2016年02月17日

立川市の新規の生活保護のお客様を断った 2

昨日、30代半ばくらいの男性が部屋探しで来店した。見るからに純朴な感じの人で、雰囲気で、すぐに生活保護の人だと判った。

店に入るなり、小さな声で「お願いします」とだけ言い、「どんなお部屋をお探しですか?」と訊くと「私が入る部屋です」とのこと。まあ、そりゃあそうだろう。「予算はいくらですか?、場所はこの近辺で、ですか?」と訊くと、「5万くらいで・・・、有りますか?」とのこと。そこまで言って、「喉が渇いているので水を頂けますか?」と訊く。それも珍しい、と言うか、初めてのこと。こちらから「缶珈琲かコーラ、サイダー、何になさいますか?」と訊くことはあっても、お客さんのほうから(たとえ水であっても)「飲み物が欲しい」と言われたことは無い。うちは喫茶店じゃないし。とりあえず、冷蔵庫から水を出して差し上げた。

水をくれ=生活保護、ということではないが、ふつうは遠慮するものであって、喉が渇いているなら向かいのコンビニで何か好きな飲み物を買えば良さそうなもの。素直で正直、そこが尋常とは違う、と思えたから生活保護のお客さんだと確信した。ではあっても、その時点ではこちらから「生活保護?」とは訊けない。話の流れで向こうから言い出すのを待つしかない。

続けて、「ここではタバコは吸えないんですか?」とも訊く。どこまでも正直である。「この店の中はタバコを吸えないようにしてます」と答えると、「僕はタバコが大好きなんで・・・」と寂しそうに笑う。

私はタバコが嫌いなので愛煙家には優しくない。タバコが嫌い、というより愛煙家が嫌いなのだ。「僅かな時間なのだから嫌煙家のほうに合わせて我慢しろよ」と言いたくなる。部屋探しでも飲食店でも同じである。居酒屋は別として、誰かとレストランや喫茶店に入る際、サッサと当たり前のように喫煙席に行く相手とは付き合えない。「喫煙席でもいいですか?」と訊いてくれればタバコの煙も我慢はするが、当然のように喫煙席に行かれると人間性を疑ってしまう。嫌煙家にとって洋服にタバコの臭いが付くのは我慢できないことなのに。

その青年、相当なヘビースモーカーのようだ。ここで素朴な疑問が湧く・・・。生活保護者がタバコを嗜んでも問題は無いと思うけど、一般的な一日の本数を超えて吸うとしたら、「他を削ってタバコに充てているんだから問題ないだろう」と言えるかどうか、ということである。ギャンブルと同じ、である。「絶対やめろ!」とまでは言わないが、「税金でお世話になっている」という認識くらい持ち合わせて、節度はあって然り、だと思うのだ。タバコのために削れるものがあるなら保護費は少なくてもいいのだし。最低限の暮らしを保証する以上に出すのは過保護で、自分で頑張っている人への逆差別ではないか、ということ。

ま、そのことには触れずに、「ごめんね、うちは(こういう理由で)立川市と武蔵村山市の新規の生活保護の人の部屋探しはしないことにしているので・・・」と言うと、「市の対応はヒドイですね」と言って目が潤んできた。こういう人の部屋探しをしないのは気が引けるし、うちにとって5万の手数料収入は大きいが、そこでポリシーを曲げたら「なし崩し」になるから曲げない。

お客さんに、「うちでは探せないけど、親切に対応してくれる業者さんがあるから紹介しようか?」と言うと、「いいえ、自分で当たってみますから大丈夫です」とのこと。

ついでに、こうアドバイスをした。「部屋探しをする際、不動産屋に最初から『僕はタバコを吸います』なんて言わないほうがいいよ。そんなことをイチイチ言うとヘビースモーカーだと思われて火事の心配なんかされて審査が下りなくなることもあるよ。喫煙者お断り、というアパートもあるけど、入居してからタバコを吸うのは原則的に自由なんだから」、と。仮にタバコを吸える不動産屋の事務所であっても、わざわざ言わなくてもいい事、である。真面目そうな青年だから、いい部屋に出会えたなら私も嬉しい。

寂しそうに出て行こうとするので、「水でなくて、何か他の飲み物を持って行く?」と声を掛けると、「いいんですか?、さっき水も貰ったのに・・・」と躊躇う。「いいんだよ、うちで部屋探ししてあげられないお詫びだから、ごめんね」と言うと、嬉しそうに缶珈琲を受け取って出て行った。

うちの店では、これからずっと、こんなことが繰り返されることだろう・・・。

後で顧客カードを見てみたら・・・、他の市からの転入だった。立川市の生活保護がまた増えたようだ。


posted by poohpapa at 05:39| Comment(12) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

昨日は長〜い一日だった・・・

一昨日の夏日から、昨日は雪がちらつく天気にまで気温が急降下。2日間の温度差ということでは過去最高かと思われるくらいで、日中は、たぶん20℃くらいの開きがあったかと・・・。

9時半に外国籍(中韓ではないアジア)の方の案内をすることになっていたが、紹介するつもりだった物件の管理会社の方から(差別ではなく正当な理由があって)「外国の方は・・・」との断りが入り、早出して準備していたがキャンセルさせてもらった。実は、私もホッとしている。頼ってくださるのは嬉しいのだが、本人は日本語があまり話せず、妹さんが代理で店にいらっしゃる・・・。私は本人と会っていないから、である。別の物件も用意していたが同様に「日本語が通じないのは・・・」と言われたし。

10時半からは遠方からおみえになるお客様の契約。午後から研修で夕方まで拘束。2部に分かれていて、前半は「テレビでレギュラー番組を持ってはいても、我々不動産屋にとっては参考にもならず何の役にも立たない話」の1時間。前日は4時間しか寝てなかったので猛烈な睡魔に襲われていた・・・。

後半は「相続絡みの話」で、こちらは聴きやすい声でテンポも速く、テキストも虫喰いにしてあって受講者が答えを考えながら聴くことになるから寝ているヒマはない。非常に役に立った、と言うか、これから生かしていきたいと思う。ま、両極端な講義であった。

夕方、いったん店に戻り、お通夜に参列するための準備。いつもはジーンズを穿いて仕事しているが、いくら「お通夜は『着の身 着のまま』駆け付けてもいい」と言っても、最近はお通夜であっても参列者は喪服を着ていることが多いから、さすがにジーンズはまずい。家に帰って黒っぽいズボンを探したが、見つかったのはウエストが合わなくて「座ったなら尻がブチッと避けそう」なズボン。だが、それしかないから極力「座らないよう」気を付けて電車で向かった。

亡くなられたのは家主さんで、棺の中のお顔を拝見して驚いた・・・。亡くなった私の父親とあまりにソックリだったのだ・・・。まるで親父の葬式を二度しているかのようで・・・。しばらく見つめていた。

たまたま、亡くなられた病院の病棟の看護師長(婦長)さんは当社の入居者さんで、ご遺族の方が「坂口さんから『くれぐれも宜しく』とお願いしてくださっていたからでしょう、兄さんが亡くなった後で先生も看護師さんも霊安室にお線香を上げに来てくださいました。同じ病院で姉さんが亡くなった時はそんなことはなかったので・・・」と仰って頂いたが、そんなことはないと思う。たまたま、ではなかろうか。

帰路、電車に乗る前にうちのに電話して「これから帰るけど(電車の待ち時間を考えたら)30分くらいかな」と言うと、「じゃ先にお風呂に入っているね」とのこと。風呂から出た頃に私が帰宅するくらい、と思っていたら、そういう時に限って電車がすぐ来る・・・。それだと、帰宅しても「浄めの塩」を掛けてくれる人がいない。立川に着いたら、時間は7時前・・・。そこで、いいことを考えた。

伊勢丹はまだ開いている・・・。

地下に行って、馴染みのソムリエさんに「悪いんだけど塩かけて」とお願いした。快く応じてくださったが、こともあろうにデパートの食料品売り場で通夜帰りの浄めの塩を掛けさせるんだからヒドイ客である。だが、おかげで自分で鍵を開けて家に入れることになった。


人が亡くなると、いろんな思いが込み上げてくる。その家主さんとも、正直「いいことばかり」ではなかった。それでも、弟さん夫妻がいろいろ私を気遣ってくださっていたから付き合いを続けていられたようなもの。ご本人も根は悪い方ではなかったし・・・。他人の私でさえそうなんだから、ご遺族の胸中はいかばかりか・・・。

今日の告別式は参列しないが、11時にご出棺とのことなので、私の居場所で手を合わさせて頂こう。



posted by poohpapa at 06:09| Comment(5) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

立川市の新規の生活保護のお客様を断った

もう1ヶ月以上前の年末の話。当社の入居者募集広告に同業者さんから問い合わせがあった。

「外国籍の生活保護のお客さんを紹介することは可能でしょうか?」とのこと。中国人と韓国人は敬遠なさる家主さんが多いし私自身も気が進まないが、外国人だからといって国籍で差別することは無い。

東京都の人権啓発センターは「外国人のお客さんの国籍は訊くな」と言うが、そんなのは無視。

訊けば、「フィリピンの方です」と言う。もしかして、以前に記事にした生活保護を潔しとしないフィリピン人の奥様がご主人と一緒に生活保護を受けることになったのかな、と思ったが、そうであっても受けることはできない。生活保護が不可、でなく、立川市の生活福祉課を全く信用していないから、である。

少し経って、その業者さんの担当者に電話して、「さっきのフィリピンの方、お名前は〇〇さんでしたでしょうか?」と訊くと、怪訝そうな感じ。それで詳しく事情を話し、「もしそのお客様なら十分に信用に足るかと思います。うちはそういうワケで立川市の生活保護の新規のお客様は受けませんが、御社で力になって頂けたらと思ったものですから・・・」と言うと、「そういうことでしたか。でもお名前が違いますね」とのこと。もしそうだったら少しでも応援できたらと思っていたのだが・・・。

私は、気が進まない仕事をして手数料を手にしても嬉しくないからしないだけで、良いお客さんであれば協力するのは吝か(やぶさか)ではない。つまりは、そういうことで(やせ我慢ではなく)よその会社が儲けて当社が儲けられなくてもかまわない、ということ。外国人でも日本人でも、武蔵村山市と立川市の新規の生活保護のお客さんは受けない。私は、死ぬまで(廃業するまで)その方針は変えない。

たとえ家主さんが了解したとしても私が「審査を通さないよう」説得する。それには他にも理由がある。一昨年から生活保護の高齢者が孤独死しても片付けについては市役所は一切の協力もせず「家主さんの責任と負担でお願いします」になっていて、そんなでは怖くて受けられないもの。国分寺市や青梅市と違って、とくに立川市の生活福祉課の職員、揃いも揃って無責任で公務員としても人間としてもハートの無いクズの集まりだから。

何でも善意の市民(家主さん)に丸投げして「うちは生活保護受給者に保護費を支給するところまでが仕事」と言い、何かあっても「それは私の仕事ではありません」と協力も相談に乗ることもしない。話は聞いても聞くだけ。無駄に保護費をバラ撒いているが、原資が税金、という認識も全く無い。

都宅協立川支部にも「いくら家賃を得ていると言っても、生活保護受給者が孤独死した場合に、市が家主に丸投げするのはおかしい。協会として市と話し合って責任の所在や分担を明確にするように努めるべきではないか」と(他の件と一緒に)提案したが、元支部長からは「お答えいたしません」という回答。

具体的に生活保護費を節約する方法は市にも伝えたが、何ら改善しようとしていない。無駄を削って、本来は負担しなければならないところに投入するのは当たり前のこと。腐った公務員根性しか持っていない職員だらけの立川市には協力する義務など無い。

市の生活福祉課がいかにお粗末か、ということは別のテーマでも書こうと思っている。

ところで、うちに来てくださったフィリピン人の奥様、今度食事にでもお誘いして、いろいろ愚痴話を聞いて差し上げようと思っている。そういうのも不動産屋の仕事、と言うか、社会人の義務だと思うから。


posted by poohpapa at 04:59| Comment(6) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

昨年末から懸案になっていた立ち退き交渉4件

昨年から、と言うより一昨年から立ち退きを求めている入居者が2人(一人と一家族)、昨年の秋から立ち退きを求めている入居者(いずれも単身者)が2人、計4組いて、正月を挟んで、そのうちの2件はようやく片付いた。2件が信頼関係崩壊によるもの、他の2件は慢性的な滞納によるもの、である。

片付いた、と言っても引っ越しはこれからだが、完了するのは分かっているのでひと安心。片付く2件も、本人はもう「どうしようもない」奴だが連帯保証人さんや勤務先がしっかりしていて誠実に対応してくれたから片付いただけの話。うち1件は1年がかりであった。どちらのケースも家主さんが「お任せします」と仰ってくださっていて、経過を報告すると私を気遣ってくださるから私も精神的に楽だった。もちろん、家主さんも「オタクに管理させてやってるんだから」と考えるような家主さんではないし。

裁判にまでなってしまうと「そういうワケ」にも行かないが、追い出しても「しこり」が残らないように、そして、間違っても家主さんを逆恨みしないように気遣いながら慎重に進めていて、そうなると時間も掛かる。過去には、逆に訴えられたなら負けてしまうようなことを(別の)家主がやっていたことがあって、私が「それはしないほうがいいですよ。誰かに知恵を付けられて裁判になったら、追い出すどころか慰謝料まで払わされることになります」と注意したのだが、家主の娘が出てきて「誰に訊いても『不動産屋の言ってることは間違っている』と言っている。アンタ、そこで商売できなくしてやるよ」とまで言われた。その娘、親も本人も認めている精神病で、親でも制御できないほど。「自分で着替えや買い物はできても頭は狂っている」という人は一定の割合でいるもの。そんなのと対峙したほうは悲劇だが。

家主が何をやったかと言うと、(賃料を払っているのに、あの家族は気に入らないから、と)契約している駐車場に物を置いて車を停められなくしたのと、(私がとめたので未遂だが)鍵を勝手に交換しようとしたのだ。入居者も申込時に嘘をついていて「ペットは1匹のみ可」のところ大型犬が2匹いた。契約時に「犬または猫1匹のみ」と説明したが何も言わなかったので本人が嘘をついていたんだろう。その犬が静かなら問題は起きなかったのだが、家族がいないと寂しくて鳴き始めるのでトラブルになったもの。

家主の娘は立川警察に「入居者は暴力団の関係者だから逮捕してくれ」とまで要求しに行っていて、もちろんそんな事実は無い。どちらにも落ち度があるから「落とし処」は難しく、時間も掛かる。私のほうで入居者と何度も話し合いを持ち、移転先を探して引っ越してもらったが、家主の娘は移転先を探し出して脅迫文もどきの手紙を郵便受けに入れたりしている。入居者のお孫さんがある劇団に所属していたが、都内の劇団事務所にまで行って「あんなのは才能が無いからやめさせろ」と捻じ込んだりもした。

私が何か一つ解決する端から新たなトラブルを引き起こす家主(の娘)だった。

双方に気遣って妥協点を探していたが、入居者からも嫌味を言われた。「ここを紹介してくれた都内の業者さんはとてもいい方で、立川駅からタクシーを使って案内してくれたりして・・・」と言い出す始末。何とも当てつけがましい言い方で、客付け業者を引き合いに出して私を貶している・・・。どちらも私のアドバイスなど全く聞かないし、それでいて最後は私に責任転嫁してくる・・・。いい歳をして分別が無い。

途中から、「双方の顔を潰さないように気を遣っていても、結局、どちらからも感謝されないな」「双方に落ち度があるけど、これじゃ私が悪者にされるだけだろうな・・・」と分かってはいたが・・・。

「勝手なことばっか言いやがって、ふざけるな、馬鹿野郎!」と怒鳴りつけたいことは何度もあった。

精神病の娘が前面に出てきたことで「私にはもう管理は無理」と思っていたら、幸か不幸か娘が「管理会社を替えるから」と連絡してきた。今頃はその会社が苦労していることだろう。結局、どちらからも労いや感謝の言葉が無かったどころか予想どおり両方から非難されただけで終わった。


今回、解決に辿り着いた2件は私の力ではなく、連帯保証人さんや勤務先の部長さんのお陰ではあるが、4件も抱えていると、やっとどれか片付いたかな、と思ったころには別のトラブルが発生しているもの。思えば、去年の駐車場の明け渡しの時も大変だったし・・・。

同業者さんに話したら呆れて、「よくやるね〜、私なら『家主さんが自分でやってください』って言っちゃうよ」と言われたが、大手ではないのだし、そういうところで投げ出したら食べてはいけないもの。

「そういう仕事を不動産屋がすることの是非」に関しては別の機会に書かせて頂こうと思う。

さて、2件は片付いたが、立ち退き案件(懸案)はあと2件残っている・・・。



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2015年12月29日

管理家賃の年内振り込み完了

平成28年の1月分の管理家賃の振り込みを年内に全て完了した。22日から振り込みを始め、昨日、最後の1件の振り込みを終えた。家賃は「翌月分を前月の末までに支払う」ことになっているから、昨日12月28日の時点で入居者全員が振り込みをしてくれているワケではない。

当然に立替えが発生していて、その額は・・・・・、80万ほど。

うちが儲かっていて余裕があるからではなく、全く逆。べつに隠すことでもないから書いてしまうが、一昨年は大きな売買が纏まって通常の賃貸仲介管理による収入以外に売買の手数料が頂けたので、昨年は少しベースアップしたが、その時点で、うちのには「来年(今年)は厳しくなるから取っておいて会社に貸すことになるかも」と話してあった。なので(予想通り)家計から借りて振り込んだだけのこと。

11月と12月は家計から会社にカネを貸して、それで給料を持って帰っているくらいで、まさに「タコが自分の足を食っている」ようなモノ。有り難いことに、うちのは「食っていければいいよ」と言ってくれるので助かっている。私の給料は実質28万くらいでボーナスなど無い。それに原稿料と(不動産屋によくある)副収入を足して年収では450万に届かないくらい。それで充分である。欲はかかない。

その中から住宅ローンや健康保険、住民税などの支払いをしていて、毎月3万円を積み立てて年に一度の海外旅行も楽しんでいる。それも、うちのが「行きたいところがあれば体が動くうちに行っておいたほうがいいよ」と言ってくれるからで、カネのことでごちゃごちゃ言わないだけでも(もちろん、それだけではないが)私は「いい女房を貰った」と思える。惚気でなく、ここ数年はとくにその思いが強くなった。

で、管理家賃の振り込みを年内に済ませたのは、不動産屋の正月休みが長いから、という理由である。たいていはどこの不動産会社でも、例えば4月分は4月10日くらいまでに振り込む約束になっていると思われるが、うちは早めに振り込むようにしていて、新年は7日から営業するのでそれから振り込んだりするといつもより遅くなる。家主さんも正月はとくに家賃を当てにしていらっしゃるだろうから早く振り込んでさしあげたほうが喜んでくださるだろうから、ということ。

私自身も、休み中に振り込みのために店に出たり銀行に行って残高を確認して・・・、なんて作業はしたくない。休みは休み、なのだ。なので普段の水曜日も絶対に店の前は歩かないようにしているほど。

以前も書いているが・・・、

入居者がいる限り(たとえ家賃が遅れている入居者がいても)決まった額の全額を振り込んでいる。「この人は未だ振り込まれていませんので振り込まれ次第送金します」というのでは管理料を頂く意味が無い。家賃の管理料は5%で、家主さんは「そういう煩わしさ」が嫌だからこそ不動産屋に管理料を支払っている、と思っているから、毎月、立替えてでも月初めの1日か2日には支払いを完了している。

過去には最大で6ヶ月分を立替えていたケースも2件ある。家主さんは、私が「こういう(再三の督促にも拘らず支払われないし連絡も寄越さない)事情なので、契約を解除させて頂きたいのですが」との連絡をするまでご存じなかったくらい。家主さんに滞納の事実を知らせないのには他にもワケがあるのだが。

中には、一つのアパートで、当社と別の不動産会社と2社で家賃管理をしている物件もあって、他社がどうしているかは知らない。ま、うちがそこまで気を遣っていても感謝されることは無いかも、と思う。他社に管理を替えた後で、「ああ、そうだったのか・・・」と気付くことはあるかも知れないが。

以前、理不尽なトラブルに巻き込まれて、管理会社を他社に替えた家主さんが、しばらくして「やっぱりオタクで・・・」と言ってきたことがあって、今も何かと相談には乗っているが管理は受けていない。

とにかく、年内に振り込みを済ませて管理報告書も発送したので家賃については一安心。毎年、正月休み前の課題になっているから。もっとも、正月休みだけでなく毎月繰り返されてることだけど。


そんな中で昨日、古くからのブログ仲間の(元)温泉芸者さんからミカンが10kgもドーン!と届いた。とても人気があったブログだったので終えられたのは本当に残念だが、今も交流させて頂いている。「温泉芸者」さんと聞いて「懐かしい〜」と思われる読み手さんも多いのではなかろうか (*^_^*)

今年はミカンの価格が高い。昨年の倍以上している。今日から3日間、近所の青果卸店が一般客向けに年末恒例の野菜果物の安売りをするが、「今年はミカンが高いんだよ〜」と嘆いていた。楽しみにしていた佐康みかんも入荷しないらしい。それでも、うちには美味しいミカンが一箱ある


さて、昨日が仕事納めで、家賃の振り込みも完了しているのだが、今日は「立ち退き」の案件で、入居者のご家族が相談にみえるので、昼には店に出る。いっそ海外に出掛けていたほうが楽だったか・・・。

待てよ、今まさに茨城の歯医者さんご夫妻が行っているトルコも、イスタンブールの空港で最近2度も爆発事件が起きているし、家で箱根駅伝でもテレビ観戦していたほうが幸せかも (^◇^)



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2014年10月10日

うちの「濃厚チーズ気分」は何処に消えた・・・

私が絶賛している三幸製菓の「濃厚チーズ気分」、遠方のOKストアまで往復2時間も歩いて買いに行ったり、物件案内の途中で見掛けて買ったり、このブログの読み手さんであるバラキさんからサプライズで22袋も送って頂いたりして、約50袋もあったが・・・、もう全部無くなったふらふら

私が食べたのは2袋のみ。あとの50袋近くはみんな私が「ばら撒いて」消えてしまったもの。

既に製造中止になっていて、通販でならまだ入手可能だが、通販は高いし送料も掛かる。なので近場で売っている店を探して買い漁っていた。自分で食べるためでなく、喜んでくれる人にあげるために。

いつも行っているガストのスタッフの方たちとか、伊勢丹のワイン売場のスタッフの皆さんとか、親しくさせて頂いているお客さんとか、私の外出中にバラキさんからの荷物を預かってくれていた(うちの店の)家主さんとか、かかりつけの歯科医院のスタッフの皆さんとか、たまたま訪問した営業さんとか・・・。

とくに伊勢丹の酒類売場のスタッフの皆さんへは全部で13袋も(*^^)v

先ず2袋お渡しして試して頂いたら、休憩時間に皆さんの「おやつ」としてお食べになったようで、後日行った際にいろんな方から代わる代わる「チーズの味が濃くて美味しかったです」とお礼を言われたものだから、チーフと思われるソムリエさんに「この売場のスタッフの皆さん、全部で何人いらっしゃいますか?」と訊いたら「10人です」とのことで、そんなに喜んでくださるなら、と追加で(一人一袋行き渡るよう)届けた。派遣で来ていたソムリエさんの分もワインに合うチョコレートと一緒に届けた。

当初は呆れていた「うちの」もその頃には何も言わなくなった・・・あせあせ(飛び散る汗)

なぜそんなことをするかと言うと、毎週、地下のワイン売場でプチ・ワインフェアをやっていて、その都度快く試飲させてくれるし、しかも気前良く飲ませてくれる。我々夫婦の好みも熟知していて、プレゼントにするワインを選ぶ際にも(先様に合わせて)丁寧にアドバイスしてくれるから、である。

それに、最近は私のことを皆さん名前で読んでくださる。「お客様」ではなく「名前」で、である。遠くに姿が見えると笑顔で迎えてくれる。伊勢丹の販売員さんは銀座のクラブのホステスさんと同じくらい優秀なんだと思う。単純な私が「何を喜ぶか」をよく知っているし。ホステスと違うのは電話やメールをしてこないくらいのこと。気配りでは負けていないわーい(嬉しい顔)

大量購入する上得意ではなく、買っても週2本程度、それでも気持ちよく接してくださるのが嬉しい。ガストにしても伊勢丹にしても、「こっちが客で、ちゃんと対価を払っているのだから(そんなことしなくても)いいじゃないか」とは思わない。どんな仕事をしていても「誰かが気に掛けてくれている」ということは嬉しいもの。商売なんだから、と言ってしまえばそれまでの話。

ガストのスタッフの皆さんにしたって、私が気持ち良く食事するために裏では大変な努力をしていらっしゃるハズ。それが伝わってしまったら逆にマズイし、客はいちいちそんなことを気にしなくてもいいものだろうが、一人くらい気に掛ける人間がいてもいいだろう。もちろん、善人ぶるつもりはない。

「なんでそんなに買い漁って、挙句にばら撒いてんだよ!?」と思われる人もいるだろうが、それくらいで多くの人が喜んでくれるなら安いもの。例えば、美味しいワインを贈るなら1本で最低でも5千円以上するが、それで喜んでくれるのはせいぜい夫婦2人、である。では「濃厚チーズ気分」はどうか。

一袋120円くらいだから、同じ予算を掛けて(一人に一袋を配っても)40人以上に喜んでもらえる。しかも、高いものではないから相手に負担を掛けることもない。つまり、高級ワイン1本分の予算で、より多くの方から笑顔を頂けることになる。「ばら撒いた」と言ってもそんなに予算は掛けていないのだ。

で、うちの分が無くなってしまったので、バラキさんに追加注文した。バラキさんちの近所ではまだ置いてあるらしい。もちろん、今度はちゃんと代金を払う。届いたら、また半分くらいはバラ撒くかも・・・たらーっ(汗)

「濃厚チーズ気分」に興味を持った方、この先はお願いだから自分で探すか通販で購入して欲しい。



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2014年06月10日

ようやく、店頭にトルコ語での表示が出来た

以前、中国語で台湾人のお客様に向けて、店頭に「当社では台湾の方から仲介手数料を頂きません」との表示をしていたが、ようやくトルコ語でも同様の表示を掲げることができた。と言うのも・・・、

たまたま店舗をお探しのお客様が来店されて、雑談の中で「妹の彼氏がトルコ人」と聞き、ならば翻訳を依頼して頂けないか、とお願いしたものである。在日本トルコ大使館にも趣旨を説明して翻訳を依頼したが、悪戯と思われたものか返信が無かった(翻訳して頂けなかった)ので、大いに助かった。

この仕事に就いて25年、台湾からのお客様は数組、トルコからのお客様は僅か一組・・・、なので次はいつ来店されるか分からないが、これで準備だけは整った。

台湾は3.11東日本大震災に際し、どの国より早く多額の義捐金を送ってくださったし、トルコは湾岸戦争の際に自国民に優先してトルコ航空機を飛ばして日本人を救助してくれた。どちらも大恩がある。

「他の国の人への逆差別では??」というご意見もあろうが、日本人として、自分が出来る範囲で感謝の意を示したい、というそれだけのことである。これが差別なら、大いに結構な差別であろう。

本音で言えば、「恩」の概念が無く、日本などから多大な援助を受けて世界第二の経済大国になりながらケチ臭い義捐金の出し方しかしない中国や、「震災おめでとう」などと揶揄したり、竹島問題を受けて集めた義捐金を寄付者に返却してしまった韓国の人の部屋探しは仲介料を倍にしたいくらいである。

震災に際して、自分の国さえ困窮しているのに、国家の規模(経済状況)として考えたら中国の何倍、何十倍に相当する義捐金を送ってくれた国も多くある。額の問題でなく、出し方や状況の問題である。

自分の仕事を通して、真の友好国と非(似非)友好国の区別くらいは付けたいもの、と思う。


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2013年12月28日

今日で仕事納め

今年は例年になく、年末まで(直接は利益に繋がらない)仕事がびっしり入っていて、いちおう今日が仕事納めだが、下手すると大晦日も(店そのものは閉めているものの)店に出ているかも知れない。

賃貸が主である当社としては珍しく、少し大きな売買契約が年の最後になって降って湧いたように纏まったので来年はちょっぴりゆとりが生まれそう。それが無ければギッチギチの自転車操業になるのは判っているから本当に有り難い。利益を優先せずコツコツ信用を積み重ねてきた結果だと我ながら思う。

だからと言うワケではないが、当社で家賃管理させて頂いている物件の家賃を昨日までに全てそれぞれの家主さんに送金して管理報告書の発送も済ませた。もちろん、月末までに翌月分を支払えば良いのだから家賃がまだ振り込まれていない入居者さんもいて、当然に立て替えも発生しているが。

管理家賃は翌月の10日までに家主さんに振り込めばよいのだが、当社はたいていは月末か月初めまでに振り込むようにしている。家賃が遅れている分を当社で立て替えて家主さんに送金しているのは、「それも信用の一つ」と考えているから、である。年末は家主さんも物入りだと思うし。年内に入金になっていれば安堵してくださることだろう。「5%の家賃管理料を頂いているのだから当然」とも思っている。

年末は毎年そうしていて、振込みと管理報告書の発送を済ませて、やっと当社の今年の仕事が終わる。

今日は今年最後の「引越の立会い」があるが、実質的にはそれで仕事納めで、あとは雑用の片付けたらーっ(汗)



ところで、最後の最後までこのブログは反韓になるが、

また msn.にこんな記事が・・・、


韓国、日本提供の銃弾返却へ 追加物資到着後
2013.12.27 12:17 [韓国]

韓国国防省の副報道官は27日の記者会見で、日本が国連を通じて南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍に提供した銃弾1万発について、韓国から現地に追加物資が届き次第、「すぐに国連に返却する」と明らかにした。

 韓国内で、安倍政権が銃弾提供を「積極的平和主義」の推進に「政治利用している」との批判が出ていることを念頭に、返却方針を明確にした形だ。

 副報道官はまた、銃弾提供をめぐる日本の対応や安倍晋三首相の靖国神社参拝に触れ、「信頼を構築できない日本の動きがある中、どのような軍事交流ができるのか問いたい」と述べた。
(共同)


直接だろうが間接だろうが、自分たちが「タマちょうだい!」と泣きついてきていながら、出せば出したで「銃弾提供を積極的平和主義の推進に政治利用している」と非難し、本国から届くことになれば「国連に返す」ことで、あくまで「国連に要請したのであって日本には頼んでない」と言いたいようだパンチ爆弾

歴史を正しく見つめる必要があるのは日本よりむしろ韓国のほう。日本から膨大な支援を受け続けていながら世界で日本の信用を貶めるような活動をしている国とは本当に国交断絶してもらいたいものちっ(怒った顔)

ユネスコの世界文化遺産に「最低の意識しか持ち合わせないクズ国家」として登録申請したら如何!?

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2013年12月01日

他人様にとっては「どうでもよいこと」でしょうが・・・

アットホームに不動産広告を出して成約し、報告すると「成約くじ」の抽選番号が1本与えられますが、

うちの管理物件での10月分の新規成約は僅かに1件だけ(寒ったらーっ(汗)

その1件だけの「くじ」で3等の「お茶の葉の詰め合わせ」(2千円相当)が当たって昨日届きましたわーい(嬉しい顔)

3等の当選者数は100本。最後の番号から一番若い番号を引いて100で割ったのが「おおよその倍率」でしょうから、それで計算するとほぼ260倍くらいかと思われます。と言うか、月にもよるものでしょうけどアットホームという広告媒体で成約する件数が全国で月間3万件くらいある、ということなんですね。

実は、お茶、うちに在庫がいっぱいあります。あちこちから頂戴するもので・・・。今年も岩手に帰省した際に持っていったくらいで・・・。何かのついでの時にでも宅急便でお送りしようかと考えています。

ま、何でも、当たったら嬉しいものですよねるんるん


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2013年09月17日

今日、店頭に掲示します

先日、記事にしておりました「当社で仲介させて頂いた台湾人の方からは手数料を頂きません」という案内、今日から店頭に掲示します。

ののさん、有り難うございました。助かりましたm(_)m

私としては、トルコ人の方の仲介料も頂かないつもりです。商売の上では本来「それはそれ、これはこれ」と区別すべきものでしょうが、「そういう不動産屋があっていいもの」と思います。中国人や韓国人を拒絶することはしません。あくまで内容を見て日本人と同じように審査することになりますが、審査基準のハードルは高くなることでしょう。それは差別ではなく当然のことだと思います。中国人や韓国人を拒絶したなら人権問題にされますが、親日国の台湾やトルコの人を優遇するのは何の問題もないでしょう。

こんな方法ででも「日本人はいつまでも感謝の心を忘れない国民性」ということが伝わるなら嬉しいです。

ここんところ、よく同業者さんから「中国の人なんですが、断られますか?」という問い合わせを頂きますが、家主さんのご希望や本音を考慮しながら「外国人というだけで断ったりはしません。中国人も韓国人も、日本人と同様に審査させて頂きますが、当然に審査は厳しくなります」と常にお答えしています。

そして、断る際には「理由を一切明らかにしない」ようにしています。理由を言ったなら「差別されて精神的な苦痛を受けた」として裁判を起こされる可能性が生じますから。そうしたら日本ではほとんど勝ち目はありません。そこが韓国の裁判所と違うところで、日本には「愛国無罪」はありません。なので、問い合わせを受けた際、実際には審査が通りそうになくても「結構ですよ」と答えざるを得ません。ただし、それでは同業者さんに無駄な努力をさせかねませんので、同業者さんには本音を伝えます。「相手には伝えない」という暗黙の了解の下に、ですね。阿吽の呼吸で解かってくれます。

中国人も韓国人も、日本の不動産屋や家主さんに、そんな「つまらない気苦労」を掛けさせている、などとは夢にも思っていないでしょうけど、本当に気を使わされます。

中国人や韓国人が日本で敬遠されるのは「本国や他国での反日姿勢」より、生活習慣やモラル、日本人との価値観の違い、が大きいですね。それで断ったとしても差別には当たらないハズですがねえ・・・。


まあね、うちは私一人でやっているし、「食べていければいい」からこんなこともできるものでしょうわーい(嬉しい顔)



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2013年07月29日

かつて経験したことがない一日

昨日は、もの凄い一日であった。

まず、いつもよりすこし早めの4時20分に目が覚めたのだが、その理由が「嫌な夢」を見たからで、

うちのが、私の仕事の(不動産屋ではなさそうで、私の女房だとは知らない)取引先の男から、あの手この手でモーションをかけられていて、キッパリ断ればいいようなものなのに優柔不断な態度をとっていて、その様子を映画でも観るような感じで俯瞰して見ている、というもの。これで寝覚めがいいワケがないふらふら

ヒョイと横を見ると、うちのはいつもどおり平和な寝息を立てて熟睡中。ちょっと腹が立った(ちっ!)わーい(嬉しい顔)

今日は碌な一日にならないだろうな・・・、と覚悟して店に行ったのだが、驚くようなことが起きた。

結論から言うと、一日で5件の申し込みが入ったのである。当社の募集物件に4件、他社の物件を案内して1件。そのうち、4人のお客様は当社直のお客様。お一人だけが客付業者さんの案内によるもの。4人のうちのお二人が当社のお客様からのご紹介によるもので、お二人はネット広告の反響である。いくら時間をずらしたとしても4人のお客様を一日に全部案内して決めるなんてことは、一人で営業している私の店では不可能なことで、前もって下準備をしていたからに他ならないが、それにしても「一日で」は経験したことがない。昨日一日で一月分の給料以上の額を稼いだことになる。しかも、売買で、でなく賃貸で。

お客様が重なってしまって、私が案内できずに、家主さんに鍵開けして頂いてご本人に見に行ってもらった物件も2件あって、手抜きもいいところ。言えるのは、いいお客様に恵まれた、ということ。普通なら「自分で行って見てきてくれ」などと言ったなら信用問題なんだしたらーっ(汗)

午後、別のお客様から「今日これから伺いたいんですけど」と電話を頂いたのだが断ってしまった。そのお客様はぜったいに他の業者さんには行かないから心配ないんだけど、それでも申し訳ないことをした。

私にとっては「ここからのフォロー」が大切で、浮かれているとキャンセルの波状攻撃を受けないとも限らない。こういう時こそ最後まで丁寧なフォローを心がけなければならないものだろう。

25年間この仕事をしていて、しかもこの不動産不況の中、瞬間最大風速とはいえ「こんなこと」は初めての体験である。では昨日一日、目いっぱい駆けずり回ったのか、というとそうでもなく、ランチ後には少し昼寝もしている。「手抜きをしたり遊び心をもって仕事する」のも私のポリシーになってるし。でなければ、他の業界より遥かにストレスが溜まる不動産賃貸管理の仕事なんて続けられないものだから(*^^)v

ちょっと前まで、「旅行に行くのはいいけど、8月分の給料は大丈夫なんだろうか・・・」と不安であったが、どうにか心置きなく出かけられそうだ。本当に、お客様に大感謝、である。

で、あらためて思った。同じ疲れでも、暇で疲れるなら忙しくて疲れるほうが遥かにいいもの、と・・・。

さて、今日は少しゆっくりさせて頂こうあせあせ(飛び散る汗)


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2013年05月02日

この春(2ヶ月間)の当社の契約内容は・・・

賃貸に特化している不動産屋は2月3月は繁忙期、と言われているが、駅から離れていて個人で細々と営業しているような不動産屋はそれほどのことはない。だいいち、最近はネットで部屋探しをするお客さんばかりで不動産屋に飛び込むことなど滅多に無い。物件を探す作業まではお客さんが自分で済ませていて、不動産屋に行くのは、物件を絞って目星を付けておいて「案内」を受ける段階になってから、である。

それでも、駅前の業者さんは話は別、「とにかく入ってみよう」というお客さんの飛び込みはけっこうあるようだ。うちに問い合わせてくる業者さんはほとんどが駅前に店を構えている業者さんで、では「当社も狭くてもいいから駅前に移転しようか」、という気は起こらない。なぜなら、利益は上がるかも知れないがそれなりに無報酬のサービス業務も増えるからで、数をこなすより気の向くままのんびり働くほうが性に合っている。私は「食っていければいい」のだし。それは、この2ヶ月の売り上げにもよく表れている。

新規契約10件のうち、7件が生活保護のお客さん、うち2件はホームレスだった人なのだ。恵まれない境遇に置かれている人たちの支援活動を続けていらっしゃる市会議員の先生や、市の社会福祉協議会の職員の方、病院のケースワーカーさん、そして生活保護仲間の人たちからの紹介で、である。「不動産屋に行くなら最初にここに行くといいよ」と勧めてくださっているようで、それはとても有り難いことである。生活保護のお客さんが来店していなければ、当社の経営は立ち行かなくなっていたのだからふらふら

ただし、せっかくご紹介頂いても全てのお客さんが成約に至るワケでなく、ご期待やご要望に添いかねる場合もある。基本的に紹介者の顔は潰さないよう心がけてはいるが、稀にお客さんを叱る時もある。先日も、私の25年間の賃貸仲介生活で初めて、案内中に客を叱ってしまった。たぶん、紹介者の方には真実を語ることはなく一方的に非難されるだろうが、紹介者にはとくに連絡はしていない。こちらが何か話せば話すほど「言い訳」になってしまって立場が悪くなるのは目に見えているからで、もし連絡する機会があったとしても「力不足でお役に立てなくて済みませんでした」と言うに止まるだろう。そのほうが次に繋がるし。

生活保護のお客さんは「?」が付く人なども多くいろいろだが、私はホームレスの人の部屋探しは大好きである。上手く纏まれば「この仕事をしていて良かった」と大きな満足感が得られるし。

実は先日、当社の管理物件に入って頂いている高齢者のお客さんが来店していろいろ話していたら、私のことを「仏様のような人です」と言って涙ぐんでいたが、一方では先日のコメントのように「仏罰を受けるよ」などと言われることもある。「仏様自身が仏罰を受ける」としたなら大いなる矛盾であるが、私は二重人格でもなければ不公正な商売をしているワケでもない。お客さんによって差を付けることはよくあるが、許容誤差の範囲だと思っている。相手に「心」があればこちらもそれに応えようとするのは人情だから、である。全部のお客さんに気に入ってもらえる商売など望むべくもないのだし。同じことをしていても、相手によってはとても喜ばれることもあるし恨まれたり嫌われることもある。それは価値観や立場の違いで仕方ない。

GWが明けたら、あと二人、継続中の生活保護のお客さんの部屋探しに再び着手することになっていて、正直、気が重い。どう考えても「保護の必要は無いのでは」と思える内容だから、である。


看板こそ掲げてないが当社は今「ワケあり専門不動産」になっている。だが、私はそれでかまわないわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 07:58| Comment(6) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

いつも店に常備してある缶コーヒー

うちの店はいつも缶コーヒーが置いてある。店にはガスの設備が無いので温かいお茶を出すことが出来ない。電気ポットや茶道具などを置く場所もない。だから提供できるのは冬でも常に冷たい飲み物のみ。

一番の目的はお客さんに「お茶代わり」に出す為だが、もう一つ目的がある。それは、宅配便や郵便配達員の人が荷物や書留などを届けてくれた時に「ご苦労様、これ、飲んでって」と渡してあげる為、である。時折り、飛び込みで来店した営業マンにも渡すことがある。

そんなことをする店(人)は少ないと思う。だがそれは相手の為、ではなく自分の為、である。相手が喜んでくれるとこっちも嬉しくなる、僅かな費用で束の間の幸せがもらえる、それが目的なのだ。

もちろん、「コーヒーは飲まない」という人もいるので炭酸飲料や紅茶なども用意している。コーヒーは無糖と微糖と普通に甘いのを3種類用意してあるが、お客さんに出す時は好みを訊くが、配達員さんは忙しいので何も訊かずに微糖のを渡す。冬に冷たい缶コーヒーもないもんだが、それでも凄く喜んでくれる。

以前も書いたが、本音では別の狙いがある。私が何かの事件を起こして警察に捕まった時に、私から缶コーヒーを貰った誰かに「いえ、いい人でしたよ。そんな悪いこと出来る人とは思えないのですが・・・」と言ってもらう為、である。よくテレビで容疑者の近所の人にインタビューしているのを見るが、「なんか、道で会っても挨拶もしないし・・・、暗い人でしたねえ。そうですか、やっぱりねえ・・・」などと言われない為なのだわーい(嬉しい顔)


ところで、先日、こんなことがあった。ゆうパックの着払いで荷物が届いたのだが・・・、

送り主さんから「送料は700円です」と聞いていて、そのつもりで待っていたので配達員の方に「700円でしたね」と訊くと、「はい、そうです」とのこと。釣銭が要らないよう予め細かいのを用意しておいて渡し、荷物と領収証を受け取り、受領証に印鑑を押して、いつものように缶コーヒーと一緒に渡すと、「今日は空気が乾燥してるから喉が渇いていたので嬉しいです」と喜んでくれた。

配達員さんは年末の期間限定のバイトさんのようで、中年で主婦っぽい感じ。とても腰が低くて気持ち良い。で、出て行って改めて領収証を見ると・・・、800円、とある。慌てて外に出たが姿は無かった。

失敗した。領収証の額を確認していなかったし、配達員さんも700円と言っていたので何の疑いも持っていなかった。だが、それだと配達員さんが弁償することになるだろう。優しそうで気が弱そうな人だったので、「100円足りませんでした」と取りに来ることもないと思われる。たぶん、「缶コーヒーも頂いてるし、まあいいか」と諦めるだろうが、そういうワケにもいかないもの。それで本局に電話した。

事情を話すと調べてくれて、「4時までには伺わせます」と言っていたが、4時半まで待っても来ない。銀行に行きたかったのでドアに貼り紙をして出かけて、戻ったところにやってきた。「コーヒーまで頂いたのに不足分を集金に来ることになって・・・。いつもはこれくらいの荷物だと700円だったので、今回もてっきり700円だと思ってまして、すみませんでした」と恐縮することしきりだが、払って当たり前の差額である。私もそういう仕事をしたことがあるが、800円の送料のものを届けて100円不足していたなら歩合の足が出てしまうもの。缶コーヒーを渡したことで逆に悩ませてしまったかも・・・。かえって申し訳ないことをしたたらーっ(汗)


実は店の缶コーヒー、ネットで安く仕入れている。「同一商品2ケース以上の注文で送料無料、半額以下」という商品が出た時にしか買わない。定価で買っているなら気前よく配るなんてことはとても無理。半額以下なら気楽に渡せる。そんなもので誰かが喜んでくれるならおカネも生きる、と思っている。


posted by poohpapa at 06:45| Comment(6) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月12日

占いの「まあ、よく当たることよ」

とても重い話ではあるが、書いておきたい。


先日、貸家の留守居を引き受けているご婦人が、知人の占い師に私の運勢を見させた結果、

「今年から3年間が本当の意味での厄年」

というのが、実によく当たってきた。「当たっている」でなく「当たってきた」、つまり、そういうふうに状況が動き始めている。

大変なトラブルに何件か巻き込まれていて、中には、私が全く知らないところで事態が動いていたり、家主と入居者間のトラブルがエスカレートしてしまって私の能力と努力ではどうにも収拾がつかない案件もある。下手すると刑事事件に発展する可能性もある。その煽りで矛先が私に向いてきたなら、うちみたいな小さな会社はひとたまりもない。悪意で「潰そう」と思えば簡単に出来るのだし。

そこにもってきて、毎月の家賃の立替払い、である。うちが家賃管理をさせて頂いている貸室については例え振込みがなくても家主さんに全額送金していて、その方針は会社が潰れるまで変える気はないし、今もどうにか食べていけているのだが、「このくらい遅れたってかまわないだろう」と考える無責任な入居者が何人も集まれば相当に経営が圧迫されるのも事実で、倒産しても不思議ではない。

これ、原因が私にある、と自覚できるものであって、その結果、というなら諦めるしかないが、そうでないなら納得がいかない。この先、「理不尽な理由」が元で私が廃業することになったら、私は絶対に相手を赦さないだろう。

人間には「知恵」も「理性」もある。それを使うこともせず責任転嫁して他人を攻撃する人のなんと多いことか・・・。

お客さんや家主さんの中には本当に私を頼りにしてくださっている方もいらっしゃる。私の顔を見るのも嫌、という人が何人かいるのも知っている。こういう仕事をしていると、全員から感謝される、喜ばれる、なんてのは無理だから仕方ない。明らかな逆恨み、というのも結構ある。それも人間社会では避けられないものだろう。

世の中が不況で、例外なく不動産業界も煽りを受けていたとしても、そんなのは大した問題ではない。下手に動かずじっと耐えていればいつかは風も止むのだし。だが、人間が絡むと永遠に止むことがなかったりする。この世で一番怖いのは人間だから。

人間、誰でも「怒らせたら怖い」ものだろうが、私はとくに怖い、自分ではそう思っている。本当に心底怒ることは10年に一度あるかないかだが、今、いくつか重なっている。実のところ、爆発寸前である。

直ぐにブログに書ける話と書けない話があるが、何かの決着をみたなら充分に時期を置いてから書きたいと思う。


占いが当たっているとするなら、あと2年なんとか持ち堪えればその後にきっと光が差してくるものなんだろうな・・・、先は長いけど^_^;

それまで生きてりゃいいけどねわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 06:55| Comment(11) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

今月の家賃立て替え分

少しずつは回収しているものの今現在の管理家賃の滞納が76万2千円あって、今月はいつもより多い。もし、これに先般立ち退かせた例の悪質滞納者分が加わっていたなら87万3千円になっていた。

この不況で仕事が減り(数年前から慢性的に)20万5千円滞納している夫婦、親に頼らず学費も生活費もバイトして工面している兄弟、いつもは早めに振り込んでくださっているご家族等々、事情は様々で、私としては事前に連絡をくれたり、状況が分かっていさえすればうるさく督促はしない。ま、そうは言っても、この金額はキツイ。

うちの滞納者は、今は「悪質」とは言えない人たちばかりだが、この先は分からない。ただ、滞納額の推移で見れば、実は今の場所で開業した16年前とほとんど変わらない。景気が良くても悪くても、である。それは、家賃というものは、ほとんどが(カネが)「あるから払う」「ないから払えない」というものではなく、「なくても払ってくる」か「あっても払わない」ものだから、である。

つまり、人の性格や価値観、人間性(の比率)は昔も今も変わってないから、景気に関係なく滞納額は「ほぼ同じ幅の中」で推移する。

管理会社が家賃を立て替えて家主さんに払うことに関しては賛否あると思うが、私としては「家主さんは滞納の督促などで煩わしい思いをするのが嫌だからこそ管理会社に手数料を支払っている」と考えているし、家主さんに迷惑や心配は掛けたくないので、入居者がいる限り月初めに全額を振り込むようにしている。なので毎月の月初めは常に私個人の口座から会社に貸し出しているのが実状である。

苦学生の兄弟には「払えない時は事前に連絡くれれば私も何とか踏ん張ってるから頑張りなよ」と伝えてあって、最初は連絡をくれていたが最近は連絡を寄こさないでいて、もう2ヶ月溜まっている。

「親を当てにしないで自分たちで頑張る」という心意気に感じて大目に見てきたが、現実に親はいるのだし本人の為にもならないから、そろそろ強めに注意しようかと思っていて、悩むところだ。

不動産屋はどこも、そんなふうに家主さんや入居者、いや滞納者にまで気を遣いながら業務をしている。数日の滞納で鍵を交換したり荷物を放り出す業者(や家主)は極めて稀であって、異端なのだ。

事情や状況は分かっているから「直ぐ振り込んでくれ」とは言わないが、せめて事前に「遅れることの連絡」くらいは欲しいものだ。

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2008年10月25日

契約途中に連帯保証人が亡くなった場合の話

アパートを契約するために必要な連帯保証人、最近は両親が高齢で年金暮らし、というケースも増えている。審査の厳しい会社では「連帯保証人は現在も働いていて安定収入がある親族」という条件を崩さないところもあるが、うちはさほど厳しい要求はしない。ただし、初対面のお客様の場合は、会社の上司とか同僚、友人、という関係の人は原則的にお断りしている。会社を退職したり喧嘩別れしたなら請求に応じてくれることは無いからで、それなら年金暮らしの親のほうが安心だ。

で、入居者によっては年老いた親にしか連帯保証人を頼めないケースもあって、その親が契約の途中で亡くなると新たな連帯保証人が立てられなかったりする。その場合は保証会社を使う選択肢もあるのだが、うちの場合は、お客さんの状況によっては連帯保証人不在のまま契約を続行することがある。今まで滞納実績が全く無く人柄のいい入居者の場合は家主さんとも相談して、しいて保証会社も使わないことがある。

いや、実は、家主さんに相談しないケースもある。何かあれば私が責任を取れば済む話であって、一々お話しして心配をお掛けすることはない、と思っているからだ。賃貸管理を始めて20年になるが、幸いなことに、今までそれでしくじったことは一度もない。

保証会社を使えば安心できるが、大きな負担を強いることにもなる。

元々私は会ったこともない連帯保証人などハナから信用していない。ザックリ言ってしまえば、本人がダメダメなら連帯保証人も推して知るべしだし、本人がマトモなら連帯保証人などいなくても良い。

滅多にないが、「もう一人、別の方を連帯保証人として立てて併せて2人、連帯保証人さんが必要です」などと私に言われるようなら最悪の入居者である。もっとも、それくらいなら審査は通らないがわーい(嬉しい顔)

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2005年12月26日

もう一つの2万円のお話

先日ちょっとした副収入があった。領収書不要で5万ちょいのおカネが入ってきた。実は不動産屋をやっていると、時折、領収証が要らない臨時収入がある。領収証を出してないのだから、わざわざ台帳に載せて計上することもない。そのままお小遣いになるのだが・・・、

社長に電話して事情を話し、有り難く頂戴することになったのだが、全部自分の懐に入れる気なら社長に話すこともない。私の努力の成果でもあるからキッチリ折半して山分け、ということもしない。

社長に、「社長は2万でいいですか?」と訊くと、「ああ、いいよ」とのこと。「じゃあ、今度お会いする時に渡しますね」と言っていて、その「今度」が一昨日のリストラ会議の日であった。もちろん、M氏はそんなことは知らないし、私もM氏をも含めて分ける気など無い。

社長がM氏より早く到着したなら問題なかったが、45分も遅く来た。仕方がないので封筒に入れて、M氏の前で堂々と、「これ、僕の源泉徴収の不足分です」と渡した。社長にはそれで通じる。

他にも、小ガネが入った時にはランチくらいはご馳走する。社長は「いくら入ったの?」などと間違っても訊かない。だがM氏は違う。「ア〜タねえ、そういうのは会社に入れるか皆で分けるのが当たり前でしょ!」くらいは言うだろう。理屈は正しいが私にその気は無い。

そういうことでイチイチ話し合いを持ったことはないが、社長は「どんな仕事にも裏ガネや臨時収入は有るもの」と思っているようで、私にも「そんな余禄でも無ければ仕事なんてやってられないモンさ」と、事も無げに言う。少しぐらいの不正には目を瞑って「社員のヤル気」を呼び起こした方が得、という考え方で、「目に余れば注意をすれば良い」くらいにゆったり構えている。対経営者、ということではストレスは全く無いから、私は幸せである。

国会の証人喚問で視る「木村建設社長と篠塚東京支店長」の関係など醜悪の極みであって、うちとはまるで違う(爆)
posted by poohpapa at 06:34| Comment(0) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

灰皿は置かない!

私の循環先、どれみさんの21日の「友達がタバコを吸う場合・・・」を読んでハタと思った。そういえば数年前から、うちの店には灰皿を置いていなかった。もちろん、当初は応接テーブルの上に置いてあって、他の店同様お客さんには自由にタバコを吸って頂けるようにしていたのだが・・・、

うちのお店は面積が4.5坪で、実質的な商談スペースは3畳程度である。そこにヘビースモーカーのお客さんや業者が来てタバコを吸い始めると、帰った後も臭いが消えることはない。もちろん洋服にも染み付いてしまう。それは、タバコを吸わない人間には耐えられない理不尽な事態だ。テーブルの上に灰皿がある、ということは「断りなく吸っても良い」という暗黙の了解があると見なされるから、容赦ない副流煙攻撃を受けることになる。換気扇を回していても強烈な臭いは暫く残る。冬場は暖房効率が落ちるからとくに辛い。

商談と言ってもせいぜい1時間くらいのもので、それくらいの時間が「我慢できない」なら来てくれなくて良い、くらいに本音では思っている。それでも商売に結びつくお客さんが吸うならまだしも、「これとこれのコピーくれる?」という資料請求だけの客が、私がコピーをとる数分が我慢できなくて、ソファー(?)に座って当然のような顔をしてタバコを吸い始めると頭にくる。そいつが帰った後で、吸わない私が灰皿掃除をしなければならないワケで、そんなノは客ではない。

中にはタバコの火を点けてから灰皿をキョロキョロ探す奴もいる。
私は横目で見ながら「フン!慌てろ慌てろ!」と思っている(爆)

「タバコを吸いたいけど、資料請求だけなんで申し訳ないから我慢しよう」、と何故思えないのか!ちっとは遠慮しろ!という思いである。

たまに、「こちらには灰皿は無いのですか?」と聞かれたりもするが、そういう時は(本当はクリスタル製灰皿があるのだが)ジュースの空き缶を出すようにしている。タバコ飲みなどそれくらいの扱いで充分である。それでカチーンとくるならタバコを止めろ!

私は相手が「タバコを吸いたいんだけど(私に)申し訳ないから我慢しよう」と遠慮しているのが分かれば、逆に灰皿を出してタバコを勧める時がある。相手次第である。それでも、「ごめん、嫌味になるけど換気扇だけ付けさせてね」と空気の入れ替えだけはさせてもらう。

幸い、灰皿を置かないことでの不都合はとくに起きていない。
むしろ、タバコを吸わないお客様からは好評だ(・・・と、思う^_^;)

日本は税収の落ち込みに苦しんでいる。タバコの値段を今の5倍くらいにすれば、それで5人に4人が禁煙しても税収はほとんど変わらず嫌煙家も喜ぶ。これを「一石二鳥」と言わずして何と言うのか。
posted by poohpapa at 05:37| Comment(0) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

まさか社長からマンガを勧められるとは(*^^)v

先日、用があって社長に電話すると、あるマンガを勧められた。

「いやあ、○○クン、僕は久しぶりにマンガを読んだけど、実に面白かったよ。なんでも、作者が原作をいろんな出版社に売り込もうとしたんだけど、内容が過激すぎて、怖がってどこも引き受けなかったらしい。それが、今の出版元から売り出されたらアッと言う間に20万部売れたらしいよ。○○クンも読んでみたらいいよ」、と。

もうお分かりの方もいらっしゃるだろう。そう、「嫌韓流」である。

社長に、「社長はお買いになったんですか?もう読み終えてるんだったら貸してくださいよ」と頼むと、「うん、じゃあ今度そっちに行く時に持ってくよ」というので、今待っているところである。

ネットで内容を見てみると、たしかに面白そうである。きっとどの話も今の私にはスンナリ納得できるものだろう。けっして売らんが為に誇張された内容ではなく事実に即しているもの、とも思われる。

それにしても、日本では韓国内の反日の動きがあまり報道されないのはどうしてだろう。様々なスポンサーと密接な関わりのある大手広告代理店の作り上げた「韓流ブーム」を壊したくない、という思惑からであろうか。馬鹿なオバチャンたちを乗っけて韓国人俳優に奇声を上げさせることがマスコミの利益にはなっても国家の損失に繋がることに思い及ばないのは何故なのか。いや、分かっていて封印しているのだろうが。

あの「涙の女王」チェ・ジウにしたって、来日してファンに笑顔を振りまいていても、「竹島(独島)問題に関して、(日本人が知ることが無い韓国内で)日本についてどう発言しているかを知ったなら、いかな能天気な日本人ファンも引いてしまう」ほどの反日ぶりである。

私は初めてチェ・ジウの顔をテレビで見た時、「うわア、めっちゃ性格悪そう!」と直感した。キレイではあるが相当に裏表が有りそう、と思えたのだ。だいいち、「全日本ぽっちゃり女性同好会」代表の私としては、抱いたら小骨が刺さりそうな細さ、でアウトである(*^^)v

で、私は思想的には真ん中よりやや左寄りの人間だが、それでも、大げさな話ではなく、マスコミや能天気なファンがしていることは、国に対する背信行為、反逆行為、と思えてならない。朝日などでは「いっそ、竹島を韓国に譲って友好の島にして・・・」などと言っている輩がいるが、そんなのは国賊(売国奴)とも言えるもので、もし逆に今の韓国で国民が「独島は日本に譲って・・・」などと発言したら厳罰に処されるだろう。全く、どこの国の新聞社か、と私でさえ思える。

最近の私の記事をお読み頂いて、「アンタの言ってることは差別だ」と憤る方もおられるだろうが、不動産賃貸仲介管理という仕事をしていれば仕方ないことである。私と同業者で「韓国人、朝鮮人、中国人、大好きです」という方がいたなら是非お目にかかりたいものだ。

奴らには、本気で「北も南も無い、とにかく朝鮮人は日本から出て行け!」と思えるくらい理不尽なトラブルに日常的に巻き込まれて迷惑を被っているから、マンガが届く日がとても楽しみである。



※ 文中の「竹島問題」のリンク先は田中邦貴さんという方のHPです。この問題に関して実によく勉強なさっていて、まさに正論を述べておられます。是非ご覧になってみてください。
posted by poohpapa at 06:23| うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

社長宛の怪しい電話

朝早く、携帯が鳴った。相手は結構年配の知らない男で、番号表示から察すると中部地方から掛けてきているようだった。

「すみませんが、そちらに○○さんて方いらっしゃいますか?」
(いらっしゃいますか?って、俺まだ家で、これから朝飯だよ!)
「○○は当社の社長ですが・・・」

「あ、わたくし、5〜6年前にたいそう○○さんにお世話になった者ですが、○○さんの連絡先を知りたいのですが」
(フフン!俺も昨日勉強したんだよ、個人情報だよ個人情報!
「ああ、それでしたら、私から社長に連絡を取って、社長から掛けさせますので貴方様のお名前とご連絡先をお教えください」

てな訳で、名前と電話番号を聞いて社長に電話すると・・・、
「え〜っと、○○さんねえ、う〜ん、誰だろ・・・」
「5〜6年前に大変お世話になった、って言ってましたよ」

「ああ、それなら私より2歳ばかり年上で慶応出た○○さんだろな。お世話なんかしてないけど、なんで今頃用があるんだろ・・・???
まさか、カネ貸してくれ、ってんじゃないだろうなあ(笑)」
「大変お世話になりました、って言ってるのに、その上『カネ貸して』は無いでしょうよ」
「まあ、とにかく電話してみるか」

とのことで、会社に出てから改めて社長に電話すると、

「ああ、思ったとおり○○さんだったよ。カネの話は出なかったなあ。なんでも、今度上京するから会いませんか、って言うんだよ」、とホッとした様子。だが安心するのはまだ早い。社長には前科がある。だいいち、電話じゃ断られるから直接会って、ということもある。

過去ログにもあるが、社長は以前、連帯保証人を引き受けて本人に逃げられた挙句、今も返済を続けている。その逃げた知人が臆面も無く社長に借金を申し入れてきて、ナンとまた100万も貸しているのだ。しかも、自分が今も返済を続けていることを告げずに、である。

私はしっかり釘を刺しておいた。「カネのこと頼まれても絶対にOKしちゃダメですよ」、と。効果が無いのは充分承知しているのだが(爆)


posted by poohpapa at 05:35| うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする