室内は「ほぼ新築同様」になるハズであったのだが・・・、

入居して直ぐ、塗装の不具合が見つかった。至るところ、ちょっと触ると剥がれて下地が出てくるのだ。既に荷物を入れているから「やり直す」のも容易ではない。荷物の養生もしなければならないし、その間は部屋を使えない。しかも、見ず知らずの職人も出入りする。

リフォーム業者は、今回から家主さんが直接依頼することになったH社で、元々が塗装が専門である。そのH社が言うには「以前の下地の塗装が強すぎて、上から塗ったのを弾いてしまう」とのこと。「そんなのは言い訳にならないだろう。元の下地を丁寧に剥がして塗り直せば良かっただけのことじゃないか」と言いたいのをグッと抑え、やり直しすることでMさんに納得して頂いたのだが・・・、

やり直した塗装が再び剥がれた。しかも簡単に、である。家主さんも来て、ちょっと擦ったら剥がれ始めた。そうなると家主さんも納得がいかない。Mさんも年末は忙しく、簡単に休みは取れない。そこを何とか調整して頂いて、昨日、全部やり直ししてもらったのだが、H社の社長が顔を出して、「そりゃあ、爪で引っ掻けば剥がれますよ」と言ったんだと!。それだと「アンタが引っ掻いたのが悪い」と言ってるようなもので、温厚なMさんもさすがに切れたそうだ。「私が悪かったんですか?、そう聞こえますが」と言うと、社長は「いやいや」とだけ言って後をはぐらかしたそうだ。

まったくもって勘弁してほしい。業者が言うべきことではないし、責任の所在がどこにあるのかは明白なのだから。私にとっては「うちの下請け業者でなかったことだけが救い」であったのだが・・・。後で家主さんに伝えると驚いていた。そりゃあそうだろう。


心機一転、広めの新しい部屋に移って快適な生活が始まるハズだったMさんを待っていたのが「二度にわたる入居中での塗装のやり直し」である。私にも「仕事から帰って部屋に入って泣きたくなりました」とのメールが入っている。この件でのメールの遣り取りは60通にもなっていた。その度に、Mさんの心情や家主さんの立場に配慮しながら慎重に返信をさせて頂いていたつもりである。それが、業者の無造作な発言で吹っ飛びかねなかった。そうならずに済んだのは、やはりMさんの人柄によるところが大きい。

Mさんとはこんなこともあった。私としては「302を普通に清算して、203を新規に契約すればよい」と簡単に、というか事務的に考えていたのだが、家主さんから「同じマンション内の移動なので、ひょっとするとMさんは差額の清算で済む、とお考えかも知れませんよ」とご指摘があって、焦ってMさんにメールしたのだが、Mさんからは「302を普通に解約して203を新規に契約するものと思っていたのでかまいませんよ。気にしないでちゃんと請求してください」との返信があった。それにより当社は普通に手数料を頂戴したのである。

家主さんも、302号室の敷金精算に対しては最大限の配慮をしてくださった。経年変化とは言えない「傷み」も何箇所かあったが、少額のクリーニング代金の請求のみで返還してくださっている。

昨日、作業中のMさんの部屋を訪問した。管理会社としては電話やメールだけで済ませるワケにはいかない。それだと電話やメールの言葉がウソになってしまう。業者は管理会社のことなど意に介していないだろうが、迷惑を掛ける相手は当事者だけとは限らない。

業者は作業が終わると「どうもすみませんでした」と言い残して帰っていったが、Mさんはその後で部屋中の掃除をしなければならない。元々Mさんは自分で掃除するつもりであったのだが、仕事は塗装だけで終わるハズもなく、女性のスタッフもいたのに最後まで気配りに欠けている。

私はどうしたかと言えば・・・、掃除を手伝ったり・・・はしないで早々にお暇した。妙齢の独身女性の部屋に長居は禁物なので^_^;

Mさんは昨晩は部屋が使えないので仕方なくご実家に避難なさるとか。ま、それやこれやで、Mさんのテンションはすっかり下がってしまった。戻るのには相当な時間が掛かるかも知れない。


ようやくに、ほんと、ようやくに一件だけ、とりあえず落着した。


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2010年11月10日

昔気質の親父の気骨

カテゴリは「お客さん(入居者)」だが、連帯保証人のお話。

家賃を既に3ヶ月滞納している入居者がいる。以前、「遅れる時はちゃんと連絡ぐらいしなさいよ」と私から叱られた際、「アンタ頭わるいねえ。よくそれで商売してるねえ」と開き直った男である。

3ヶ月で21万、家主さんには私が立替えて支払っていたが、21万となるとさすがにキツイ。本人にも先月半ばに電話したが、「今、小松(石川県)にいるんで24日には行きますから」と言っていて、案の定すっぽかされている。月初めに電話したが出ないし折り返しても来ない。仕方ないので連帯保証人である父親に電話すると、

「それはたいへん申し訳ない。直ぐ支払いますから」とのこと。振込先口座を教えたが、しばらくして電話をしてきた。

「これから現金で届けます」と言う。店で待っていると15分ほどして年老いた父親が自転車でやってきた。「この度は息子がご迷惑をお掛けして本当にすみません」と平謝りであった。

連帯保証人に督促しても直ぐ払ってくれることなど皆無に近い。それが、催促の電話から3時間後には全額入金になったのだ。奇跡に近いくらいの話である。父親はしみじみ話す。

「あんな息子を持ってお恥ずかしい。間違っている時はどうぞ叱ってやってください」と言うが、その息子は40歳である。そんな歳にもなって、親に恥をかかせている。他人事ながら情けない。

「あたしの親父は国鉄マンで、そりゃあ怖かったもんです。怒る時は小言より先に拳骨が飛んできて・・・。人様には絶対に迷惑を掛けないようキツク言われてたし、息子にもしっかり言い聞かせていたのに、こんな子供になっちまって・・・」と後の言葉を飲み込む。

7年前、心臓のバイパス手術を受けて入院している時に、「車を買い換えたから」と300万も無心して帰って行ったとか。「アタシが怒り出せないのが解かってたんでしょう」と嘆く。最近も、家賃を滞納していながら車を買い換えているから、それはよく解かる。

その時は、家主さんに車庫証明を貰いに行って、当社に連絡されたものだから発覚してしまったが、「まだ買うかどうか決めてない」などと言い訳していて、私に「買うかどうか決めてないのに車庫証明だけ先に取る人はいない」と窘められている。最悪である。

直ぐ飛んできた父親には申し訳ないが、「お父さんね、これからも、私は息子さんをキツク叱りますよ」と言うと、「どうぞ引っ叩くなり、好きにしてやってくださいまし」と頭を下げる。

最近ついぞ見てなかった「昔気質の男の気骨」を見たように思う。
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2010年09月08日

立派な親族 2

幸い、万一のことにはなってなかったが、本人と連絡が取れたワケではない。

さあ、どうしたものか、と思っていたら、数日して本人から電話があった。実家が方々手を尽くして連絡してくれたようだ。

「私、どれだけ滞納してたかしらねえ・・・」
「半年以上だと思うよ。それより、なんで連絡してこないの!?」

「しづらくてさあ、しなくちゃ、とは思ったんだけど・・・」
「でも、実家の皆にも迷惑掛けてるんだよ」

「解かってるわよ〜。でも、おカネないし・・・」
「それでも、半年も音信不通にしちゃマズイでしょうよ」

「そうなんだけどねえ・・・。9月1日って、店にいる?」
「水曜日じゃん、定休日だからいないよ」

「家賃、とりあえず半年分だけでも持って行きたいんだけど・・・。他の日は都合悪いって言うからさあ」
「え?、誰がよ??」

「兄(連帯保証人)が一緒に行ってお詫びしたいと言ってるのよ。おカネも用意してくれるって言うから・・・、お店に出られない?」
「出たくないよ、休んだ気がしなくなるから。だったら仕方ない、時間を決めといてアパートに直接来てよ。まだそのほうがいいから」

ま、ナンと言うか、どこまでもマイペースであるちっ(怒った顔)

待ち合わせは3時、ということにして電話を切ろうとすると、

「家賃、6ヶ月分じゃなかったっけ?」と訊く。
「9月分も発生するから、たぶん8ヶ月分だよ」

「1ヶ月分くらいマケてくれてもいいじゃない?」
「は!?、まかるワケないでしょ!?、何バカなこと言ってるの!」

とことん疲れる入居者であるパンチ爆弾


1階に住む家主さんにも連絡して、当日立ち会ってもらうことにした。

水曜日、3時にアパートに出向くと、連帯保証人である兄と、本人の母親の妹の息子(従兄弟)と3人でやってきた。本人以外の2人は宮城県の岩手寄りの町から新幹線で来てくれたのである。そこまでしてくれなくても電話と振込みでかまわなかったのだが、田舎の人の律儀さなんだろう。本人だけが解かってないのが残念だが、こんなことは10年に一度のことだ。

傍からすると、「なんだ、当たり前のことじゃん!、それのどこが10年に一度の出来事なんだよ」と思うだろうけど、これが隣町から、というなら解かる。こんな連帯保証人など滅多ににいるものではない。たいていは気まずいものだから電話と振込みで済ます。ちなみに、別のあと1件は「アルコール依存症になってしまった入居者」のお姉さんがとても誠実に対応してくださったケース、であった。後にも先にも、その2件だけで、私は賃貸仲介管理歴21年だから、10年に一度、ということになる。

そして今回、私も家主さんも有り難かったのは、支払いを9月分まで清算してくれたことよりも、手ぶらで来てくださったことだ。お詫びに伺う際にはどうしても菓子折りなど持参したくなるものだが、本当にお詫びの気持ちを表すなら手ぶらが鉄則である。菓子折りなど持ってこられると、こちらも率直な話がしにくくなるし、そういうケースで手土産を頂くのは嫌なものなのだ。

家主さんのお宅に上がって、今後のことについてゆっくりお話をしたのだが、後で家主さんから伺った話では、私が話している間、お兄さんの腕がずっと震えていたとか。もちろん、家主さんや私に対する怒りでなく、とことん面倒を掛けさせられ、恥もかかされている妹(と言っても60代半ば)への怒りであろう。

9月分までは入れてもらったが、そこから先は解からない。家主さんは「溜まった家賃はいいから、出て行ってもらうようオタクから話してもらえないか」と言っていたが、それは私が納得しなかった。滞納した家賃は当然に払ってもらわねばならないのと、そのアパートを追い出したら他に行くところが無くて困るのは目に見えていたからだ。

そしてもう一つ理由が・・・、

私はかつてそのアパートで、半年分滞納されて逃げられたことがあるから、である。父親である連帯保証人は「必ず払う」と言っていたが、ついに責任を果たしてくれることは無かった。


話し合いで、私はお兄さんにこうも話した。「もし、連帯保証人を降りたければ結構ですよ。もちろん、その場合は新たな連帯保証人を立てて頂く必要があります。滞納が発生している今となっては保証協会も使えませんので、この後、3人でどうなさるかよく話し合ってみてください。私も家主さんも、率直に話してくだされば相談に乗らせてもらいますので」、と。

お兄さんはほとんど何も仰らなくて、代表して話していたのは従兄弟の方だったが、お兄さんの心情は痛いほど解かる。自分では上手く話す自信が無くて従兄弟に同行をお願いしたのだろう。

嫌な用件だし、従兄弟の方にとっては無関係の話である。なのに遠方からわざわざお詫びに来てくれたのだから「とても立派な親族」だと思う。本人・・・、こういう親族に囲まれて育っていながらどうしてこんなになってしまったものか。


翌日、家主さんの義妹さんからお電話を頂いた。「昨日は本当はお休みだったんですよね、申し訳ないことしました」とのこと。

本人に対しては「休みを潰しゃがって、この野郎!」だが、家主さんのことは何とも思っていない。そういうことに気が付いて電話を頂けるだけでも充分に嬉しい。そういうことも、10年に一度、とは言わないが、滅多にあることではないし(*^^)v

ま、管理会社としての最低限の責任を果たせてホッとしたわーい(嬉しい顔)





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2010年09月07日

立派な親族 1

当社管理物件に家賃を半年以上滞納してほとんど行方不明になっていた入居者がいる。家主さんも大らかな人柄で、一月ほど前初めて当社に相談があった。私が入居者本人に連絡を取ろうとしても携帯が止められていて、連絡先と聞いていた息子さんも電話番号が使われておらず、仕方なく連帯保証人のSさん(宮城県在住の実兄)に連絡したのだが「最近は音信普通になっている」とのこと。

私が「家賃はなるだけなら本人にお支払い頂きたいので、なんとか本人と連絡を取って、当社宛に連絡くださるように伝えてください」とお願いすると、「心配なので、部屋の中がどうなっているか、大家さんに見てもらって頂けないか」と言う。だが、基本的に本人の了解なく勝手に部屋の中には入れないので、やんわりとお断りした。事故があっては困るが、プライバシー侵害で訴えられるのも辛い。

翌日、見慣れない電話番号から電話があった。宮城県の地元警察の生活安全課の警察官からであった。

「実は、Sさんという方から相談がありまして、そちらのアパートを借りている妹Aさんについて、『Aが家賃を滞納しているので連帯保証人である私に払って欲しいと不動産屋から連絡があったんですが、私は連帯保証人になった覚えはないし、部屋の中を見て欲しいとお願いしたけど断られてしまったので、どうしたらいいでしょう』との相談を受けたんですが・・・」とのこと。

実兄であるSさんは連帯保証人引受承諾書も印鑑証明も出しているので、引き受けた覚えは無くても連帯保証人であることは間違いない。もし本当に引き受けたつもりがないとしたら、Aさんが勝手に書類を出したことになって、そのほうがマズイ。滞納家賃を請求されると「私は引き受けた覚えは無い」とか「息子に頼まれただけ」(意味不明な言い訳)などと言う人がいるが、それは連帯保証人の責任の重さを理解せずに簡単に引き受けたからに他ならない。

私は、昨日の時点では「あなたが連帯保証人なんだから直ぐ払ってくれ」とは言ってないし、法的な手続きを踏まずに部屋に入ることは出来ないのだから「それは出来ません」と言っているだけである。弁護士に相談した、というなら解かるが、「いきなり警察かよ!」と思っていると、「どうでしょうね、ご実家も心配しているようなので、そちらの警察官に立ち会ってもらって、室内を改めて頂いて、結果を連絡してやってもらえませんか」とのこと。実に穏やかな物言いだし、それなら致し方ない。

こちらの地元の警察官と中に入ることになった。連日の猛暑であるから、もし室内で変死していたなら近所から「臭い!」と苦情が来るハズである。騒ぎにもなってないし、3ヶ月前にちょっとした連絡事項があって、私がドアに挟んできたメモも落ちずにそのままになっていたので、ま、部屋にはいないと解かっていたのだが、それでも、万一のことがあるといけないので警察官に先に入ってもらおうとしたのだが、どっこい、警察官は先に入らない。よく解かっている(*^^)v

私も第一発見者にはなりたくない(万一の場合、事情聴取で半日潰れる)ので、のらりくらりやっていたら、警察官が先に入ってくれた。

ドアを開けてみると、本人の姿は無い。まったく人騒がせであるちっ(怒った顔)

いちおう、実家に連絡すると安心していた。

ここから、10年に一度、という出来事になる。

                                 続く

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2010年09月04日

ルールに反していなくても・・・、ダメなケース

貸室賃貸借契約書では賃料は翌月分を前月の末までに振り込む約定になっている。当社で家賃管理をしている物件に、「ちゃんと家賃支払いのルールを守っているけどダメ」というケースがある。

仮にMさんとする。Mさんは入居当初は家賃が遅れ気味であったが2年ほどすると追いついてもくれたし、早めに振り込んでくれるようになった。だが、少々面倒なことがあった。

Mさんは、家賃を1ヶ月分ピッタリでなく、少しずつ何回かに分けて振り込んできて、月末までには常に、全額を通り越して余分が発生するのだ。そうすると、管理をする私としては非常に面倒なことになる。

8月上旬に「9月分のうち3万5千円受領していて残りは4万3千円」と記録していると、しばらくして2万振り込んできて、また数日後に3万5千円振り込まれたりする。そうすると「9月分までと、10月分のうちの1万2千円を先に受領している」と記録しなければならない。

そんなことが10年ほど続いたのだが、Mさんは、嫌がらせでそうしているワケではない。かつて家賃が遅れて私に迷惑を掛けたと認識しているので、迷惑を掛けないよう、おカネが入る度に、その都度振り込んでくるのだ。けっして悪意ではないし、契約上も問題は無い。どんな賃貸借契約書にも、「賃料は翌月分を前月の末までに振り込むこと」とはあるが、「一括でなければならない」とは書いてない。

私も、更新契約の度に「管理がし辛いので、月末までに一括で振り込んで頂けると有り難いんだけど・・・。そのほうがMさんも余分に振込料が掛からなくてよいのでは」とヤンワリ言うのだが、「あ、はい、解かりました」と言いながら一向に改まる気配が無い。

Mさんの支払い方で契約上の間違いは一切ない。ただ、私が面倒というだけのことである。だから、お願いは出来ても文句は言えない。それでまた賃料が遅れるようになったらそのほうがもっと辛いし。

今のところ、そういう払い方をするのはMさんだけで、もし当社で家賃管理している約40人全員がこういう支払い方をしていたなら私はパニックになるであろう。

一方、別のアパートで、11月分まで家賃を払ってくれている入居者の方がいて、こちらは1ヶ月単位だから問題は無い。それどころか、滞納による立替え分が毎月発生しているので凄く有り難い。今月分の家賃立替えは現時点で100万を超えているし。

私は、べつに早めでなくても約定どおりに翌月分を前月の末までに振り込んでくれれば良いのだが、入居者の足並は揃わない。いや、揃った例がない。

ルールは、守っているだけでなく、どう守っているかも重要だと思う。
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2010年07月26日

お客さんから頼まれなくてもしたこと

夕方、自転車に乗ってやってきたお客さん(中年男性)が、

「この辺で安いワンルームないですかねえ」と言う。貼り紙広告も見ずに飛び込んできたので、「どなたかのご紹介ですか?」と訊くと、「地方から単身赴任で来たんだけど、大手の不動産屋さんよりこういう小さな店のほうが親切に相談に乗ってくれそうなんで、銭湯の帰りにたまたまお店を見かけたので入っちゃいました」とのこと。

小さな店で悪かったなあパンチ

だが、「小さな店は親切」と言われたら親切にせざるを得ない^_^;

いくつか物件を紹介すると、そのうちの1件を見せてほしいと言う。

案内すると一発で気に入り申し込みを頂いたのだが、その物件は値段こそ安いが、いろいろな費用が乗っていて、どうも業者の信用度に問題があった。鍵交換で1万5千円、部屋消毒費1万2千円、文書作成費5千円(全て税別)更新料は新賃料の1.5か月分などなど。

それでもランニングコストが安いので決めはしたが、お客さんから要望が出た。「共益費込みの家賃で契約できないか」と言うのだ。なんでも、会社から家賃補助が出るのだが、元々の家賃と、共益費を足したのが家賃になるのとでは補助の額が大きく違ってくるらしい。

「たぶん、受けてくれるでしょうけど、当然に礼金や敷金は契約書上の家賃が基準になるのでその分高くなりますが・・・」と言うと、「それでもかまわないから」とのこと。それでお客さんにこう話した。

「当社の手数料は元々の家賃で計算した額でけっこうですから」と。僅かな金額だがそれでも喜んでくれた。

このお客さん、私が「他のお店にも行ってみたほうがいいですよ」と勧めていたのに、どいうワケか「いや、他に行く気はないから」とキッパリ断り、「こういう小さな店がいいんだよ」と浮気しなかった。だから、とくに言われてなかったが部屋の消毒も管理会社に「しないでいいからその分を引けないか」と交渉してゼロにさせ、更新料も1ヶ月分になるよう交渉して了解を取っておいた。

後日必要書類を届けてくれた時に伝えると感激していた。

私も、正直、誰にでも至れり尽くせりの対応をするワケではない。私にそうさせたのはお客さんの人徳なんだろう。

お客さんの要望に先回りして、お客さんが望むであろうことを言われる前に解決しておいて、表情を変えずに「これとこれ(交渉して)済ませておきましたので」とサラッと言う・・・、あゝ快感!わーい(嬉しい顔)

このお客さん、逆に、私が何も言わなくても同僚が部屋探しをする時にはきっと当社を紹介してくれるに違いない。


「小さな店だけど親切だから」、と言って・・・(爆)

posted by poohpapa at 04:44| Comment(6) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月04日

滞納苦学生にハッキリと意見した

以前記事にしていた苦学生の滞納兄弟の話の続編。

「親に負担を掛けたくないので学費も生活費も自分たちでバイトして払いたい」と言う兄弟に、「家賃が払えなくなったら必ず連絡しなさいよ。連絡してくれさえすれば私のほうで立て替えておくから」と言ってあったので、当初は遅れる度に電話をくれていたが、やがて連絡せずに遅れるようになり、そのうち2ヶ月遅れになっていた。

何度か携帯に電話をするが出ないし、留守電にメッセージを残しておいても折り返してもこない。

1ヶ月ほど前、仕方なく連帯保証人である父親に電話すると「いつ頃までに払えばいいの?」などと惚けたことを言う。「既に2ヶ月遅れているので、いつまでに、ということでなく、お子さんに事実かどうか確認して頂いたうえで早急に振り込んでください。遅くとも今週中にお願いします」と言うと、なんだか口ごもっている。

案の定、翌週明けに確認したが振込みもないし連絡もしてこない。

「この親にしてこの子あり」なんだろう。

先週の火曜日、弟のほうの携帯に電話して「お兄さんに必ず電話するように伝えてください。私から何度も電話しているのに折り返してもこないというのは不誠実です。お父さんも同じです。ふつうなら『息子がご迷惑をお掛けしています』と謝罪して直ぐ振り込んでくるものです。連絡さえ寄こさないのだから私としても立て替える意味はなくなります。それなら契約を解除することになります」と強く言うと、水曜日、兄のほうからようやく電話が掛かってきた。

しっかりしている、と思っていたのだが、善意に甘えてしまうところは「まだまだ子供」である。このまま社会人になったら碌な人間にならない。そうなったら私が助長させたことにもなる。

平謝りではあったが、どこまで解かっているものやら・・・。


ところで昨日、別の女性入居者から「今月分の家賃、来月まで待って頂けないでしょうか?」と電話があった。当社の家賃管理物件なので、家賃の遅れはそのまま当社の立て替えになるのだが・・・、

私は快くOKした。できれば先月末までに連絡を欲しかったが、ま、許容誤差の範疇だし、その入居者のことは信用している。ちゃんと連絡をくれるのだから、こちらも安心して待つことが出来る。

「了解です。心配しなくていいし無理しないようにね。◎◎さんのことは信用してるから大丈夫ですよ」と言うと喜んでいた。彼女は大人だから、この先、妙な裏切り方もしないだろう。


皆いろんな状況を抱えている。「相手のあること」だから杓子定規に対応したりはしない。ごく当たり前の誠実さがあればそれでいい。
posted by poohpapa at 07:49| Comment(2) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

お客さんから持ちかけられた相談事

銀行からの帰り、お客さん(店舗賃借者)から呼び止められた。

うちの近所でお店を経営していて、招き入れられるまま店内に入ると若者がいた。友だちのようだった。

「ちょっと相談があるんですけど・・・、Kさんて知ってます?」と訊く。

「ああ、この辺りの大地主だよね。うちのが以前借りていたアパートの大家さんでもあるよ。Kさんがどうかしたの?」と言うと、若者が話し始めた。

「実は、昨日の夜10時ごろKさんから電話が掛かってきて、『3年前の家賃が2ヶ月分未払いになっているから払って欲しい』と言われたんですよ。僕としては未納分は無いと思っているので、そういう場合どうしたらいいでしょう?」、と言うのだ。

家賃は大家に届けているのでもなく自動引き落としでもない。入居当初から毎月末に翌月分をATMで振り込んでいたと言う。

「あなたは『未納分は無い』と認識しているんだよね。振込票の控えはとってないよね。そうすると、あなたのほうでは証明できないことになるよね。もし未納分があったとしたら払う気はあるの?」と訊くと、「もちろんです」とのこと。それで、こうアドバイスした。

「未納分があるならちゃんと払うつもりでいますが、私のほうは3年も前の振込票なんて保存していません。私は未納分は無いと思っていますが、今となっては証明しようがありません。大家さんのほうで銀行から通帳の入出金一覧をもらって照らし合わせて頂けないでしょうか?。他の方の家賃も振り込まれているでしょうから、その際、他の方の金額欄は塗り潰して頂いてかまいませんが、私の名前と金額欄は分かるようにしておいてください」、と言うようにと。

ポイントは、

「未納分があれば払う意思がある」
「こちらでは証明しようが無い」(証明する義務は家主側にある)
「よって、家主側で未納の証明をして欲しい」

という流れにすること。間違っても「もう時効だ」とか「絶対に支払い済みだ」と主張しないこと。そして、通帳のコピーでなく、銀行による入出金記録を取ってもらうよう管理会社を通じて依頼すること。

もし家主が拒否したり、提供された資料に不明朗な点があるなら、当然に支払いに応じなくていいことになる。

だいたいが大地主なんだから顧問税理士もついてるだろうし、3年前の未払い家賃の請求を今頃になって、しかも夜10時に電話でしてくるのは常識外でもあるから、間違いは家主側にある気がする。

結果は報告してくれることになっているので、今から楽しみだ。

posted by poohpapa at 05:00| Comment(8) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

とても優しいお姉さんだったが・・・

当社の管理物件に、障害を持つ男性が一人で入居している。男性は引き篭もりでもあるので、弟さんに代わって一番上のお姉さんが申込人になり、二番目のお姉さん(以下、妹さん)が連帯保証人になっていた。申込人宛に更新通知を送ると妹さんから電話があった。これは、妹さんから聞いた悲しくもホッとする話。

妹さんが仰るには、「実は、姉は3ヶ月前に亡くなりました」とのこと。実は、前回(2年前)の更新の際、ご本人から癌であることは聞いていた。「手術を受けたが、その後転移もしているので再手術するかも知れない」とも伺っていた。だから、今回、更新通知をお送りする際も、「無事でいらっしゃるだろうか・・・」と心配はしていたのだが、やはりお亡くなりになっていたようだ。

1週間ほどして、妹さんが更新手続きに来てくださり、詳しく話しを伺うと、こんな話も出た。

「亡くなる半年前に、お医者様から『余命半年』と診断されていて、保険金の半額を生前に受け取れる生命保険に入っていたので、あちこち旅行をしたり、好きだった歌手のコンサートを聴きに札幌まで出かけてました。そこで知り合った方たちとも交流を持っていたようです。贅沢なレストランにも行ったりしてましたね」、とのこと。

控えめで優しい人だったが、覚悟を決めて、そこからは積極的に生きようとしていたようだ。命の期限を切られる、ということがどれほどのものか、私も含めて(直ちに命の危険が無い)健康な人間にはよく解からないが、「充分に満足して旅立ったと思います」との妹さんの言葉に少しだけ安堵できた。

もし自分が余命半年と宣告されたならどうするであろうか・・・。体が動くうちにどうしても行きたい所(マチュピチュ遺跡とかハロン湾)を旅したり、美味しさが感じられるうちに好きなものを食べたり、とかするかも知れない。この世に悔いが残らないように・・・。だが、思い出はカネと同じく「あの世」には持って行けない。亡くなる時に「ああ、楽しい人生だった」と思えたとしても自己満足でしかない。だいいち、「あの世がある」なんて信じてないし。そうでなくても「うちのにまとまったカネを遺せない」のだから、自分だけ贅沢しないで少しでも多く遺しておいてあげようと、かえって倹約するかも。


亡くなったお姉さんは独身だった。だから自分が掛けていた保険で好きにして良かったんだろう。うちのは「私に遺せるかどうかは気にしないで出掛けなよ」と言うのは解かっているが、そうもいかない。ま、事故で急に死なないとも限らないから準備だけはしておこう。


思えば、前回の更新の際も、自分の体よりむしろ私の健康を心配してくださったお姉さんで、そういう優しい方が亡くなるのは辛い。

posted by poohpapa at 07:31| Comment(5) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする